南八ヶ岳縦走｜峰の松目・箕冠山・根石岳・天狗岳・硫黄岳・横岳・赤岳（美濃戸口発着、時計回り周回）

2025年06月07日(土) ~ 2025年06月09日(月)

• GPS: 53:06
• 距離: 32.2km
• 登り: 2,795m
• 下り: 2,790m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:23
• 休憩: 0:41
• 合計: 6:04

距離 12.6km 登り 1,332m 下り 508m

8:25 美濃戸口
9:14 やまのこ村
9:21 9:28 美濃戸山荘
10:12 10:18 堰堤広場
11:16 11:35 赤岳鉱泉
11:41 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
11:48 11:49 ジョウゴ沢
13:07 13:11 赤岩の頭
13:40 峰の松目コル
13:58 14:01 峰の松目
14:14 14:15 峰の松目コル
14:29 赤岩の頭と峰の松目分岐
14:29 オーレン小屋

2日目

• 山行: 4:33
• 休憩: 1:04
• 合計: 5:37

距離 7.3km 登り 927m 下り 595m

6:30 オーレン小屋
7:20 7:23 箕冠山
7:28 根石岳山荘
7:36 7:40 根石岳
7:48 白砂新道入口
8:06 8:20 東天狗岳
8:32 8:39 天狗岳
8:55 9:08 東天狗岳
9:20 白砂新道入口
9:32 9:33 根石岳
9:39 根石岳山荘
9:45 箕冠山
10:14 10:26 夏沢峠
10:27 10:28 山びこ荘
11:36 11:45 硫黄岳
12:07 硫黄岳山荘

3日目

• 山行: 6:00
• 休憩: 1:08
• 合計: 7:08

距離 12.2km 登り 532m 下り 1,701m

6:23 硫黄岳山荘
6:51 台座ノ頭
7:17 7:18 横岳
7:27 7:28 横岳（無名峰）
7:36 7:37 三叉峰
7:49 7:59 石尊峰
8:00 8:07 鉾岳
8:09 8:19 日ノ岳
8:20 8:28 二十三夜峰
8:34 8:35 地蔵の頭
8:39 8:45 赤岳天望荘
9:15 赤岳頂上山荘
9:17 9:25 赤岳
9:28 9:29 竜頭峰分岐
9:40 キレット分岐
9:48 文三郎尾根分岐
10:06 10:07 赤岳主稜チョックストーン
10:31 赤岳・阿弥陀岳分岐
10:38 10:47 行者小屋
11:37 中ノ行者小屋跡
12:40 12:44 美濃戸山荘
12:44 美濃戸
12:51 やまのこ村
13:20 河原奥の氷柱
13:31 八ヶ岳山荘

天候

6/7：晴れ、6/8：晴れのち曇り、6/9：曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

樹林帯では登山道の一部に残雪があったものの、通行には全く支障なし（滑り止めも不要）

その他周辺情報

J&Nで前泊

写真

6/7 8:25

【1日目】
今回も美濃戸口からスタート

6/7 9:16

美濃戸登山口から望む阿弥陀岳

6/7 9:53

タチツボスミレかな？
たくさん咲いてました

6/7 10:04

キバナノコマノツメ

6/7 10:33

新緑と北沢

6/7 10:38

シロバナノヘビイチゴ

6/7 10:48

6/7 10:51

コミヤマカタバミ
北沢沿いはまさに見頃

6/7 10:53

横岳と大同心

6/7 10:57

ひときわ色鮮やかな赤い沢

6/7 11:15

そうこうしてるうちに赤岳鉱泉に到着

6/7 11:16

赤岳鉱泉から望む赤岳

6/7 11:21

赤岳鉱泉の風呂は建替中
工事が遅れている模様

6/7 11:21

赤岳鉱泉のカレーは5種類から選べる
最辛のマレーシアカレーをチョイス

6/7 12:06

赤岩の頭に向かう途中
木曽駒ヶ岳と御嶽山を望む

6/7 12:16

メボソムシクイらしい

6/7 12:37

赤岩の頭直下の登山道の残雪
南向きなのにこんなに残っていてちょっとびっくり

6/7 12:46

ホソバノヒメイチゲ

6/7 12:46

林縁で開花したばかりのコミヤマカタバミ

6/7 12:56

赤岩の頭直下に群生するハクサンシャクナゲは開花準備中

6/7 13:00

横岳、赤岳、阿弥陀岳を望む

6/7 13:05

稜線に出た
東に硫黄岳

6/7 13:06

西にこの後向かう峰の松目
そして御嶽山から北アルプスの主稜線を一望

6/7 13:10

赤岩の頭から��
硫黄岳と箕冠山越しに天狗岳、そして蓼科山を望む

6/7 13:15

赤岩の頭から��
赤岳と阿弥陀岳、奥には南アルプス

6/7 13:16

赤岩の頭から��
北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳をアップで

6/7 13:16

赤岩の頭から��
中央アルプスの主稜線を一望

6/7 13:16

赤岩の頭から��
御嶽山

6/7 13:39

赤岩の頭からは一旦下り、コルに到着

6/7 13:44

編笠山と南アルプス

6/7 13:51

峰の松目へは中々の急登

6/7 13:59

峰の松目に到着
眺望なし

6/7 14:10

峰の松目から下山中
樹々の間から硫黄岳と横岳を望む

6/7 14:39

オーレン小屋に到着

6/7 16:57

オーレン小屋の夕食
コシアブラの天ぷらは美味しかった

6/7 16:59

名物の桜鍋

6/8 6:30

【2日目】
前日登った峰の松目を眺めながら登山開始

6/8 7:20

箕冠山の賑やかな標柱

6/8 7:25

箕冠山から根石岳と天狗岳を望む
思いのほか好天だが、いつまでも持つか…

6/8 7:38

根石岳山頂から��
撮れるうちにということで赤岳と阿弥陀岳

6/8 7:38

根石岳山頂から��
北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳

6/8 7:38

根石岳山頂から��
中央アルプス

6/8 7:46

根石岳を後に東天狗岳に向かう

6/8 8:08

東天狗岳山頂

6/8 8:15

東天狗岳から望む西天狗岳

6/8 8:24

折り重なる南八ヶ岳の峰々
手前から根石岳、箕冠山、硫黄岳、赤岳、中岳、阿弥陀岳、その横に編笠山

6/8 8:33

西天狗岳から望む北岳、甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳

6/8 8:35

西天狗岳山頂から望む東天狗岳と根石岳
ヒタヒタと押し寄せてくる雲に今にも飲み込まれそう

6/8 8:36

西天狗岳山頂

6/8 8:47

東天狗岳へと引き返す

6/8 9:21

東西の天狗岳
なぜか青空が

6/8 9:32

行く手には厚い雲が広がる

6/8 9:51

箕冠山から望む根石岳と天狗岳

6/8 9:56

箕冠山に咲くミツバオウレン

6/8 10:12

夏沢峠手前から望む硫黄岳

6/8 10:41

ウスバスミレ

6/8 11:00

硫黄岳山頂が見えてきた

6/8 11:04

前日に登った峰の松目とオーレン小屋

6/8 11:05

ケルンが見えてきた
山頂まで7つあるが、ここから見えるのは6つまで

6/8 11:16

箕冠山、根石岳、天狗岳を振り返る

6/8 11:17

硫黄岳の北斜面に咲くキバナシャクナ

6/8 11:22

こちらは蕾
昨年よりも遅い咲き始め

6/8 11:29

硫黄岳の爆裂火口

6/8 11:30

コメバツガザクラ
今が見頃、稜線でたくさん見かけました

6/8 11:36

硫黄岳山頂に到着

6/8 11:37

硫黄岳山頂から望む横岳、赤岳、阿弥陀岳
どんより厚い雲が垂れ込めていたものの、ピークには掛からず大満足の景色

6/8 11:49

硫黄岳山頂付近に咲くミネズオウ

6/8 11:52

赤岳を眺めながら小屋へと下る

6/8 11:59

稜線に咲くミヤマキンバイ
これも咲き始め

6/8 17:36

硫黄岳山荘の夕食はいつものメニュー

6/8 17:51

お膝元の諏訪・岡谷の地酒が充実

6/9 5:18

【3日目】
早朝はいい天気
小屋前から望む硫黄岳と

6/9 5:18

台座ノ頭
この青空がいつまで持つか…

6/9 6:28

出発してすぐオヤマノエンドウがお出迎え
まさに見頃、たくさん咲いてました

6/9 6:29

大同心と阿弥陀岳を眺めながら、まずは台座ノ頭へと向かう

6/9 6:58

朝露に濡れるキバナシャクナゲ

6/9 7:08

出発から30分、あっという間に雲に包まれた稜線
鎖場の手前でヘルメットを装着

6/9 7:12

横岳の岩場に咲くツクモグサ
ここからが今回の縦走のハイライト

6/9 7:17

横岳奥の院
赤岳に次ぐ標高

6/9 7:17

横岳山頂のオヤマノエンドウ

6/9 7:20

コメバツガザクラ

6/9 7:38

石尊峰周辺のミネズオウ

6/9 7:39

イワウメ

6/9 7:41

ハクサンイチゲ

6/9 7:44

この日見かけた中で一番開いていたツクモグサ

6/9 7:49

石尊峰周辺のキバナシャクナゲ

6/9 7:49

石尊峰から日ノ岳の区間はツクモグサが見頃

6/9 7:54

ミヤマキンバイ

6/9 7:55

ハクサンイチゲとオヤマノエンドウ

6/9 7:57

ツクモグサを見る度に写真を撮ったりして中々前に進めない

6/9 8:00

石尊峰を通過

6/9 8:08

チョウノスケソウの蕾

6/9 8:09

一日でこんなにツクモグサを見たのは初めて（写真はかなり間引いたけど）

6/9 8:19

日ノ岳を下る

6/9 8:20

ウラシマツツジ

6/9 8:25

この日見かけた唯一の開花済みのチョウノスケソウ

6/9 8:25

ハクサンイチゲ

6/9 8:35

ようやく地蔵ノ頭に到着
いつにも増して時間がかかったのはツクモグサ効果

6/9 8:48

ミヤマタネツケバナ？

6/9 8:51

さていよいよラスボス

6/9 8:52

赤岳に咲くキバナシャクナゲ
心なしかピンクが濃いめ

6/9 8:55

イワヒバリ

6/9 9:18

赤岳山頂に到着

6/9 9:21

厚い雲に覆われ眺望ゼロのため仕方なく標柱を撮る…

6/9 9:31

竜頭峰分岐からの下り

6/9 9:40

6/9 9:50

文三郎尾根を下り始める頃になって、山頂付近のガスが徐々に抜けてきたような…

6/9 9:57

どこからか声がすると思ったら、楽しそうなパーティが

6/9 10:01

さっきまで見えなかった中岳と阿弥陀岳

6/9 10:12

横岳も姿を現した

6/9 10:46

行者小屋から赤岳を望む

6/9 10:53

南沢から望む横岳

6/9 11:19

南沢に咲くキバナノコマノツメ

6/9 11:24

コイワカガミ
今回の縦走で初めて見かけた

6/9 11:37

山頂でお参りしたばかり

6/9 12:26

最後にもう一つお楽しみが
ホテイランで締め括れて大満足

6/9 12:26

ホテイランはそろそろ終盤

6/9 12:50

やまのこ村の脇に咲くクリンソウ

6/9 14:20

下山後、J&Nでランチ
ちょうどビーフシチューの仕込みが始まったところで、その匂いに釣られてステーキを注文

撮影機器：

SO-53B Sony

感想

ridgewalker

このところ毎年恒例になっている初夏の南八ヶ岳縦走。
今回はかつてお世話になった方にイジられた一言を思い出し、定番コースに峰の松目を組み込んでみた。

また、キバナシャクナゲとツクモグサを見るため、例年より1ヶ月ほど時期を前倒し。
これが大当たり。
キバナシャクナゲは開花が遅れまだ咲き始めだったが、ツクモグサはちょうど見頃。
ツクモグサに見惚れて足が中々前に進まず、横岳の通過にいつも以上に時間がかかってしまった。

最後はホテイランのおまけ付き。
最終日の天気が今一つで眺望を楽しめなかったことを除けば、十二分に楽しめた3日間だった。