旭岳-トムラウシ縦走(1泊2日)

- GPS
- 33:17
- 距離
- 50.1km
- 登り
- 2,506m
- 下り
- 3,459m
コースタイム
- 山行
- 9:57
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 10:28
- 山行
- 10:06
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 11:03
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
| アクセス | |
| コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓:チェンスパ等不要でした。 水場:白雲(雪渓) 忠別避難小屋(雪渓) 南沼(雪渓、無くなりそう) コマドリ沢分岐(流水) |
| その他周辺情報 | 1.白雲分岐:ザックデポ禁止です! ・ここのクマは人慣れしてます。クマのためにも守りたい。 2.忠別小屋:水場はキレイに! ・水中にトイレットペーパーの残骸がゆらゆら、もしかしたら?! 3.トムラウシ温泉野営場:クマ注意 ・熊鈴を鳴らさず歩いているとすぐ足下のヤブの中から唸り声。 ・その日のキャンプ客は僕以外無し、ビビり過ぎての幻聴? ・温泉泊に変更しました。。。 |
写真
感想
二度目となる旭岳、トムラウシです。10年振りとなる縦走です。前回は嫁も病気する前で元気でした。夫婦で旭岳から白雲山荘、ヒサゴ沼でテント泊とし、2泊3日で辿りました。この時は3日とも好天に恵まれ、ずっと夢の中にいるような気分で歩けました。
今回はソロです。十勝岳までつなぐつもりで日程を確保していましたが、3日目以降の核心日が天候悪そうなのでトムラウシ温泉下山に変更した上で入山、前回と同じルートで歩きました。
(初日)
始発のロープウェイで山上へ。歩き出すと早速お花たちがお出迎えしてくれます。チングルマは綿毛になってますが、イワブクロ(位しか名前を知らない)とかいろいろ咲いてます。
旭岳を過ぎると歩く人はめっきり減ります。雪渓はすっかり消えてチェンスパとか不要でした。北海岳から白雲岳に向かう東斜面はチングルマが見ごろでした。
白雲岳分岐で先を急ぐか迷いましたが白雲岳に向かいました。ゼブラは終わりかけでしたが、それでも絶景です。行って良かった。
白雲山荘手前で水を補給、冷たくて美味しい。浄水器はあると便利です。白雲山荘には12:40着、頑張れば忠別避難小屋まで行けそうです。よしスルーだ!1泊2日でトムラウシ温泉まで抜けよう!
忠別岳までは長くてしんどかったです。途中からは、時計も気になって焦ってました。このルートは時間を気にせず楽しみながらゆっくり歩くべき。それでも徐々に景色が変わっていく、その一つ一つが雄大で美しいことから、思わず足を止めてしまうことが多かったです。時間帯も遅かったのでほぼ終始誰にも会わず歩けたことも特別感あって良かったです。忠別岳避難小屋のテン場は先客が旭川の高校生達、あとは若い方たちでテントは合計4〜5張位でした。
(二日目)
避難小屋を5時出発。小屋雪渓付近のお花畑は素晴らしかったです。五色辺りは笹被りで朝はビショビショになりますがどうせ乾くので気にせず行きます。
五色岳を越えて化雲あたりも花畑がメチャクチャキレイ。花の名前は後で調べるとしてとりあえず写真撮りながら進むのでスピードが上がりません。天国すぎる。。。
日本庭園の辺りもこの世のものとは思えない景観が続きます。足袋のご夫婦?とすれ違う、沢の人かな?と思って少し立ち話、やはりクワウンナイ沢を登ってきた人達でした。ここも是非行きたいところです。今年は無理でも来年こそは!
ロックガーデン付近でヒサゴ泊の紳士と少し一緒に歩きましたがここでも下調べの甘さが露見、当てにしていたトムラウシ温泉からの下山バスは翌日からとのこと!ガビーン、、、でももしかしたら勘違いかもと仰られたので期待して先を急ぐ。ロックガーデンではその方も巻き込んでルートロス、無駄に岩山を徘徊してしまってスミマセン!お恥ずかしい限りです。
やがて、のっぺりした丘を越えるといよいよラスボス、トムラウシにご対面、近くで見るとそんなお姿なんですね。。水を北沼で調達しようと思いましたが、ゲンゴロウ達の楽園になっていてヤバそう、南沼キャンプ場まで残り1Lで頑張ろう!
いよいよ最後の登りにとりつくも、暑い日で岩場は特に堪える。北沼の水の青さを見て気持ちを和ませながら山頂に登り上げた。着いたぞ_
トムラウシ山頂は南側から日帰りで登ってきた人たちで賑わってました。さすが百名山、皆さん健闘を称えあってます。短縮ルートからでも相当長いですよね、みんなよく頑張りました!
歩いてきた旭岳方面、三川台から十勝岳に続く歩きたかった稜線を眺めてから下山します。南沼キャンプ指定地ではまだ水が取れました。賞味期限は短そうです。今後はコマドリ沢で補給しておいて損はないと思います。
トムラウシ公園付近も花が一杯咲いていて良かったです。前トム辺りで最後に振り返り景色を目に焼き付けて、下降していきます。この辺りも雪渓はもう一切ありません。
その後は長〜い尾根をずーと歩いてなんとか下山バスの時間に間に合うようトムラウシ温泉に下山しました。
ということで日程は強行軍的になりましたが、2日ともよく晴れて気持ち良かったです。前回も天気が良くて、フワフワした夢の中で歩いているような感覚でしたが、今回もまた、そんな感じでした。やっぱり北海道の山は良かったです。ありがとう!
※花の名前は図鑑で調べたものですがウソかもしれません。
(番外編)
下山バスはやはり翌日からでした!入浴してさっぱりした後、野営場で一夜を過ごすべく熊鈴を付けずに歩いていったのですが手前で、足元のヤブから動物の唸り声!震え上がって温泉泊に変更しました。その日はキャンプ客僕以外無しでした。ビビりすぎての幻聴?
翌日の下山バスの乗客は忠別でテン泊していた人たちと一緒でした。皆さんは南沼で一泊されたそうです。でもトムラウシ温泉は良かったし(3回入浴)、朝食も美味しかったから、まあ結果ヨシ。
Mameta7jp


















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