はんなり京都～北山から東部の山々へ

2025年05月18日(日) [日帰り]

• GPS: 10:53
• 距離: 48.1km
• 登り: 2,817m
• 下り: 3,026m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:50
• 休憩: 1:02
• 合計: 10:52

距離 48.1km 登り 2,817m 下り 3,026m

7:41 鞍馬駅
7:52 7:53 薬王坂
8:03 8:06 竜王岳
8:11 薬王坂
8:37 8:38 江文峠
9:07 9:09 金毘羅山
9:29 翠黛山
9:55 9:59 江文峠
10:37 寒谷峠
10:46 10:49 瓢箪崩山
10:54 10:55 寒谷峠
11:17 戸寺バス停
11:34 元三大師道登山口
12:12 12:17 青龍寺
12:46 大黒山
12:52 12:53 釈迦堂
13:00 浄土院
13:06 13:07 阿弥陀堂
13:21 13:23 比叡山
13:27 13:30 四明岳駐車場
13:33 13:34 四明岳
13:39 13:42 比叡山頂駅
13:51 千種忠顕碑
13:55 13:56 展望ベンチ
14:01 14:02 水飲対陣跡碑
14:09 14:13 掛橋石鳥居
14:20 14:21 てん子山
14:44 白鳥山
14:51 14:53 瓜生山
15:03 15:04 茶山
15:12 北白川仕伏町バス停
15:31 15:32 見晴台
15:38 15:40 中尾の滝
15:47 幻の滝
15:53 出逢坂
15:59 六道の辻
16:04 16:07 大文字山
16:10 大文字山四つ辻
16:30 南禅寺山
16:43 16:44 南禅寺
16:47 蹴上駅
16:52 粟田神社入口鳥居
16:57 16:59 尊勝院
17:07 粟田山（仮）
17:11 17:12 将軍塚 青龍殿
17:16 17:17 華頂山
17:21 17:27 東山山頂公園
17:30 17:31 高台寺山国有林防火貯水槽
17:40 清水山
17:45 清閑寺山
17:49 清水山トレイル口
17:53 17:54 東山浄苑 東本願寺 総門
18:07 18:09 阿弥陀ヶ峰
18:16 新日吉神宮
18:19 東山七条
18:23 京阪本線七条駅
18:33 JR京都駅

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車

【往路】
5:35 梅田駅～5:37 淀屋橋駅 (地下鉄御堂筋線各停なかもず行, 1駅）
5:48 淀屋橋駅～6:53出町柳駅（京阪本線急行出町柳行, 19 駅）
7:00 出町柳駅～7:31鞍馬駅（叡山電鉄本線各停鞍馬行, 14 駅）

【復路】
19:59 京都駅～20:43 芦屋駅（JR東海道・山陽本線新快速姫路行, 5駅）

コース状況／危険箇所等

北山西部に比べると、整備状況は良好だったが、雨上がりの本日は全体的に滑りやすかった。金比羅山から翠黛山にかけては滑落注意の箇所があった。

写真

先週に続き、今週も京都へ。今日は、先週ゴールした鞍馬駅からスタート。

鞍馬寺の仁王前で山行の無事を祈願。雨上がりの晴れ。

竜王岳(500m)。西側の樹々が少し伐採されており...

西方向に展望が開けている。右手前に鞍馬山と鞍馬寺、左奥には朝靄に包まれた貴船山。

金毘羅山(こんぴらやま、572.45m)。途中に祠や鳥居があった。山頂周辺は露岩が目立つ。

山頂から少し下った場所からの展望。中央奥は比叡山だが、遠く感じる。

翠黛山(すいたいさん、577m)。展望なし。ここで折り返す。

瓢箪崩山(ひょうたんくずれやま、532.03m)。山名は、瓢箪を横倒しにしたような山容に由来しているらしい。

東南方向に少し展望があり、比叡山が見える。拡大して撮っているが、まだ大分遠い。

大原の里に下り立つ。高野川を通る風が心地よい。

猿はかまわない方が良いらしい。大型花火で駆逐するところ、是非見たい。

近道しようと思ったら、山道の橋が崩れていた。結局、予定ルートに戻る。

西塔 転法輪堂(釈迦堂)。延暦寺に現存する最古のお堂。

阿弥陀堂周辺。日曜なのに閑散としていた。

中継アンテナが見えると間も無く...

大比叡(おおひえい、848.3m)。地味。因みに比叡山は双耳峰で、大比叡と四明岳から成る。

ガーデンミュージアム比叡。四明岳(しめいがだけ、838m）山頂はこの敷地内にあり、登頂には同園への入場が必要なのだが、入場料1200円。外から眺めるだけにした。

駐車場からの眺めも素晴らしい。東南方向に琵琶湖や滋賀〜大阪の山々。

北側の展望。右手に比叡比良トレイルが続く。https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4291979.html

今日登ってきた金毘羅山や翠黛山も見えているようだ。

「ほふく前進めざせ10分」って？ちょうどこの辺りで、ヤマレコ上は四明岳に登頂したことになっている。

叡山ロープウェイの比叡山頂駅。八瀬から比叡山頂まで、ケーブルカーとロープウェイを乗り継いでアクセスできる。ケーブルは標高差561mで日本一、約1.3kmの距離を9分で結ぶ。それからロープウェイに乗り換えて、山頂まで約3分。片道で計1000円、多くの観光客が乗り降りしていた。

東山も2018年の西日本豪雨の影響を受けたが、北山と比べると、かなり整備が進んでいる。

ベンチのある展望ポイント。西側が見通せたが、左手奥は六甲山系か？

ケルンに埋もれる地蔵さん。

てん子山(442.2m)。かつて一乗寺山城があった場所。この後、道に迷ったうえに転倒。転倒の痛みよりも、両足が攣った痛みが強く悶絶。

瓜生山(うりゅうやま、301m)の幸龍大権現の祠、裏には石室があった。

祠の裏に山標あり。

東方向の展望。京都の街並みと中央奥には愛宕山が見える。

比叡山を振り返る。

茶山(ちゃやま、190m)。呉服豪商の別荘があった場所。

ここから大文字山へ。しばらく谷沿いを適当に渡渉しながら遡っていたところ、足にヒル！慌てて振り払い、猛ダッシュで逃げた。

中尾の滝。親子連れがピクニックしていた。ヒルは大丈夫なのだろうか？

大文字山(だいもんじやま、465.31m)。10人ほどの人がいた。「五山送り火」の山として有名だが、山頂からは火床は見えない。

しかし、眺めは素晴らしく、大阪方面が見渡せた。

洞窟！中に祠があった。

近くに滝行の場。細い滝は駒ヶ滝というらしい。

南禅寺の境内にある水路閣。レンガのアーチが美しい。

上部の水路には、琵琶湖から引かれた水が豊かに流れている。

南禅寺三門。南禅寺は臨済宗南禅寺派の大本山。歌舞伎で石川五右衛門が「絶景かな、絶景かな。」というセリフを廻す場所。

ねじりまんぽ (蹴上トンネル)。蹴上インクライン(琵琶湖疏水による舟運ルートの傾斜鉄道)の下を通り、南禅寺に向かう歩行者用トンネル。

粟田山(仮)。粟田神社の背後にあるなだらかな山。これまでいろいろな名で呼ばれてきたらしい。

華頂山(かちょうざん、216m)。この辺りと思うが、山標を見つけられなかった。

東山山頂公園から。京都タワーが見えてきた。

清水山(きよみずやま、242.5m)。展望なし。西麓に有名な清水寺があるが、山は地味。

清閑寺山(せいかんじやま、202m)。清閑寺の裏山だが、清水山南稜で清水山にへばり付いた位置にあり独立峰には見えない。

東山浄苑 東本願寺(墓地)の総門。開門は17時までだったようで、中に入れなかった。そのため、六条山登頂は断念した。

阿弥陀ヶ峰(あみだがみね、196m)。

山頂には豊臣秀吉の遺骨が埋葬されている五輪塔があった。

山頂から西に向かう長い階段で京都市街に降り立つ。

京都タワー(131m)までひとっ走り。

JR京都駅にゴール。インバウンドの波に揉まれながら、帰路につく。今日も無事、感謝。

感想

Kumainkobe

先週に続き、今週も京都へ。本日は、京都北山東部から東山コースにかけての山々を中心に歩いてきました。

スタートは、先週の終着地である叡山電鉄・鞍馬駅。京都の山々は、山頂がなだらかなものが多く、そのため展望に乏しい山も少なくありません。本日は計20座を巡りましたが、大黒山、白鳥山、南禅寺山など、気づかずに通り過ぎてしまった山もありました。そんな中でも、比叡山、大文字山、東山山頂公園からの展望は開けていて、素晴らしかったです。

雨上がりで気温も高く、湿度も相まって、中盤はかなりバテました。てんこ山の下りで転倒し、踏ん張った際に両脚が攣ったときにはさすがに焦りましたが、以降はペースを落とすことで、なんとか最後まで脚がもってくれました。

唯一の心残りは大文字山です。「五山送り火」で有名な山ですが、山頂からは火床が見当たらず、大阪方面の眺望が広がっているばかりでした。若者に尋ねたところ、火床はもっと麓寄り、西側の中腹（京都市街を望む斜面）にあるとのこと。事前の予習が不十分だったため、確認できなかったのは残念でした。

とはいえ、本日は48.1kmを10時間53分で無事完徒、感謝です。

---以下備忘録です。---
【竜王岳(500m)】
・京都府339山
・京都市左京区
・山標あり。
・三角点なし。
・西方向に展望あり。
・ケルンと経塚あり。

【金毘羅山(こんぴらやま、572.45m)】◎
・京都府の山(分県登山ガイド), 大阪周辺の山250, 京都府339山, 大原の里10名山, 京【都府の三角点峰, 関西周辺の山130
・京都市左京区
・山標あり。
・三等三角点「根王（こんおお）」　
・展望なし。付近に展望が開ける場所がいくつかあり。
・山頂部には白い露岩が目立つ
・京都府民のロッククライミングのメッカ
・麓に寂光院。

【翠黛山(すいたいさん、577m)】
・京都府の山(分県登山ガイド), 京都府339山, 大原の里10名山, 関西周辺の山130
・京都市左京区
・山標あり。
・三角点なし。
・展望なし。

【瓢箪崩山(ひょうたんくずれやま、532.03m)】
・京都府339山, 大原の里10名山, 京都府の三角点峰
・京都市左京区
・山標あり。
・三等三角点「大谷」　
・東南方向に少し展望があり、比叡山が見える。

【大黒山(728m)】
・NB
・京都市東山区
・山標あり？
・近くに金剛寺(八坂庚申堂)

【比叡山(848.1m)】◎
・ 日本三百名山, 関西百名山, 近江百山, 日本百低山, 近畿百名山, 滋賀県の山(分県登山ガイド), 京都府の山(分県登山ガイド), 日本の山岳標高1003山, 日本の山1000, 大阪周辺の山250, 日本百霊峰, 日本名山図絵, 日本百霊山, 登るとご利益がある山34, ふるさと富士百, 京都府の三角点峰, 関西周辺の山130
・大津市と京都市左京区の両府県境に位置する大比叡と左京区に位置する四明岳から成る双耳峰

【大比叡(おおひえい、848.3m)】
・京都府339山
・滋賀県大津市と京都市左京区の県境(所在地としては大津市)。
・山標あり。
・一等三角点「比叡山」
・展望なし。
・東側には天台宗総本山の延暦寺

【四明岳(しめいがだけ、838m)】
・京都府339山
・京都市左京区
・山標あり？
・展望あり。展望塔からは360°のパノラマが見渡せるらしい。
・ガーデンミュージアム比叡の敷地内にあり、登頂には入場が必要(入場料1200円)。

【てん子山(442.2m)】
・京都府339山
・京都市左京区
・三等三角点「掛橋」
・山標あり。
・三角点なし。
・展望なし。
・かつて一乗寺山城があった。

【白鳥山(331.3m)】
・NB
・京都市左京区
・三等三角点「掛橋」
・山標あり。
・展望なし。
・音羽川の背後（東）の鉢形の大きな山。
・かつて北白川城出丸があった〜応仁の乱の頃の東軍の砦跡。

【瓜生山(うりゅうやま、301m)】
・京都府339山
・京都市左京区
・山標あり。
・三角点なし。
・展望なし。付近に展望が開ける場所あり。
・かつて北白川城本丸があったとされる。
・勝軍地蔵が安置された石室
・幸龍大権現の祠

【茶山(ちゃやま、190m)】
・NB
・京都市左京区
・山標あり。
・三角点なし。
・展望なし。

【大文字山(だいもんじやま、465.31m)】
・京都府の山(分県登山ガイド) , 大阪周辺の山250, 京都府339山, 日本百低山(2017), 吉田類低山30二合目, 関西周辺の山130
・京都市左京区
・山標あり。
・三等三角点「鹿ケ谷」
・大阪方面の展望あり。
・京都の伝統行事「五山送り火」の山として有名。
・火床は西側中腹にあり。京都市街や愛宕山を一望できる。

【南禅寺山(なんぜんじやま、197m)】
・NB
・京都市左京区
・山標あり。
・三角点なし。
・展望なし。

【粟田山(あわたやま、180m)】
・NB
・京都市左京区
・山標あり。
・三角点なし。
・展望なし。

【華頂山(かちょうざん、216m)】
・NB
・京都市左京区
・山標あり。
・三角点なし。
・展望なし。

【東山山頂公園】
公園の名称は「東山山頂」であるが、東山と総称される山々の中での最高峰は標高848.3mの比叡山であり、この公園の山頂とは粟田口から高台寺の谷までの間の山塊の最高点である標高210mの華頂山の山頂近辺とのこと。

【清水山(きよみずやま、242.5m)】
・NB
・京都市東山区
・山標あり。
・三等三角点「清水山」
・展望なし。
・西麓には清水寺があり、その山号は「音羽山」

【清閑寺山(せいかんじやま、202m)】
・NB
・京都市東山区
・山標あり。
・三角点なし。
・展望なし。

【六条山(ろくじょうやま、201m)】
・京都府339山
・京都市山科区
・山標あり。
・三角点なし。
・東山浄苑内にあり(時間外は入れない)。

【阿弥陀ヶ峰(あみだがみね、196m)】
・京都府339山
・京都市東山区
・山標あり。
・三角点なし。
・西側の展望あり。
・山頂には豊臣秀吉を祀る五輪塔がある。
・天平年間(729-749)に行基が阿弥陀如来を安置したことに由来。

コメント

徘徊王™（Hi-king™）

こんにちは

ワラーチ愛用させていただいております！

赤線つなぎの旅ですね。
次が膳所経由、比叡山坂本駅でしょうか？

私も徘徊したくなってきました〜

ところで山座同定アプリは何をお使いなのでしょうか？

Kumainkobe

徘徊王™（Hi-king™）さん、こんにちは。
ワラーチ、使っていただいているようで良かったでした。

赤線繋ぎの途中ですが、すでにヒルが出てきたため、琵琶湖周辺はひとまず置いておくことにしました。次回からは大阪東側に入ろうかと考えています。

山座同定アプリはPeakFinderを使い始めました。オフラインでも使えます。
Kumainkobe ฅʕ·ᴥ·ʔฅ

yukkirate

上のアプリに関する質問ですが、peak finderで調べると、800円で有料のやつと無料のmountain&Peak Finderと2つありました。どちらでしょうか？
私はAR山ナビという無料のやつを使っていますが、もっといいやつがあれば欲しいなと思いまして。
普段から六甲縦走で慣らしていたから、50�匐瓩せ街圓�1日でサラっとできるんですね。羨ましい！

Kumainkobe

yukkirateさん、
私も最初は「AR山ナビ」を使っていたのですが、ズレが多く、山座同定がうまくいかないことが多かったため、有料のPeakFinderに乗り換えました。買い切りなので気が楽です。

「Mountain & Peak Finder」という名前は初耳でした。詳しくは調べていませんが、地図形式のようで、ARには対応していないのかもしれませんね。

基本的に公共交通機関を利用した日帰りの山行なので、荷物は軽めですし、折角ならたくさんの山に登りたいという気持ちが先に立ちます。特に走るわけではありませんが、CT0.5で計画して、ちょうどよいくらいのペースになります。たまにフルマラソンより長い距離を歩くこともありますが、初めて訪れる場所はやはり楽しいですね。

Kumainkobe ฅʕ·ᴥ·ʔฅ

yukkirate

Kumainkobeさん

ありがとうございます！有料のやつの方が山わかりやすいんですね。私もAR山ナビで目立つ山があるとわかるんですが、似た様な里山レベルだと分かりにくいなと思っていたんです。買い切りなら使ってみます！