谷川岳(天神尾根ピストン)
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.8km
- 登り
- 659m
- 下り
- 665m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
GWの雪山(予定)に向けて少し雪に慣れようという目的で急遽計画された今回の谷川岳。とはいうものの今シーズン一度も雪山に登っていない私のため、当初は山頂までは行かず雪ハイキングで避難小屋辺りまで行ったら戻ろうというプランでした。が、今年の冬は積雪が少なく例年に比べて難易度が下がっていること、思ったよりも早く避難小屋につけて時間的余裕があったこと、そしてあまりに多くの登山者が登っているのを見てこれで自分だけ山頂行かず引き返すなんて悔しいっていう思いと、まぁ諸々総合的に判断されて途中からプラン変更、谷川岳登頂を目指すということに相成りました。装備はピッケルとアイゼン(下山で使用)です。
思い起こせば3年前のGW、平標山に登った翌日に、天神平から岩場過ぎ辺りまでお散歩ハイクし、雪に覆われた見事な谷川岳を見て私も登りたいと思ったものでした。同年の秋に西黒から登って天神で下りた谷川岳、今回が天神平訪問3回目となりました。
この日関東では今年初の夏日ということでこちらもぐんぐん気温があがり、中には半袖の強者も。私も着ていた上着を早々に脱ぐことになりかなりの汗をかきました。ロープウェイは登山者とスキー客が半々くらい。今年は雪が少なくて天神平スキー場はなんと翌日で終了とのこと、例年は5月半ば辺りまでやっているというから如何に少ないかがわかります。
尾根に出るとそれまで見えていなかった谷川岳が眼前にばばんと現れます。両耳もばっちり、かっこいい眺めです。少し歩くと両耳は見えなくなりこれから登る天神尾根が目の前に続いています。上の方に目を凝らすと、雪上に登山者たちが蟻んこのように点々と見え、かなり多くの人たちが登っているのがわかります。1時間ほどで雪に半分埋もれた熊穴沢避難小屋に到着。ここで、見るからに重そうなザックを担いだ方とお会いしました。例年なら避難小屋はほぼ雪に埋もれているとか、いろいろ詳しい。聞くと、肩の小屋の方で、今シーズンの準備のための荷揚げだとか。約30キロと、、いやいやご苦労さまです。
元々の計画ではここで引き返しなのですが冒頭に書いたように前進!アイゼンは迷いましたが、小屋の方に伺ったら大勢の人の跡がついているし大丈夫だろうとのこと、下りは必要かもしれないけど登りはこのままでいけると判断しました。周りの人たちはアイゼン付けていない人付けている人様々でしたが、このくらい気温が高いと雪が柔らかく、私はなくても問題ありませんでした。所々で雪がないところも出現します。天神ザンゲ岩を過ぎると肩の小屋まであとわずか。雪原を一歩一歩登ります。この辺りちょっと足が重くなってきましたが踏ん張りどころと頑張り、肩の小屋到着!荷物をデポし一気に山頂はトマの耳へ。荷物がないってすばらしい〜(^^。軽々と登頂し見回すと、そこは絶景の世界!いやぁ駄々こねて(?)登った甲斐がありました!この景色を拝めるだけでほんとにすばらし。しばし堪能。トマの耳から見るオキの耳は険しく切り立ち実に危険に見えます。なんてかっこいい姿でしょう。ここで大満足してしまい、まぁ今回はオキはいいかということで行かず戻りました。オキまでの稜線は雪庇が張り出していて見るからに怖い感じですが、多くの人が行っておりちゃんとトレースを歩けば問題なしかと思われます。食事は行動食で済ませました。
下山は念のため6本歯のアイゼンを装着。雪原の下りって本当に早いです。登るのにあんな苦労してもすいすい下りれてしまい、夏道よりも断然スピーディで楽ちんなのです。振り返ると山頂もうあんな彼方に。休憩を入れて登りは約2時間45分、下りは約1時間半てところでした。
下山後はお決まりの湯テルメで極楽極楽、快晴のもととても楽しい登山でした。
雪山ふかふかなので、夏山に比べて、歩く割には足への負担がかなり少ないです。筋肉痛ももっとなるかと思いましたが意外にもそこまではきませんでした。ゆきはたのしい☆
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