ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8198808
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

5/21 飛龍山・長沢山 思いがけず、石楠花の花園に遭遇🎵🎵 夢の奥秩父主脈〜長沢背稜〜本仁田山を、山の精に守られてソロ長距離縦走トレイル。真夏日和で好天の一日目は、羽虫の猛襲撃(泣)。その後は気温が下がり、縦走日和で、大多摩30座の6座を一挙回収。

2025年05月21日(水) ~ 2025年05月23日(金)
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 東京都 山梨県
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
30:47
距離
57.9km
登り
4,851m
下り
5,160m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:50
休憩
0:32
合計
11:22
距離 19.7km 登り 2,607m 下り 1,224m
7:51
3
スタート地点
7:54
7:55
139
10:14
44
10:58
6
11:04
11:10
61
12:11
12:20
120
14:20
14:23
43
15:06
15:10
27
15:37
15:40
25
16:05
16:06
59
17:05
17:06
26
17:32
17:34
44
18:18
18:19
49
19:11
19:12
1
2日目
山行
9:19
休憩
0:46
合計
10:05
距離 20.1km 登り 1,057m 下り 1,625m
5:29
5:34
23
5:57
6:05
27
6:32
1
7:44
7:47
27
9:34
9:38
15
10:29
10:32
13
10:45
10:46
11
10:57
10:58
9
11:07
65
12:12
12:13
41
12:54
26
13:20
13:21
42
14:03
14:04
31
14:35
14:38
7
14:45
14:46
11
14:57
14:58
26
3日目
山行
7:41
休憩
1:45
合計
9:26
距離 18.1km 登り 1,192m 下り 2,316m
5:55
8
6:21
6:22
3
6:25
6:27
25
6:52
6
6:58
12
7:10
7:22
56
8:22
8:30
4
8:34
26
9:00
9:01
19
9:20
10
9:30
9:41
7
9:48
9:49
17
10:06
10:11
3
10:14
10:19
6
10:25
10:29
4
10:33
10:39
5
10:44
10:51
2
10:53
10:54
17
11:15
6
11:32
11
12:09
12:14
36
12:50
13:02
4
13:06
20
13:26
4
13:30
13:37
2
14:35
14:42
26
15:08
10
15:18
天候 5/21:快晴25 度? 5/22:曇りのち雨15度 5/23:雨のち曇り10度
過去天気図(気象庁) 2025年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
〇往き(高尾駅から奥多摩駅まで料金860円)
 々眸駅(05:09発)⇒立川駅(05:26着)
 ⇔川駅(05:35発)⇒青梅駅(06:04着)
 青梅駅(06:06発)⇒奥多摩駅(06:46着)
 け多摩駅・丹波山村役場線(バス)(料金1,040円)
  奥多摩駅(2番乗り場)07:00
  →丹波山村役場07:54
〇帰り(奥多摩駅から高尾駅まで料金860円)
  ̄多摩駅(出発16:06)⇒青梅駅(16:45着)
 ∪椎澑悄16:46発)⇒拝島駅(17:05着)
 G凖膠悄17:10発)⇒八王子駅(17:27着)
 と王子駅(17:40発)⇒高尾駅(17:47着)   
コース状況/
危険箇所等
【丹波天平頂上の前〜峠】
指導標識は、完備されてはいますが、間隔が空いていたり、見通しがきかなかったり、深く堆積した落葉で完全に登山道が隠れていたりで、とんでもない道迷いした個所が、多数ありました。

ルートファインディングしつつ、それでも分からなくなると、スマホ・山レコにコンパスを重ねて、進行方向を定めないと、とても安全に進めませんでした。上野原市棡原の軍刀利神社から熊倉山に登った体験が、ここでは生きています。

【前飛龍】
この場所に、関わらず、コースに所在するどの岩場も侮れず、三点確保しないと滑落しやすい場所になります。特に、筋力の衰える高齢者は、注意しないと滑落事故に遭うリスクが高くなります。
 
【飛龍山〜三条ダルミ】
天目山の巻き道も含めて、苔むした古い木の桟橋が連続するので、足を滑らせて転滑落の危険な個所が続きます。どの桟橋でも、滑ったり、つまずいて転倒すると、深い谷間に滑落することになります。
飛龍山では転落者が、時たま通った三条小屋のスタッフの方に、何日後かに助けらた話もあります。
このあと、大規模な笹原が続き、辺りは暗くなり、登山者は、誰もいない。いかにも熊の気配を感じました。ニアミスしたくないので、耳を澄まして、時々、ホイッスルを吹きまくりながら、この日の予定通り雲取山まで、縦走してしまいました。こんな場所での野宿やテント⛺は、ありえません。

【水松山(あららぎ)〜滝谷の峰〜酉谷山】
岩場を乗り越えてから踏み跡に沿って、急激に山を下りました。これが、とんでもない迷い道でした。ヤマレコでも25mの距離が出ず、警告音はでませんでした。「む〜、む〜、む〜、これは、おかしい。」
踏み跡が急になくなる異常さと、振り返ると右上方に、登山道が見えました。次に来ることがあれば、登山者が誤って谷に降らないように、ここだけはトラロープを張りたい場所になります。 

【ヘリポート〜天目山】
また、通行不能ヶ所には標識に下げてある掲示物が、落下していたりします。それでも、読み落とさないことが、退却する際の要になります。 

【瘤石山(こぶいし)〜本仁田山】
川乗山分岐を過ぎると、間もなく鋸尾根。この急峻な岩場は、このコース一番の難所で、とんでもない危険個所。岩場を降りても登山道は狭く、踏み外さないように、気を引き締めて通過しました。鞍部にあった分岐標識を見ると巻き道が、あったようです。

本仁田山の下山路は、下るも厳しい。奥多摩三大急登のひとつに数えられる「大休場尾根」のある標高1224.5mの山です。このような山では、度々、滑落事故が、起きておりますので、慎重に下山しました。

ホニタ山の名前は、ホヌタ山からきていると言われています。ヌタとは、ドロドロの沼田を意味し、この山は熊がドロ浴びする場所がある熊が好む山という事のようです(恐)

ところで今年の母の日(5月11日)に、トレイルレース中に行方不明者をだした花折戸尾根登山道は、使われておらず踏み跡も薄く、大規模なハセツネのランナーが、必ずする事前下見に行かないと登山道を外れます。すると、脇は崖になっており、日がくれると歩くのは危険です。

しかも、上述の通り熊のねぐらがあり、遭難者の捜索したボランティアの方によると、熊に威嚇にあったと言います。この登山道には迷い込まないようにしましょう。実は、翌朝から、警察の大規模な捜索が、行われましたが、見つからず打ち切られました。

安全と体力確保のためのトレランと云えども山では早出早着ですが、16時に出発するスケジュールも、常軌を逸してました。
その他周辺情報 丹波山温泉 のめこい湯[入浴料(1日)]大人(中学生以上)900円
奥多摩温泉 もえぎの湯[入浴料(3時間)]大人(中学生以上)1,050円、障がい者大人460円
バスを降りた役場前に、人影なし。
2025年05月21日 07:52撮影 by  A101KC, KYOCERA
3
5/21 7:52
バスを降りた役場前に、人影なし。
小学校右脇の登山口ゲートの開門。
2025年05月21日 08:01撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 8:01
小学校右脇の登山口ゲートの開門。
植林帯の中を黙々と、熊を気にしながら登る、登る、ひたすら登る。
2025年05月21日 08:37撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/21 8:37
植林帯の中を黙々と、熊を気にしながら登る、登る、ひたすら登る。
狭いが、よく整備されて、歩きやすい登山道を登って行きます。
2025年05月21日 09:03撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 9:03
狭いが、よく整備されて、歩きやすい登山道を登って行きます。
ミツバツツジには、いつも励まされますね。
2025年05月21日 09:06撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 9:06
ミツバツツジには、いつも励まされますね。
新緑は、心まで満たされて、とても良いですね。
2025年05月21日 09:25撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 9:25
新緑は、心まで満たされて、とても良いですね。
フキの群生地でしょうか。
2025年05月21日 09:29撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/21 9:29
フキの群生地でしょうか。
フタリシズカ
2025年05月21日 09:34撮影 by  A101KC, KYOCERA
3
5/21 9:34
フタリシズカ
ここは藤が群生しているので、ベンチがあれば、ゆっくり眺めていたい場所になります。
2025年05月21日 09:49撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 9:49
ここは藤が群生しているので、ベンチがあれば、ゆっくり眺めていたい場所になります。
ちょっと、踏み後の薄い登山道が、なんだか分かりづらい。林業者の巻いたピンクテープが、ここでは目印でしした。
2025年05月21日 09:55撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 9:55
ちょっと、踏み後の薄い登山道が、なんだか分かりづらい。林業者の巻いたピンクテープが、ここでは目印でしした。
頂上が近くなると、登山道が、こんなに広くなりました。
2025年05月21日 10:05撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/21 10:05
頂上が近くなると、登山道が、こんなに広くなりました。
やっと、丹波天平にとうちゃこ。やたらと平坦な山頂には、標識と丹波山村の無線中継器が立つてました。
2025年05月21日 10:11撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 10:11
やっと、丹波天平にとうちゃこ。やたらと平坦な山頂には、標識と丹波山村の無線中継器が立つてました。
突然ど〜んと、開けた場所に来ると、シロヤシオが満開でした。
2025年05月21日 10:18撮影 by  A101KC, KYOCERA
2
5/21 10:18
突然ど〜んと、開けた場所に来ると、シロヤシオが満開でした。
登山道に指導標識はないし、見渡す限りピンテもなく、落葉で深く覆われている。ヤマレコにコンパスを重ねて、進行方向を知り進路をとりました。コンパスが、なければ、道迷いを起こしていたでしょう。
2025年05月21日 10:24撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 10:24
登山道に指導標識はないし、見渡す限りピンテもなく、落葉で深く覆われている。ヤマレコにコンパスを重ねて、進行方向を知り進路をとりました。コンパスが、なければ、道迷いを起こしていたでしょう。
サヲウラ峠にとうちゃこです。案内標識では、三条の湯との分岐のようです。祠に無事な登山をお祈りしました。
2025年05月21日 11:04撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/21 11:04
サヲウラ峠にとうちゃこです。案内標識では、三条の湯との分岐のようです。祠に無事な登山をお祈りしました。
峠にあった案内板で、サヲウラ峠とは笹裏峠を意味するのを知りましたが、読めないので、かなになったようです。
2025年05月21日 11:06撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/21 11:06
峠にあった案内板で、サヲウラ峠とは笹裏峠を意味するのを知りましたが、読めないので、かなになったようです。
ルートファインディングどころです。道なき道を進みボーイスカウトの隊員になったようで、野外活動が何だか楽しくなった気分ですね。
2025年05月21日 11:24撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/21 11:24
ルートファインディングどころです。道なき道を進みボーイスカウトの隊員になったようで、野外活動が何だか楽しくなった気分ですね。
突然に表れるミツバツツジに癒されます。
2025年05月21日 11:34撮影 by  A101KC, KYOCERA
2
5/21 11:34
突然に表れるミツバツツジに癒されます。
平坦で、方向感覚まひ。踏み跡だけが、頼り。
2025年05月21日 11:53撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/21 11:53
平坦で、方向感覚まひ。踏み跡だけが、頼り。
これほど踏み跡が明瞭なところにでると、ホッとして安心。
2025年05月21日 12:01撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 12:01
これほど踏み跡が明瞭なところにでると、ホッとして安心。
ここは尾根筋に沿って直進です。
2025年05月21日 12:06撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/21 12:06
ここは尾根筋に沿って直進です。
熊倉山の名札と、ねじり鉢巻きの測量礎石をツーショット。
2025年05月21日 12:13撮影 by  A101KC, KYOCERA
2
5/21 12:13
熊倉山の名札と、ねじり鉢巻きの測量礎石をツーショット。
熊倉山の名札とともに、記念撮影で、休憩タイム。
2025年05月21日 12:14撮影 by  A101KC, KYOCERA
5
5/21 12:14
熊倉山の名札とともに、記念撮影で、休憩タイム。
木立の間から見えるは、これから登る前飛竜。
2025年05月21日 12:29撮影 by  A101KC, KYOCERA
2
5/21 12:29
木立の間から見えるは、これから登る前飛竜。
熊倉山から前飛龍までのミサカ尾根は、長いけど、登山者を飽きさせず楽しい。ここでは、誰かが倒木を切って下さいました。
2025年05月21日 12:30撮影 by  A101KC, KYOCERA
2
5/21 12:30
熊倉山から前飛龍までのミサカ尾根は、長いけど、登山者を飽きさせず楽しい。ここでは、誰かが倒木を切って下さいました。
測量礎石が、パカッと、割れてる。
2025年05月21日 12:37撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/21 12:37
測量礎石が、パカッと、割れてる。
どっこいしょと、倒木を越えて行きます。
2025年05月21日 12:42撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/21 12:42
どっこいしょと、倒木を越えて行きます。
今度はもっと太い倒木を越えて行きます。チェンソで切っても、動かすのが大変そうです。
2025年05月21日 13:08撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 13:08
今度はもっと太い倒木を越えて行きます。チェンソで切っても、動かすのが大変そうです。
子どもが、喜びそうなシラビソの松ぼっくりが、あたり一面に転がってる(^◇^)。
2025年05月21日 13:19撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 13:19
子どもが、喜びそうなシラビソの松ぼっくりが、あたり一面に転がってる(^◇^)。
ヨシナガムチゲが、綺麗なのでパチリ。
2025年05月21日 13:23撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 13:23
ヨシナガムチゲが、綺麗なのでパチリ。
岩場。これが、半端なしに実にきつい。
2025年05月21日 13:31撮影 by  A101KC, KYOCERA
3
5/21 13:31
岩場。これが、半端なしに実にきつい。
岩場を登り終えると前飛竜の頂上。次の目標地は飛龍山です。雲取山より、高いだぞ。
2025年05月21日 14:08撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 14:08
岩場を登り終えると前飛竜の頂上。次の目標地は飛龍山です。雲取山より、高いだぞ。
ここは、ひと頑張り。
2025年05月21日 14:11撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 14:11
ここは、ひと頑張り。
どうも前飛龍は、石楠花の群生地のようで、6月、花の咲く季節になって、花園が広がるのが、浮かびますね。写真を撮ろうにも、どうもピントが合わない😢。
2025年05月21日 14:12撮影 by  A101KC, KYOCERA
3
5/21 14:12
どうも前飛龍は、石楠花の群生地のようで、6月、花の咲く季節になって、花園が広がるのが、浮かびますね。写真を撮ろうにも、どうもピントが合わない😢。
今度はあの大菩薩嶺に、登ろう!
2025年05月21日 14:13撮影 by  A101KC, KYOCERA
2
5/21 14:13
今度はあの大菩薩嶺に、登ろう!
今晩、泊まる雲取山が、見るからに遠い〜。遠すぎると、不安が広がりますね。
2025年05月21日 14:14撮影 by  A101KC, KYOCERA
2
5/21 14:14
今晩、泊まる雲取山が、見るからに遠い〜。遠すぎると、不安が広がりますね。
自然に生える石楠花は、瑞々しいですね。
2025年05月21日 14:19撮影 by  A101KC, KYOCERA
5
5/21 14:19
自然に生える石楠花は、瑞々しいですね。
倒木に咲く花一輪。踏まないでね!
2025年05月21日 14:19撮影 by  A101KC, KYOCERA
2
5/21 14:19
倒木に咲く花一輪。踏まないでね!
どこまでも続く石楠花の群生は、圧巻だ。
2025年05月21日 14:20撮影 by  A101KC, KYOCERA
2
5/21 14:20
どこまでも続く石楠花の群生は、圧巻だ。
え~前飛龍の標識がある。丹波山村の指導標識と、位置が違うぞ。
2025年05月21日 14:21撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 14:21
え~前飛龍の標識がある。丹波山村の指導標識と、位置が違うぞ。
登山道を覆う石楠花は、もはや薮漕ぎです。満開の時期に飛龍に、もう一度、来たいなあ。
2025年05月21日 14:22撮影 by  A101KC, KYOCERA
3
5/21 14:22
登山道を覆う石楠花は、もはや薮漕ぎです。満開の時期に飛龍に、もう一度、来たいなあ。
ちょと岩稜?登り基調です。
2025年05月21日 14:57撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/21 14:57
ちょと岩稜?登り基調です。
ガンバレガンバレ、この岩稜を登り切ると、飛龍権現かな。
2025年05月21日 15:01撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 15:01
ガンバレガンバレ、この岩稜を登り切ると、飛龍権現かな。
飛龍権現とうちゃこです。
随分と時間が、かかりました。
この左手が眺望のよいハゲ岩ですが、今回はパスします。
2025年05月21日 15:07撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 15:07
飛龍権現とうちゃこです。
随分と時間が、かかりました。
この左手が眺望のよいハゲ岩ですが、今回はパスします。
巻き道をとると、登山道に巨木の横たわり。通れるんかいなと思いながら、意地で通る。
2025年05月21日 15:16撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 15:16
巻き道をとると、登山道に巨木の横たわり。通れるんかいなと思いながら、意地で通る。
山頂への近道の標識を横目に、奥秩父主脈縦走路を東にいざ、雲取山へ急ぐ。これが、中々どうして、遠い。隣の山なのに、遠いが、野営しようものなら、熊の餌食です。頑張って!
この縦走路には出ないだろうと思っていても、笹がうっそうと茂っている。本当にクマはどこから飛び出すかわからないから、スプレーも効かない。
あいにく周辺には、登山者もいない。油断大敵です。熊鈴を鳴らさず、聞き耳をたてて進むも、危ないので、時々、ホイスルを吹き鳴らしました。
2025年05月21日 15:38撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 15:38
山頂への近道の標識を横目に、奥秩父主脈縦走路を東にいざ、雲取山へ急ぐ。これが、中々どうして、遠い。隣の山なのに、遠いが、野営しようものなら、熊の餌食です。頑張って!
この縦走路には出ないだろうと思っていても、笹がうっそうと茂っている。本当にクマはどこから飛び出すかわからないから、スプレーも効かない。
あいにく周辺には、登山者もいない。油断大敵です。熊鈴を鳴らさず、聞き耳をたてて進むも、危ないので、時々、ホイスルを吹き鳴らしました。
木橋の下は、深い谷で、滑り落ちたら止まりそうにない😰。緊張、緊張。実に報道こそされませんが、転滑落して、遭難されることが、絶えない区間です。人が通らないので、運よく山小屋関係者に発見されても、早くて一週間後だそうです。遭難者は、それまで、頑張れないようです。
2025年05月21日 15:55撮影 by  A101KC, KYOCERA
2
5/21 15:55
木橋の下は、深い谷で、滑り落ちたら止まりそうにない😰。緊張、緊張。実に報道こそされませんが、転滑落して、遭難されることが、絶えない区間です。人が通らないので、運よく山小屋関係者に発見されても、早くて一週間後だそうです。遭難者は、それまで、頑張れないようです。
今度はさらに、長〜い〜木橋が、連続😢。
2025年05月21日 15:56撮影 by  A101KC, KYOCERA
3
5/21 15:56
今度はさらに、長〜い〜木橋が、連続😢。
ここが、三条の湯に宿泊したて、飛龍に向かう登山者の出合いですか。
2025年05月21日 16:06撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 16:06
ここが、三条の湯に宿泊したて、飛龍に向かう登山者の出合いですか。
辺りは暗くなってきたのに、雲取山が近くに見えない。こんなに遠かったんかいと、多少、焦ります。
2025年05月21日 16:37撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/21 16:37
辺りは暗くなってきたのに、雲取山が近くに見えない。こんなに遠かったんかいと、多少、焦ります。
行けども行けども、嫌という程、笹の原を進みます。友と行った巻機山やヨモギ峠を思いだします。
2025年05月21日 17:22撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/21 17:22
行けども行けども、嫌という程、笹の原を進みます。友と行った巻機山やヨモギ峠を思いだします。
まだまだ続く笹の原。めげずに行こう雲取山まで!
2025年05月21日 17:26撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/21 17:26
まだまだ続く笹の原。めげずに行こう雲取山まで!
疲労感一杯のところ、指導標識が、雲取山は近いぞ。ガンバレ、ガンバレと、励ましてくれます。
2025年05月21日 17:33撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/21 17:33
疲労感一杯のところ、指導標識が、雲取山は近いぞ。ガンバレ、ガンバレと、励ましてくれます。
やっと、三条ダルミにとうちゃこ。雲取山まで、あと一息のところまで来た。
2025年05月21日 18:19撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/21 18:19
やっと、三条ダルミにとうちゃこ。雲取山まで、あと一息のところまで来た。
分岐標識が、見えました。雲取山とうちゃこ。お疲れ様でした。
2025年05月21日 19:06撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/21 19:06
分岐標識が、見えました。雲取山とうちゃこ。お疲れ様でした。
おはようございます!朝の雲取山です。
2025年05月22日 05:26撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 5:26
おはようございます!朝の雲取山です。
早っ、もう、山頂一番乗りの人が、視界に入りました!
2025年05月22日 05:26撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 5:26
早っ、もう、山頂一番乗りの人が、視界に入りました!
雲取山の山頂標識と同定盤は、絵になります。
2025年05月22日 05:31撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 5:31
雲取山の山頂標識と同定盤は、絵になります。
富士山をズームアップしてみました!
2025年05月22日 05:31撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 5:31
富士山をズームアップしてみました!
雲取山荘で食事を終えて、早々に帰宅される方達。どうやら、地衣類に関係するお仕事の様です。
2025年05月22日 06:25撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 6:25
雲取山荘で食事を終えて、早々に帰宅される方達。どうやら、地衣類に関係するお仕事の様です。
山頂から雲取山荘への下りは、急峻です。
2025年05月22日 05:34撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 5:34
山頂から雲取山荘への下りは、急峻です。
雲取山荘が、見えた〜 〜。
2025年05月22日 05:53撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 5:53
雲取山荘が、見えた〜 〜。
山荘で、天候を見計らい急遽、水を2リットルを補充し、ドデカミン二本と雲取山バッジを購入しました。山荘を後にして、大ダワまでは、今日は時間節約で男坂を歩きま〜す。
2025年05月22日 06:12撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 6:12
山荘で、天候を見計らい急遽、水を2リットルを補充し、ドデカミン二本と雲取山バッジを購入しました。山荘を後にして、大ダワまでは、今日は時間節約で男坂を歩きま〜す。
地衣類 このような岩場のような所に生えた苔から、幼い木は水分を吸って、育っているから不思議ですね。
2025年05月22日 06:26撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 6:26
地衣類 このような岩場のような所に生えた苔から、幼い木は水分を吸って、育っているから不思議ですね。
大ダワ
2025年05月22日 06:31撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 6:31
大ダワ
三峯口メインルートだ。さすが良く踏み固められており、落葉も、つまずくような石もない。ここは、走れ走れコウタロウ。追いつけ追い越せ。時間節約。でも、走れない😢
2025年05月22日 06:49撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 6:49
三峯口メインルートだ。さすが良く踏み固められており、落葉も、つまずくような石もない。ここは、走れ走れコウタロウ。追いつけ追い越せ。時間節約。でも、走れない😢
前を行く学者風の登山者二人に影響されて、地衣類をパチリ。
2025年05月22日 06:49撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 6:49
前を行く学者風の登山者二人に影響されて、地衣類をパチリ。
地衣類の上に咲くスミレ。清楚ですね。
2025年05月22日 06:51撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 6:51
地衣類の上に咲くスミレ。清楚ですね。
新緑の森で、朱色の花がとても良く目立つ山つつじ。実に、朝から心が和まされる。
2025年05月22日 06:53撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 6:53
新緑の森で、朱色の花がとても良く目立つ山つつじ。実に、朝から心が和まされる。
冬季登山者向けの注意掲示板。
2025年05月22日 06:58撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 6:58
冬季登山者向けの注意掲示板。
白岩山を経て三峯神社に向かう人とは、ここで御別れ。
2025年05月22日 07:04撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 7:04
白岩山を経て三峯神社に向かう人とは、ここで御別れ。
希少種キスミレが、可愛いですね。
2025年05月22日 07:25撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 7:25
希少種キスミレが、可愛いですね。
東京都で2番目の標高だそうです。芋の木ドッケ山頂です(*`・ω・)ゞ
2025年05月22日 07:43撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 7:43
東京都で2番目の標高だそうです。芋の木ドッケ山頂です(*`・ω・)ゞ
三峯口へは、ここで最後の下山口になります。分岐指導標識
2025年05月22日 07:46撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 7:46
三峯口へは、ここで最後の下山口になります。分岐指導標識
指導標識
2025年05月22日 08:06撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 8:06
指導標識
「小屋瀬戸の頭」の名札と指導標識
2025年05月22日 08:16撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 8:16
「小屋瀬戸の頭」の名札と指導標識
石楠花の原生林
2025年05月22日 08:28撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 8:28
石楠花の原生林
指導標識
2025年05月22日 08:36撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 8:36
指導標識
石楠花
2025年05月22日 08:37撮影 by  A101KC, KYOCERA
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石楠花
指導標識
2025年05月22日 08:42撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 8:42
指導標識
2025年05月22日 09:25撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 9:25
長沢山の山頂標識が、見えました。
2025年05月22日 09:33撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 9:33
長沢山の山頂標識が、見えました。
ついに到着しました長沢山。全工程の半分。その山頂標識石とともに。
2025年05月22日 09:36撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 9:36
ついに到着しました長沢山。全工程の半分。その山頂標識石とともに。
花が咲き乱れるには、来るのが早すぎました。
2025年05月22日 10:15撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 10:15
花が咲き乱れるには、来るのが早すぎました。
直進してはいけないとの指導標識
2025年05月22日 10:18撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 10:18
直進してはいけないとの指導標識
これは、長沢稜線の中央で、天祖山からの尾根との合流地点になります。道迷いを防ぐ手立てとして、とても有難い指導標識群で、至近距離でボンボン立てられています。
す。
2025年05月22日 10:19撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 10:19
これは、長沢稜線の中央で、天祖山からの尾根との合流地点になります。道迷いを防ぐ手立てとして、とても有難い指導標識群で、至近距離でボンボン立てられています。
す。
分岐指導標識
前回登ってきた天祖山を経て日原へのエスケープルートです。
2025年05月22日 10:22撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 10:22
分岐指導標識
前回登ってきた天祖山を経て日原へのエスケープルートです。
この部分の登山道は、木の葉が吹き飛ばされて、明瞭ですね。
2025年05月22日 10:26撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 10:26
この部分の登山道は、木の葉が吹き飛ばされて、明瞭ですね。
登山道にひっくり返る巨木です。起きてくれると良いのですが、枯れ木でダメそうです。
2025年05月22日 10:52撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 10:52
登山道にひっくり返る巨木です。起きてくれると良いのですが、枯れ木でダメそうです。
滝谷の峰ヘリポート
遭難者の搬出や山火事のために、設けられてます。
2025年05月22日 10:59撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 10:59
滝谷の峰ヘリポート
遭難者の搬出や山火事のために、設けられてます。
登山道から、堕ちたら地獄で、はい上がれません。
2025年05月22日 11:03撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 11:03
登山道から、堕ちたら地獄で、はい上がれません。
分岐指導標識
2025年05月22日 11:15撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 11:15
分岐指導標識
2025年05月22日 11:30撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 11:30
地衣類 こせいたかすぎごけ (小背高杉苔)
2025年05月22日 11:38撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 11:38
地衣類 こせいたかすぎごけ (小背高杉苔)
分岐指導標識、取りつけ木が朽ちて、落下しておりました。ここは、山コレで確認しました。
2025年05月22日 11:45撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 11:45
分岐指導標識、取りつけ木が朽ちて、落下しておりました。ここは、山コレで確認しました。
2025年05月22日 12:07撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 12:07
分岐指導標識ですが、体力維持のため西谷山の山頂は巻きます。
2025年05月22日 12:13撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 12:13
分岐指導標識ですが、体力維持のため西谷山の山頂は巻きます。
西谷避難小屋への分岐指導標識です。
2025年05月22日 12:54撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 12:54
西谷避難小屋への分岐指導標識です。
分岐指導標識。
現在位置も分からずに地図を見て、あるいはエスケープルートと間違って七跳尾根に直進すると、絶対に遭難する場所です。
2025年05月22日 14:04撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 14:04
分岐指導標識。
現在位置も分からずに地図を見て、あるいはエスケープルートと間違って七跳尾根に直進すると、絶対に遭難する場所です。
写真で観ていても、踏み外すと怖い巻道です。
2025年05月22日 14:34撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 14:34
写真で観ていても、踏み外すと怖い巻道です。
一杯水避難小屋の表札
2025年05月22日 15:34撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 15:34
一杯水避難小屋の表札
一杯水避難小屋の直下に立つ標識で、巻き道が小屋を巻いています。
2025年05月22日 15:35撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/22 15:35
一杯水避難小屋の直下に立つ標識で、巻き道が小屋を巻いています。
一杯水避難小屋全景
2025年05月22日 15:36撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/22 15:36
一杯水避難小屋全景
一杯水避難小屋の水場は、ぽたぽた。ここでは、ポリタンに水をくむのは、無理です。
2025年05月23日 05:56撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/23 5:56
一杯水避難小屋の水場は、ぽたぽた。ここでは、ポリタンに水をくむのは、無理です。
指導標識
雨で、霞んでいます。ズーと、「特許許可局」と、ホトトギスの鳴く音が、追いかけてきます。
2025年05月23日 06:01撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 6:01
指導標識
雨で、霞んでいます。ズーと、「特許許可局」と、ホトトギスの鳴く音が、追いかけてきます。
真っすぐな稜線を行くです。この感じは、いいですね。
2025年05月23日 06:09撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/23 6:09
真っすぐな稜線を行くです。この感じは、いいですね。
この指導標識の後に立つ木には、登山者に下山できないと注意喚起するポスターが巻いてあります。

昨年だけでも、東京など一都三県でも五百人越えで道迷いで遭難しているといいます。疲れるとエスケープルートと迷い込むのでしょうか。

なお、令和5年度3,568人が遭難しているそうですね。長沢背稜は、見通しが利かない所が意外に多いから、迷い込むのですかね。
2025年05月23日 06:22撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/23 6:22
この指導標識の後に立つ木には、登山者に下山できないと注意喚起するポスターが巻いてあります。

昨年だけでも、東京など一都三県でも五百人越えで道迷いで遭難しているといいます。疲れるとエスケープルートと迷い込むのでしょうか。

なお、令和5年度3,568人が遭難しているそうですね。長沢背稜は、見通しが利かない所が意外に多いから、迷い込むのですかね。
この部分の登山道には、落葉が堆積していますが、林の中と違って道は、判ります。
2025年05月23日 06:23撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/23 6:23
この部分の登山道には、落葉が堆積していますが、林の中と違って道は、判ります。
棒の嶺へ向かう人とは、ここでお別れの分岐指導標識です。
2025年05月23日 06:44撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 6:44
棒の嶺へ向かう人とは、ここでお別れの分岐指導標識です。
木橋が朽ちています。強く踏むと、踏み抜けそうです。長沢背嶺には、木橋がいくつも架かっていますが、どれも古くて、苔むせており、スリープしたり、踏み抜いて転滑落しないように、慎重に渡りました。
2025年05月23日 06:48撮影 by  A101KC, KYOCERA
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木橋が朽ちています。強く踏むと、踏み抜けそうです。長沢背嶺には、木橋がいくつも架かっていますが、どれも古くて、苔むせており、スリープしたり、踏み抜いて転滑落しないように、慎重に渡りました。
登山道は、どこどこですか。踏み跡が、分からない🤷‍♀️
2025年05月23日 06:50撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/23 6:50
登山道は、どこどこですか。踏み跡が、分からない🤷‍♀️
指導標識
2025年05月23日 06:55撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 6:55
指導標識
雨が、降っているけど、カラッとしているから、疲れを感じないのですかねぇ。
2025年05月23日 06:56撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/23 6:56
雨が、降っているけど、カラッとしているから、疲れを感じないのですかねぇ。
巻道は、崩れていて、命の保証はないと掲示板が、でていますので、稜線を行くこととします。早くもエゾハルセミの大大合唱。その中をブナの森を一人進みました。

昨日の朝から、誰にも会っていません。そんな中で歩いていて、万が一、茂みからクマが突然、出てきてもどうしようもないので、時々、ホィスルを吹きました。すると、その途端にセミの音は止みました。
2025年05月23日 06:58撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/23 6:58
巻道は、崩れていて、命の保証はないと掲示板が、でていますので、稜線を行くこととします。早くもエゾハルセミの大大合唱。その中をブナの森を一人進みました。

昨日の朝から、誰にも会っていません。そんな中で歩いていて、万が一、茂みからクマが突然、出てきてもどうしようもないので、時々、ホィスルを吹きました。すると、その途端にセミの音は止みました。
がっかりさせる長年に渡り放置された巨大な倒木。
2025年05月23日 07:08撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 7:08
がっかりさせる長年に渡り放置された巨大な倒木。
蕎麦粒山頂の標識には、川乗橋へのエスケープルートが閉鎖されています。
2025年05月23日 07:15撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 7:15
蕎麦粒山頂の標識には、川乗橋へのエスケープルートが閉鎖されています。
蕎麦粒山山頂
2025年05月23日 07:15撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/23 7:15
蕎麦粒山山頂
くねくねと降りていきます。
降りたところに、熊が獲物を隠すために、掘った直径1メートル、深さ30センチメートルの穴がありました。
2025年05月23日 07:23撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 7:23
くねくねと降りていきます。
降りたところに、熊が獲物を隠すために、掘った直径1メートル、深さ30センチメートルの穴がありました。
文字が読み取れませんが、名札の付いた指導標識
2025年05月23日 07:42撮影 by  A101KC, KYOCERA
1
5/23 7:42
文字が読み取れませんが、名札の付いた指導標識
僅かな踏み跡を辿る。
2025年05月23日 07:42撮影 by  A101KC, KYOCERA
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僅かな踏み跡を辿る。
桂谷の峰山頂標識
2025年05月23日 07:45撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 7:45
桂谷の峰山頂標識
山に、もやがかかってメルヘンロード。
2025年05月23日 08:02撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/23 8:02
山に、もやがかかってメルヘンロード。
道は、続くよ。どこまでも。
2025年05月23日 08:17撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/23 8:17
道は、続くよ。どこまでも。
分岐指導標識
2025年05月23日 08:18撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 8:18
分岐指導標識
分岐指導標識
2025年05月23日 08:19撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 8:19
分岐指導標識
熊にカリカリされたばかりの案内標識
2025年05月23日 08:20撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/23 8:20
熊にカリカリされたばかりの案内標識
日向沢の峰
2025年05月23日 08:23撮影 by  A101KC, KYOCERA
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日向沢の峰
日向沢の峰
2025年05月23日 08:28撮影 by  A101KC, KYOCERA
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日向沢の峰
山頂の岩
2025年05月23日 08:29撮影 by  A101KC, KYOCERA
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山頂の岩
ゼンマイが、群生してました。おやつとしてパクリぱくり。中々、美味しかったです。
2025年05月23日 08:39撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/23 8:39
ゼンマイが、群生してました。おやつとしてパクリぱくり。中々、美味しかったです。
これが、サレバなの?
2025年05月23日 08:44撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 8:44
これが、サレバなの?
分岐指導標識
2025年05月23日 08:50撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 8:50
分岐指導標識
飛龍山が、見えてましたが、すぐにガスがかかり、見えなくなりました。
2025年05月23日 08:53撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/23 8:53
飛龍山が、見えてましたが、すぐにガスがかかり、見えなくなりました。
分岐指導標識
2025年05月23日 08:59撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 8:59
分岐指導標識
この道は、どこまでも続く。
2025年05月23日 09:19撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 9:19
この道は、どこまでも続く。
川合駅へのエスケープルートですが通行止め😢。2023年3月に解禁の百尋ノ滝〜川苔山ルートは、クラブツーリズムの登山中級Aや、奥多摩駅から休日には臨時バスが増発されるほど、川乗橋からの登山者が多い!
2025年05月23日 09:35撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/23 9:35
川合駅へのエスケープルートですが通行止め😢。2023年3月に解禁の百尋ノ滝〜川苔山ルートは、クラブツーリズムの登山中級Aや、奥多摩駅から休日には臨時バスが増発されるほど、川乗橋からの登山者が多い!
鳩ノ巣駅へのエスケープルートの分岐指導標識
2025年05月23日 09:51撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 9:51
鳩ノ巣駅へのエスケープルートの分岐指導標識
何か石柱が立ってました。
2025年05月23日 10:08撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 10:08
何か石柱が立ってました。
始めて見るシロヤシオの花チラシは、見事です。
2025年05月23日 10:09撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/23 10:09
始めて見るシロヤシオの花チラシは、見事です。
古里駅へのエスケープルートの分岐指導標識
2025年05月23日 10:11撮影 by  A101KC, KYOCERA
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古里駅へのエスケープルートの分岐指導標識
川苔山直下の分岐指導標識
ここには山小屋跡。また、隠れていた熊に、登山者が襲われた現場とか。思わず、周辺を見渡してしまいました。
2025年05月23日 10:15撮影 by  A101KC, KYOCERA
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川苔山直下の分岐指導標識
ここには山小屋跡。また、隠れていた熊に、登山者が襲われた現場とか。思わず、周辺を見渡してしまいました。
2025年05月23日 10:23撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 10:23
川苔山山頂
40年前は、この一帯に防火帯が出来たばかりで、ごつごつした感じでした。昔の高尾山のようで平らな雰囲気です。
2025年05月23日 10:25撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/23 10:25
川苔山山頂
40年前は、この一帯に防火帯が出来たばかりで、ごつごつした感じでした。昔の高尾山のようで平らな雰囲気です。
2025年05月23日 10:26撮影 by  A101KC, KYOCERA
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2025年05月23日 10:54撮影 by  A101KC, KYOCERA
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2025年05月23日 11:07撮影 by  A101KC, KYOCERA
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川苔山からくる登山道と、川苔山にデポしなかった人の登山道の合流ポイントです。棒の嶺から来た人は、ここを駆け下りて、鋸尾根に抜けていきました。
2025年05月23日 11:12撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 11:12
川苔山からくる登山道と、川苔山にデポしなかった人の登山道の合流ポイントです。棒の嶺から来た人は、ここを駆け下りて、鋸尾根に抜けていきました。
分岐指導標識には、鋸尾根は遭難者が多いから行かないように注意書きが、有りました。
2025年05月23日 11:16撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 11:16
分岐指導標識には、鋸尾根は遭難者が多いから行かないように注意書きが、有りました。
この岩場を降りてきましたが、疲れている時や、たとえこの岩場を抜けても、気が抜くと滑落する個所です。
2025年05月23日 11:36撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/23 11:36
この岩場を降りてきましたが、疲れている時や、たとえこの岩場を抜けても、気が抜くと滑落する個所です。
滑落、転落したら、止めるような木々も見当たりません。
2025年05月23日 11:52撮影 by  A101KC, KYOCERA
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滑落、転落したら、止めるような木々も見当たりません。
登山道には、檜木の実が、転がっており、足の裏全体で着地しないと、転倒し、そのまま谷間に転落します。特に岩場は、増します。
2025年05月23日 11:55撮影 by  A101KC, KYOCERA
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登山道には、檜木の実が、転がっており、足の裏全体で着地しないと、転倒し、そのまま谷間に転落します。特に岩場は、増します。
分岐標識の場所で、鋸尾根の巻き道(迂回路)と合流します。
2025年05月23日 12:10撮影 by  A101KC, KYOCERA
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分岐標識の場所で、鋸尾根の巻き道(迂回路)と合流します。
大ダワに立つ分岐指導標識ですが、珍しく距離が書いて有ります。川苔山から来た疲労困憊の人に、ここから鳩ノ巣駅に下山を促すためかも知れません。
2025年05月23日 12:14撮影 by  A101KC, KYOCERA
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大ダワに立つ分岐指導標識ですが、珍しく距離が書いて有ります。川苔山から来た疲労困憊の人に、ここから鳩ノ巣駅に下山を促すためかも知れません。
コガネムシ
2025年05月23日 12:22撮影 by  A101KC, KYOCERA
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コガネムシ
2025年05月23日 12:29撮影 by  A101KC, KYOCERA
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分岐指導標識
2025年05月23日 12:46撮影 by  A101KC, KYOCERA
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分岐指導標識
瘤高山の山頂には、特に何もありません。展望もありません。
2025年05月23日 12:47撮影 by  A101KC, KYOCERA
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瘤高山の山頂には、特に何もありません。展望もありません。
本仁田山山頂の名札と分岐指導標識
2025年05月23日 13:28撮影 by  A101KC, KYOCERA
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本仁田山山頂の名札と分岐指導標識
山頂にベンチが、あります。以前は木々が整備されて、パノラマ絶景だったのですね。50年前?
2025年05月23日 13:28撮影 by  A101KC, KYOCERA
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山頂にベンチが、あります。以前は木々が整備されて、パノラマ絶景だったのですね。50年前?
山頂にベンチが、あります。以前は木々が整備されて、パノラマ絶景だったのですね。50年前?
2025年05月23日 13:32撮影 by  A101KC, KYOCERA
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山頂にベンチが、あります。以前は木々が整備されて、パノラマ絶景だったのですね。50年前?
2025年05月23日 13:39撮影 by  A101KC, KYOCERA
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2025年05月23日 13:53撮影 by  A101KC, KYOCERA
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分岐指導標識
2025年05月23日 14:10撮影 by  A101KC, KYOCERA
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分岐指導標識
ガクウツギが本仁田山の下山路一面で、雅なる芳香を放ってました。
2025年05月23日 14:28撮影 by  A101KC, KYOCERA
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ガクウツギが本仁田山の下山路一面で、雅なる芳香を放ってました。
ここは、後少しで奥多摩駅。奥多摩三大激坂というのに、気を緩めてしまい、足を引っかけて転倒転落して遭難救助要請が多い。慎重におりました。

見た通りの余りの急坂なので、山岳救助隊の話では、お尻を着いて下りる人もいますが、そのままズルズルで、止まれません。だから、ここは頑張って歩きました。

トレランの人が、走り抜いて、姿が見えなくなりましたね。
2025年05月23日 14:31撮影 by  A101KC, KYOCERA
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ここは、後少しで奥多摩駅。奥多摩三大激坂というのに、気を緩めてしまい、足を引っかけて転倒転落して遭難救助要請が多い。慎重におりました。

見た通りの余りの急坂なので、山岳救助隊の話では、お尻を着いて下りる人もいますが、そのままズルズルで、止まれません。だから、ここは頑張って歩きました。

トレランの人が、走り抜いて、姿が見えなくなりましたね。
民家に近い所に立つ分岐指導標識ですが、珍しく上部ががりがりされている例です。
2025年05月23日 14:37撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 14:37
民家に近い所に立つ分岐指導標識ですが、珍しく上部ががりがりされている例です。
山頂に一番近い民家で、モノレールで林道まで出られ居ます。
2025年05月23日 14:38撮影 by  A101KC, KYOCERA
5/23 14:38
山頂に一番近い民家で、モノレールで林道まで出られ居ます。
ただいま、熊にも会わず、遭難もしないで、無事に戻れた自分を褒めてあげたい。車道がみえました。
2025年05月23日 14:42撮影 by  A101KC, KYOCERA
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5/23 14:42
ただいま、熊にも会わず、遭難もしないで、無事に戻れた自分を褒めてあげたい。車道がみえました。
(参考)母の日の夕方4時に本仁田山で開催されたトレランの遭難者の軌跡。
モバイルバッテリーもなくて、スマホは電源切れ。野宿しようにもセルフレスキュー装備なし。

いざ鎌倉で、救援に来てもらいたい主催者は軽くみて帰宅で、熊の生息地で夜間の孤立無援。
全て、鳩ノ巣駅近くから登り返しで、忌まわしい暗闇の中での出来ごとです。
(参考)母の日の夕方4時に本仁田山で開催されたトレランの遭難者の軌跡。
モバイルバッテリーもなくて、スマホは電源切れ。野宿しようにもセルフレスキュー装備なし。

いざ鎌倉で、救援に来てもらいたい主催者は軽くみて帰宅で、熊の生息地で夜間の孤立無援。
全て、鳩ノ巣駅近くから登り返しで、忌まわしい暗闇の中での出来ごとです。
撮影機器:

装備

MYアイテム
Takaosan fukujuso
重量:-kg
個人装備
カロリーメイト+6箱 ドリンクゼリー+6パック デカビタ500cc++2本 ポカリスエット1リットル 低温に曝された時用のポケットウイスキー 衰弱に備えて百円羊羹2本 ハチミツ小瓶250グラム 厚め純毛パンツ下着 ジャケット セーター ロードバイク用のレインウエア 寝袋と同カーバー 登山靴 毛糸の長い靴下 ストック ヘッドライト 2本 グローブ トイレットペーパー+1巻き タオル 救急セット マスク 筆記具 緊急時用に細ロープ コンパス ホイッスル ヘルメット
備考 【虫よけスプレー】一日目はコバエのような虫(実はアブか)の大群に手首を囓られて往生しました。今の時期は、一番大切なのは虫よけスプレー持参すべきだったと大反省です。

【コンパスなど】 山レコアプリの入ったスマホとモバイルバッテリー(AUKEY20000mAh), 充電ケーブル、芋ノ木ドッケから川苔山近くまで, 誰一人会うこともなく, 落葉で登山道が見えなくなるのを実感しました。これらがないと, 今回の長丁場どこかの段階で、私も奥多摩で多発する遭難事故に巻き込まれていたでしょう。GPSを起動しているので、小屋でも充電をしましたが、登山中に25%を切りましたとの警告が出た時には、そのつど充電をしましたが、3日でほぼ使い切りました。

【ホイッスル】吹くとひぐらしも鳴き止めたほどで、持ってきて良かったです。これまでは使い方がよく分からなかったのですが, 熊が餌にする笹の芽や沢の近くを通る時に吹くのが, どうやら有効なようです。ところで長沢背嶺では, めったに熊に出会わないそうですが, とにかく登山中は耳を澄まして熊の気配を絶対に聞き逃さないように集中しました。

【 ヘッドライト】リックに詰めこんたので、スイッチが押されて入り、一台は使い物になりませんでした。今回は予備品を持っていったから良かったものの、次回からは箱に入れてもって行きたいと反省です。

【ヘルメット】 倒木の下をくぐる度に頭を打ったので、持って行って良かったです。木こり用なので、風が吹き出すと音がして、天候の変わり目がわかりました。


【尿が黄色になる熱中症に警戒】
登山中に塩分を補給しないで水だけでは、発汗による電解質を補えないから水中毒になるし、スポーツドリンクでは、体内へ素早く吸収して疲労・回復を助けてくれますが、心因性多飲症による水中毒があります。

このためには、1リットルの水に、砂糖40g、塩3gを混ぜて溶かして作る経口補水液が、適度な電解質を補給することができるらしいですね。

この連休までは、一日500mlを2本で済みましたが、今回初日は猛暑で2リットルを要しました。雲取山荘で水を2リットルを水場で補給し、更にドデカミン二本を追加購入して、携帯3リットル体制に強化しました。これで、残り二日間を持たせました。

感想

この山行もダメだと感じたら、そこでエスケープルートに行くことを前提に軟弱に登り始めました。

小菅村と丹波山村の区別もできない初心者ですから、当然です。荷物も削るだけ削って、軽量化を図りました。タブレットを犠牲にして、スマホだけにしましたのでピントが甘いですが、よろしくお願いいたします。
【第一日】
さて、奥多摩駅から乗車したのは、私を含めて6人で、次から次へと降りて、丹波山村まで来たのは、私一人と心細い出だしとなりました。村立丹波小学校の脇のフェンスと熊出没地帯の掲示には、流石にまいりました。戻るわけにはいかず、続行しました。

早朝の登山は足が重く、中々、丹波天平(たばでんでえろ) につきませんでした。ここに着くと、足が若干、軽くなりました。次の目標地のサヲウラ峠への登山道は、相当に落葉が山全体に堆積しており、登山道が分かりづらい。もし山コレを知らなければ、相当に危ないのでここで退却しています。

熊倉山を下ってくるご婦人二人にお会いしましたが、雲取山荘に泊り、これから丹波山温泉に浸かり、バスで帰宅するところだと話しておられたが、帰りのバスの乗車時間までも思いを巡らして綿密に計画を立て、コースタイムをキープできるとは、素晴らしい熟練者の方のようでしたね。

前飛龍を前にして、年からしても熟練者の方から、前飛龍は、石楠花が一杯咲いていて綺麗だから、頑張りなさいと励まされました。しばらく行くと、熊避け鈴を鳴らしながら若者が下りてきた。小学校の近くで抜かしたものだというが、脳障害で顔も服装も記憶にない。聞けば前飛龍で体調が悪くなり、撤退してきたという。

標高が、飛龍山で2077m、丹波山小学校で620mだから高速登山だったので、身体が高度順応しなかったのかもしれない。激寒期の長沢背稜を踏破された方なので、ご本人にしたら心外だったかもしれませんね。私も天神尾根の避難小屋と三頭山の東峰で、スーッと意識が、遠のいたことがあります。体調リズムが良くない時の二千メートル級の山への登山は、身体が慣れなくて怖いですね。

さて、高度は2000メートルにある祠(飛龍権現?)と分岐標識からは、体力を温存して飛龍山(大洞山)山頂に登らず、〜奥秩父主脈縦走路〜を雲取山に向かいました。隣の山なのに三条ダルミまでが遠いこと遠いこと。気力が萎えました。雲取山の山頂にある分岐標識が見えた時には、真っ暗で当然、人の気配はなし。避難小屋は無人で、前回は満員とは大違いで、広い部屋に一人で驚きました。

【第二日】
雲取山荘に宿泊された皆さんが、歯を磨いておられる傍らで水2リットルを汲み、ドデカミン2本を補給しました。芋の木ドッケまでは、人影がありましたが、その後は、交差する人も途絶えました。熊と私と春ゼミだけで、事故に遭いますと、一貫の終わりです。前回は暗闇の中で、長沢山の辺りの様子は、判りませんでしたが、なんと石楠花の群生地で、ここでも花が咲いていましたが、まだ時期が早いようで、もう一度、満開時期にきてみたいです。

水松山(あららぎ)までは、前回の登山を思い出しながら、進行するので特に、違和感はありませんでした。水松山(あららぎ)を越えて行くと、意外と迷い道や木橋が存在しており、前回、東日原で八丁ゲートまでご一緒した方の苦労を想像しながら、進みましたが、結構、大変でした。西谷山避難小屋を下に見ながら、今日の行程はまだ半分だと、𠮟咤激励しながら、どんどん一杯水避難小屋を目指して、進みました。一杯水避難小屋でも、誰もおらず、前回強盗が出てきて、後日逮捕された犯人が出所したことで不安を覚えはしましたが、疲れていたので朝までぐっすり眠ってしまいました。

【第三日】
今朝は朝から雨。気温は10度。セーターを着込み、レインウエアを羽織る。リックにレインカバーを掛けるのは、初めてで妙な気がしました。今回の山行では、伐採おじさんの天目山山頂を一目見ることがもう一つの目標でしたが、登らなければ9分で次の目的地に着くコースタイのムの誘惑に駆られて、先を急ぎました。

川苔山分岐前でリックにレインカバーを掛けたご夫婦の方にお会いしました。ありえないことですが、飛龍山から初めてすれ違った方たちです。経験したことのない静かな山旅となりましたが、ここで、ご主人様は昨日宿泊したのは一杯水避難小屋でしょと言い当てられ、その上、熊の生態にとても詳しい山のベテランの方で、お話を参考に聞かせていただきました。

川苔山からの合流分岐では、登山店の店員のようなやはりリックにレインカバーを掛けて山登りに手慣れた女性が、追い越して鋸尾根にスイスイと登って行かれました。時間的には棒の峰から上がって来られたのかもしれませんが、頑張っておられました。

本仁田山の下り道、奥多摩駅からの林道歩きの長さと、棒高グラフを見てしまうと、奥多摩駅側から川苔山に登る自信が、とてもありません。

奥多摩の一番奥にある飛龍山を始め、どの山も大多摩30座リストになれば、とても行けない山ばかりでした。私も年齢的に一生の思い出になりました。願わくば、アズマシャクナゲの満開の時に飛龍山を訪れたいですね。 

      帰宅時の体重56.3kg 、体脂肪13.5%

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