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記録ID: 85197
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ハイキング
京都・北摂

亀岡〜明智越え〜保津峡〜清滝〜嵐山

2010年11月03日(水) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:25
距離
16.7km
登り
529m
下り
568m

コースタイム

8:30 JR亀岡駅 - 8:40 保津橋 - 9:05/9:10 簾戸口(明智越え入口) - 9:55 鐘撞堂三叉路 - 10:30/10:35 鉄塔下 - 10:50/11:00 丸太の橋(水尾側入口) - 11:25 保津峡駅口 - 11:37 トロッコ保津峡駅前 - 11:50 落合橋 - 12:30/13:15 清滝・金鈴橋 - 13:23 愛宕念仏寺 - 13:30 鳥居本・平野屋 - 13:40 化野念仏寺 - 13:50/14:15 後亀山天皇陵 - 14:25/14:35 落柿舎 - 14:55 JR嵯峨嵐山駅
天候 午前快晴、お昼前から晴れ。天候は非常によかったです。
過去天気図(気象庁) 2010年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR亀岡駅(http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0630702)
JR保津峡駅(http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0610705)
阪急嵐山駅(http://rail.hankyu.co.jp/station/arashiyama.html)
嵐電嵐山駅(http://randen.keifuku.co.jp/map/13.html)
JR嵯峨嵐山駅(http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0610704)
京都バス清滝バス停(http://www.kyotobus.jp/)
コース状況/
危険箇所等
明智越えでは、一部道幅が狭くなっているところがあること、雨上がりということもあってかぬかるみが多かったのが目に付きました。あと、水尾側の急坂では溝状になった山道に沿って水が流れ落ちているところがあるなどしました。岩がむき出しになっている場所もいくつか見られるため、滑らないように注意ください。明智越え自体は、2時間程度で通過できるため、午前中など比較的短時間での踏破が出来ます。途中でお昼休憩を挟むもよし、他のコースとあわせて歩くもよし。上手に組み合わせてみてください。今回は、都合で寄れませんでしたが、水尾の集落をあわせてみるのも一興かもしれませんね。
水尾〜落合橋の一般道路は、道幅が狭いので車の往来にご注意を。
落合橋〜清滝の河畔道は、一部で岩場を通過します。人の往来が多く、岩がツルツル気味になっているので、濡れている時は特に滑らないようにご注意ください。道自体は整備されているため、迷うことなく行くことができます。
JR亀岡駅前。満開のピークは過ぎたものの、コスモスの花が咲き乱れています。
2010年11月03日 08:31撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 8:31
JR亀岡駅前。満開のピークは過ぎたものの、コスモスの花が咲き乱れています。
亀岡側で一番東に掛かる道路橋(ですよね?)の保津橋。愛宕方面とのアクセスには、やはりこの橋が欠かせませんね。まだ、市内側との接続は完成していないようで、南側の直進道路は工事中のまま閉鎖されています。
2010年11月03日 08:41撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 8:41
亀岡側で一番東に掛かる道路橋(ですよね?)の保津橋。愛宕方面とのアクセスには、やはりこの橋が欠かせませんね。まだ、市内側との接続は完成していないようで、南側の直進道路は工事中のまま閉鎖されています。
保津橋の上から、桂川上流側を見てみると、保津川下りの乗船場があります。この場所から嵐山まで川下を楽しむことが出来ます。
2010年11月03日 08:43撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 8:43
保津橋の上から、桂川上流側を見てみると、保津川下りの乗船場があります。この場所から嵐山まで川下を楽しむことが出来ます。
亀岡側の明智越入口です。簾戸口というそうです。入っていくといきなり汗だくになってしまいました。
2010年11月03日 09:04撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
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11/3 9:04
亀岡側の明智越入口です。簾戸口というそうです。入っていくといきなり汗だくになってしまいました。
道の両側には木々が茂っているのでなかなか外を見ることはできないのですが、こんな感じで垣間見ることは出来ます。
2010年11月03日 09:43撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 9:43
道の両側には木々が茂っているのでなかなか外を見ることはできないのですが、こんな感じで垣間見ることは出来ます。
高圧送電線が上空を通っていますが、見晴らしのよいところに出ると、遠くの山まで一望できます。嵯峨野線の電車が保津峡を通る音も、遠くから聞こえてきます。
2010年11月03日 10:07撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 10:07
高圧送電線が上空を通っていますが、見晴らしのよいところに出ると、遠くの山まで一望できます。嵯峨野線の電車が保津峡を通る音も、遠くから聞こえてきます。
一番東を通る高圧送電線の鉄塔の真下を通過します。ここも一つの眺望ポイント(次の写真)です。このあたりからは、水尾へ向かっての急坂をおりていくことになります。
2010年11月03日 10:31撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 10:31
一番東を通る高圧送電線の鉄塔の真下を通過します。ここも一つの眺望ポイント(次の写真)です。このあたりからは、水尾へ向かっての急坂をおりていくことになります。
前写真の鉄塔傍から、水尾の集落を見た様子です。後ろにあるのは、愛宕山を含む山並みです。ぱっと開けるところというのは少ないですが、それだけにありがたみもあるというものですね。
2010年11月03日 10:31撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 10:31
前写真の鉄塔傍から、水尾の集落を見た様子です。後ろにあるのは、愛宕山を含む山並みです。ぱっと開けるところというのは少ないですが、それだけにありがたみもあるというものですね。
鉄塔通過から先、水尾に降りる途中にて。山道に流れる流水…滑りやすいので注意が必要です。
2010年11月03日 10:42撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 10:42
鉄塔通過から先、水尾に降りる途中にて。山道に流れる流水…滑りやすいので注意が必要です。
水尾川を丸太橋で渡ったところで川を撮ってみました。水のせせらぎというのは、心を洗っていいものですね。
2010年11月03日 10:52撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 10:52
水尾川を丸太橋で渡ったところで川を撮ってみました。水のせせらぎというのは、心を洗っていいものですね。
落合橋から清滝川上流を見る。いつも、六丁峠を通らずに、この清滝川を遡って清滝地区を迂回します。その方が、何となく私にとっては楽なんです。
2010年11月03日 11:50撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 11:50
落合橋から清滝川上流を見る。いつも、六丁峠を通らずに、この清滝川を遡って清滝地区を迂回します。その方が、何となく私にとっては楽なんです。
清滝地区の紅葉も、まだこれから。少しだけ色づいてはいますが、それほど目立ちません。
2010年11月03日 12:20撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 12:20
清滝地区の紅葉も、まだこれから。少しだけ色づいてはいますが、それほど目立ちません。
清滝地区に入って最初の東海自然歩道の橋から清滝側上流を見る。手前のもみじが、早く赤く色づいてくれることを願っています。
2010年11月03日 12:23撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 12:23
清滝地区に入って最初の東海自然歩道の橋から清滝側上流を見る。手前のもみじが、早く赤く色づいてくれることを願っています。
清流には、野鳥も遊びに来ます。ちょこまか飛び回るので、ファインダーで追いかけっこです。
2010年11月03日 12:43撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 12:43
清流には、野鳥も遊びに来ます。ちょこまか飛び回るので、ファインダーで追いかけっこです。
清滝川河川敷から金鈴橋を見る。この橋の東側に駐車場があります。西側は愛宕山への入口です。
2010年11月03日 12:54撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 12:54
清滝川河川敷から金鈴橋を見る。この橋の東側に駐車場があります。西側は愛宕山への入口です。
愛宕念仏寺を脇から見てみる。ちょっと変わった雰囲気にも見えてきます。
2010年11月03日 13:23撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 13:23
愛宕念仏寺を脇から見てみる。ちょっと変わった雰囲気にも見えてきます。
こちらが愛宕念仏寺の門。こちらを見ている限りは、それほど変わっては見えないのですが。
2010年11月03日 13:24撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 13:24
こちらが愛宕念仏寺の門。こちらを見ている限りは、それほど変わっては見えないのですが。
鳥居本の愛宕山の鳥居と平野屋。色づいてくれると、もみじの赤と、屋根に蒸したコケの緑のコントラストが…
2010年11月03日 13:29撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 13:29
鳥居本の愛宕山の鳥居と平野屋。色づいてくれると、もみじの赤と、屋根に蒸したコケの緑のコントラストが…
後亀山天皇陵の紅葉。まだ緑の葉と、色づいた葉と…
2010年11月03日 13:49撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 13:49
後亀山天皇陵の紅葉。まだ緑の葉と、色づいた葉と…
落柿舎の紅葉と、落柿舎の代名詞でもある柿の実。ここのもみじも、比較的早い色づきです。
2010年11月03日 14:33撮影 by  FinePix S8000fd, FUJIFILM
11/3 14:33
落柿舎の紅葉と、落柿舎の代名詞でもある柿の実。ここのもみじも、比較的早い色づきです。
撮影機器:

感想

朝から太陽が眩しい…これは、お出かけ日和だということで、珍しく早めに家を出てみました。早目といっても、登山家の皆さんに比べれば、なんともない時間ですが…まずは電車で亀岡駅まで。雲ひとつない青空。満開は過ぎたけれどもまだまだ咲き誇るコスモス。駅の傍に観光用でしょうか、コスモス畑があります。京都から電車で30分とはいえ、滋賀県側に30分行くより、よほどここの方が駅前を見渡した時に長閑に感じます。
歩き始めると、ん〜足が少しだけ痛い。既に5日経っていますが、どうも愛宕山登山の影響が残ったままのようでした。中1日空けた日曜日も途中で痛み出したので、今回は中2日空けてみたのですが…まぁ、少しだけだし歩き続けると感覚が慣れてくるから何とかなるかな…(ホントは、そんな軽い気持ちで入ってはいけないのでしょうけど。)せっかく電車賃も払ってここまできたんだし、行っちゃいます。相変わらず持っているのは、国土地理院の電子地図を印刷したもの。嵐山近辺だけでも、どうも怪しいと思うところがいくつもあるけど、まぁとりあえずこれしかないので。アテにしながらアテにし過ぎず、ということで。
大きな保津橋を渡って対岸へ。保津八幡宮の裏を通って街外れへ向かいます。単に表の道が工事をしていたので避けただけなんですが。角倉了以ゆかりのお寺の前を通り、地図を確かめながら先を進みますが、奥に行くとどうも道がわからない。これでも、地図音痴ではないと自負していますが…描いてあるのと実際が違うように相変わらずながら感じてしまいます。探索方向を決めて、とにかく何となく進んだ先に、「明智越えハイキングコース」の大きな案内板があったので助かりました。改めて、ヤマレコでコースの記録をしようとすると、私の記憶にある山道への入り方と、国土地理院の地図・Yahoo地図(使う縮尺では地理院と同じ内容?)にはやはり相違があります。
いきなり細い道を行きます。入ったら倒木だらけ。荒れてるなぁ…というのが正直なところでした。少し中へ行くと道は溝状、さらに幅は狭い。ちょっとした岩肌むき出し。こんなところを本当に通ってたのかと思いたくもなってしまいます。案内板の説明では、「子供にも老人にもたやすく散策のできる」コースらしいですが、決してそうでもなさそうな…登りきって平坦な道に入ったら、そうかもしれませんけど。登りきって、比較的平坦な道になると、愛宕の方からでしょうかどこからでしょうか、ひんやりとした風が上がってきます。平坦になったおかげで、それほど苦労もなく歩くことが出来ます。ところどころに肩幅くらいの道幅しかないようなところや、岩のむき出しなところもありますが、概して歩きやすい方だと思います。道中中程では、左方(北側)よりも右方(南側)の方が、視界が開けることが多いような気がします。左方も向こうに山を望むことが出来ますが、写真を撮るとなると…結構きついかな。
水尾に近づき下り始めると鉄塔をアンダーパスします。ここでは、進行方向左方の視界も開けています。この先がまた山の中の急坂で、岩がむき出し、溝状になった山道には雨水が流れて小川を成し、この区間が一番歩きにくかったですね。未だかつて行ったことがなかったので水尾に寄ってみたかったのですが、この下りで足の痛みが悪化。寄ると往復で案内標の時間でも40分以上の時間を要するため、また今度の機会にと、断念。保津峡へ向かって歩くことにしました。
それにしても、府道50号線というのは狭いもので…今まで保津峡駅口までは歩いたことがあったのですが、さらに水尾の方は厳しいようで。車の往来には歩行者は注意しなければなりません。保津峡駅口から先は、いつもの如く落合橋まで歩いていきましたが、途中でトロッコ列車が来る時間になりました。落合橋の手前に川のほうへ出られるところがあるので行ってみたけど、全然橋梁が見えない…そうかぁ〜、昔見た覚えがあるのは、六丁峠のほうへ登っていく途中だったのかもしれないなぁ。確かに、もう一度川は右へ折れ曲がり、その先に鉄橋があるものですから、視界には入りそうにもありませんでした。
歩き始めて2時間半、そろそろ用を足したくなってきたけど、一番楽に行けそうなところは…やっぱ清滝かなぁ。六丁峠を通って公衆トイレはと思ったら、鳥居本に下りて…二尊院と落柿舎の間くらいしか思いつかなかったもので。後ろへ引き返すのもなんだしということで、川原に沿って清滝へ。こっちを行けば、30分もあれば辿り着ける。痛みが増した足を抱えながら、けど六丁峠を越えることを思えば、恐らく楽だろう清滝川沿いの道を行く。何度も歩いているので、だいたいの時間が予想できます。3日前にも歩いていますしね。無事、金鈴橋に到着。ついでに、お昼タイムとして休憩。太陽がやさしく照り、おかげでぽかぽかと暖かかったです。野鳥も遊びに来て、お昼そっちのけで撮影しようと試みましたが、ちょこまか動くし、なかなかうまく撮れませんでした。しばらくぼんやり。こういう時間の使い方って贅沢です。
もう今日は深入りしないということで、このまま嵐山を目指します。まぁ、動き始めが一番痛いんですけど。化野念仏寺を過ぎ、今回初めて後亀山天皇陵へ寄ってみることにしました。それは…この場所から国土地理院電子地図によると小倉山へ登るルートがあるからでした。まだ時間が早かったので、可能なら少し覗いてみようと。行くことが出来れば、今度嵐山公園から突っ切っていけば、全ての区間が明らかになる、というわけで。しかし…地図に描いてある道はなく、ついに行き詰まり。私はどうやって小倉山に入ったらいいんだろう…ここで気分が折れてしまいました。
足も痛いことだし、退散するか…落柿舎で少し撮影をしたあと、観光ルートを取りながらの最短ルートで嵯峨嵐山駅に到着。距離にしては時間が掛かりすぎたかな?そういえば、今日は、私にとって献血の解禁日。というわけで、余った時間で行ってきました。もう夕方だったにも拘らず、私の血液型の成分献血は、私が本日最初だったようで、何とか1本確保できると喜んでくださいました。1時間、うつらうつらしながら血を取り出して…それから、また1時間くらい歩いて帰宅。ん〜、それにしても何日かければ足の痛みは取れるのだろう…
20kmとか普通に歩けるようになってくると、時間はともかく何でも出来そうな気がしてきますね。いろんな幅が広がってきそうです。次の妄想は…高雄から鷹峯を目指すか、それとも鞍馬山一帯を散策するか、はたまた大文字から山越え琵琶湖を目指すか。いやいや、その前に、足治そうよ…

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