北穂高岳 白き頂へ
- GPS
- 32:00
- 距離
- 34.0km
- 登り
- 1,831m
- 下り
- 1,824m
コースタイム
- 山行
- 9:09
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 9:40
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 7:02
天候 | 29日 晴れ、のち曇り。山頂付近は強風。夜間少し降雪。 30日 晴れ、のち曇り。上高地付近では時雨。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
松本から、アルピコ交通松本電鉄で新島々駅。 新島々から上高地へは、アルピコ交通のバス。 往復利用しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、上高地インフォメーションセンター前にあります。 横尾までは整備された歩きやすい道です。 横尾からも整備された道が続きます。 途中落石などの影響か、 河川整備の道に誘導されて進みますが、こちらの方が歩きやすいのかな? 横尾から本谷橋まで、所々に雪が残っているくらいです。 昨年の5月半ばに見た感じでした。 本谷橋も架けられていて、左岸にはもう雪はありません。 本谷橋を渡り、夏道ルートを進みます。 細いところを縫っていくので、対向しにくいと思います。 下山時、そういう事がしばしばありました。 涸沢から北穂高岳。 そこまでグサグサではなかったので、 歩き良かったですが、 山頂下、100m位からは、カチカチで、 ピッケルとアイゼンの有り難さを感じました。 まだ山頂までは雪の道です。 ルートは、いつも通りに手書きです。 |
写真
感想
連休明けに予定していた山行でした。
別な予定を忘れていて。
それを逃すとこの春は、
行けるかどうかわからないところでしたが、
4月の仕事の都合で、
たまたま、4月末に連休が取れることになりました。
元々は、3日で行くつもりでしたが、贅沢は言えません。
調べてみると、ムーンライト信州の運行日で、
翌朝、4時台の松本発の電車が運行するとのことで、
涸沢泊の、北穂、奥穂から、
迷いなく、小屋泊北穂を単独指名しました♪
この所の山では、
足に痙攣手前の違和感が連続していたため、
テントは却下。
せっかく小屋に泊まるなら、
北穂高小屋にと、天気を心配しながら2日前に予約。
あとは天気と、
そこに辿り着ける力があるかが心配でした。
松本に前泊して、
予定の電車と、バスを乗り継ぎ上高地へ。
雪の子どもが舞い散る中のスタートです。
一旦回復して、午後遅くなるにつれ
悪くなる予報だったので、
気持ちは焦りながらも、
そう早くは行けないのですが、
写真は控えめに、先を急ぎます。
天気予報外れるんちゃうの‼
そう思うような天気が続きます。
本谷橋に着いて、
あまりに雪がないのにはビックリしましたが、
そこから、涸沢小屋までは、
順調に疲れながら、何とか辿り着きました。
そこで、足攣り対策の、お薬を頂き、
アイゼン、ピッケルの準備。
途中から、先行者さんが見えると、
こころ強いですね。
少しづつ、高度を上げて行きますが、
北穂にかかるガスが気になります。
幸いに、岐阜側から流れてくるガスは、
北穂を越えて暫くすると、消えてしまいます。
今のうちに早く!
気は焦っても、体はそんなこと無理です。
何とか、大きく崩れる前に、
山頂が見えるところまで来れました。
その辺りからは、立って歩くのは難しく、
アイゼンとピッケルに頼って進みます。
南峰とのコルに着くと、
顔に打ち付ける風に飛雪が混じってきます。
そこから山頂までは、
登ってみるとなんてことはないのかもしれません。
ずいぶんと長い時間だったような気がしますが、
楽しい時間でした。
北穂高小屋は素敵な小屋でした。
当日は、9名が宿泊。
翌朝は、カリカリなのは嫌なので、遅めのスタート。
連泊の方を除けば、最後に下り始めます。
山頂からも多くの人が登ってくるのが見えていました。
一本の道を分け合いながら。
フロントポインティングというのでしょうか。
後ろ向きに下っていきますが、
足先からふくらはぎがしんどいですね。
今日も薬を飲んどいて良かった。
今回も、無事に下山でき、素敵な山に逢えて。
体はバキバキですが、
なぜだか、心地良いです。
回りまわっている全てのことに感謝。
ありがとうございました。
フジモンさん、こんにちは
赤く染まる穂高
モルゲンロートの大キレット
写真で拝見するだけでも感動ものなのに、生で見れたフジモンさんが羨ましいですよ
初日一気に北穂山頂まで頑張られた甲斐がありましたね〜
1日違いで私は岳沢停滞でしたから、ちょっと悔やまれますが
日頃の行ないの違いかな
今、この時期しか見られない景色、フジモンさんの脳裏に焼き付いたでしょうね
お疲れさまでした〜
nbさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
自分で写真見返してもにやけてしまいます
刻々と変わる風景を見ていると、
大きなものに包まれているような、
不思議な感じでした。
色んなタマタマが重なったんですが
それも、日頃の行いと言うんでしょうか
それでも、一番いい時に行けて、
忘れられないものを頂いたので、
これからも、そのサイクルが続くといいなと思います
編集終えてから、レコお邪魔させていただきます
フジモンさん こんばんは〜
いやいやいや、北穂はやっぱり泊まりがいいですね
形が変わらない槍ヶ岳が、陽の当たり具合によって、いろいろな表情に変わりますからね
やはりこの時期、ここが一番いいですよ
レコ見たら早々に行きたくなりました
さ〜て、いつ行こうかな
29、30は大正解でしたね
いいな いいな〜羨ましいな〜
お疲れ様でした
ぽんさん、コメントありがとうございます。
とても疲れました
それでも、
この景色を見るための疲れだったんでしょう
色々と、周りを見返していましたが、
北穂からは、槍を正面に見た景色が一番ですね
少しだけ、時が進んんだだけなのに、
これだけ表情が変わるものなのかと思いました。
今回は、去年のぽんさんのレコを拝見していたので、
山荘泊まりが候補になりました
ぜひ、またこの光景を見に行ってください
ニリンソウも満開になってることでしょうから
fujimonさん、こんばんは。
お〜北穂に行かれていましたか。
ダイナミックなガスの表情に、モルゲンロート、ドピーカンと最高のタイミングでしたね。
で、で、30日、どうやらfujimonさんが横尾を出た直後にすれ違っていたようです
自分は横尾に12:38到着でした
黒ハットの姿でしたが、覚えありませんか?
mariiさん、コメントありがとうございます!
本当に、今回は最高のタイミングでした
横尾辺りで。
お見かけしたように思います
黒い帽子の方、いらっしゃいましたよ ‼
GWは穂高と、どこかで拝見していたので、
どこかでバッタリもあるかもと思いながらいましたが、
なかなか気づかないものですね。
fujimonさん、こんばんは。
モルゲンロートの山の表情、すばらしいですね。
写真からでも分かりますから、生で見た感動はもっと凄いのでしょう。自分も見てみたいです。
月明かりに照らされる槍もきっと幻想的だったんでしょうね。
ああ、自分も雪山に泊まりたい・・・。
上りではつぼみだったのが、降りてみたら花畑に変わってた。というのも、なんだか山の神様に祝福してくれてたようで、面白いですね。
有意義な二日間の山旅、お疲れ様でした。
yukicchi7さん、こんばんわ!
コメントありがとうございます。
この景色をこんなタイミングで
見て良いものかと思いました。
前日の天気の崩れも小さく、
30日には好天になると信じていましたが、
夜中に目が覚め、外に出てみると、星空でした
あいにく月が登ってきていて、
星影は薄かったんですが、
逆に、月に照らされる槍が、
薄っすらと佇んでいて、
目が闇に慣れるにつれ、
はっきりと姿が見れ。
こんなことはまたと無いのかもしれませんね。
一夜にしての花畑も、想像してませんでした。
登りの感じでは、まだ3、4日後かなと思ってましたが、
春先は、季節の進みも揺り戻しも大きいんだと
改めて思いました。
毎回、良い気象で登らせてもらってるので、
本当にありがたい限りです
北穂高小屋。泊まってみて、お勧めできますよ
天気を当てて行ったらなおさらと思います
一度拝見させて頂きましたが
編集中でしたので、失礼しました。
もう少し、お天気がいいはずだった
GW、一泊二日の日程としましては
BESTな日程だったのでは?
この日以降、1日おきに、大荒れの
ようですので。
山肌が、新雪で真っ白なのには
愕きました。さすが北アですね。
小屋に9名とは、ちょうどいい感じですね。
泊まり登山ならではの絶景
楽しませていただきました。
komakiさん、こんにちは!
コメントありがとうございます。
写真が1日以上も全然アップできずに、
GWだからかと、少し諦めながらレコを上げた次第で。
プレミアム会員になったらできるかと、
変更してみましたが、できません。
結局は、タブレットの容量がパンパンだった、
というオチでした
陽の光を受けた真っ白な山肌を見た時は、
不思議な感じでしたが、
新雪が載っかったからと、納得して、
さらに感激しました
天気の移り変わりが激しいですよね。
その中、良い日に登れて幸せなことです
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