月山 古の参詣道高清水通り(本道寺口)

- GPS
- 09:42
- 距離
- 32.3km
- 登り
- 2,074m
- 下り
- 2,074m
コースタイム
- 山行
- 8:58
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 9:43
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年08月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
R48経由でR112に入る途中道の駅西川で朝食と登山準備で本道寺には 4:40着 帰りはR48が混雑するかもしれないと思いR286で戻った 高速区間は笹谷トンネルのみ |
| コース状況/ 危険箇所等 |
)榮算口之宮神社(登山口)~岩根沢分岐 この区間は昔の参詣道を彷彿とされる道幅の広く整備された道だ 林道を車で登る手もあるかもしれないがやはり登山開始は 本道寺口之宮神社としたい 傾斜もきつくなく危険性は全くない 岩根沢分岐~清川行人分岐 高清水が最後の丁石 柴明場(さいとば)から先で斜面の開削道で少しザレている場所があり ロープが無いのでスリップ注意 清川行人分岐~月山山頂 この先からがおいしいところ 少し傾斜の急な道を越えると岩の点在する草原に出る 踏み跡は薄いがロープが地面に張っているのでそれを頼りに歩く 大雪城では残雪が残っているので雪の上を歩いた 傾斜は緩くつぼ足で楽勝である 7郢鎧劃~清川行人分岐 下山は清川行人小屋経由で下った 大雪城での分岐が良くわからなく道が上からは確認できなかったので GPSで確認して登山道に入った このあたりはどこでも歩けるけど踏み跡が薄いので注意が必要 トンボがたくさん飛んでいて虫は全体的に少ないですがアブだけは別 登りでは全然いなかった 下りでは大雪城を越えたあたりから常時数匹に付きまとわれて参った 清川行人分岐から少し下ったあたりから急にいなくなった 熊は全然見なかったが糞は登りの区間では1~2箇所、清川行人小屋周辺の登山道では数か所あった 水場(月山ビジターセンターのHPでは清川行人小屋だけ) ”徂慇郷紂‥仍各始討任燭さん流れています 小沢? ∪仭ァ‥仍各擦ら20mくらい脇に降りるとパイプからチョロチョロ流れ ています 沢のような浸透水のような 9眄郷紂‥仍各擦錣でミニ滝、それなりに流れています 小沢 ぢ臉秕襦〕酸秧紊得られます コップがあった方が良い ダ鏡邱埒余屋 ホースで小屋まで引き込んでいる(沢水だろうか?) 携帯の電波は月山山頂では問題なくつながります(ドコモ回線) 本道寺口之宮神社の駐車場もOK |
| その他周辺情報 | 道の駅西川 水沢温泉もありますが疲れと暑さで入る気になれなかった コーラだけ買って帰る ソフト買いたかったが席が満席で外では食べる気になれなかった |
写真
羽黒山口コースのトレイルが見える
神社に参詣
本宮を詣でるためにはお祓いが必要\500
その後で御朱印をいただく
結構並んでいてみんな御朱印狙いなので30分くらい待った
羽黒山口ルートのトレイルが見える
七口の一つ本道寺口
かつては八口あった
羽黒山の荒澤口(羽黒口)、阿吽院の肘折口、日月寺の岩根沢口、注連寺の七五三掛口、大日坊の大網口、大日寺の大井沢口、本道寺の本道寺口、照光寺の川代口(寛永年間に閉鎖)
装備
| MYアイテム |
重量:0.42kg
|
|---|---|
| 個人装備 |
薄手ロンパン
半袖+長袖Tシャツ
ソックス2足
GPS
行動食(おにぎり3個)
非常食
救急セット
エマージェンシーシート
ツェルト
ヘッドライト
スマホ
水1500cc
カメラ
ウインドシェル上
雨具
サングラス
帽子
ココヘリ
お金
熊鈴
日焼け止め
虫よけ
buffスヌード
塩飴
御朱印帳
|
感想
月山には残雪期しか行ったことなかったので天気がよさそうなので
古道である本道寺から歩いてみる
人が少なく長いのは他に肘折口もあるが、今回はいつも朝日の帰りに
通る本道寺からとした
この本道寺には駐車場が10台分くらいあるが停まっているのはあまり見掛けない
江戸時代には相当の参詣人が来ていたようであるがどのような道か興味がわく
駐車場に着くと1台の車が停まっていた登山者だろうか?
古の人々にリスペクトして歩き始めると杉林だ
登山口と称するところはここから林道で上がれるところにあるが
やはり出発はこのお寺からで外せない
最初は伐採した杉の葉や枝で少し歩きやすくないがすぐに幅の広い
道で傾斜が緩いので比較的楽だ
ところどころに置かれている丁石の写真を撮りながら歩く
ほとんど埋もれているのを地元の人が掘り起こしたそうだ
その先も丁石や碑の前では立ち止まり写真を撮った
このような古道は好きだ
清川小屋分岐の先で一人の登山者を追い越した
駐車場に停めていた車の人で日帰りだそうだ
ここまでは順調に進んでいたが清川小屋分岐から先は
傾斜が少し強くなり結構応えた
その先の森林限界を超えた草原地帯に入り傾斜が弱くなっても
疲れが取れない
...が、ここからは最高の風景だ
山も花も小沢や雪渓が最高!
雪渓の末端では融雪水を汲んだがコップがあればよかった
雪渓を越えたあたりで女性が下りてきた
やはり花目的みたいだ
ガイドがどうこうと言っていたので山頂泊のツアーだろう
その先でも数人降りてきた
胎内岩を越えたら本宮が見えてきた
キター! 山頂だ
登山者がたくさんいる
まずは参詣だ 入り口でお祓いをうけて本宮の社を参る
Uターンして社務所で御朱印を受ける
10数人しかいないがすべて御朱印狙いなので30分くらいかかった
受付だけしてくれればその間に山頂詣でできるのに
残雪シーズンしか着ていなかったので、あんなに山頂が狭かったとは思っていなかった
写真を撮ってすぐに降りた
神社の手前には座るのに手ごろな石がたくさんあるので調度よい
靴を脱いで足を乾かし昼飯にした
見ていると大型ザックにスイカと氷かきの道具を背負っている人がいた
下りも長丁場なのであまり長くはいられない
大雪城にくるとスキーを背負った人が歩いていた
ここで滑るのだろうか?
さて清川行人小屋までの下りの分岐が見当たらない
登りでは雪渓上を歩いたので見落としている
どこでも歩けるので適当に歩いてGPSで位置確認したら見つかった
ここは踏み跡が薄い(つかない)箇所なので遠くからではわからない
下っているとアブが数匹つきまといたまらん
登りで虫がいなかったので、山頂で半袖にしたのが裏目になった
まぁ腕を振って歩いているうちは刺されない
ただし写真を撮っているとチクッとくる
清川行人小屋に入るとさすがにアブは入ってこないので一息入れる
ここから小屋分岐であるが、アブの集中砲火を受けて集中力が散漫になり
来る途中にあったことがわかっていなかった
刈り払いの道が下に続いていたのでつい下ってしまった
だが計画の時地図を見ていたので小屋分岐までは斜面のトラバース道のハズ
と思い直しGPSを見るとおかしい
小屋まで戻り更に位置確認して下りの道を戻ると本道寺分岐があった
ここから本道寺分岐までは少々歩きにくい
本道寺分岐にきて本道寺ルートに戻った
またアブがうるさいがここからさらに下ると次第にいなくなった
これで大分快適になった
ただし暑さは大分増してきた
岩根沢分岐あたりで藪の中でガサガサしている
このあたりは走るのにはなかなかいい傾斜である
熊が出てくるまでに引きはがす(本当に熊?)
疲労しているがとりあえず走る
ザックがなければもっと身軽だろうなぁ
走ると風が当たり涼しい
山頂で1泊して次の日走って下れば最高だろうなぁ
登るとき素通りしてきた水場では全て手を洗った(意味あるか?)
最後は林道を数か所横切り本道寺に戻った
駐車場にくると朝あった車は無くなっていた
さっと着替えて帰ろうと思ったが、さっそくアブが寄ってきた
ドアを置けると中まで入ってくる
車の温度計は35℃だエアコン全開で帰る
途中道の駅でコーラを買って一口で飲んだ
温泉併設されている道の駅だが暑くて入る気にならない
時間はまだ早いので国道で帰ることにした
道路があまり混雑していないので助かった
コメント
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kamisugirunner











山行お疲れ様でした。
月山ブルーでしたね🩵
私は、4時発で村上の笹川流れへ海水浴へ行ってました。
113号線を新潟へ向かう途中、きっと飯豊山、朝日山系、雲海なんだろうと思いながら進んでました⛰️、新潟から帰るときは、朳差岳は、やや雲が山頂付近にかかっており、飯豊町を通過し南陽市付近では、大朝日岳もくっきり、飯豊山も少し雲が有りましたがくっきり出てました。
本道寺ルート、とても参考になります。
岩根沢ルートも以前より気にはなってましたが、道路崩壊のレコを見て、ちょっと厳しいかなぁと思ってました。
暑いけど、やはり青空はいいですね山
「村上の笹川流れ」きれいですね
昔日本海側に海水浴に行きましたが太平洋側とは全く違うなぁと思いました
当時は三陸の海ってとても冷たく長くは入っていられませんでした
ただ日本海ってクラゲ(砲弾型の)が多くて結構刺されましたね
アブとどっちがいいかって?
まだアブの方が対策立てやすいです
今回の月山は肘折から入って本道寺に抜ける前哨戦です
肘折と本道寺でどうするかが鍵ですね
今回、前日の雨で☔今シーズン最高に濁ってました。
それも自然、山の栄養が⛰️海に流れてるんでしょうね、🌊
まだ刺すクラゲ🪼は出てない様な気がします。
一度、大昔に刺されましたが、触手が数箇所触れて刺されると痛いんですよね😅
アブ🪰も痛いけど、アブは、🪰動いてると一応は、交わせられるからねー、
太平洋側、波🌊が大きくて怖いです😱
肘折側かぁ、月山の最も長いルート、確かに興味が有りますが、宿泊有りじゃないと結構厳しそうかと( ᷇ ࿀ ᷆ )
本道寺ルートの詳細がわかりたいへん参考になりました。数年前から登ってみたいと思っているのですが、わたしの足では距離はなんとかなるにしても、時間的にきびしく実行に踏み切れていません。わたしには、本道寺から登り姥沢に下り、町営バスで戻るのが現実的かななどと考えています。
kamisugirunnerさんが肘折から本道寺へ歩かれるのであれば、こちらが休みのときに限りますが、下山した本道寺から肘折まで車でお送りしますよ。
本道寺ルートは気にはなっていたのですがあまりレコがなく時間が過ぎてしまいました
自分はあまり往復は好きでないので姥沢に降りるのはいいと思います
行雲流水さんなら自転車を姥沢の駐車場に置いておけばいいかと
ほぼ下りなので快適では?
ちなみに傾斜が緩いので意外と早く歩けると思いますよ
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