南アルプス⛰聖光サーキット⛰感動のアップダウンww

2025年08月29日(金) ~ 2025年08月31日(日)

• GPS: 31:34
• 距離: 47.6km
• 登り: 4,184m
• 下り: 4,174m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:14
• 休憩: 1:17
• 合計: 8:31

距離 13.2km 登り 1,741m 下り 188m

5:12 芝沢ゲート
6:22 易老渡
6:47 6:48 便ヶ島
6:57 7:10 聖光小屋
7:50 8:13 西沢渡
10:36 10:57 大木の広場
11:32 苔平
12:48 13:02 西沢三角点
13:18 13:23 薊畑分岐
13:38 聖平小屋分岐
13:43 聖平小屋

2日目

• 山行: 9:57
• 休憩: 0:39
• 合計: 10:36

距離 12.6km 登り 1,465m 下り 1,309m

3:55 聖平小屋
3:58 3:59 聖平小屋分岐
4:20 4:21 薊畑分岐
5:20 小聖岳
6:23 6:33 聖岳
6:48 6:56 奥聖岳
7:18 7:19 聖岳
8:05 小聖岳
8:42 8:43 薊畑分岐
8:57 8:58 聖平小屋分岐
9:54 聖平小屋
10:02 聖平小屋分岐
11:54 12:00 南岳
12:45 12:47 上河内岳の肩
12:55 12:57 上河内岳
13:03 13:09 上河内岳の肩
14:31 茶臼小屋

3日目

• 山行: 11:33
• 休憩: 1:40
• 合計: 13:13

距離 21.7km 登り 978m 下り 2,676m

4:02 茶臼小屋
4:49 5:24 茶臼岳
5:37 仁田池
5:58 5:59 希望峰
7:26 7:41 易老岳
8:30 8:31 三吉平
9:09 9:10 静高平
9:28 9:39 県営光岳小屋
9:56 9:57 光岳
10:08 10:09 県営光岳小屋
10:24 10:25 静高平
10:59 三吉平
12:04 12:31 易老岳
12:49 三角点
13:59 14:00 標高1800m地点
14:36 14:41 面平
16:05 易老渡
17:15 芝沢ゲート

天候

快晴＆猛暑

アクセス

利用交通機関：

自家用車

芝沢ゲート利用金曜日1時着で満車（宿泊の方も居ると思います

コース状況／危険箇所等

面平から易老渡までのガレザレは昨年よりひどい。
尻もちついてしまった。滑落注意

その他周辺情報

時間的に遅くなり日帰り温泉はこちらに
龍泉閣・平岡駅内にホテルがありそちらの温泉へ
ちょっと変わった宿でしたが是非。お湯はトロっとしていました。
https://ryusenkaku.co.jp/

写真

暗いうちだとちょっと怖いので薄暗くなってから…熊‥

芝沢ゲートには金曜日でも沢山の登山者で
賑わってます。

90分ほどで聖光小屋へ到着
こちらで少し休憩し目の前に見えるいい感じの急登にうっとり…

最初の渡渉は、小屋番さんが橋を掛けておいたよ！と
笑顔で(*^-^*)ありがとうございます！！

ロープを引っ張り動かす自力ゴンドラへ乗っていざ！！

とにかく登る。水場はテント場しかなく飲料水は背負って。
長いルートなので3ℓ
半分はあっという間。ゴクゴク飲めなくて辛い（笑）

エンドレスなアップダウン。2000m超えてもまだ樹林。
さすが南アルプス深南部。

フラットになると休憩。
背中から流れる汗。湿度100%です。
北アルプスみたいな華やかさは一切ありませんが

この辺りは亜高山帯になるのか、コメツガ、シラビソが多くみられた。上部に入るもハイマツなどは見られず独特な森林帯だ。

1600Mほど標高を上げると西沢渡へ！
気持ちは小屋へ着いたようなもの。「着いたー」と
思わず叫び、水分をたっぷり補給。。

小屋までの木道も先ほどの辛さも忘れルンルン歩き。
南アルプス南部の深さを改めて実感する。
「深い。実に深い」

小屋は2棟あり、1棟は冬期小屋
冬期小屋利用できるなら雪が降る前、ギリギリに来ても良さそう
ほぼフラットなテント場はとても快適✨

早速ビールを買い初日だけはちょっと美味しいものを、と
九州で買った真空パックの鶏肉柚子胡椒を温め程度に。
めちゃんこ美味しい♡

4時、聖岳へ向かう。テントは山頂から下山して撤収にした。
見上げる星空が綺麗過ぎた。

樹林帯から覗く滝雲が素晴らしい。
いつも思う。この自然の、この一瞬の為だけに頑張るのよ。

振り返ると美しい富士山が見えた。
以前、小河内岳から見た富士山が美しすぎた。南アルプスから見る富士山が一番美しい。なんだかもう大満足。

登頂！大変だと思って先延ばしにしていた聖岳。
奥は赤石岳が聳える。待ってますよと言われているようだ。
写真を取らなかったが日本アルプススターが勢揃いだった。
山を歩いてて良かった。これに尽きる。

奥聖は寄らないかな〜と思っていたが、せっかくなので(*^-^*)

先に進む、上河内岳を見てまた思う。
デカい…

やっぱりこれ、夏はこれしか勝たん！2袋持って行った。
うまい♡

上河内岳っ！存在感たら💦

下って登って下って登って。
えげつないアップダウン。猛暑もあり、久しぶりに歩けないかもと不安が過る。ガスって…

やっとの上河内岳。
予想以上に上河内岳が大きく、カッコ良かった。
暑さにヤラれそうだったけど。こちらも聖岳の妻的な存在に感じた。

本日のテント場へ向かいます。

今日は暑かった💦
冷えたビールが染みる。。テントは結構張れます。
茶臼岳の展望がいいとのことで楽しみです。
テント張り終えたらお疲れ様です。

茶臼岳登頂
美しい富士山に手を合わせて、ご来光を待ちます。

ここで日が昇りそうなので暫し待ちます。
モーニングショーです

やっぱ南アルプスからの富士山は美しいなぁ〜

暫し富士山を拝み茶臼岳山頂標識も拝み
先へ進みます。今日は長い工程。
光岳を回り下山。13時間の予定、頑張る！

歩いてきた稜線も、峰々も素晴らしい

振りかえり聖と上河内岳
南アルプスのジャイアンツだな。シミジミ…

易老岳付近
分岐でテントザックをデポ
サブザックに水と、行動食、ヘッデン、レインを入れ光岳ピストン出来れば4時間で戻りたい。ダッシュでスタート！

去年見た景色。
水は枯れていました。今まで見た樹林帯とは違う湿原
ココからは美しい湿原と樹林が続きます。

木道を超えたら小屋です。

光岳はテント場が少し下になりました。
その代わりドームテントが出来たようです

人生2度目の光岳✨
山頂は展望はありませんが、ここまでの景色も素晴らしい
展望はイザルガ岳で堪能してこられるのが良いかと（笑）

山頂標識は一番大きかったかも

静高平から振り返り
見納め。やっぱりかっこいい！！
大変だったけれど頑張って歩いて良かった！

ここからは延々と下る。2000mは標高を下げるので気合いですw

酷いザレに数回尻もち💦
なんとか易老渡まで下山。ちょっと一安心

面平からザレ、ガレの激下りをなんとか歩き通し芝沢ゲートへ
着いた〜〜自動販売機のジュースは売っていた💦
良かった〜。ノンアルコールビールをぐびっと飲み干す。
長かった3日間でしたがいっぱい歩いて楽しかった〜〜

装備

個人装備

ザック・雨具・ストック・ヘッドランプ・防寒着・グローブ・ファーストエイド・巻紙・マッチ・靴下（替）・着替え（一式）帽子<br />サングラス・時計・携帯電話・地図・コンパス・バッテリー・火器・ライターコッヘル・カトラリー・ココヘリ・ゴミ袋・虫よけ<br />蚊取線香・テント・マット・シェラフ・ピロ―・タオル・行動食・熊鈴・プラティパス・カメラ・非常食

感想

sumiko

日本百名山は94座目の聖岳
南アルプスの深南部と言えば長い、キツイ、アクセス悪いと評判で先延ばしにしていた。遠くから見る聖岳はとても大きくイケメン。いつか縦走したい。
との想いにやっと一歩踏み出した。真夏の縦走路は水場が無いから2.5ℓ
テント装備で15�圓曚匹鯒愽蕕な發�。初日は8時間程度、抜けない樹林と暑さが大変でしたが危険箇所もなく迷う事もない。時々土砂後で歩きにくさはあるも問題なし
2日目は大展望の稜線歩き。一つ一つの山が大きく峰々が繋がっているが日本アルプスの中では一つの山が大きすぎて繋がっている感じがしない。しかし凄いなぁ〜って何度もつぶやいていた。3日目、聖岳の次の大きな上河内岳へ、序盤のアップダウンが凄かったのでさほど。。しかし一気に300m上げていくのでそこそこの急登が続く。ピークを踏みグッと下りグッと登りピークを踏む。の繰り返しでした。
最後、激下りは2000m以上。沢に転がり落ちないように地味に下山。
もう一度同じルートを歩くとすれば逆がいいかなぁと思いました。
面平からの下りはなかなかのキツさ。斜度もそうですがザレ、ガレがひどく
下山に時間がかかり過ぎたなぁ、という感想

百名山、南アルプスは塩見岳を残し終了
深い深い森の中の大きな山域。土砂崩れも酷いため、いつ入れなくなるか分からない
山域だなぁ。まだまだ未知の山域。知れば知るほど面白い山域でした