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Yamareco

記録ID: 8249730
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日光・那須・筑波

皇海山のアナザースカイ

2025年06月05日(木) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 栃木県 群馬県
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
14:00
距離
29.4km
登り
2,912m
下り
2,914m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
12:46
休憩
1:24
合計
14:10
距離 29.4km 登り 2,912m 下り 2,914m
2:06
50
2:56
64
4:00
9
4:09
4:23
31
4:54
5:06
25
5:31
4
5:35
5:38
9
5:47
19
6:06
6:08
8
6:16
22
6:38
6:40
8
6:48
6:51
44
7:35
7:49
25
8:14
58
9:12
9:15
36
9:51
9:52
40
10:32
10:45
53
11:38
9
11:47
11:54
142
14:24
14:34
53
15:27
49
16:16
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山者駐車場下段に前日午後10時に入庫
その時間に4台め
トイレは手前のキャンプ場のトイレを借りることができます
コース状況/
危険箇所等
行きの鋸山への最初の鎖場(蔵王岳からの下り、垂直に近い、下の方で足の置き場がない)から楽しいゾーンへ入る
帰りの鋸山への登り返しの最初のロープが掛かっている所も上がりづらい
六林班峠への笹藪漕ぎで、僕はやらないと思っていても、笹で見えない倒木で見事に前方にダイビングした
六林班峠から庚申山荘までのトラバースは、右に落ちないように注意
その他周辺情報 庚申山荘は今シーズンまでは使用できない
銀山平のかじか、現在外来入浴できない
気合の2時スタート
庚申山荘ですっかり明るくなった
2025年06月05日 04:20撮影 by  Canon IXY 120, Canon
3
6/5 4:20
気合の2時スタート
庚申山荘ですっかり明るくなった
今日は、どういう一日になるだろうか
2025年06月05日 04:54撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
6/5 4:54
今日は、どういう一日になるだろうか
庚申山を通過
2025年06月05日 05:36撮影 by  Canon IXY 120, Canon
2
6/5 5:36
庚申山を通過
その先の展望台から
2025年06月05日 05:37撮影 by  Canon IXY 120, Canon
2
6/5 5:37
その先の展望台から
あれが皇海山と鋸山
2025年06月05日 05:37撮影 by  SO-52A, Sony
3
6/5 5:37
あれが皇海山と鋸山
だんだん近づく
2025年06月05日 05:54撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
6/5 5:54
だんだん近づく
薬師岳の北西側斜面に、コウシンコザクラの群生
風に吹かれてた
2025年06月05日 06:46撮影 by  Canon IXY 120, Canon
2
6/5 6:46
薬師岳の北西側斜面に、コウシンコザクラの群生
風に吹かれてた
また近づいた
2025年06月05日 06:52撮影 by  Canon IXY 120, Canon
2
6/5 6:52
また近づいた
白山
ここで息を整えた
2025年06月05日 06:52撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
6/5 6:52
白山
ここで息を整えた
仲良い日光ファミリー
2025年06月05日 06:52撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
6/5 6:52
仲良い日光ファミリー
錫ヶ岳と日光白根山
2025年06月05日 06:53撮影 by  Canon IXY 120, Canon
2
6/5 6:53
錫ヶ岳と日光白根山
ここが蔵王岳
最初の鎖場(ロープもあり)は下りから
下の方はほぼ垂直でかつ足を置く場所がなく、腕力に頼ってズリズリと下る
トラバース後のはしごが見える
その先のロープ場が登りづらかった

2025年06月05日 07:02撮影 by  Canon IXY 120, Canon
4
6/5 7:02
ここが蔵王岳
最初の鎖場(ロープもあり)は下りから
下の方はほぼ垂直でかつ足を置く場所がなく、腕力に頼ってズリズリと下る
トラバース後のはしごが見える
その先のロープ場が登りづらかった

ロープやハシゴを越えて、鋸山山頂
2025年06月05日 07:40撮影 by  Canon IXY 120, Canon
3
6/5 7:40
ロープやハシゴを越えて、鋸山山頂
そして皇海山着
ちょっと、おしてる
まあ、こんなもん
2025年06月05日 09:14撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
6/5 9:14
そして皇海山着
ちょっと、おしてる
まあ、こんなもん
きれいな林だ
ここまで来る価値は十分にある
2025年06月05日 09:12撮影 by  Canon IXY 120, Canon
2
6/5 9:12
きれいな林だ
ここまで来る価値は十分にある
二等三角点 皇海山
2025年06月05日 09:17撮影 by  Canon IXY 120, Canon
2
6/5 9:17
二等三角点 皇海山
燧ケ岳だ
2025年06月05日 09:17撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
6/5 9:17
燧ケ岳だ
至仏山はまだ白い
そして下ります
2025年06月05日 09:17撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
6/5 9:17
至仏山はまだ白い
そして下ります
庚申二柱大神と書かれている
奥大岳皇海山青銅の剣
2025年06月05日 09:19撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
6/5 9:19
庚申二柱大神と書かれている
奥大岳皇海山青銅の剣
ギザギザ
2025年06月05日 09:34撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
6/5 9:34
ギザギザ
不動沢のコル
群馬県の標識がある
以前は群馬県から上がって来れた
2025年06月05日 09:51撮影 by  Canon IXY 120, Canon
2
6/5 9:51
不動沢のコル
群馬県の標識がある
以前は群馬県から上がって来れた
あそこを超えてきたんだ!
2025年06月05日 09:57撮影 by  SO-52A, Sony
1
6/5 9:57
あそこを超えてきたんだ!
ここからの鋸山はみごとな尖りだなぁ
そして最後の登りへ
2025年06月05日 10:08撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
6/5 10:08
ここからの鋸山はみごとな尖りだなぁ
そして最後の登りへ
2025年06月05日 10:24撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
6/5 10:24
そして鋸山から六林班峠へ
2025年06月05日 10:50撮影 by  Canon IXY 120, Canon
2
6/5 10:50
そして鋸山から六林班峠へ
この山容が笄山と呼ばれるようになった由である
横に広い
2025年06月05日 10:50撮影 by  Canon IXY 120, Canon
3
6/5 10:50
この山容が笄山と呼ばれるようになった由である
横に広い
(?)武尊山だと思うが
2025年06月05日 10:50撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
6/5 10:50
(?)武尊山だと思うが
アズマシャクナゲ
2025年06月05日 11:03撮影 by  Canon IXY 120, Canon
2
6/5 11:03
アズマシャクナゲ
笹薮にやられた
ここを左へ
長いトラバース区間へ
2025年06月05日 11:55撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
6/5 11:55
笹薮にやられた
ここを左へ
長いトラバース区間へ
やっと樺平
2025年06月05日 13:50撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
6/5 13:50
やっと樺平
クワガタソウだ
2025年06月05日 14:09撮影 by  Canon IXY 120, Canon
2
6/5 14:09
クワガタソウだ
庚申山荘に生還!
山荘は、去年今年と使用できなかったが、これから修繕を行い来シーズンは使えるようになる
でも終わってみれば、日帰りもいいかも
2025年06月05日 14:36撮影 by  Canon IXY 120, Canon
3
6/5 14:36
庚申山荘に生還!
山荘は、去年今年と使用できなかったが、これから修繕を行い来シーズンは使えるようになる
でも終わってみれば、日帰りもいいかも
ヤマツツジが眩しい
2025年06月05日 14:43撮影 by  Canon IXY 120, Canon
3
6/5 14:43
ヤマツツジが眩しい
今日一日ありがとうございました
まだ林道歩きがあります
2025年06月05日 15:29撮影 by  Canon IXY 120, Canon
1
6/5 15:29
今日一日ありがとうございました
まだ林道歩きがあります
撮影機器:

感想

皇海山のアナザースカイ / より楽しむために

〇殻召陵獲
笄(こうがい)が山名の由来だが、笄(こうがい)が解る人はそう多くはないだろう
鋸山から六林班峠へ向けてくだり始めたら、右手の皇海山を見てほしい。横に長い山容をしている。
その山容が、女性が髪を整えるのに使う笄(こうがい)、髪掻きに似ているところからきたらしい。笄(こうがい)とは、髪を掻き揚げて髷を形作る結髪の道具、そして結髪後に髪を飾るものに変化した
笄(こうがい)は「髪掻き」の転訛で、カミカキ → カウガイ → コーガイとなった
それを当て字し(皇開→皇海)、そしていつしか誤読され、”スカイ”となったというのだ
僕が思ったのは、古くにこの山容を見て連想されたのは笄髷のことではないだろうか

参考)もっと知りたい日本髪 笄髷(ポーラ文化研究所)
https://www.cosmetic-culture.po-holdings.co.jp/culture/nihongami/009.html

珍しいお花達
道中、花を愛でるのが楽しい。
固有種であるコウシンコザクラが庚申山への登りで咲いていた。薄暗い湿気のある垂直の岩峰に張り付いて咲いていた。きれいな紫色をした小さな花だった
そして薬師岳を乗り越えて下った右側の北西側斜面に群生していた。風が出て来たこともあり、こんな山深いところに咲く姿に感動した。
最後のトラバース区間、山荘に近いところでクワガタソウが沢山咲いていた。兜の装飾である鍬形に似た作りを持っている。昆虫のクワガタ虫も同じ語源である。
そして固有種の食虫植物であるコウシンソウは見ることができなかった。ぜひ見たいものだ。

F嫉
群馬側からは入れないので、長いクラシックルートを辿らざるをえない。銀山平から入ることになるが、そこには足尾銅山の坑道があり、小滝と言う町が存在していた。今でもその遺構がある。銀山平は、そのために平らな土地になったのだ。そして、かじか荘の温泉は、もとは鉱山のためにあったものである。
ここで銅山なのになぜ銀山平なのかと疑問がわくが、銅と銀は同じところで掘り出されることが多かったようだ。
そして帰りの六林班峠から庚申山荘までの長いトラバース。帰って調べてみると、銅山が木材供給を群馬県側に頼った時期があったそうだ。今はない大きな集落ができ、そこから資材としての木材を銀山平まで索道で輸送していたようだ。そんな歴史を知っていれば、この区間ももっと楽しめただろう。

銅山支えた根利山 (上毛新聞)
https://www.jomo-news.co.jp/articles/-/537

は士喩鋲宗,蹐りんぱんとうげ
何度見ても読みづらさを感じる。
林班(りんぱん)とは山の住所、番地のようなもので、第6林班という場所、区域。それを峠の名にしたということらしい。
峠というからには、往来があったということだ。それは、前述の木材供給地としての群馬県側と銅山との間のことなのだろう

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