前穂〜吊尾根〜奥穂高

- GPS
- 16:21
- 距離
- 26.2km
- 登り
- 2,072m
- 下り
- 2,079m
コースタイム
- 山行
- 2:45
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 2:50
- 山行
- 8:58
- 休憩
- 1:29
- 合計
- 10:27
| 過去天気図(気象庁) | 2025年07月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| 予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
前穂高岳と奥穂高岳に登ってきました。
コースは、上高地バスターミナルから岳沢小屋へ向かい一泊。翌朝、重太郎新道で紀美子平まで登り、前穂高岳へはザックをデポしてピストン。吊尾根を通って奥穂高岳へ登り、穂高岳山荘で昼休憩し、ザイテングラードを下って涸沢小屋まで歩きもう一泊。最終日は横尾まで下り、あとは上高地バスターミナルまで淡々と歩きました。
山の天気予報の情報で、午後は雨になる可能性が高そうだったので、予定より早く家を出て登山を開始し、お昼前に岳沢小屋に着きました。午後外でのんびりしていたら予報通り雨に。夕方には止みました。午前3時ごろに目が覚めて外に出たら満天の星。天の川や通過していく人工衛星が見えました。
小屋の方から、涸沢まで行くのなら8時間から10時間はかかり、午後の雨の心配もあるので早めに出発した方がいい、とのアドバイスを受け、ヘッドライトなしでも登山道が分かる明るさになった4時半過ぎに出発。紀美子平までは、斜面がだんだんと壁のようになっていく感じがするほどきつい登りでした。前穂高岳山頂では、涸沢側からガスが吹き上がってきたりしましたが、穂高連峰の山々を楽しむことができました。
紀美子平から奥穂高岳への吊尾根は、最初少しハードなところがありましたが、怖くなるほどの高度感はなく、上高地を見下ろしながら歩くことができました。途中、前方から来る方が雷鳥の存在を教えてくださり、今年も雷鳥に会うことができました。吊尾根終盤、南陵の頭への登りはまたきつくなりましたが、南陵の頭まで来てしまえば奥穂高岳山頂まではそれほどつらくはありませんでした。
奥穂高岳山頂はガスに包まれ、ときおりジャンダルムが見えたりするくらいで、残念ながら眺望を楽しむことはできませんでした。
穂高岳山荘への下山は、山荘直前のところが梯子や鎖となり、慎重に下りました。
穂高岳山荘から涸沢小屋への下りは、ザイテングラードは慎重に歩きましたが、ザイテングラードが終わってからは淡々と下る感じでした。ただ、大きめの石がゴロゴロとしていて歩きづらく、疲労がピークにきている体にはきつく感じました。
涸沢小屋に到着し、部屋に入り荷物を置いて体を横にしたら、背中も腰も足も悲鳴を上げていました。この日は結局雨が降ることもなく、しんどいけれど、気持ちのいい山行ができました。
最終日は上高地に向けて下るだけ。前日までのゴロゴロとした岩の上を歩くことはほとんどなく、名残惜しさを感じながら下山しました。
岳沢小屋から奥穂高岳までは全身を使って登るところが多く身体中が痛くなりましたが、それを補って余りある自然を楽しむことのできた山行となりました。
tetsu0617














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