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Yamareco

記録ID: 841106
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雪山ハイキング
谷川・武尊

残雪の谷川岳 西黒尾根から天神平へ

2016年04月06日(水) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
6.7km
登り
1,231m
下り
660m

コースタイム

日帰り
山行
7:25
休憩
0:45
合計
8:10
5:45
10
スタート地点・谷川岳ベースプラザ
5:55
315
西黒尾根取付地点
11:10
11:55
65
谷川岳山頂(トマノ耳)
13:00
55
熊穴沢避難小屋
13:55
ゴール地点・ロープウェイ山頂駅
天候 くもりのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
谷川岳ベースプラザの1階駐車場は24時間開放されているので、ここに駐車しました。
コース状況/
危険箇所等
西黒尾根は雪庇があったりクラックがあったりでちょっと緊張しましたが全般的には安全に登れます。
その他周辺情報 湯テルメ谷川を利用しました。空いていて快適でした。570円
早朝のためひっそりとした谷川岳ベースプラザを出発。気温は3度でした
2016年04月06日 05:47撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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早朝のためひっそりとした谷川岳ベースプラザを出発。気温は3度でした
天神平の上空には青空が出ていますが・・
2016年04月06日 05:49撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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天神平の上空には青空が出ていますが・・
西黒尾根の取付点
2016年04月06日 05:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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西黒尾根の取付点
鉄塔のあたりから雪が出てきましたが、アイゼンはまだ必要ありません
2016年04月06日 06:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 6:30
鉄塔のあたりから雪が出てきましたが、アイゼンはまだ必要ありません
登りはじめて約1時間。だいぶ雪が多くなってきました
2016年04月06日 07:11撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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登りはじめて約1時間。だいぶ雪が多くなってきました
雪の上は危なっかしいですが右の樹林帯に夏道が出ていました
2016年04月06日 07:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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雪の上は危なっかしいですが右の樹林帯に夏道が出ていました
ブナの大木があります
2016年04月06日 07:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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ブナの大木があります
ブナの実が沢山落ちていました
2016年04月06日 07:19撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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ブナの実が沢山落ちていました
最初の鎖場です
2016年04月06日 08:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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最初の鎖場です
お向かいの笠ヶ岳から朝日岳の雲が取れ始めました
2016年04月06日 08:24撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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お向かいの笠ヶ岳から朝日岳の雲が取れ始めました
天神平と同じくらいの高さまで登ってきましたが、風が強くて寒かったです。
2016年04月06日 08:30撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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天神平と同じくらいの高さまで登ってきましたが、風が強くて寒かったです。
二つ目の鎖場を越えます
2016年04月06日 08:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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二つ目の鎖場を越えます
朝日岳の雲はほとんど取れてきたのに・・・
2016年04月06日 08:43撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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朝日岳の雲はほとんど取れてきたのに・・・
肝心の谷川岳は雲の中。晴れの天気予報だったのに・・
2016年04月06日 08:51撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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肝心の谷川岳は雲の中。晴れの天気予報だったのに・・
ほら、朝日岳は晴れてきました
2016年04月06日 09:05撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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ほら、朝日岳は晴れてきました
笠ヶ岳から朝日岳をアップで
2016年04月06日 09:06撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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笠ヶ岳から朝日岳をアップで
歩いてきた西黒尾根を振り返ります
2016年04月06日 09:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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歩いてきた西黒尾根を振り返ります
あれれれ。谷川岳が晴れてきたぞ!!!
2016年04月06日 09:42撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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あれれれ。谷川岳が晴れてきたぞ!!!
西黒尾根で一番危なそうな雪庇を越えました
2016年04月06日 09:48撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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西黒尾根で一番危なそうな雪庇を越えました
天神平からぞくぞくと登山者が登ってくるのが見えました
2016年04月06日 09:49撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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天神平からぞくぞくと登山者が登ってくるのが見えました
いい感じで晴れてきたぞ
2016年04月06日 09:57撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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いい感じで晴れてきたぞ
肩の小屋に出ました。一番、二番のロープウェイで登ってきた人たちと一緒になりました
2016年04月06日 11:04撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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肩の小屋に出ました。一番、二番のロープウェイで登ってきた人たちと一緒になりました
上越国境の山々も見えてきました
2016年04月06日 11:14撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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上越国境の山々も見えてきました
ついに山頂に着きました。360度の展望が広がります
2016年04月06日 11:23撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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ついに山頂に着きました。360度の展望が広がります
登ってきた西黒尾根を見下ろします
2016年04月06日 11:15撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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登ってきた西黒尾根を見下ろします
向かいのオキノ耳にも沢山の登山者がいます
2016年04月06日 11:16撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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向かいのオキノ耳にも沢山の登山者がいます
今日は、お稲荷さんではなくバナナを持ってきました
2016年04月06日 11:21撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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今日は、お稲荷さんではなくバナナを持ってきました
肩の小屋のすぐ下の雪面。バックカントリーに最適な斜面ですね。来年はここを滑ろう
2016年04月06日 12:29撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 12:29
肩の小屋のすぐ下の雪面。バックカントリーに最適な斜面ですね。来年はここを滑ろう
快調に下ってザンゲ岩まできました
2016年04月06日 12:34撮影 by  DSC-HX90V, SONY
4/6 12:34
快調に下ってザンゲ岩まできました
熊穴沢避難小屋。ここまで来ればもう急な下りはありません
2016年04月06日 12:58撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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熊穴沢避難小屋。ここまで来ればもう急な下りはありません
と思ったら、スキー場の手前に最後の急斜面がありました。高齢者の団体さんが四苦八苦して下っていました
2016年04月06日 13:45撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/6 13:45
と思ったら、スキー場の手前に最後の急斜面がありました。高齢者の団体さんが四苦八苦して下っていました
ロープウェイから見た谷川岳です
2016年04月06日 14:10撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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ロープウェイから見た谷川岳です
下山後は、湯テルメ谷川で汗を流しました。快適な温泉でした
2016年04月06日 15:18撮影 by  DSC-HX90V, SONY
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4/6 15:18
下山後は、湯テルメ谷川で汗を流しました。快適な温泉でした
撮影機器:

感想

今年は、リフト、ロープウェイを利用した冬山登山とゲレンデスキーをセットで山行計画を立てた。その結果、この冬登った冬山は、武尊山と川場スキー場、飯士山と岩原スキー場、八海山と八海山スキー場、奥白根山と丸沼高原スキー場がある。今年の目標の最後として選んだのが谷川岳と天神平スキー場である。

 しかし、雪の少ないこの冬、天神平スキー場はすでにほとんどのコースがクローズされてしまったのでスキーはあきらめて山だけの計画にした。ヤマレコで現状を確認していたら、これまで登るのが難しかった西黒尾根の雪解けが進み登頂可能のようなので、ロープウェイは下山だけに使い、西黒尾根を使っての周回コースで行くことにした。

 例によって天気予報とにらめっこをして好天が約束されそうな4月6日の水曜日に出かけることにした。遅くても午前6時には登りは始めたいので午前2時すぎに家を出た。

 普段なら環八を使って関越道に入るのだが、4月1日から高速道路料金が改正され圏央道が安くなったため東名、圏央道、関越で登山口へ向かった。このおかげで5時10分にはロープウェイ発着駅の谷川岳ベースプラザに着くことが出来、ゆっくり出発準備をしても5時45分には歩き始めることが出来た。電車を利用した登山をしていたころから見ると信じられない早さで日帰り登山が可能になった。

 西黒尾根の雪は少なかった。雪が出始めてアイゼンを着けたものの再び地表の露出部分が多くなったので取り外して歩くことになった。再び装着しても今度は長い岩場が出てきたのでまたまた取り外して歩く羽目になった。

 天気が良いはずなのに山頂付近には暗雲が立ち込め、予想はしていたが風が強い。何となく気分が落ち込む中、振り向くと向かい側の朝日岳の雲が取れ始めてきた。ロープウェイが動き始めるころには、天神平もしっかり見えるようになった。

 西黒尾根にある何カ所かの鎖場は露出しており難なく越えることが出来た。所々ある雪庇とクラックに注意して歩くこと4時間。山頂付近の雲が取れてトマの耳、オキの耳が見えるようになった。天神尾根を登ってくる登山者の姿もしっかり見えるようになった。3人、4人、5人・・・。平日なのに結構な人が登ってくる。

 狭い尾根が次第に広い雪面に変わって肩の小屋のすぐ横に出た。山頂はすぐそこにある。時間的に、一番、二番のロープウェイで登ってきた人たちと一緒の時間になってしまったのだが、すっかり雲は取れ、風も弱まり、予定通りの好天に山頂に立つことが出来た。

 多くの登山者はオキの耳まで足を伸ばすが私は手前のトマの耳でいい。ここでのんびり展望を楽しみたいのだ。かつて歩いたことのある上越国境の山並が重なり合って見えている。双眼鏡を覗きながらひとつひとつの山頂を特定するのも楽しみの一つだ。

 南側にはこの冬登った武尊山が、この春登りたい至仏山も見えている。遠く霞んではいるが苗場山も見えている。新調したカメラで写真を撮るとともに、人が少なくなったのを見計らって、ずらりと見えている山々をビデオに収めることも忘れなかった。

 雪山の下山は早い。ザクザクした雪質だが踏み抜くこともなく、2時間もかからずしてロープウェイ山頂駅に着いた。昔歩いたことのある天神尾根だが、結構急登があるではないか。下りだからいいものの、ロープウェイを使ってのこのコースも山頂までは結構きつそうだった。

 この日立ち寄った日帰り温泉「湯テルメ谷川」は思ったより空いており登山者はゼロ。常連さんと思われるおっさんが3人ほどいるだけで、のんびり、ゆったり気持ちよく入れた。女湯の方は誰もいないそうで、ウチのカミさんが聞いたらうらやましがることだろう。

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コメント

お疲れ様でした。
youji さんは、とても良い時間 に登りましたね!
谷川岳山頂 では全く展望がなく天神尾根〜ロープウェイで下山するかと考えていました。急に天候 が回復し私のテンションも回復し何とか土樽まで無事に下山出来ました。今度、お会いした際はよろしくお願いいたします。
2016/4/8 20:44
Re: お疲れ様でした。
西黒尾根を登っているときは風が強かったし寒いし山は雲に隠れているし、もう帰ろうかなとも思いました。そのころ、yasukumotoriさんは、寒い山頂にいたのですね。土樽まで行くならどうしてもあの時間のスタートですね。茂倉の下りの踏み抜きは嫌ですね。お疲れ様でした。
2016/4/10 8:00
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