遅れてやってきた俺の夏休み？ 北アルプスへ小さな大冒険に出掛けよう！ 猿倉〜白馬大雪渓〜白馬岳〜白馬大池〜栂池平

2025年08月31日(日) ~ 2025年09月01日(月)

• GPS: 14:21
• 距離: 19.6km
• 登り: 2,343m
• 下り: 1,771m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:54
• 休憩: 1:27
• 合計: 7:21

距離 8.7km 登り 1,875m 下り 273m

6:11 スタート地点
6:13 6:34 猿倉荘
6:34 猿倉登山口駐車場
6:43 6:46 鑓温泉分岐
7:13 7:14 御殿場
7:29 白馬尻荘
7:33 白馬尻小屋
10:08 10:15 岩室跡
10:42 10:52 避難小屋
11:09 11:17 お花畑
11:47 12:06 白馬岳頂上宿舎
12:46 12:49 白馬山荘
13:04 13:19 白馬岳
13:32 白馬山荘

2日目

• 山行: 5:37
• 休憩: 0:50
• 合計: 6:27

距離 10.9km 登り 468m 下り 1,498m

6:34 白馬山荘
6:55 7:02 白馬岳
7:35 7:36 三国境
8:28 8:35 小蓮華山
9:14 9:19 船越ノ頭
9:57 10:01 白馬大池山荘
10:35 乗鞍岳
11:25 風吹大池方面分岐
11:32 天狗原/白馬岳神社
12:29 12:54 栂池山荘
12:56 12:57 栂池ヒュッテ
13:01 ゴール地点

天候

2日間とも最高のお天気！
ただ北アルプスに来ているのに、こんなに暑くて良いのか？

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

白馬八方第2駐車場に駐車
ここからタクシーで猿倉まで移動 \3900
2人以上で乗り合いすればシャトルバスより早く・安く 猿倉まで行けます　

下山は栂池ロープウェイとゴンドラリフトで下山 　片道下山 \2100
栂池からはシャトルバスにて八方バスターミナルへ

コース状況／危険箇所等

白馬大雪渓は軽アイゼンが必要

その他周辺情報

白馬八方温泉 八方の湯　\850

写真

8/31 5:40

白馬八方第2駐車場にて。
一緒に山旅をするかわいい相棒たち。
2日間、よろしくね。

8/31 6:15

タクシーで猿倉まで移動。
タクシー\3900、シャトルバス\2000ですが、タクシー乗務員のお姉さんの楽しい会話でここまで来たので、多少お高いですがそれは各々の気の持ちようだね。

8/31 6:19

登山届けは提出しましょう。

8/31 6:20

アミノバイタルの試供品があったので、ありがたく頂きました。
ありがとうございました。

8/31 6:33

登山道入口。
さあ、ここから楽しい2日間の始まりです。
安全に気をつけて、思いっきり楽しもう！

8/31 6:53

目指す頂き。
果たして、俺はあそこまで登れるのか？
正直 不安テンコ盛りですが、この青空を見ると今回も勝利を確信している！

8/31 7:10

8/31 7:19

8/31 7:22

8/31 7:27

8/31 7:32

はいっ！
ここまで来ました。

8/31 7:33

河原に出たら、急に空気が変わりました。
ここまでのクソ暑さから、冷蔵庫を開けた時のような冷気に変わりました。
雪渓、スゲ〜！

8/31 7:43

8/31 7:49

雪渓の末端。
アイゼンの装着はもう少し先みたい。

8/31 7:50

8/31 7:51

8/31 7:56

8/31 8:03

この先で皆さん、アイゼンを装着していたので、自分もアイゼンの準備を行いました。
しかし、あちこちに大きな岩が転がっているな〜。

8/31 8:23

アイゼン装着完了！
久しぶりに6本の軽アイゼンを使用。
落石には十分注意しよう。

8/31 8:23

歩きたかった白馬大雪渓。
地表（雪渓）と上空の気温差が大きいから、霧が発生しています。
チョットした気象学を学んでいるみたい。

8/31 8:32

先ほど述べた通り、地表（雪渓）と上空の気温差で前方はモヤモヤ。
下界は35℃越えの猛暑らしいから、このヒンヤリ感、大好き！最高！

8/31 8:32

気を抜くとアッという間に滑落するので、しっかりと一歩一歩踏みしめて歩きます。
下を見ると結構な角度があるな。

8/31 8:35

赤いベンガラに沿って歩きます。
夏に雪上を歩けるとは、何と素晴らしいことか！
ここ2年程は雪渓を歩ける時期があまりなかったんですよね。

8/31 8:48

楽しかった雪渓歩きは、ここで終了！
アイゼンを外します。

8/31 9:07

雪渓歩きも終わって、再び普通の登山道歩きになります。

8/31 9:10

大雪渓を見下ろせる所まで標高を上げました。

8/31 9:14

8/31 9:17

8/31 9:22

ここも歩くことが出来たら楽しかったと思いますが、こちらの雪渓は通行禁止。
両サイドからカラカラと落石の音がしていました。

8/31 9:43

多数の落石が雪渓上に転がっています。
こんなのに直撃されたら、タダでは済まないだろうな。

8/31 9:53

雪解け水の流れる川を渡渉します。
火照った手を浸すとメチャ冷たい！
でも気持ち良い〜！

8/31 9:59

8/31 10:01

8/31 10:08

8/31 10:47

緊急避難小屋。

8/31 10:59

8/31 11:00

8/31 11:01

8/31 11:03

上を見ると白馬岳頂上宿舎が小さく見えてきました。

8/31 11:13

雷鳥さんに遇えるかな？
密かに遇えることを期待しています。

8/31 11:14

見よ、この青空を！
今回も勝った！
ここまで来て、お天気に裏切られたら間違えなく俺はグレる！

8/31 11:16

8/31 11:24

左側には存在感抜群の杓子岳。

8/31 11:47

もう少しで白馬岳頂上宿舎です。

8/31 11:47

右側を見ると本日お世話になる白馬山荘。

8/31 11:49

白馬岳頂上宿舎に到着。
ここで小休憩。

8/31 12:05

さて、白馬山荘を目指して出発。

8/31 12:14

ここを登り上げると白馬山荘に到着します。

8/31 12:26

白馬山荘に到着！
ここで受付を行います。
無事、ここに到着出来たことに感謝です。

8/31 12:26

こちらの建物はスカイプラザ白馬。
レストランや売店があります。
後でビールでも飲みに行こう。

8/31 12:26

こちらの建物は宿泊棟と食堂です。
夕食と朝食はこちらへ移動します。

8/31 12:41

本日のお部屋番号。

8/31 12:41

このお部屋の宿泊者、一番乗り！

8/31 12:47

今日の日の入り、明日の日の出の時刻を確認する。

8/31 12:50

早い時間に到着して身体に余裕があるので、白馬岳山頂へ遊びに行きます。

8/31 12:58

お散歩感覚で白馬岳山頂を目指せるのは最高。

8/31 13:03

青空に向かって歩く。
やっぱ、今日の俺は勝者だぜ！

8/31 13:05

白馬山荘から15分で白馬岳山頂に到着。

8/31 13:05

三角点にはタッチするべし！

8/31 13:06

旭岳。

8/31 13:06

山座同定盤。

8/31 13:09

山座同定盤と標柱。

8/31 13:16

眼下に白馬山荘と白馬岳頂上宿舎。
稜線上の登山道は杓子岳〜白馬鑓ヶ岳へと続く登山道。

8/31 13:25

白馬岳と松沢貞逸さんの碑。

8/31 13:39

白馬岳山頂、カッコいいな〜！

8/31 13:42

白馬山荘に戻ってきました。
雪に負けないように、建物には頑丈に梁がかけられています。

8/31 13:46

こちらの建物も外装の改修中ですが、この高地での作業は大変だと思います。

8/31 14:17

スカイプラザ白馬にて。
普段は全く飲みませんが、今日だけは飲みたくなった。
生ビールとおでん、うま〜！

8/31 17:16

17時より夕食。
お腹が空いてたので2回戦までいかせて頂きました。
美味しかった〜！
ごちそうさまでした！

9/1 4:36

おはようございます。
外に出て白馬岳方面を見ると、ご来光を山頂で見るために登っている人のヘッドライトが見えています。

9/1 4:36

山小屋の裏の丘に登ってみました。
まだ日の出には早い。
でも、今日も勝利を確信！
一旦、山小屋に戻ろうとしたら、どこからか鳴き声が・・・。

9/1 4:38

あら、こんなところにいたのね！
おはよう、雷鳥さん！
びっくりしたわ〜！

9/1 4:38

フラッシュは使えないので写真はブレブレ。
でも、ここで遇えたのは嬉しかった！

9/1 4:51

再び山小屋裏の丘に登り、ご来光を待つ事にしました。

9/1 4:51

眼下には雲海が広がっています。
この雲海の下の街は、まだ眠っているんだろうな。

9/1 4:53

うっすらとお日様の光を浴びている杓子岳〜白馬鑓ヶ岳。
チョット幻想的。

9/1 5:17

おっ！
高妻山山頂からお日様が顔を出し始めてきました。

9/1 5:19

今・この時間・この場所にいるからこそ見られる景色。

9/1 5:18

ご来光をアップで。

9/1 5:19

徐々にお日様が昇ってくるのが良くわかります。

9/1 5:19

お日様、眩しい〜！

9/1 5:20

素晴らしいご来光を拝ませていただきました。
ありがとうございました。

9/1 5:20

白馬岳山頂からも素晴らしいご来光を拝めたことだと思います。

9/1 5:21

朝日に照らされる白馬鑓ヶ岳〜杓子岳。
そして白馬鑓ヶ岳越しに見えるのは・・・

9/1 5:21

穂高岳〜槍ヶ岳も姿を見せてくれました。
昨日、ここに到着した時、周囲はガスってたので遠くの山並みは確認出来ませんでした。

9/1 5:21

後ろを振り返ると立山〜剱岳も姿を見せてくれました。
これも、昨日はガスっていて見られなかったよね。

9/1 5:22

山小屋に戻る途中。

9/1 5:22

ヘリコプターが飛行して来ました。

9/1 5:24

白馬山荘のぺリポートへ。
当日は何をしていたのかわからなかったが、この写真を見ると何かあったのかな？

9/1 5:24

朝日に照らされ赤く輝く杓子岳〜白馬鑓ヶ岳、なんかカッコいいぞ！

9/1 5:33

白馬山荘に戻って、朝食をいただきました。
当然、2回戦いかせていただきました。
って、ことは今日も身体の調子は良いってことだね！

9/1 6:34

お日様も高い位置に昇ってきたので、杓子岳〜白馬鑓ヶ岳が綺麗に眺めることが出来ます。

9/1 6:34

立山〜剱岳も綺麗に眺めることが出来ます。

9/1 6:35

「お世話になりました！」
準備が整ったので、名残惜しいですが栂池平に向けて出発します。

9/1 6:37

多くの登山者が白馬岳山頂に向けて出発しています。

9/1 6:55

この山行2回目の白馬岳山頂。

9/1 6:56

お約束の記念撮影。
近くにいた方に撮影していただきました。
ありがとうございました。

9/1 7:03

白馬岳山頂からの景色��
黒部市方面。
写真中央で曲がりくねっているのは黒部川か？
そして日本海。

9/1 7:03

白馬岳山頂からの景色��
雪倉岳方面の稜線。

9/1 7:03

白馬岳山頂からの景色��
これから歩く稜線。

9/1 7:03

白馬岳山頂からの景色��
栂池平へ下りる稜線。

9/1 7:04

左に火打山〜妙高山？
奥に志賀高原？

9/1 7:04

高妻山？

9/1 7:04

左に四阿山。
右に浅間山。

9/1 7:05

立山〜剱岳。

9/1 7:06

剱岳をアップで。
いつか剱岳に挑戦出来る日が来るかな？
それは全て自分次第なんだけどね。

9/1 7:17

これから歩く稜線。

9/1 7:25

振り返って白馬岳。

9/1 7:33

朝日岳〜雪倉岳の稜線。

9/1 7:33

これから目指す小蓮華山。
まだまだ遠いな〜。

9/1 7:37

三国境に到着。

9/1 7:55

この角度から見る山並、カッコいいな！
鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜唐松岳〜白馬鑓ヶ岳〜杓子岳〜白馬岳の稜線。
ここを縦走できたら、それは素晴らしいことだと思います。

9/1 8:15

ようやく小蓮華山に手が届くところまで来ました。
稜線上は多くの登山者が小蓮華山を目指しています。

9/1 8:27

小蓮華山に到着。

9/1 8:27

お約束の記念撮影。
近くの方に撮影していただきました。
ありがとうございました。

9/1 8:30

小蓮華山山頂からの景色。
この角度からだと、鹿島槍ヶ岳〜五竜岳〜唐松岳〜白馬鑓ヶ岳〜杓子岳〜白馬岳の稜線の他、奥に穂高岳〜槍ヶ岳もうっすら見えます。
贅沢な景色だね。

9/1 8:31

小蓮華山に刺さっている鉄剣。

9/1 8:33

遠くに白馬大池が見えて来ました。
ん〜、まだまだ遠いぞ！

9/1 9:09

船越ノ頭の下でかわいい子がいた〜！

9/1 9:12

お母さん雷鳥みたい。
近くにヒナもいたみたいです。

9/1 9:14

こっちを向いてくれた！
今回は、これが雷鳥さんのベストショットかな？
癒されたわ〜！

9/1 9:16

船越ノ頭に到着。

9/1 9:17

振り返ると、ここまで歩いて来た稜線。
よく歩いて来たな。

9/1 9:26

白馬大池の全体像が見えてきました。
コバルトブルーの水面が非常に美しいです。

9/1 9:46

白馬大池まで下って来ました。

9/1 9:53

9/1 9:54

白馬大池山荘に到着。

9/1 10:04

白馬大池山荘の裏はゴロゴロの岩稜帯。

9/1 10:09

無風なので鏡のような水面に景色が写っています。

9/1 10:15

白馬大池から先の、このゴロゴロ岩には体力・メンタルを思いっきり削られました。

9/1 10:29

白馬大池を見下ろせるところまで登ってきました。

9/1 10:36

白馬乗鞍岳まで来ました。
ここに来るのは2022年4月に栂池平から登って雷鳥さんを見に来て以来です。
あの時はまだ一面真っ白な雪景色で、白馬大池も雪に埋もれていました。
猿倉からここまで歩いて来る日が訪れるとは思いませんでした。
感慨深いですね。

9/1 10:52

白馬山荘で山岳パトロールの方から聞いた雪渓ってこのことか！
慎重に渡れば問題なし！

9/1 10:53

やっぱ、ここを通ると冷蔵庫のような冷気が流れてきて気持ちが良いですね。

9/1 11:26

ゴロゴロの岩稜帯で苦戦しただけに、この木道は脚に優しいですね。

9/1 11:28

振り返ると雪渓があんなに上に。

9/1 11:32

天狗原に到着。
ベンチもあるので、ここで昼食にしようと思いましたが、もう少し先まで行こうと、ここはスルー。

9/1 11:53

銀嶺水。
水場があったので立ち寄りました。

9/1 11:51

非常に助かりました。
まだ水は持っていましたが、ザックの中にあり取り出すのが面倒なので、胸のドリンクホルダーに入っていた2本の空ペットに汲ませて頂きました。
このお水、最高に美味い！
生き返ったわ〜！

9/1 11:57

下に栂池平の建物が見えて来ました。

9/1 12:30

栂池平の登山道入口まで戻って来ました。
猿倉〜大雪渓〜白馬岳〜白馬大池〜栂池平のプチ縦走、無事に歩き切ることが出来ました。
大変だったけど、やっぱ楽しいが上回っちゃうんですよね。
ありがとうございました。

9/1 12:52

栂池山荘。

9/1 12:36

腹へった〜！
栂池山荘のベンチで昼食。
白馬山荘で注文したお弁当をいただきました。
何気ないお弁当かもしれませんが、とにかく美味しいしか言えません。
美味しいってことは、身体が元気だって証拠だね。

9/1 13:01

最後はロープウェイ、ゴンドラリフトを乗り継いで山麓駅まで下山しました。
お疲れ様でした。
ありがとうございました。

撮影機器：

Canon PowerShot SX710 HS Canon

感想

Jenson

猿倉〜大雪渓〜白馬岳のルートで登ってみたくて、去年、一昨年と2年連続でお盆に白馬山荘に予約を入れましたが、いずれも悪天候で泣く泣くキャンセルしていました。（もっとも、この2年ともお盆の時期は大雪渓は通行止めでしたが・・・）

で、今年の8月は一度も連休がありませんでしたが、8月31日〜9月1日が連休となりました。
これがわかったのが8月28日。
「8月31日〜9月1日、大雪渓も通行可能、お天気も問題ない！」と確認して8月30日に白馬山荘に予約を入れ、今回の山行を実現させることが出来ました。

天気予報通り、2日間とも素晴らしいお天気に恵まれて、大変だったけどすごく楽しい山行をさせていただくことが出来ました。
ありがとうございました。

今回は白馬岳のみでしたが、白馬鑓ヶ岳〜杓子岳にも足を延ばさないとウソだね。
いずれは、この残った宿題を片付けに訪れたいと思います。

今月以降も仕事は忙しい状態にあるけど、なんとか時間をみつけて山の方に足を運んで、晩夏〜初秋へと季節が変わるのを肌で感じたいですね。

さて、次はどこのお山に行こうかな？