トップでスタート、どん尻で登頂、日光奥白根山へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 584m
- 下り
- 580m
コースタイム
- 山行
- 4:25
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 4:55
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
標識も完備。トレースもバッチリで地図も要らないくらい。 |
その他周辺情報 | 白根温泉800円です。源泉掛け流しで空いており快適 |
写真
感想
谷川岳に行こうか奥白根山へ行こうか迷った。今年は冬山とスキーをセットで楽しむツアーを楽しんでいる。雪が少ない今年は時期を失したらスキーが出来なくなってしまうので取りあえず、スキーが出来る奥白根山に行くことにした。
webのルート検索では片道所要4時間となっているので、ちょっと余裕を見て午前4時に家を出た。前回、大渋滞に巻き込まれた環八もこの時間ならスイスイ走れる。
平日無料の丸沼高原スキー場には午前7時に着いた。すでにセンターハウス前の駐車場には20台ほどがとまっており、誘導員が次々に到着する車を誘導していた。ロープウェイの運行は午前8時30分なので付近を散策することにした。
車中泊が出来る第一駐車場に行ってみたら武尊山の眺めが素晴らしかった。武尊山を正面に見ながら車中泊するのも悪くない。ただトイレが遠いのが難点だ。
食事をしたの着替えをしているうちにセンター駐車場は満車になってしまった。春休みなので子供連れや大学生などのスキー客が目についた。でも土日の混雑とは問題にならないだろう。
登山届けを出してシニアの一日券を購入する。本当なら食事券が付いて3000円のサービスデーの月曜か金曜に来たかったが、なかなか天気が良い日がないのだ。スキーだけだったら曇り空でもいいのだが、山登りがメインなので天気が良い日に来たいのだ。今日は、雲一つない快晴だ。
今日の登山者は見た限りでは私を含めて7名だった。すでに準備体操もしてあったので山頂駅に着いたらすぐに歩き出した。もうこの時期になるとどか雪はないのでしっかりトレースがついている。しばらくは山腹を巻くようにつけられた樹林帯の道を行く。標識もしっかり付いているので迷うことはない。
途中、傾斜がきつくなったあたりでチェーンスパイクを着ける。本来なら12本爪のアイゼンの方がいいのだが、購入以来使ったことのないチェーンスパイクなので使ってみたかったのだ。結果的には、チェーンスパイクでは雪面の食い込みが弱いので、最低でも6本爪にすればよかったと思った。
一番にスタートしたのにどんどん追い越され、早くも森林限界に出るまでにどん尻になっていた。別に急ぐこともないので、景色を楽しみながら、写真を撮りながらマイペースで登った。
樹林帯の途中でも、武尊山や至仏山の眺めの良い場所があったが、樹林帯を抜けたら一気に展望が広がった。皇海山から谷川岳、苗場山、巻機山、平ヶ岳、尾瀬の山々が一望だ。疲れを忘れる展望だ。やっぱり山は天気の良い日に登るに限る。
一部、地表が現れている登山道を小一時間も登ると山頂に着く。一緒にロープウェイに乗ってきた若者たちがくつろいでいた。みんなが一番年長の私をいたわってくれたのが嬉しい。自分ではそんな歳だとは思っていないが若者たちから見ればいい歳のおっさんなんだろう。
山頂からの展望は東北以北では最高峰だけあって文句のない展望だ。だいたいの山は指呼できたが、日光湯元スキー場から登ってきたという若者は実に山の名前を知っていていろいろ教わった。なかでもはるか北方に見えていた飯豊山は、この若者に教わらなくてはわからなかったと思う。
今日の山頂にいる若者たちは実に楽しくて気さくで明るい。時々いる暗い感じのハイカーとは全くことなり、素直に山を楽しんでいるという感じだ。見ていてこっちも楽しくなってしまった。
こんな若者たちとゆっくり山の話をしながら展望を楽しんでいたいが、このあとスキーをするのだと聞いた若いお姉さんの「頑張ってね」の声に見送られて山頂をあとにした。 雪山の下りは早い。3時間ほどかかった道を半分の1時間半で山頂駅に戻ってきた。
駅前の広場はスキー客で賑わっていた。朝は逆光気味で暗かった白根山も陽が回って明るくなった。山の名前も知らないスキー客の誰しもがその山容に見とれてカメラを向けていた。
いつになるかわからないが、今度は日光湯元スキー場から登ってみようかな。
中禅寺湖を教えてくださった方でしょうか?
名古屋からの遠征でしたが、感動的な景色で、わざわざ行って良かったです!!
そのとおりです。山頂でお会いしたおじさんです。
可愛らしいお嬢さんたちの記事も見させてもらいましたよ。
あのあと、ロープウェイが終わるまでスキーを楽しみました。
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