憧れの仙塩尾根【途中撤退】／北沢峠〜馬の背ヒュッテ〜仙丈ヶ岳（百）〜大仙丈ヶ岳〜仙塩尾根〜野呂川越〜両俣小屋〜北沢峠

2025年07月18日(金) ~ 2025年07月20日(日)

• GPS: 15:26
• 距離: 24.9km
• 登り: 1,516m
• 下り: 1,697m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:51
• 休憩: 0:20
• 合計: 3:11

距離 3.5km 登り 645m 下り 47m

13:13 北沢峠
13:46 北沢峠・長衛小屋分岐
14:57 15:03 薮沢大滝ノ頭
15:38 薮沢小屋
15:53 16:02 藪沢小屋分岐
16:09 16:14 馬の背ヒュッテ
16:24 宿泊地

2日目

• 山行: 6:25
• 休憩: 1:27
• 合計: 7:52

距離 8.9km 登り 472m 下り 1,276m

5:13 宿泊地
5:45 仙丈小屋
5:56 6:01 地蔵尾根合流
6:18 6:27 仙丈ヶ岳
7:03 7:21 大仙丈ヶ岳
9:15 苳ノ平
9:40 伊那荒倉岳
9:48 10:03 高望池
10:38 10:43 2499m独標
11:31 11:46 横川岳
12:08 12:28 野呂川越
13:05 両俣小屋

3日目

• 山行: 4:02
• 休憩: 0:05
• 合計: 4:07

距離 12.6km 登り 400m 下り 374m

5:47 両俣小屋
6:25 中白根沢
6:36 荒倉沢
6:58 奥仙丈沢
7:25 7:26 大仙丈沢
7:45 小仙丈沢
8:37 野呂川出合
9:42 仙丈ヶ岳二合目登山口
9:49 9:53 北沢峠
9:54 北沢峠 こもれび山荘

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

写真

7/18 7:55

8時ちょうどのあずさ5号白馬行きで新宿を旅立ちます。松本止まりの1〜3号車でもザックな人多し。八王子では満席になって進みます。

7/18 10:32

茅野で下車。今日から運行開始の南アルプスジオライナーで戸台パークまで1時間ちょっとで直行です。1800円。JRバス関東なのに現金払いなのはご愛嬌（高速バスネットプラスならネット支払い可）つばめのマークかっこいいなー
ほぼ満席バス1台で出発です。

以下のページダウンロードしといてよかったです。電波なし対策は万全にね。

南アルプスジオライナー2025
https://www.jrbuskanto.co.jp/wp-content/uploads/2025%E5%B9%B4%E3%82%B8%E3%82%AA%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%A4%E3%83%BC%EF%BC%88%E3%83%90%E3%82%B9%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%81%82%E3%82%8A%EF%BC%89%E3%80%80.pdf

7/18 12:00

戸台パークに到着。するや否や北沢峠行きバスの方はこちらでチケットを〜の誘導にあってチケット購入の列へ。手荷物料金込みで片道1370円。現金専用、キャッシュレス専用、併用機の3台。キャッシュレス専用なのにまごついてしまう人がいるのはなんでだろう…。

7/18 11:49

で、チケット買って並んだらもうこのあたり（笑）ザックを先に並べてからでもよかったらしい。バス3台目かな。

7/18 11:50

行列はこんな感じに伸ばしてくみたい。聞くところによると翌日連休初日は始発のバス7台に乗り切れなかったとか。

7/18 12:03

トイレと水分補給したらいよいよ出発。バス3台目。荷物は膝で前抱えなので大きなザックだと苦労します。1番前、できれば運転席後ろがザックを立てかけられて少しは楽でした。

7/18 13:12

くねくねとスーパー林道45分で北沢峠に到着。朝、家をでて昼過ぎに北沢峠にいることに驚いたり。しかもこの後は山中で前泊、すごいわな。
さあ、出発。ここからの道はなぜかスルーしてしまったけど。

7/18 13:13

少し長衛小屋方面に下ってからここから仙丈ヶ岳へ。

7/18 13:47

先ほどスルーした道、近道だったとは。二合目到着。

7/18 15:03

五合目 大滝ノ頭、小仙丈ヶ岳への分岐。右の馬の背ヒュッテへ向かいます。

7/18 15:19

いくつか渡渉あり

7/18 15:37

仙丈藪沢小屋。手前に水場、携帯トイレブースあり。

7/18 15:52

大平山荘からの道と合流の沢を渡る。ここまででペース遅れてるし、なんなら具合も悪し。この先、馬の背ヒュッテまであと少しなのに、ホントなかなか先へ進めなかった。うーん

7/18 16:43

馬の背ヒュッテに到着です。綺麗な小屋です。
https://umanose.com

7/18 16:42

入口、木の造りが素敵です。（足がつっちゃっててそれどころじゃないけど）

7/18 16:41

受付すまします。やまたん予約でオンライン決済済み。前日までキャンセル0％というのも神。夕朝弁当1泊14000円。

売店は充実。缶ビールは500ml800円だったかな。酒蔵勤務されてたことのある女将おすすめの日本酒利酒セットも人気。

7/18 16:40

食堂では食事の準備中。狭目のテーブル、椅子だけど、向こうとこっちと互い違いに座ることで解決してるのに感心したり。

7/18 16:40

食堂出ると乾燥室。大きめの荷物はここに置いておいても良いとのこと。身の回りのものだけ持って3階へあがります。ホント助かりました。

7/18 17:58

途中に個室や更衣室もあり。なんかいい感じの建物。山小屋ってなんか秘密基地みたいですよね。ワクワクしちゃう。

7/18 17:57

3階の1番奥をいただきました。余裕のあるスペースで8人。枕部分のあるマットレスに毛布2枚。インナーシーツは指示通り持ってきて使ってみた。部屋の真ん中に積んである毛布は使い放題とのこと。
向こうの窓からは小仙丈ヶ岳や仙丈ヶ岳の手前あたり、左の窓からはガスが晴れたら甲斐駒ヶ岳がしっかり見えました。

7/18 16:46

トイレは外。男専、女専、男女兼2の4ヶ所。ぼっとん。でも綺麗に維持されてます。

7/18 16:44

外の水場。キンキンに冷たくて、これぞ南アルプス天然水。

7/18 16:43

ここから仙丈ヶ岳へは70分。50分の仙丈小屋に泊まれたらよかったけど（予約も一瞬取れそうだったけど）15時までに必着がどうしてもムリだろうってことで馬の背ヒュッテ泊でした。

7/18 16:59

17時に夕食です。女将の想いのこもった名物の山の恵みジビエカレーをいただきます。ルーやブイヨン不使用で玉ねぎの旨みやベジブロス、スパイスふんだんに使い、隠し味に足助の手作り味噌も使用。ドライカレーっぽいルーに溶け込む鹿肉は特に臭みもなく。旬のサラダやあったかいスープがホント身に染みます。

ジビエカレーへの思い
https://umanose.com/#food

……なんですが、食事が始まってからすぐにどうしても気分が悪くなっちゃって外に空気を吸いに中座したり。落ち着いて戻ってスープ飲み飲み完食したんだけど、高度順応できてなかったのかなと。そういえば甲斐駒ヶ岳に登った時も手の震えとか一気にきたなぁとも。

利酒セットいただきながらの食堂での談笑も楽しみにしてたんだけど、無理せずゆっくり過ごすことになりました。うーん。

7/18 18:29

外のベンチの奥に見晴台。到着時にはガス野中だったけどついに晴れたよこの景色。左に甲斐駒ヶ岳、右に栗沢山、雲海の街のむこうに瑞牆山、金峰山、北奥仙丈ヶ岳の奥秩父山塊。朝日は4:42金峰山の左から登るらしい。

7/18 18:29

甲斐駒ヶ岳かっこいいなー。
向こうとこっちで山の成り立ちが違うってのがまたすごい。

7/19 4:03

おはようございます。夜明け前の甲斐駒ヶ岳。あんまりしっかり眠れずに1時間おきに起きちゃってたみたい。同室の半分は出発済み。私も身支度整えて出発です。

7/19 4:29

馬の背ヒュッテありがとう。も少しゆっくりしたかったです。

7/19 4:44

ダケカンバの森を少しずつ抜けたら朝陽が追いついた。

7/19 4:48

おはよう！甲斐駒と今日一日（どうなるか）

7/19 4:57

モルゲン藪沢カールと仙丈ヶ岳

7/19 5:01

きれいだなー

7/19 5:02

右手には中央アルプスを見ながら

7/19 5:12

振り返ると鋸岳、甲斐駒ヶ岳、後ろに戦艦八ヶ岳

7/19 5:26

藪沢カールを登ります。仙丈小屋の水場ポンプあり。

7/19 5:27

仙丈小屋に到着。大体 CTぐらいで到着。

7/19 5:30

ベンチで朝弁当いただきます。みんな違った手書きのメッセージがうれしいです。

7/19 5:35

伊那谷産の経木に包まれたおにぎり弁当いただきます。最初に梅干し食べ当ててちょいうれし。沢庵も細切りで楊枝と一緒に包んであっていい感じでした。ごちそうさまでしたー。

7/19 5:46

仙丈小屋からの景色。こりゃたまりませんね。
それ以上の景色、向こう側の景色を目指して、さぁ山頂へむかましょう。

7/19 5:59

なかなか足は進みません（振り返って景色みてごまかしてます）

仙丈ヶ岳3032m登頂です！背景は空木、木曽駒、御嶽、乗鞍など

7/19 6:21

向こう側の景色、南アルプスの深部、あの山もこの山も見えてる連なってる

7/19 6:21

標高1、2、3をアップで

7/19 6:41

さあ先へ大仙丈ヶ岳へ

7/19 6:42

大仙丈カール、北岳、鳳凰三山
両俣小屋へはあの奥の沢沿い歩くのかな…（というフラグたててた）

7/19 7:03

大仙丈ヶ岳に到着。仙丈ヶ岳より広くて静かでおすすめです。なんせこの先続く仙塩尾根を堪能できるから。

https://www.instagram.com/reel/DMXgpJvPxCe/?igsh=MWh2MWpwaG04c2p4eA==

7/19 7:20

続く続くよ仙塩尾根。たまりません。

7/19 7:23

間ノ岳の右肩の出っ張り三峰岳（みぶだけ）を目指すのです。時間は……7h！

7/19 7:32

樹林帯に入るまではホント気持ちの良い（ちょっと暑い）素敵な道歩きでした。

7/19 8:11

振り返って仙丈ヶ岳や甲斐駒ヶ岳を眺めたり

7/19 8:13

オベリスクのてっぺんで手を振る人に応えたり（たぶん）

7/19 9:40

で樹林帯に入ると細かいアップダウンの連続でして…ここは伊那荒倉岳

7/19 9:48

少し下ると高望池。緊急ビバーグ野営地らしい。池の水は厳しいけど、右奥に進み急斜面を20mほど下ると

7/19 9:52

水場。チョロではなくジョロって感じで流れてた。冷たくてうまし。500ml補給

7/19 10:17

こんな南アルプスな樹林帯をアップダウン（下り基調なはずなのに）

7/19 10:43

ようやく展望地、独標に到着。後ろには歩いてきた仙丈ヶ岳、右手には中央アルプス、そして目の前に北岳、間ノ岳が。
山頂にはプロのカメラマンらしき方。NHKの番組で両俣川の撮影中。両俣小屋に滞在し、川周辺の山々のカットを抑えにここまで登ってきたとか。西側の景色は良いけど、北岳側がまだスッキリせずに青空待ちをするのだとか。これもまたフラグだったか。

7/19 11:30

ようやく辿り着いた横川岳。地図通りにここで道は直角に曲がる。ここで荷物を下ろして座って考える。うーん。撤退かな。

7/19 12:09

決断ポイントの野呂川越。11時には越えてたかったのに1時間遅れ。肩の痛みもたまらない。ここから3時間上り詰め。熊の平小屋に辿り着いてもテント張って翌日朝から動き出す自信もなし。つけないことはないだろうけど、その後の2日間が想像できず。撤退の決断をいたしました。

7/19 12:20

野呂川越を左へ両俣小屋を目指します。大仙丈ヶ岳で熊の平で追いつけなかったら撤退したと思ってくださいと伝えた方、ULなカッコで農鳥小屋を目指してた親子、朝イチのバスに乗れず折り返し便で北沢峠から熊の平を15時到着目指す青年、この後の両俣小屋からの登りでもまだまだ熊の平を目指す人ともすれ違い、ホントみんな元気だなぁと自分は無理だと納得しての撤退です。

7/19 12:43

結構な急斜面を両俣小屋へ下っていきます。

7/19 13:05

両俣小屋に到着です。川沿いの小屋。沢登り（遊び）や釣りの人も目立ちます。

7/19 13:11

両俣小屋。小屋もテントも予約不要。小屋泊は15時到着までなら食事提供可。テント泊1000円。
到着時に仙塩尾根撤退しましたというと良い判断ですよ。ゆっくりして行ってくださいって言われてほっこりと。
両俣のおねえさんこと星さんとも愛猫と一緒に会話できてうれしかったです。41人の嵐、読んでみなきゃな。

7/19 13:11

まずはコーラ400円でひと息つきます。ビールもそうだけど沢の水でキンキンに冷えてます。

7/19 13:45

テントは木々の下。向こうにこの日は11張。仮設トイレ2つ、左に常設ぼっとん2つ。ビン、カン、ペットボトルなどのゴミは捨てても良いという太っ腹。

7/19 13:48

流しの水場3個。ドバドバ冷たい水をいただきます。

7/19 15:09

入口側の1番離れたところにテントを貼ります。こちら側には最終7張ぐらいかな。目の前のゴーっていう止まらない沢の音が気持ちよく。少し昼寝もしちゃったり。どうしても食べたかった初日の食事マヨネーズたっぷり焼きそばと味噌汁とビールをいただきます。こんなにのんびりテント場タイムを過ごせたのはないかも。

7/19 15:57

涼しくなってきたので焼酎のお湯割などもいただいたり（これが荷物が重くなる理由ですね）

7/19 15:25

陽があるうちは沢登りの人かな。そのあとは釣りの人がちょこちょこと川を行ったり来たり。この両俣小屋は登山者だけでなく渓流釣りの人にも支えられてるんだなと。

7/19 23:04

やっぱり2日目もあんまりよく眠れません。ノドイタイ。外は真っ暗星の下。携帯の電波も届かない夜が静かにふけていきます。

7/20 5:45

おはようございます。テント撤収あと。石と切り株が良いテーブルでした。

今日は北沢峠から下山です。10時のバスにするか、のんびり撤収13時にするか悩んだけど、明るくなって目を覚まし、10時のバスを目指します。4時間覚悟。間に合うか。

7/20 6:17

しばらく川沿いを歩き、時折軽く渡渉したり。川から上に一段上がるとそこは林道。ああ、これが取り残されちゃった両俣小屋の車ね。

7/20 6:30

こんなんじゃもう車は厳しいですね

7/20 6:37

北岳を見上げます。いっぱいいるだろうな山頂の人に手を振ったり。

7/20 7:20

時折、仙塩尾根の方への沢を遠回りしたり。見上げると大仙丈ヶ岳。

7/20 7:45

だいたい2時間、渡渉地点。もっと雨降ってたら靴脱ぐとこだった。この先でカロリーメイト食べながら小休憩。これから熊の平目指す人ともすれ違ったり。

7/20 8:30

無になって歩いてやっと到着、野呂川出合。

7/20 8:32

ここで南アルプス林道は通行止め。広河原へはきっと今後も抜けられないんだろうな。昔、北沢峠から広河原へバスで戻った時、牛詰のバスにここから2人乗ってきて大変だったなと思い出したり（バス乗りてー）

7/20 9:31

野呂川出合から北沢峠までが地獄でした……。標高差250m、距離4.3km、ずっと登り、そして灼熱、迫り来るバスの時間。アスファルトの道は登山靴には厳しくて。なかなか先の見えないホントツライ最後の核心部でした😆

7/20 9:39

きゃっきゃうふふな声響く。下を見たら長衛小屋のテン場はぎっちり。せっかくならもう一泊テント泊も考えたけど、ここまで歩いてそんな気持ちも吹っ飛んでました。

7/20 9:48

北沢峠にひーこら到着。10分前に先行便が下っていきました。自分は定時で満席で。やっぱり運転席後ろが荷物抱えるの楽ですね。

7/20 10:54

林道途中で電波回復を見て、まずは帰りのバス便を明日から今日に変更、ジオライナーからの乗り換え時間やお昼ご飯の時間もどうしようかと。そして電波無くなりうたた寝ぶっこき、気づけば定時よりちょい遅れで仙流荘に到着。

7/20 11:01

お風呂でさっぱり汗を流します。11時から800円。先行バスのフライングな方も多かった。内湯2、露天3人ほど1、サウナ、キンキン水風呂。最高ですー

7/20 11:52

百名山のバッジを仙流荘で購入し、12時のジオライナーで下山します。早く風呂から上がったら食堂で軽食食べられたなぁとも。
茅野からのジオライナーの折り返し。1人ひと座席で半分くらいの乗車で出発です。現金のみ310円。この便は高遠まで。

7/20 12:23

高遠駅で乗り換えて伊那バスターミナルへ。高遠の街で蕎麦でもすすって帰ってもよかったな。

7/20 12:55

伊那バスターミナル。13:25の新宿行きに変更できたけど、お腹も空いたので15:25の便で帰ることに。ここを拠点にお昼探します。

7/20 13:02

やってきたのは徒歩6分450mの街中華「田村食堂」さん。人気でちょうど満席、ちょっと待ってカウンターへ。

7/20 13:19

ソースカツ丼が名物らしいけど（実はあまり好きではないので）もう一つの伊那名物ローメンをいただきます。ここはスープ系のタイプ。蒸し麺を使った汁あり焼きそばって感じでしょうかね。

7/20 13:23

そして続けてチャーハンもいただきます。小盛りにしたのに、はて？ これも肉たっぷりでうまい。スープもよし。漬物もうれし。瓶ビールも大瓶でおつまみ小袋ついてて満足。きてよかったなお店でした。

まだ2時間はかかりますが気持ちを振り返りながらバスを待ちます。きっと小仏トンネル大渋滞でさらに2時間予定。思いを馳せる時間はたっぷりありそうです。

まだ見ぬあの先の仙塩尾根。いつかはきっと歩き切りたいですね。おつかれさまでしたー

撮影機器：

iPhone 16 Pro Apple

感想

otou

約束された良天気の下、3泊4日の行程で北沢峠から仙丈ヶ岳、仙塩尾根をひたすら歩いて塩見岳、鳥倉登山口に下山の計画を実行。仙丈ヶ岳からのぐるっと展望に感動。ここから続く長大な仙塩尾根にも武者震い。さぁがんばるぞ！……って思ったものの。。。

Instagram／仙丈ヶ岳からぐるっと展望
https://www.instagram.com/reel/DMVY7F8TlV9/?igsh=cXIxM3N5cWdxczJv

思った以上に足が進まず、このままだと熊ノ平到着15時予定が17時。辿り着けても疲労困憊、翌日塩見岳を越えて三伏峠小屋まで行けるのか…。ということで断念、途中下山といたしました。

まだまだ自分には足らないものが多すぎました。ま、勇気ある撤退ということで……ううっ涙

日本百名山50座達成
ようやく折り返し

▪️今回のコース計画
三連休に有給くっつけてついにチャレンジ3泊4日仙塩尾根縦走。
伊那市に前泊、始発の電車とバスで鳥倉登山口から三伏峠小屋でテント泊。塩見小屋泊できたらラクだけど最後までダメで、翌日は熊の平小屋テント泊。でもここから仙丈ヶ岳を越えて北沢峠の16時最終バスに間に合う自信なし。両俣小屋に降りたら少しは楽だろうけどまた登り返すのも大変。
そしたら金曜日に仙丈ヶ岳中腹にある馬の背ヒュッテの予約が取れちゃった。これならば標準コースタイムで2日目熊の平小屋にテント泊、3日目は昼過ぎに三伏峠小屋テント泊、ゆっくりして朝イチ鳥倉登山口から帰る、南行仙塩尾根縦走といたしました。
標準なら結構ゆったりよいルート計画だったのになぁ……。

▪️装備
・50リットルザック
・テント、マット、シュラフ一式
・服、停滞着
・食事関連
・水
…… 結局20kg……敗因です
同じく仙塩尾根を進む方々は皆、UL寄りの強者の方ばかり。わかりやすいとこだと30lぐらいで外付けロールマットとか（サーマライトいやしない）装備から見直し必要なんだろうな。

▪️食事計画
初日
・夕／馬の背ヒュッテ　ジビエカレー
2日目
・朝／馬の背ヒュッテのおにぎり弁当
・昼／行動食（塩せんべい、カロリーメイト、魚肉ソー、柿の種、チーかま）
・夜／焼きそば、常温焼き鳥肉、乾燥キャベツ、アマノ味噌汁
3日目
・朝／お茶漬け
・昼／行動食（塩せんべい、カロリーメイト、魚肉ソー、柿の種、チーかま）
・夜／尾西ごはん、アマノカレー、大豆ミート、アマノ味噌汁
4日目
・朝／尾西ごはん残りOR お茶漬け
・下山後、清涼苑で打ち上げランチ

……山フライパン、なんだかんだの（行動食兼ねた？）おつまみ、いらんかったなぁ

▪️水分
・ポカリ500ml×2、アクエリアス500ml×2、ダカラ600ml×2
・翌日以降、ポカリ粉末で最低でも2リットル作って持ち運ぶ計画

▪️反省
�‖領鷲埖�＋自ウェイト超過+体調管理
細かいアップダウンが苦手なのは最近痛感してまして、それで仙塩尾根下り基調でもペースダウン。重い荷物に自らも重けりゃそりゃぁ歩ききれやしませんね。高高度にもやはり弱いらしく体調なんか悪い感拭えず。

��荷物の軽量化
食事関連4kg超は半減すべき。行動食厳選せずにおつまみだからと放り込んだり、そもそも山フライパン調理もやめときゃよかった。
服も移動着、停滞着、大汗かくかな着替えに下山後洋服と気づけば4kgでこれも半減できたかなと。
モバイルバッテリー20kや10k、何か諸々詰めてのトップリッドに3kgも要精査。
行く前と帰宅後の荷物の重さ変わらなかったのもなんでだろと。

��ザックが合わない
モンベルアルパインパック（旧）50Lなんですが、やっぱり腰で担げない。お腹周りがでかいからなのか腰骨からベルトが落ちてくる。それで肩に食い込んで痛い痛い。モンベルでも調整してみてもらったのに。何が悪いんだろう。もうヤダ。

▪️雑感（よかったこと！）
・電車、バスの移動は山旅って感じでホント楽しいなー！
・仙丈ヶ岳からの景色、いろーんな山が見えて最高だった。1、2、3が横並びって最高だし、連なる仙塩尾根の雄大さにも驚くし。
・両俣小屋でのゆったりテント泊時間。途中撤退するものんびり川沿いで気持ちよく過ごせて。これまであんまり縁のなかったテント場早着。これもまたよき時間でした。


下山したら翌日ノド痛くて熱出てた……

コメント

kyabe

お疲れさまです！