輝(てらし)山
- GPS
- 05:47
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 711m
- 下り
- 707m
コースタイム
- 山行
- 4:46
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 5:47
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場から乗鞍スカイライン方面(県道5号線)へ。 約1卆茲如∨迷Δ梁沿いの林道(正しくは林道跡)に入る。林道跡は地形図どおり1840mで終点、すぐ右側の輝山南尾根に乗る。尾根は下部で所々笹薮。 下りルートは輝山南東尾根。地形図1975mPから南西〜南東へ下り、送電線鉄塔2000m地点へ。鉄塔1770m地点から平湯峠までは雪の消えた巡視路を下る。平湯峠〜駐車場間は除雪済み。 危険個所はありません。 輝山までの標高差=登山口から約620m、林道跡終点から約220m |
写真
感想
勤務先が休日で晴天となった12日(火)、前々から気になっていた登山道のない輝山(2063.4m)へ行って来ました。
この山は山頂南側の標高1840m地点まで林道が伸びており(行ってみたら近年は使われていない林道跡でした)、林道終点から山頂までの標高差は220m程度なので、もし藪漕ぎとなってもそれほど難儀することはないだろうと予想していました。
林道終点手前の100mくらいは雪が続いていましたが、尾根へ上がってからは笹が刈り払われていました。この刈り払いが頂上まで続くのかと思いきや、すぐ先で笹薮に突入。所々雪が消えた藪漕ぎでしたが、途中からはずっと雪面歩きでした。
標高が上がると背後の乗鞍山塊や加賀の白山方面が素晴らしい眺望となり、傾斜がほとんどなくなると頂上でした。
輝山と書かれた手作りの山名板がコメツガの木の2.5mくらいの高さにあり、今年の残雪の少なさが分かりました。
少し下がった南東方向には展望の良さそうな所が見え、頂上で小休止後行ってみました。某山行記録に『輝山は展望が良い』旨書かれていますが、最高点は林の中だっただけに、「展望が良いとはこのことか!」と納得できる絶景でした。
肉眼では六百山の左奥に大滝山、安房山には無線中継所の鉄塔が見えました。
白谷の大断崖と、それとは対照的な大棚を目(ま)の当たりにし、大自然の素晴らしさには目を見張るものがありました。
山行計画の段階から周回する予定でしたので、ここでワカンを付け、南東尾根を下りました。
地形図の1975mピークは巻くより頂上経由の方が安全なように思い、ピークを踏みました。これが正解で、このピークからも東側が大きく開け、絶景が広がっていました。俯瞰する平湯温泉街が箱庭のようでした。
1975mPから少し南西に下り、途中から南東へ方向変換し、2000m台の平坦地の先で送電線鉄塔に出ました。周辺は林の中で、鉄塔はそれほど高くなく、すぐ近くまでは見えませんでした。
その先、1770mの鉄塔まではずっと雪上歩きでしたが、1770mの鉄塔近くでワカンを外し、大部分が雪の解けた明瞭な巡視路を下りました。
この日は関東地方に霜注意報が出る寒さで、平湯峠までの一部で雪の上を歩きましたが、笹の浮き出た雪面でもよく締まり、壺足にはなりませんでした。
地形図で送電線が平湯峠まで伸びていることは前もって知っていましたが、こんなに明瞭な巡視路があるとは意外でした。
もっと早い時期なら上りの林道に雪が多くて、土砂や岩石が崩落した所では歩きにくかっただろうし、下りの巡視路は雪に隠されていたでしょう。
上りで多少の藪漕ぎはあったものの、残雪の少ない今年としてはベストな時季だったと思います。
6日前には中ノ湯→細池→アカンダナ山の三ピーク→安房峠→中ノ湯と周回し、もう近辺に行ってみたい山はなくなりましたので、早い時刻に下山しましたが、ほかの山へは下見にも行かず、ずっと一般道を走り、暗くなる前に帰宅しました。
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