記録ID: 8566264
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無雪期ピークハント/縦走
甲信越
夏の越後三山(八海山・中ノ岳・越後駒ヶ岳)縦走
2025年08月14日(木) ~
2025年08月16日(土)

体力度
7
1~2泊以上が適当
- GPS
- 23:10
- 距離
- 23.0km
- 登り
- 2,405m
- 下り
- 3,187m
コースタイム
1日目
- 山行
- 1:42
- 休憩
- 0:05
- 合計
- 1:47
距離 3.3km
登り 588m
下り 84m
2日目
- 山行
- 10:05
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 11:23
距離 7.4km
登り 1,251m
下り 828m
3日目
- 山行
- 8:45
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 9:47
距離 12.3km
登り 566m
下り 2,275m
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
六日町からバスで八海山スキー場へスキー場までバスは貸し切り状況450円でした。八海山ロープウェイに片道乗車1,800円しますが登山届けの提出を求められます。 帰りは諸事情により小出から乗車しました。越後湯沢からの指定席が取れたので快適に帰途につくことが出来ました。 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
〆2鵑枠海山から反時計回りで縦走しましたが八海山の八ッ峰群の鎖場では一番標高がある大日岳の梯子と鎖場のミックスした箇所が足の置き場があまり無く鎖を頼るほかないので緊張しました。 五竜岳から祓川までの波線ルートは登り返し盛り沢山で登山道が斜めっている箇所が多く滑ってしまい細尾根を1mも外れると草木を掴みながらルートに復帰するのに無駄な体力を使う羽目となるので注意が必要なのと些少濡れた岩は必ず滑りました。 また、途中の荒山やオカメノゾキ、出雲先、御月山の鎖場は朝露の影響もあったかもですが濡れて湿って急登なので気を使います。 ですのでこの波線ルートは自分のペースでは進めないルートでした。 C罐粒戮例雲遒論萋の雨の影響で潤沢に流れていると予想していましたが意外にもチョロチョロで汲むにはカップが必要です。 っ罐粒戮らの檜廊下までは若干の登り返しとほぼ急な下り勾配と登山道が斜めっている箇所が多く滑って転倒しました。無論復帰が大変です。 ホ慙下は歩きやすいリッジかなと鷹を括っていたら3mくらいのV字に割れた岩をどうやって降りるか考え谷側の岩のリッジを掴みながらズルズルおりましたが正解はV字沿らしいですが足の置き場がなく難儀する岩でした。 檜廊下から越後駒ヶ岳は天狗平で束の間の休息。急登の小ピークに何度も騙されココロが砕けてきます。でも極楽尾根(グシガハナ)分岐くらいから穏やかに一気に山頂へ行けるので救われます。 П杆絛陬岳から小倉山分岐まではこの縦走路になかった浮石帯が前駒くらいまで続いておりバテバテで足が上がらないので何度もつまずきそうになりました。 また、途中で駒の小屋の当日の小屋番さんにお会いしてバッジが買えず残念だったことと下山コースとしてバスの発着を考慮すると銀山平を目指すか駒の湯登山口のどちらが良いかと尋ねると駒の湯の方が近いと当初予定どおりのアドバイスを頂きましたが「途中は急勾配なので注意です。」とマジで長く辛い急勾配で飯豊連峰の丸森尾根を思い出させる険しい下山道でした。 総括すると岩と根は先ず滑り草や枝を掴みながら降っていく。自分の思い通りのペースに全く持ち込めないコースであるとともに尾根上ではなく尾根から少し下のトラバー的な斜めっている登山道が多く滑ることからチェンスパがあれば良いなと思いましたし、サコッシュ をぶら下げて山行すると今更ながら岩の足場が見えにくい。 装備はなるべくザックへ…。当たり前ですね。 |
| その他周辺情報 | 八海山避難小屋協力金2000円、中ノ岳避難小屋協力金善意 |
写真
八海山避難小屋内部。
鹿児島出身の72歳になる翁がいらして北から山を行脚しながら鹿児島へ降るという。
とても人生を堪能していらしゃる。
酒を酌み交わしもう少し話したいところであるが断酒中のため、明日からの激しい山行に備え早く寝た。
鹿児島出身の72歳になる翁がいらして北から山を行脚しながら鹿児島へ降るという。
とても人生を堪能していらしゃる。
酒を酌み交わしもう少し話したいところであるが断酒中のため、明日からの激しい山行に備え早く寝た。
3等三角点「小倉」。手前の枝折峠方面の分岐からめっきり人の気配が無くなり別な意味で緊張しますが日帰り登山客は湯に浸かれない駒の湯温泉まで刈り払いされております。
小倉山と栗ノ木ノ頭は急勾配で途中であった駒の小屋の当日の小屋番さん曰く辛く長く気が滅入りました。
小倉山と栗ノ木ノ頭は急勾配で途中であった駒の小屋の当日の小屋番さん曰く辛く長く気が滅入りました。
感想
断酒期間中に何処か行くところは無いかと模索していたところ先日相棒から越後三山に行ってみればと提案されていた事を思い出し八海山に前泊すれば老脚の自分でも越後三山を踏破できるだろうと行く行程の前日に計画する。
また、八海山から中ノ岳の波線ルートを一度歩きたいところもあって計画に及んだが今回の山行は一番キツく辛く長い山行となり、中ノ岳避難小屋にメガネを忘れてしまい小屋まで取りに戻るなどハプニングもあったが何より険しい景色が最高で何とか踏破できた。
やはり越後三山。甘い計画ではとても踏破できない事を思い知らされました。
でも些少の擦り傷はあったものの無事下山できた事に感謝いたします。
にしても、涼しくなってからの山行がとても多いのでちょっぴり自慢。
また今回の無謀なバテバテ山行で自分を助けていただいた方がいる。
バイクのSさんに駒の湯をちょっと過ぎたあたりで疲労困憊している自分を拾って小出駅まで送っていただいた。
「脱水症状の人を放っては置けない。ヘルメットは被ってるし緊急搬送の範疇だから大丈夫だろう。」この善意がなければ大湯温泉まで歩かねばならず、バイクの乗り降りもままならかった俺のようなチンケなオヤジを助ける勇気と行動を見習わなければ。
Sさん。改めてありがとうございました。
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