中ノ尾根山～柴沢～千頭山～池口岳～鶏冠山

2025年06月06日(金) ~ 2025年06月07日(土)

• GPS: 22:37
• 距離: 32.9km
• 登り: 3,477m
• 下り: 3,482m

コースタイム

1日目

• 山行: 11:03
• 休憩: 0:53
• 合計: 11:56

距離 15.7km 登り 1,982m 下り 1,053m

4:31 スタート地点
8:06 平森山
8:44 8:45 白倉山
9:23 9:39 笠松山
10:33 10:39 三又山
10:49 10:50 ドーム
11:19 11:49 中ノ尾根山
16:27 宿泊地

2日目

• 山行: 9:50
• 休憩: 0:49
• 合計: 10:39

距離 17.3km 登り 1,496m 下り 2,429m

5:31 宿泊地
7:48 7:59 千頭山
10:20 10:43 池口岳南峰
10:49 10:50 鶏冠山分岐
11:16 11:17 池口岳南峰下の水場
11:37 笹平
11:59 12:15 鶏冠山北峰
13:41 13:42 シャクナゲ沢ルート分岐
16:11 ゴール地点

天候

◎１日目・・・晴れ時々曇り

◎2日目・・・晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

◎八重河内駐車スペース

コース状況／危険箇所等

◎2104p北東尾根
特に危険箇所はなく良い獣道がありました。南側に崩壊地があり、そこから見る合地山の展望は見事で一見の価値あります。
沢への下降点も崖はありません。


◎2050南西尾根
深南部らしく尾根に乗るまで急坂です。
昔は林業が盛んな山域でしたが、この尾根は原生林のままで巨木が多く雰囲気の良い尾根でした。

◎犬切尾根
有名なシャクナゲ沢ルートから先（西）が大変でした。
地味なアップダウン・短いながらも藪、倒木帯で体力を奪われました。
稜線からの下降尾根は歩きやすいですが、着地点は等高線の通り急坂です。
特に理由がない限りシャクナゲ沢ルートの方が快適でオススメです。

写真

6/6 4:31

八重河内からスタート

6/6 4:39

鶏冠橋を渡った地点から取り付き

6/6 4:49

草地の斜面をトラバースしながら登る。以前とは違った地形になっていてコースが分からないので適当に。

6/6 4:58

以前はこんなじゃ無かったような

6/6 5:05

やっと尾根に乗った。ここからは平和

6/6 5:35

小屋到着。

6/6 6:48

尾根に乗ってからは良い道が続く

6/6 7:22

枯れ木に穴が何個も空いていて、その穴から鳥の鳴き声が聞こえた

6/6 7:23

稜線に乗りました

6/6 7:57

気持ちいい

6/6 8:06

平盛山

6/6 8:34

中ノ尾根山をのぞむ

6/6 8:44

白倉山。昔は笹の激藪だったようですが今は枯れて歩きやすい

6/6 9:22

苔に生えた花が可愛い

6/6 9:24

笠松山。この稜線にも水窪百山が多い

6/6 9:57

今年初の赤いイワカガミちゃん

三又山。
ここで寸又川右岸稜線に乗る。

6/6 10:28

後半に向けてオフィシャルドリンクをチャージ！

6/6 10:30

北を見ると鶏冠山～池口岳

6/6 10:53

穏やかな山容が特徴的な中ノ尾根山

6/6 10:58

合地山の奥に大根沢山〜大無間山

6/6 11:02

中ノ尾根登り

6/6 11:18

順調な歩みで中ノ尾根山到着。
時間に余裕があるので景色のよい南側の笹原へ。

6/6 11:23

この景色く好きなんだよなー

6/6 11:51

不動岳も見えます

6/6 12:01

中ノ尾根山からの合地山方向へ下ります

6/6 12:24

マムートのヘルメットホルダーの落とし物。

6/6 12:29

適度に藪で良い尾根

6/6 12:34

今回は合地山までいかず2104pから柴沢へ

6/6 12:35

柴沢出合に向けて下る。ますは膝丈の笹

6/6 12:41

ビックリ！
笹原の段差に佇んでいたのは幼い小鹿のバンビちゃん！
親からはぐれてしまったのか？怪我してるのか？連れて帰る訳にはいかないので兎に角心配です。

6/6 12:44

親が来て元気に暮らしてくれる事を願ってます。

6/6 12:47

崩壊地の先に合地山

6/6 12:57

背の低い笹が続き歩きやすい尾根

6/6 13:50

着地は急坂ですが、この山域にしては穏やか

6/6 13:53

柴沢に着地

6/6 14:32

まずは寝床の確保。
すぐ傍に焚火跡がありました。

6/6 14:33

少し遅いお昼ご飯（スーパーで半額だったのり弁）

幕営地近くの小沢でビールを冷やす

6/7 5:31

◎2日目
今日は予報に反して晴れ！

6/7 5:38

取り付きからは急坂ですが獣道がある。

6/7 5:41

上部はキツかったけど無事尾根に乗った

6/7 5:56

巨木が多い原生林で気持ち良い

6/7 6:08

合地山展望所。
晴れた日にこの景色が見れただけでもこの尾根に来た価値があった！

6/7 6:26

少し降りにくいけど、結構上部に水場あり

6/7 6:34

稜線に出る手前は少し藪っぽい

6/7 6:41

素晴らしい！

6/7 6:59

千頭山の稜線にでました。
折角なので軽荷で千頭山へ

6/7 7:14

昨日降りてきた尾根と合地山

6/7 7:17

稜線はイワカガミの群生地が多く癒される

6/7 7:33

木漏れ日が気持ちいい

6/7 7:48

4度目の千頭山

6/7 7:51

今日は桜エビの佃煮の混ぜご飯

6/7 8:52

ダルマ落としの大岩壁

6/7 9:03

ダルマのトラバース部分

6/7 9:06

ルートが分かりにくいので慎重に

6/7 9:18

寸又川最奥からの景色

6/7 9:21

トラバースを終えると鍋が落ちている

6/7 9:57

池口岳へ最後の登り。
昨日からの疲労が残っていたのか、ダルマトラバースで疲れてペースが落ちる

6/7 10:16

池口岳手前から南アルプス南部の展望

6/7 10:21

やっと着いた。めっちゃ疲れた。

6/7 10:51

池口岳北峰。こうしてみると迫力がある

6/7 10:55

気持ちいい草地

6/7 10:57

バイカオウレン

6/7 11:16

倒木の皮が幾何学模様に齧られた鹿アート

6/7 11:28

笹ノ平はめっちゃひさしぶり！

6/7 12:00

牛歩状態で鶏冠山に到着

6/7 12:30

ツガの巨木が多い

6/7 12:34

yamayoさんと盛り上がった木

6/7 13:51

防鹿ネット。ここがシャクナゲコース分岐。
ここまで快適だったので先もサクサク行けると思っていたが、、、

6/7 14:12

三角点

6/7 14:45

地味にチクチク嫌がらせのようなアトラクションが続く。
イバラの藪

6/7 14:55

急に岩

6/7 15:06

短いながらもめっちゃ藪

6/7 15:27

やっと下れるかな？

6/7 15:30

と思いきや下降点はもう少し先で、ここから降ります。

6/7 16:00

ひさしぶりに脚が痛くなるほど疲労したので写真は無し。
ロードに降りてめっちゃ嬉しかった。２日目の行程を甘く見ていた。

感想

kaikairei

友人の静岡百山で深南部水窪山域の山が中ノ尾根・鶏冠山・池口岳が残ってたので一気に終わらせるコースを考えた時に浮かんだコース。
梅雨入り前の貴重な晴れを使い行ってきました。

計画では１日目、２日目とも似たような疲労度だと思っていましたが、２日目がめちゃクソ疲れました！
１日目が順調だったので「よし！次はみんなで来よう！」なんて思ってましたが2度とこのコースは来ません。

キツかった分だけ印象に残る山行になると思うし、藪尾根から見えた合地山の絶景は忘れることはないでしょう。

コメント

bardaisuke

私もつい最近、黒山付近ではぐれた子鹿を見ました💦
鹿の世界もネグレクトがあるのでしょうか😱

kaikairei

20年近く登山を続けて初めての遭遇でしたが近々で見られた方がいたとは…増えすぎて困るという現状はあるものの、やはり小鹿は可愛いので元気に親と一緒に暮らしてほしいものです。

yamayo

ナイスハイク！！
以前、鶏冠山にご一緒させてもらったなあー…とレコを拝見していたら。。。

木wwwそうでしたね。

梅雨入り前に良い景色を堪能されましたね。

また、お話聞かせてください。

kaikairei

随分と前になるけど犬切尾根をyamayoさんと歩いた事を思い出してたよ。
巨木が多く気持ちの良い尾根、絡み合った木（笑）
山を一緒に歩いた記憶は忘れないね。

また変な尾根に行って楽しい思い出作ろう！

iwahibari-s

　kaikaireiさん、はじめまして。
　実は、私もその前日（木曜日）、中ノ尾根山南西の笹原で子鹿を見ましたよ（私もこのあたりは何年も歩いてますが初めてでした）。たまたま出産ラッシュだったんでしょうかね。かわいそうに、生まれたてで死んでしまった子鹿も見ました。ただ、帰りに同じ場所に親鹿がいたので、多分はぐれたわけではなかろうと考えることにしました。
　私は、木曜日は合地�兇破覬弔掘�金曜日は諸沢往復でへろへろになっていました。2104から柴沢へ下って千頭山へ登り返すというのは、私にはちょっと思いつかないルートですが、なかなか面白そうですね。いずれ挑戦してみようかなと。

kaikairei

iwahibari-sさん、コメントありがとございます。
この辺りの笹原は鹿の気配が濃く角を見つける事が多いのですが、小鹿も多く見かけるのは少し困りものですね。
個体数が増え問題になっていても、やはり可愛い小鹿ちゃんは親と一緒に元気に暮らしてほしいものです。
今回歩いたコースは合地山の展望が素晴らしかったので機会があれば是非歩いてみてください。