北日高神威岳(北東尾根)
- GPS
- 31:31
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,287m
- 下り
- 1,264m
コースタイム
- 山行
- 7:22
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 7:56
天候 | 雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
北東尾根の取り付きは雪なし薮漕ぎ、しかし下山では降雪で滑りまくり |
写真
装備
個人装備 |
ワカン
アイゼン
ピッケル
|
---|---|
備考 | 中途半端なワカンでなくスノーシューがあった方がよかった |
感想
計画は、初日神威岳まで登って、翌日にエサオマントッタベツまでピストンする予定だったが、天候の悪化と体力の限界から神威岳だけで終わってしまった。
初日は、札幌を3時に出発、6時半にトッタベツ林道最終除雪地点に到着、7時前に出発した。取り付き地点の北東尾根には雪がなく最初は薮漕ぎ、800付近からやっと雪が現れたが、ワカンを履いても埋まりまくりで体力を消耗した。1488付近からはガスがかかり、100mほどの視界で尾根の先が天上に向かっているように見えた。辛抱強く8時間ほどかけてやっと稜線上のJPに到着、テントを設営しホッとすると共に当日の神威岳登頂をあきらめる。この時点で翌日のエサオマンはなくなる。しばらくすると雪が降り始めた。
2日目、4時に起きると積雪15センチ、視界も前日と同様で何も見えないので再び惰眠をむさぼる。そして6時過ぎに再び起床、7時過ぎに神威岳に出発する。いきなりの雪庇の大きな割れ目に恐れをなしほとんどハイ松上を歩く。そしてこれ以上高いところはないと思われるところで行動を停止した。すばらしい景観はなかったが、日高稜線神威岳にいるというだけで十分だった。
後は帰るだけ、テントを撤収して往路を戻る。稜線から北東尾根直下が唯一気を遣うところだが、適度に雪も緩み怖さを感じることもなく通過した。昨夜の降雪で踏み跡が消えてしまったため、途中何箇所かの尾根分岐に注意を払いながら下山した。そして笹薮の上に積もった雪で何度も滑って尻餅をついた最後の斜面が最大の難所だった。
帯広はみぞれ交じりの雪、ついでに狙っていたオプタテシケ山や下ホロカメットク山もあきらめ、新嵐山荘で汗を流しおとなしく帰宅した。
コメント
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私の報告も遅れてしまい参考にならなかったと思いますが、トヨニに向かったかどうか心配をしていました。神威岳に変更しても雪と天候には変わりなく良くなかったようですね。お疲れ様でした。来年はもう少し時期を吟味してトヨニ経由でピリカを狙いたいと思っています。一番楽なのはトヨニ北峰の先にテントを張り山中2泊が確実の計画かな?と思いました。
ピリカ遥かなる美しき山ですね・・・。
情報提供ありがとうございます。エバさんの情報を基に北神威岳にターゲットを変更したのが正解だったのか分かりませんが、以前から行きたかった山へ背中を押してくれた気もします。ずいぶんと時間はかかりましたが、なんとか行ってこれて大満足です。なかなか遠いピリカヌプリは来年の楽しみに取っておきたいと思います。
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