谷川岳17回目（今回のコース：西黒尾根〜トマの耳〜天神平）

2016年04月09日(土) [日帰り]

• GPS: 06:48
• 距離: 7.4km
• 登り: 1,361m
• 下り: 795m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:07
• 休憩: 0:36
• 合計: 6:43

距離 7.4km 登り 1,362m 下り 802m

8:51 土合口駅／谷川岳ベースプラザ
8:56 9:00 西黒尾根登山口
11:08 11:14 ラクダの背(ラクダのコブ)
11:21 11:22 ラクダのコル
13:04 13:06 ザンゲ岩
13:38 13:56 谷川岳（トマノ耳）
14:00 14:01 谷川岳・肩の小屋
14:19 天狗の留まり場
14:37 14:41 熊穴沢避難小屋
15:34 天神平

天候

晴れ（空には薄っすら雲がかかる）

アクセス

利用交通機関：

電車 バス ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

水上駅から駐車場（ロープウェイ駅）まで雪は皆無。
下りのみ天神平からロープウェイを利用。

バス料金（水上駅〜ロープウェイ駅）：片道670円
※スイカ・パスモ等は使えず

ロープウェイ料金：片道1230円・往復2060円
ロープウェイは、往復チケットなら、JAFかモンベルの会員カードで100円割引あり。
片道チケットは割引適用外。

コース状況／危険箇所等

雪と岩のミックス状況。
周辺では雪崩あり（今回の山行中に2回目撃）。

気温的にアルパイングローブ等は不要なものの、薄手のグロープは着用推奨。
グローブしないで歩いていたら、手が火傷状の日焼けをしました。

写真

4/9 8:50

バスでロープウェイ駅に着いたら、西黒尾根の登山口方面へ。

4/9 8:54

向かってみると、通行止め。
念のため目の前にある警備隊詰所で聞いてみたら、「西黒尾根通れますよ」とのこと。

4/9 8:57

登山口まで10分弱、アスファルト道を進み。

4/9 8:58

ここから登山道に分岐。

4/9 8:59

高崎線を使うと、最速でこれくらいの時間にスタート。

4/9 9:00

登り始めは全く雪がなし。

4/9 9:00

春。

4/9 9:01

春。

4/9 9:05

雪解けの水でぬかるんでいるので、歩きにくい。

4/9 9:12

鉄塔。

4/9 9:14

鉄塔の先から雪が現れ始める。

4/9 9:15

この辺り、傾斜も緩やかでアイゼンの必要を感じられず。

4/9 9:21

そして、すぐに雪がなくなる。

4/9 9:27

そして、また雪。

4/9 9:30

そして、雪がなくなる。

4/9 9:32

雪が出たり消えたりの繰り返し。
いずれにしても、アイゼンの必要性は感じられず。

4/9 9:39

4/9 9:46

4/9 9:47

木々の間から山頂が見え始める。

4/9 9:47

この個所は雪の右側に夏道が出ているので安心して通ることが可能。

4/9 9:49

夏道。

4/9 9:52

たまに雪の上を通ったり。

4/9 9:52

夏道に戻ったりの繰り返し。

4/9 9:53

4/9 9:55

4/9 9:59

4/9 10:06

4/9 10:13

白毛門方面。

4/9 10:15

後から思えば、ここからアイゼンを着用しておけば、この先はもっと安心して歩けたと思う。

4/9 10:28

4/9 10:30

天神平方面。

4/9 10:40

木の枝が多く、歩き難し。

4/9 10:46

最初の鎖場。

4/9 10:47

鎖直下のトラバース。少し危険。アイゼンとピッケルを出しておけば良かったと後悔。

4/9 10:49

鎖は完全に露出。
アイゼン着用していたら、鎖場そのものはちょっと面倒だったかも。

4/9 10:50

山頂も確実に近付きつつ。

4/9 10:52

遥かロープウェイ駅（土合側）。

4/9 10:53

しばらく岩場が続く。

4/9 10:55

そして、雪道に。
やや急登。

4/9 11:01

谷川岳も、かなり雪が少なくなってきてる。
先月来た時よりも格段に白い部分が少ない。

4/9 11:06

4/9 11:08

4/9 11:12

ここでピッケルを出しておく。
出しておいて良かった。
ついでに、アイゼンも出しておけば、なお良かったのに。

4/9 11:15

雪庇脇を抜けていく。

4/9 11:18

天神尾根方面。

4/9 11:19

4/9 11:20

こんな個所があったりして、歩き難い。

4/9 11:26

4/9 11:35

4/9 11:38

通ってきた路を振り返り。

4/9 11:38

天神平より高くなってきた。

4/9 11:48

4/9 11:53

ゴーという音が聞こえてきた。
見てみると雪崩が発生中。

4/9 11:53

雪崩拡大。
この後も、別の個所で雪崩発生を目撃。
谷川岳には何度も来ているけど、雪崩中の現場を見るのは初めて。

4/9 11:57

随分と細いところを通ってきた。

4/9 11:59

4/9 12:03

右側に滑落すると、遮る物なし。
天神尾根とは危険度が段違い。

4/9 12:13

白毛門方面。

4/9 12:15

こんなところを通るので、やっぱりアイゼン着用していた方が安心できるかも。

4/9 12:21

4/9 12:27

春。

4/9 12:34

4/9 12:36

4/9 13:06

もう少し。

4/9 13:14

トマの耳。

4/9 13:16

天神平〜天神尾根。

4/9 13:17

両耳。

4/9 13:19

天神尾根コースを登っている人が見えてくる。

4/9 13:23

4/9 13:24

あの先が肩。

4/9 13:27

もう一歩。

4/9 13:28

見えた。

4/9 13:34

4/9 13:36

トマの耳直下は雪も泥混じり。

4/9 13:37

ピッケルに救われる局面も。
途中で出しておいて良かった。

4/9 13:39

トマの耳に着。

4/9 13:39

トマの耳から望むオキの耳。
今回はコンディションが良くなかったのか、ここまでで体力使いきったので、トマの耳で終了。

4/9 13:46

ただのお湯が身に沁みわたる。

4/9 13:47

主稜線。

4/9 13:57

天神平に向かって帰還開始。

4/9 13:58

厳冬期の雪とは全く様相がことなるが、「いつか雪のある西黒尾根を歩く」という一つの目標を達成。

4/9 14:00

4/9 14:06

天神ザンゲ岩。
完全に露出。

4/9 14:18

天狗の留まり場。

4/9 14:19

天神尾根コース、中盤は岩の露出個所が多し。
アイゼン着けている人は歩き難そうだった。

4/9 14:20

雪が消えている個所は、雪解け水でぬかるみが多い。

4/9 14:27

後半は、また雪道に。

4/9 14:27

マナイタグラもかなり黒くなってきた。

4/9 14:32

4/9 14:35

4/9 14:40

夏のトラバース道方向にトレースなし。

4/9 14:42

4/9 14:46

今シーズンに何度か来ているが、この個所は一度も通っていない。
偽トレースについて行ってしまったようだ。
この後、本物トレースに復帰するのに苦労する。

4/9 14:51

本物トレースに復帰。
天神尾根に比べれば危険度小さいが、雪山に慣れていない人は怖いかもしれない個所。

4/9 14:55

山頂を振り返る。

4/9 14:57

またしても偽トレースについて行ってしまう。

4/9 14:58

夏のトラバース道に出たと思ったのも一瞬。

4/9 14:59

すぐに無理めなトラバースを強いられる。

4/9 15:09

本物トレースに復帰。

4/9 15:13

4/9 15:16

最後の緩やかな登り。
ここまで来たら、もう偽トレースには騙されない。

4/9 15:20

振り返りつつ。

4/9 15:24

ロープウェイ駅が見えてくる。

4/9 15:34

天神平到着。
もう雪も少ないので、スキー客もほとんどいなかった。

4/9 15:41

帰りのロープウェイは貸し切り。

片道切符では、JAFやモンベルの割引は使えず。

撮影機器：

NIKON D5300 NIKON CORPORATION

装備

個人装備

アイゼン（12本爪） チェーンアイゼン ピッケル

備考

アイゼンは持参するものの、装着するタイミングがつかめず、結局しようせず。アイゼン装着していた方が安心できる個所もあったので、装着のタイミングを見極める必要あり。ピッケルは西黒尾根で使用。

感想

TheDainagon

コンディションがイマイチだったのか、次々に抜かされる。
普段よりも水分の摂取量も多かった。

さすがに4月の晴れなので気温は高く、登り始めから下山までベースレイヤーのみ。
それでも少し暑いくらい。

17回目の谷川岳。
天神尾根コースは3回目だが、雪のある天神尾根は初。
どこかのタイミングでアイゼンを装着していれば、もっと安心して歩けたと反省。
ピッケルも、もう少し早く出しておけば良かった。
しかし、西黒尾根で見かけた人達は、皆アイゼンを装着していなかった。
天神尾根から上がってきた人達は、その多くがアイゼンを装着したのに。
やはり、雪が残る西黒尾根を歩くのは、猛者が多いのだろうか。

下りの天神尾根は、アイゼンなしで全く不安を感じず。
むしろ、岩の露出個所が多かったので、アイゼンなしの方が歩きやすかった。

これまで雪崩直後の跡は見たことがあったが、発生中の雪崩を見たのは初めて。
良い経験ができた。