亀岡〜明智越え〜保津峡〜清滝〜嵐山
- GPS
- 06:25
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 529m
- 下り
- 568m
コースタイム
天候 | 午前快晴、お昼前から晴れ。天候は非常によかったです。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
JR保津峡駅(http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0610705) 阪急嵐山駅(http://rail.hankyu.co.jp/station/arashiyama.html) 嵐電嵐山駅(http://randen.keifuku.co.jp/map/13.html) JR嵯峨嵐山駅(http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0610704) 京都バス清滝バス停(http://www.kyotobus.jp/) |
コース状況/ 危険箇所等 |
明智越えでは、一部道幅が狭くなっているところがあること、雨上がりということもあってかぬかるみが多かったのが目に付きました。あと、水尾側の急坂では溝状になった山道に沿って水が流れ落ちているところがあるなどしました。岩がむき出しになっている場所もいくつか見られるため、滑らないように注意ください。明智越え自体は、2時間程度で通過できるため、午前中など比較的短時間での踏破が出来ます。途中でお昼休憩を挟むもよし、他のコースとあわせて歩くもよし。上手に組み合わせてみてください。今回は、都合で寄れませんでしたが、水尾の集落をあわせてみるのも一興かもしれませんね。 水尾〜落合橋の一般道路は、道幅が狭いので車の往来にご注意を。 落合橋〜清滝の河畔道は、一部で岩場を通過します。人の往来が多く、岩がツルツル気味になっているので、濡れている時は特に滑らないようにご注意ください。道自体は整備されているため、迷うことなく行くことができます。 |
写真
感想
朝から太陽が眩しい…これは、お出かけ日和だということで、珍しく早めに家を出てみました。早目といっても、登山家の皆さんに比べれば、なんともない時間ですが…まずは電車で亀岡駅まで。雲ひとつない青空。満開は過ぎたけれどもまだまだ咲き誇るコスモス。駅の傍に観光用でしょうか、コスモス畑があります。京都から電車で30分とはいえ、滋賀県側に30分行くより、よほどここの方が駅前を見渡した時に長閑に感じます。
歩き始めると、ん〜足が少しだけ痛い。既に5日経っていますが、どうも愛宕山登山の影響が残ったままのようでした。中1日空けた日曜日も途中で痛み出したので、今回は中2日空けてみたのですが…まぁ、少しだけだし歩き続けると感覚が慣れてくるから何とかなるかな…(ホントは、そんな軽い気持ちで入ってはいけないのでしょうけど。)せっかく電車賃も払ってここまできたんだし、行っちゃいます。相変わらず持っているのは、国土地理院の電子地図を印刷したもの。嵐山近辺だけでも、どうも怪しいと思うところがいくつもあるけど、まぁとりあえずこれしかないので。アテにしながらアテにし過ぎず、ということで。
大きな保津橋を渡って対岸へ。保津八幡宮の裏を通って街外れへ向かいます。単に表の道が工事をしていたので避けただけなんですが。角倉了以ゆかりのお寺の前を通り、地図を確かめながら先を進みますが、奥に行くとどうも道がわからない。これでも、地図音痴ではないと自負していますが…描いてあるのと実際が違うように相変わらずながら感じてしまいます。探索方向を決めて、とにかく何となく進んだ先に、「明智越えハイキングコース」の大きな案内板があったので助かりました。改めて、ヤマレコでコースの記録をしようとすると、私の記憶にある山道への入り方と、国土地理院の地図・Yahoo地図(使う縮尺では地理院と同じ内容?)にはやはり相違があります。
いきなり細い道を行きます。入ったら倒木だらけ。荒れてるなぁ…というのが正直なところでした。少し中へ行くと道は溝状、さらに幅は狭い。ちょっとした岩肌むき出し。こんなところを本当に通ってたのかと思いたくもなってしまいます。案内板の説明では、「子供にも老人にもたやすく散策のできる」コースらしいですが、決してそうでもなさそうな…登りきって平坦な道に入ったら、そうかもしれませんけど。登りきって、比較的平坦な道になると、愛宕の方からでしょうかどこからでしょうか、ひんやりとした風が上がってきます。平坦になったおかげで、それほど苦労もなく歩くことが出来ます。ところどころに肩幅くらいの道幅しかないようなところや、岩のむき出しなところもありますが、概して歩きやすい方だと思います。道中中程では、左方(北側)よりも右方(南側)の方が、視界が開けることが多いような気がします。左方も向こうに山を望むことが出来ますが、写真を撮るとなると…結構きついかな。
水尾に近づき下り始めると鉄塔をアンダーパスします。ここでは、進行方向左方の視界も開けています。この先がまた山の中の急坂で、岩がむき出し、溝状になった山道には雨水が流れて小川を成し、この区間が一番歩きにくかったですね。未だかつて行ったことがなかったので水尾に寄ってみたかったのですが、この下りで足の痛みが悪化。寄ると往復で案内標の時間でも40分以上の時間を要するため、また今度の機会にと、断念。保津峡へ向かって歩くことにしました。
それにしても、府道50号線というのは狭いもので…今まで保津峡駅口までは歩いたことがあったのですが、さらに水尾の方は厳しいようで。車の往来には歩行者は注意しなければなりません。保津峡駅口から先は、いつもの如く落合橋まで歩いていきましたが、途中でトロッコ列車が来る時間になりました。落合橋の手前に川のほうへ出られるところがあるので行ってみたけど、全然橋梁が見えない…そうかぁ〜、昔見た覚えがあるのは、六丁峠のほうへ登っていく途中だったのかもしれないなぁ。確かに、もう一度川は右へ折れ曲がり、その先に鉄橋があるものですから、視界には入りそうにもありませんでした。
歩き始めて2時間半、そろそろ用を足したくなってきたけど、一番楽に行けそうなところは…やっぱ清滝かなぁ。六丁峠を通って公衆トイレはと思ったら、鳥居本に下りて…二尊院と落柿舎の間くらいしか思いつかなかったもので。後ろへ引き返すのもなんだしということで、川原に沿って清滝へ。こっちを行けば、30分もあれば辿り着ける。痛みが増した足を抱えながら、けど六丁峠を越えることを思えば、恐らく楽だろう清滝川沿いの道を行く。何度も歩いているので、だいたいの時間が予想できます。3日前にも歩いていますしね。無事、金鈴橋に到着。ついでに、お昼タイムとして休憩。太陽がやさしく照り、おかげでぽかぽかと暖かかったです。野鳥も遊びに来て、お昼そっちのけで撮影しようと試みましたが、ちょこまか動くし、なかなかうまく撮れませんでした。しばらくぼんやり。こういう時間の使い方って贅沢です。
もう今日は深入りしないということで、このまま嵐山を目指します。まぁ、動き始めが一番痛いんですけど。化野念仏寺を過ぎ、今回初めて後亀山天皇陵へ寄ってみることにしました。それは…この場所から国土地理院電子地図によると小倉山へ登るルートがあるからでした。まだ時間が早かったので、可能なら少し覗いてみようと。行くことが出来れば、今度嵐山公園から突っ切っていけば、全ての区間が明らかになる、というわけで。しかし…地図に描いてある道はなく、ついに行き詰まり。私はどうやって小倉山に入ったらいいんだろう…ここで気分が折れてしまいました。
足も痛いことだし、退散するか…落柿舎で少し撮影をしたあと、観光ルートを取りながらの最短ルートで嵯峨嵐山駅に到着。距離にしては時間が掛かりすぎたかな?そういえば、今日は、私にとって献血の解禁日。というわけで、余った時間で行ってきました。もう夕方だったにも拘らず、私の血液型の成分献血は、私が本日最初だったようで、何とか1本確保できると喜んでくださいました。1時間、うつらうつらしながら血を取り出して…それから、また1時間くらい歩いて帰宅。ん〜、それにしても何日かければ足の痛みは取れるのだろう…
20kmとか普通に歩けるようになってくると、時間はともかく何でも出来そうな気がしてきますね。いろんな幅が広がってきそうです。次の妄想は…高雄から鷹峯を目指すか、それとも鞍馬山一帯を散策するか、はたまた大文字から山越え琵琶湖を目指すか。いやいや、その前に、足治そうよ…
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