白砂山・高沢山とデカ露天ハシゴ

2025年06月07日(土) [日帰り]

• GPS: 09:01
• 距離: 28.2km
• 登り: 1,868m
• 下り: 1,859m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:32
• 休憩: 0:29
• 合計: 9:01

距離 28.2km 登り 1,868m 下り 1,859m

5:39 富士見峠
6:28 イカ岩の頭
6:44 6:45 八間山
7:03 黒渋の頭
7:32 中尾根の頭
7:47 7:48 堂岩山分岐
8:01 猟師ノ頭
8:14 金沢レリーフ
8:37 8:47 白砂山
8:54 8:58 白砂山中峰
9:05 白砂山
9:24 9:25 金沢レリーフ
9:37 猟師ノ頭
9:50 堂岩山分岐
9:53 9:54 堂岩山
10:06 10:07 堂岩の泊場
10:13 10:14 堂岩の泊場の近くの水場
10:18 堂岩の泊場
10:42 10:43 地蔵山
10:50 10:51 地蔵峠
11:02 ハンノ木沢
11:14 白砂山登山口
11:20 野反湖ビジターセンター
11:30 11:31 野反湖キャンプ場
12:05 12:06 エビ山
12:35 高沢山
13:03 三壁山
13:38 13:42 野反湖ビジターセンター
13:51 13:52 野反湖キャンプ場
14:13 エビ沢出合
14:40 富士見峠

天候

晴れ。少し雲

アクセス

利用交通機関：

電車 自家用車

前日夕方に軽井沢駅近くでタイムズカーを借り、草津温泉のゲストハウスKOTODAMAに前泊（素泊まり3500円）。もと古民家としてのスペースや建物構造の制約はあるものの、こぎれいで快適だった。
https://kotodama.eyado.net/#contents

コース状況／危険箇所等

雪渓歩きが十か所ぐらいあるが、滑り止めを使っている人は見かけなかった。

その他周辺情報

水が補給できるのは、写真51の沢、野反湖ビジターセンター、その北東の第一キャンプ場の自炊場、写真60の湧水。宮次郎清水はこの日は枯れていた。

下山後の温泉は尻焼温泉と西の河原露天風呂。
https://www.town.nakanojo.gunma.jp/soshiki/9/1214.html
https://onsen-kusatsu.com/sainokawara/hot-spring/

尻焼温泉は混浴で男性も水着着用が推奨されている。自分はトレラン用短パンで入った。堰堤の上を歩いて川の南側に渡ると大きめの岩があるので着替えやすいかも。

写真

6/6 20:23

前泊した草津温泉では人生初の湯畑見学。

6/7 5:24

当日朝。富士見峠（野反峠とも呼ばれる様子）から望む野反湖。これを大きく1周してくる。

6/7 5:25

駐車場の向こうには浅間山。「富士見峠」という名の通り、富士山もうっすらと頭だけ見えてみた。

6/7 5:47

いきなり寄り道してシラネアオイ群生地。1周200〜300mの周回コースになっていた。下山後に野反湖休憩舎の方に伺ったところ、先週末ぐらいがピークだったとのこと。

6/7 5:56

ムラサキヤシオ

6/7 5:58

6/7 6:02

チゴユリ

6/7 6:03

ナエバキスミレ

6/7 6:17

イワカガミ

6/7 6:20

ここまで登ってくると湖の向こうに残雪の山が現われる。左が岩菅山、右が烏帽子岳。

6/7 6:22

ツバメオモト

6/7 6:27

アズマシャクナゲ。はるか彼方のギザギザは妙義山あたり？

6/7 6:28

イカ岩ノ頭

6/7 6:30

マイヅルソウ

6/7 6:34

フモトスミレ

6/7 6:43

ミツバオーレン

6/7 6:44

白砂山が見えた。ドッシリしてるなー。

6/7 6:52

アズマシャクナゲ

6/7 6:57

帰宅後に調べたらヒメイチゲっぽい。

6/7 7:00

ミツバオーレンがとにかく咲きまくっていた。

6/7 7:06

光を受けてランプのようなシャクナゲが好き。

6/7 7:32

白砂山がめちゃカッコいい。

6/7 7:33

最高の稜線！

6/7 7:45

イワナシ

6/7 7:48

堂岩山分岐にミネザクラが咲いていたので一緒に撮ってみた。

6/7 7:49

進むにつれて少しずつ角度が変わり、少しずつ大きくなってくる。

6/7 7:50

シャクナゲと一緒に。

6/7 8:01

6/7 8:04

漁師ノ頭を超えると雪渓も見えてくる。

6/7 8:12

この雪渓は渡ったあとの夏道入口に注意。だいぶ下ったところにあった。

6/7 8:13

金沢レリーフのあたり。大きな岩をほんの数メートルへつる。

6/7 8:18

ミネザクラのアップ。普段きれいに取れないのだけれど、この子はきれいに映ってくれた。

6/7 8:36

白砂山到着！

6/7 8:37

以下、山頂からの展望を時計回りで。この写真の左端は赤城かな？　中央はるか遠くに富士見峠でも見えた富士山！ 右は浅間山。

6/7 8:37

富士山のアップも一応撮ってみた。

6/7 8:37

浅間山の左奥は八ヶ岳。まだ少し雪が見える。

6/7 8:39

左奥のハンガーみたいな形が四阿山で、中央が草津白根山、右は横手山。

6/7 8:39

北アルプスも！

6/7 8:41

左から岩菅、裏岩菅、烏帽子。

6/7 8:43

左奥が鳥甲山、正面手前は佐分利山、右の残雪は苗場山。どれも登ってないなー。

6/7 8:43

鳥甲山のアップ。

6/7 8:44

苗場山のアップ。この秋ぜひ登りたい。

6/7 8:44

そして東に続くぐんま県境稜線トレイル。

6/7 8:59

山頂でお会いした方が、もうちょい進むと群馬・新潟・長野の三国堺があると教えてくれたので来てみた。ヤマレコでは「白砂山中峰」と表示された。

6/7 9:01

ナエバキスミレ

6/7 9:23

シラネアオイってこんな高い所にも咲くんだな。

6/7 9:49

堂岩山分岐に戻ってきた。白砂山とはここでお別れ。

6/7 9:53

このあたりからほぼずっと雪渓。

6/7 10:02

滑り止めなしで歩けるけれど、やはりちょっと気を使う。

6/7 10:07

この標識から水場へ降りてみる。

6/7 10:09

写真は雑然としているけれど、冷たくておいしい沢水。

6/7 10:42

地蔵山は展望なし。気を付けていないと気付かずに通り過ぎてしましそうな地味ピーク。

6/7 10:58

ミヤマスミレ？

6/7 11:00

これがハンノキ沢かと思ったら

6/7 11:03

こっちだった。

6/7 11:03

ムラサキヤシオ

6/7 11:12

湖畔まで下ってきた。

6/7 11:20

ビジターセンター

6/7 11:25

綺麗な沢なのに「ニシブタ沢」といういうらしい・・

6/7 11:28

Googleマップに載っていた湧水（山と高原地図には載っていない）。暑いのでとてもありがたかった。

6/7 11:30

第二キャンプ場の近くは黄色の花畑！ たぶんキジムシロ。ここからエビ山に登っていく。

6/7 11:32

登山道のキジムシロカーペット。

6/7 11:33

ムラサキヤシオ。後ろの夏空が素敵。

6/7 11:59

エビの見晴らし台から。

6/7 12:03

ツマトリソウ

6/7 12:06

エビ山到着。

6/7 12:33

コミヤマカタバミ

6/7 12:35

高沢山。かなりヘバッてきた・・。

6/7 12:42

コミヤマカタバミ、もう1枚。

6/7 13:03

ラスボス、三壁山。

6/7 13:05

野反湖を見下ろす。右奥の野反峠休憩舎まで！

6/7 13:23

宮次郎清水は出ていなかった。

6/7 13:38

二度目のビジターセンター。ボトルのアイスカフェラテを買って、野反峠まで飲みながら走る。

6/7 13:52

キジムシロに囲まれた第二キャンプ場の炊事場。ここでの食事は気持ち良さそう！（指が映り込んでしまった・・）

6/7 13:55

左奥に見える野反峠休憩舎まで頑張る。

6/7 14:11

キジムシロをアップで。

6/7 14:29

体力が残っていたら最高に気持ち良いトレイルのはず！

6/7 14:36

コナシの花かな？

6/7 14:38

ヘロヘロ。坂の上に休憩舎が見えた時は天国のお城のようだった（笑）

6/7 14:44

お決まりのご褒美！

下山後、久々に温泉ハシゴをしてみた。まずは尻焼温泉。湯船も脱衣場も利用料金もなく、川底から湯が湧いてくる！

続いて草津三湯の1つ、西の河原露天風呂。男女合わせて約500�屬旅�さ！（写真は草津温泉旅館協同組合のHPより拝借）。

撮影機器：

iPhone 13 mini Apple

感想

Echigoya

鏑木毅さんの「全国トレランコースガイド」で紹介されている野反湖から白砂山の周回コースに高沢山周回を加えて走ってきた。白砂山から高沢山までの約10キロはぐんま県境稜線トレイル総長100キロの一部にもなっている。

白砂山はカッコよかった。八間山あたりで最初に見える時は東西に走る稜線を南から見上げる形。山頂から左右にどっしりと稜線を伸ばす姿は薬師岳のようだった。登るにつれて稜線を横から見通すようになって、稜線からぐっと立ち上がる三角の山容は鷲羽岳に似てくる。

花も多くて、今回初めて知る花もいくつか。登りに使った尾根が花も展望も素晴らしかったので、白砂山登山が主目的であれば、シラビソ尾根を使わずに富士見峠からピストンの方が楽しめるかも知れない。

体調いまいちで終盤が苦行モードになってしまったけれど、湖畔の散策路も花が多く、湖を見ながらの広葉樹林は気持ち良い。

ぐんま県境稜線トレイル総長100キロのうち、これで30キロ弱が終わった。全部繋がる日は果たして来るのか？