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Yamareco

記録ID: 8398215
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
日高山脈

カムイエクウチカウシ山・道遠征3- Хい鬚匹αぶ?泊りは八ノ沢か三股か?

2025年07月09日(水) ~ 2025年07月10日(木)
 - 拍手
体力度
6
1~2泊以上が適当
GPS
16:11
距離
32.9km
登り
1,915m
下り
1,933m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:55
休憩
0:33
合計
5:28
距離 13.6km 登り 658m 下り 150m
11:47
45
12:37
12:52
1
13:48
13:49
42
14:31
14:48
146
17:14
2日目
山行
9:26
休憩
1:17
合計
10:43
距離 19.3km 登り 1,164m 下り 1,676m
5:21
119
7:20
92
10:18
61
11:19
11:59
110
13:49
13:51
92
15:27
35
16:02
1
16:03
ゴール地点
天候 初日、晴れ 二日目、ガス後晴れ、後雨
過去天気図(気象庁) 2025年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
日高山脈山岳センターに寄って熊撃退スプレーをレンタル、一泊二日で1000円、デポジット10000円(未使用の場合返却)

その後、ゲート前の駐車場に駐車、駐車場にはトイレ無し
コース状況/
危険箇所等
◎駐車場〜七沢
多少のアップダウンがあるが、比較的平坦な林道が続く。
上り下りとも登り坂では若干押したが、自転車がとても有効。
下山時は一箇所だけ短い距離を押したが、後は乗車したまま、ほぼ快適に乗車したままで駐車場に来た。砂利のガタガタ道なのでサスペンション付きのマウンテンバイクがお勧め。

◎七ノ沢〜八ノ沢出合
行きは延々と河原歩きが続く。
決して沢登りでは無い。

下りは八ノ沢出合を出て、右岸のヤブに以前は川だった州が有るので、踏み跡が見つけられたらそこを辿ってくると河原歩きよりも楽に歩ける。
そのまま進むと河原に出て渡渉して左岸に渡り樹林に入るが、そこもそのまま踏み跡を進んだほうが早い。
川を右手に見ながら踏み跡が分かる限り樹林の中を進む。
七ノ沢の1.5〜2キロキロ地点で河原に戻る。

◎八ノ沢出合〜三股
勾配が出てきて岩も大きくなり、河原歩きから沢登りへ変化する。
途中、巻き道も有るが踏み跡が薄くなったと思ったらすぐに引き返して沢に出たほうが良い。
私はテントや履き替えの靴、水を担いできたので2時間近く掛かったが、八ノ沢出合にテントを貼り、サブザックで来た人はぼぼ1時間半で来れた様子。
一つの靴で通すなら八ノ沢出合での泊まりが良さそう。
但し、三股のテン場の開放感もなかなか良かった。
三股で沢靴からトレランシューズに履き替えた。

降りは逆に、沢靴に履き替えた。

◎三股〜八ノ沢カール
今回の核心部。樹林の中や沢、沢の脇の急登が続く。
トレランシューズで問題は無いが時々濡れた岩場や道も歩く。
ピンテやペンキのマーキングを良く見ながら進む。
特に沢の向こうに渡るかどうか迷った時には必ずマーキングを探す。

◎八ノ沢カール〜山頂
カールの中は穏やかな道。
尾根に向かうにつれて笹の煩い道になる。
主稜線からは狭い岩場の稜線を進むが、慎重に進めば問題は無い。高い岩を上下する時には一歩づつをなるべく小幅に踏んで慎重に。
その他周辺情報 日高山脈山岳センターから車で20分ちょっとの「十勝エアポートスパ そら」
フェイスタオルとバスタオルが付いて1000円

車中泊した「道の駅 なかさつない」 はそこから15分程、道を挟んで向かいに「マックスバリュー」有り。
前々日、新潟港〜苫小牧のフェーリーに乗船
2025年07月07日 21:49撮影 by  M06, FCNT
1
7/7 21:49
前々日、新潟港〜苫小牧のフェーリーに乗船
フェリー内でエビ味噌ラーメンを食す1200円
もっとエビの味が濃いかと思っていたのでちょっと残念
2025年07月08日 12:20撮影 by  M06, FCNT
7/8 12:20
フェリー内でエビ味噌ラーメンを食す1200円
もっとエビの味が濃いかと思っていたのでちょっと残念
真っ青な海に泡の航跡
2025年07月08日 12:28撮影 by  M06, FCNT
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7/8 12:28
真っ青な海に泡の航跡
まもなく苫小牧
2025年07月08日 12:53撮影 by  M06, FCNT
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7/8 12:53
まもなく苫小牧
道の駅みついしに車中泊し、翌日は入山までに時間が有ったので、襟裳岬観光
2025年07月09日 08:45撮影 by  M06, FCNT
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7/9 8:45
道の駅みついしに車中泊し、翌日は入山までに時間が有ったので、襟裳岬観光
襟裳岬のその先端はこんな風
2025年07月09日 08:46撮影 by  M06, FCNT
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7/9 8:46
襟裳岬のその先端はこんな風
2025年07月09日 08:48撮影 by  M06, FCNT
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7/9 8:48
これから登る日高山脈、
青空に映える
2025年07月09日 08:50撮影 by  M06, FCNT
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7/9 8:50
これから登る日高山脈、
青空に映える
ここで熊撃退スプレーを借りた。
実は自宅に忘れてきてしまったのです。
2025年07月09日 10:59撮影 by  M06, FCNT
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7/9 10:59
ここで熊撃退スプレーを借りた。
実は自宅に忘れてきてしまったのです。
施設全景
2025年07月09日 10:59撮影 by  M06, FCNT
7/9 10:59
施設全景
ここが登山道のゲート
2025年07月09日 11:46撮影 by  M06, FCNT
7/9 11:46
ここが登山道のゲート
車は10台弱。
渓流釣りの人も居た
2025年07月09日 11:46撮影 by  M06, FCNT
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7/9 11:46
車は10台弱。
渓流釣りの人も居た
砂利道を進む。
登りも殆ど押さずに済んだ
2025年07月09日 12:16撮影 by  M06, FCNT
7/9 12:16
砂利道を進む。
登りも殆ど押さずに済んだ
私の他に、自転車がもう1台
この、大きな土嚢の切れ目が目印
2025年07月09日 12:34撮影 by  M06, FCNT
7/9 12:34
私の他に、自転車がもう1台
この、大きな土嚢の切れ目が目印
直ぐに渡渉開始。
コレだったら始めから沢靴を履いてくれば良かった。
2025年07月09日 12:52撮影 by  M06, FCNT
1
7/9 12:52
直ぐに渡渉開始。
コレだったら始めから沢靴を履いてくれば良かった。
ゴロゴロ石の河原
2025年07月09日 13:07撮影 by  M06, FCNT
7/9 13:07
ゴロゴロ石の河原
時々巻き道も有り。
八ノ沢出合までは踏み跡が明瞭なら巻き道を積極的に活用したほうが楽に行ける
2025年07月09日 14:08撮影 by  M06, FCNT
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7/9 14:08
時々巻き道も有り。
八ノ沢出合までは踏み跡が明瞭なら巻き道を積極的に活用したほうが楽に行ける
八ノ沢出合のテント場に到着。
テントは一張・ワンペア
2025年07月09日 14:49撮影 by  M06, FCNT
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7/9 14:49
八ノ沢出合のテント場に到着。
テントは一張・ワンペア
私は三股を目指す
2025年07月09日 15:01撮影 by  M06, FCNT
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7/9 15:01
私は三股を目指す
小さな滝・・幾つかあった。
2025年07月09日 15:26撮影 by  M06, FCNT
7/9 15:26
小さな滝・・幾つかあった。
雪渓
この雪渓に出会う前から凄い冷気が沢を流れてきた。
2025年07月09日 16:20撮影 by  M06, FCNT
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7/9 16:20
雪渓
この雪渓に出会う前から凄い冷気が沢を流れてきた。
雪渓がアチコチに
2025年07月09日 16:36撮影 by  M06, FCNT
7/9 16:36
雪渓がアチコチに
2025年07月09日 16:38撮影 by  M06, FCNT
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7/9 16:38
三股に着いて、焚き火を眼の前にして独り乾杯
2025年07月09日 17:52撮影 by  M06, FCNT
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7/9 17:52
三股に着いて、焚き火を眼の前にして独り乾杯
明日はこの先に進む
2025年07月09日 18:18撮影 by  M06, FCNT
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7/9 18:18
明日はこの先に進む
夜も更けて、ソロソロお休みの時間です
2025年07月09日 19:35撮影 by  M06, FCNT
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7/9 19:35
夜も更けて、ソロソロお休みの時間です
これから樹林やヤブの中も通るので、マダニ避けのスプレーを入念にかける
2025年07月10日 05:13撮影 by  M06, FCNT
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7/10 5:13
これから樹林やヤブの中も通るので、マダニ避けのスプレーを入念にかける
イカリジン15%配合が一番効くらしい、効果は最大で6時間
2025年07月10日 05:13撮影 by  M06, FCNT
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7/10 5:13
イカリジン15%配合が一番効くらしい、効果は最大で6時間
周りは全面ガス。
この状態での登頂に、ちょっとガッカリ
2025年07月10日 05:15撮影 by  M06, FCNT
7/10 5:15
周りは全面ガス。
この状態での登頂に、ちょっとガッカリ
でも、懸命に登っていたら、何と言うことだろう、八ノ沢カールの手前まで登ると雲の上に出た
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でも、懸命に登っていたら、何と言うことだろう、八ノ沢カールの手前まで登ると雲の上に出た
2025年07月10日 05:24撮影 by  M06, FCNT
7/10 5:24
2025年07月10日 05:26撮影 by  M06, FCNT
7/10 5:26
カールの手前の最後の急登
2025年07月10日 05:30撮影 by  M06, FCNT
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7/10 5:30
カールの手前の最後の急登
2025年07月10日 05:48撮影 by  M06, FCNT
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7/10 5:48
2025年07月10日 06:19撮影 by  M06, FCNT
7/10 6:19
再びガスに包まれる
2025年07月10日 06:20撮影 by  M06, FCNT
7/10 6:20
再びガスに包まれる
2025年07月10日 06:30撮影 by  M06, FCNT
7/10 6:30
2025年07月10日 06:41撮影 by  M06, FCNT
7/10 6:41
2025年07月10日 06:45撮影 by  M06, FCNT
7/10 6:45
2025年07月10日 06:45撮影 by  M06, FCNT
7/10 6:45
花と緑と青空が眩しい
2025年07月10日 06:49撮影 by  M06, FCNT
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7/10 6:49
花と緑と青空が眩しい
2025年07月10日 06:56撮影 by  M06, FCNT
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7/10 6:56
主稜線方面
2025年07月10日 06:58撮影 by  M06, FCNT
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7/10 6:58
主稜線方面
そして、雲海
2025年07月10日 07:00撮影 by  M06, FCNT
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7/10 7:00
そして、雲海
2025年07月10日 07:03撮影 by  M06, FCNT
7/10 7:03
福岡大学ワンゲル部の慰霊碑
2025年07月10日 07:06撮影 by  M06, FCNT
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福岡大学ワンゲル部の慰霊碑
2025年07月10日 07:09撮影 by  M06, FCNT
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2025年07月10日 07:27撮影 by  M06, FCNT
7/10 7:27
目指す山頂
2025年07月10日 08:10撮影 by  M06, FCNT
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7/10 8:10
目指す山頂
遠くに札内岳 
2025年07月10日 08:11撮影 by  M06, FCNT
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遠くに札内岳 
2025年07月10日 08:21撮影 by  M06, FCNT
7/10 8:21
2025年07月10日 08:21撮影 by  M06, FCNT
7/10 8:21
ちょうど3パーティが近くに居た時に「熊」発見
画像では見えないだろうが、母子熊とそこから離れてもう一頭
2025年07月10日 08:37撮影 by  M06, FCNT
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7/10 8:37
ちょうど3パーティが近くに居た時に「熊」発見
画像では見えないだろうが、母子熊とそこから離れてもう一頭
着きました
カムイエクウチカウシ山
2025年07月10日 08:52撮影 by  M06, FCNT
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7/10 8:52
着きました
カムイエクウチカウシ山
何と、山頂直下にテントを貼っている猛者が居た。
この人、ここでもう一泊するのだとか。
この左の斜面にも熊が居たけど、意に介さぬ様子
2025年07月10日 08:53撮影 by  M06, FCNT
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7/10 8:53
何と、山頂直下にテントを貼っている猛者が居た。
この人、ここでもう一泊するのだとか。
この左の斜面にも熊が居たけど、意に介さぬ様子
そして、一気に三股のテン場まで下山。
2025年07月10日 11:22撮影 by  M06, FCNT
7/10 11:22
そして、一気に三股のテン場まで下山。
三股近くはしっかりと沢登り・下りでした
2025年07月10日 12:15撮影 by  M06, FCNT
7/10 12:15
三股近くはしっかりと沢登り・下りでした
七ノ沢まで下るとキタキツネが餌を咥えていた
2025年07月10日 15:26撮影 by  M06, FCNT
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7/10 15:26
七ノ沢まで下るとキタキツネが餌を咥えていた
撮影機器:

感想

3度目の北海道遠征。
300名山を目指すとなればカムエクとペテガリも避けては通れない。
しかし。過去2回の遠征では移動距離の都合も有って、日高山脈は幌尻岳しかチャレンジしなかった。
3回目ともなれば、登りやすい山ばかりに行ってもいられない。
と言う訳で今回はカムエクとペテガリの踏破を一番の目標にして、その後は残った山を登ることにした。

カムエクの為に自転車を積んできたのは正解だったが、靴を沢靴とトレランシューズにしたのが良かったのかが何とも言えない。
今日、道中で出会った3パーティ4人は2組が沢靴で山頂まで来ていた。残りの1人は山頂でテン泊していた人で、山頂近くでゆっくりと過ごす人だった。
トレランシューズにして、後半の歩きは快適だったと思うが、それで特別早かった訳では無い。

他の方のレコでも水陸両用の靴を調達して来たという人が居たが、カムエクだけの為に安くはない靴を新調する気にもなれなかった。

それぞれ正解なのだろうが、難関な山だけに少しでも快適に踏破するためにどういう選択が一番良かったのか、今でも悩ましく思える200の西の最難関でした。

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コメント

昨日はお疲れ山でしたー^ ^
ありがとうございました♪

噂なんですが、ペテガリの林道開通してない?んじゃない?って聞きました!ちょっと心配で😉
2025/7/11 10:59
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1
Helloさん
昨日はお疲れ様でした。

また、ペテガリ岳の情報を有り難う御座いました。

確認したらやはり通行止めとのこと、今日は休養日にして、明日行こうと思っていたので、1日助かりました。

レコでの検索は7月の山行記録で検索していたので、直近のレコを見ていませんでした。
お陰で助かりました。

今後も、山行を楽しまれて下さい。
2025/7/11 11:27
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1
ありがとうございます^ ^
お互い、ご安全に^ ^v
2025/7/11 11:32
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