浜益岳 幌川南西尾根から

2016年03月22日(火) [日帰り]

• GPS: 07:56
• 距離: 20.0km
• 登り: 1,618m
• 下り: 1,617m

コースタイム

5:30　最終果樹園
6:55　しょかんべつ橋（〜7:10）
9:40　前衛峰手前で退却→Co1000付近へ
10:20　再度出発
10:45　浜益岳
12:00　しょかんべつ橋
13:20　下山

天候

曇り、風強し

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

幌天狗・群別岳への入り口となる最終果樹園から、今日は隣りの浜益岳を目指してみた。

最終果樹園〜しょかんべつ橋：林道歩き5.5km。廃道状態で、随所に崩落もある。
しょかんべつ橋〜Co879.8：標高差約500mを一気に登る急登。Co750付近にある岩場は、往路は左寄りのルンゼを強引に直登したが、復路は稜線コルからトラバースして右寄りに当てた。復路のルートが無難か。
Co879.8〜浜益岳：尾根の幅は広く、樹木は疎であるため、悪天時は特に復路で道迷いしやすいと思われる。

写真

最終果樹園をスタート。このゲートを右に行くと幌天狗につながる。

まっすぐに造られた林道をひたすら歩く。

雪がこんもりのしょかんべつ橋が見えてきた。いよいよ尾根に取り付く！

少しずつ見晴らしが良くなってきた。

難関の岩場。地形図にも載っていなかったので、ルート取りに迷った。

稜線に出たが、浜益岳は雲の中…。

視界が悪くなってきた。

おまけに風も出てきて、いよいよ進退窮まった感じが。

ここは無理せず、一旦標高を下げて待機しよう。このままでは進めない。

予報では、この後晴れるハズ。一度Co1000辺りまで下りる。

ちょっとずつ陽の光が差してきた。

ものすごい速さで雲が流れていく。

相変わらず風は強いけれど、視界は利くようになってきた。今なら行ける！

再度出発。スノーシューをデポ、アイゼンピッケルで、ガシガシ登っていく。

山頂ロックオン。

去年登った雄冬山や浜益御殿が見えた。懐かしい。

ラストの登りは緩やか。爆風で体が持っていかれそう。

ここが頂上！という写真を一枚だけ撮って、すぐに退散。

前衛峰から下はくっきり晴れていた。

群別岳も見える。いつか行きたいなぁ。

稜線から幌川へ向かって高度を下げていく。

岩場も右からクリア。

尻すべり 兼 滑落停止訓練。

あっという間にしょかんべつ橋へ戻ってきた。

浜益岳は再び雲に隠れてしまった。本当にあのタイミングだけだったんだ。

無事に到着。

浜益温泉に立ち寄った。相変わらず良いお湯です。

感想

holstein425

通常は御殿経由で登られることが多い浜益岳を、幌川南西尾根から目指してみました。

急登途中の岩場や爆風の稜線など、思いの外難関揃いでしたが、コンディションが良ければスキーでも楽しめそうなルートでした。ネット上では、山頂南面を幌川へ向かって滑っている方の情報もあり、まだまだ色んなルートを開拓できそうです。

※後日追記
僕が登った4日後に、masatomさんとyurineさんがスキーで登られていたようです。天候にも恵まれたようで、羨ましいです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-835558.html