熊野古道・大峯奥駈道完歩！【154〜156】／吉野駅 ⇒ 熊野本宮大社

2016年04月30日(土) ~ 2016年05月04日(水)

• GPS: 59:05
• 距離: 98.7km
• 登り: 7,688m
• 下り: 7,842m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:42
• 休憩: 0:20
• 合計: 10:02

距離 22.8km 登り 2,215m 下り 770m

7:29 近鉄吉野駅
7:59 吉野山駅
8:09 金峯山寺
9:03 吉野水分神社
9:13 高城山
9:21 9:22 奥千本口バス停
9:26 9:32 金峯神社
9:51 青根ヶ峰
11:06 11:07 四寸岩山
11:17 足摺の宿跡
11:50 11:51 二蔵宿小屋
13:24 13:27 大天井ヶ岳
14:04 14:06 五番関
15:28 洞辻茶屋
16:22 16:23 西の覗岩
16:42 16:47 山上ヶ岳
17:31 小笹ノ宿

2日目

• 山行: 11:13
• 休憩: 1:03
• 合計: 12:16

距離 19.3km 登り 1,438m 下り 1,493m

5:27 小笹ノ宿
5:52 阿弥陀ヶ森
6:43 6:44 大普賢岳
7:42 国見岳
8:22 8:23 七曜岳
9:15 9:27 行者の水場
9:33 9:36 行者還小屋
9:38 天川辻
10:33 しなの木出合
10:41 10:42 一ノ垰
10:47 一の垰プレート
11:05 11:06 奥駈道出合
11:41 11:42 弁天の森
12:08 12:27 聖宝ノ宿跡
13:33 13:54 弥山小屋
14:27 14:28 大峰山
14:29 14:30 八経ヶ岳
14:48 14:49 明星ヶ岳
15:47 五鈷峰
16:18 舟ノ垰
17:06 楊子ノ宿
17:30 水場
17:43 楊子ノ宿

3日目

• 山行: 13:00
• 休憩: 0:18
• 合計: 13:18

距離 16.7km 登り 1,317m 下り 1,766m

5:01 楊子ノ宿
6:17 孔雀岳
7:49 7:50 釈迦ヶ岳
8:23 深仙ノ宿
9:30 大日岳
9:35 太古の辻
9:53 9:54 仙人舞台石
10:04 10:05 石楠花岳
10:40 10:41 天狗山
10:56 奥守岳
11:15 嫁越峠
11:36 11:37 天狗の稽古場
11:41 地蔵岳
11:57 般若岳
12:19 滝川辻
12:39 乾光門
13:11 13:12 涅槃岳
13:41 証誠無漏岳
13:49 13:50 鎖場
14:06 14:07 阿須迦利岳
14:26 14:34 持経の宿
15:24 15:25 持経の宿
15:36 15:37 持経千年檜
16:13 両又分岐
16:23 平治ノ宿
18:19 宿泊地

4日目

• 山行: 12:08
• 休憩: 0:47
• 合計: 12:55

距離 19.8km 登り 1,733m 下り 1,888m

5:45 宿泊地
6:13 6:17 転法輪岳
6:51 6:56 倶利伽羅岳
7:57 水場まで10分
7:58 7:59 怒田宿跡
8:14 8:16 行仙岳
8:37 9:02 行仙宿山小屋
10:26 笠捨山
10:54 10:55 葛川辻
11:38 地蔵岳
11:52 水場
12:05 12:06 四阿之宿
12:17 拝み返し
12:24 檜之宿跡
13:20 13:25 香精山
13:59 塔ノ谷峠
14:39 古屋の辻
14:58 14:59 蜘蛛ノ口
15:05 15:06 稚児ノ森
15:28 15:29 水呑金剛
15:57 花折塚
16:14 玉置山展望台
16:37 玉置山
16:46 玉置神社
18:40 宿泊地

5日目

• 山行: 8:40
• 休憩: 0:37
• 合計: 9:17

距離 20.1km 登り 1,025m 下り 1,959m

7:47 宿泊地
8:25 8:26 玉置辻
9:47 大森山
9:54 10:00 大水ノ森
10:37 10:38 切畑辻
11:10 五大尊岳（北峰）
11:22 五大尊岳
12:18 12:39 金剛多和
13:08 大黒天神岳
13:53 13:55 山在峠
14:05 吹越山
14:19 吹越宿跡
14:51 吹越峠
15:14 15:17 七越峰
16:42 16:45 大斎原
17:04 ゴール地点

天候

4/30：晴れ
5/1：晴れ、強風
5/2：晴れ、暑かった。。
5/3：曇り、上の方はガス
5/4：晴れ

気温
一日目、07:20、10℃
二日目、05:26、8℃
三日目、05:00、10℃
三日目、13:14、25℃
四日目、05:57、12℃
五日目、12:49、18℃

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

コース状況／危険箇所等

小屋の情報、テント場の情報、水場の情報は一枚目の写真を参考にしてください。

写真

5/2 9:01

深仙小屋に貼ってあった水場・小屋情報です。

4/29 17:24

前日は大阪の安宿で一泊。　1600円でした。

4/30 7:32

吉野駅に到着。

4/30 7:33

吉野駅。

4/30 8:01

最初の方はちょっとした町ですね。

4/30 8:06

重要文化財・金峯山寺銅鳥居（きんぷせんじかねのとりい）

4/30 8:09

こちらは国宝・仁王門は工事中でした。　

4/30 8:51

この道標に最終日までお世話になることになります。

4/30 8:51

大峯奥駈道〜

4/30 9:02

花矢倉展望台。

4/30 9:03

なかなかの眺め。

4/30 9:03

見えてるデカい寺は金峯山寺ですかね。

4/30 9:29

4/30 9:32

金峯神社。

4/30 9:34

意外とコジンマリとしていますね。

4/30 9:35

ここまでは舗装された道でしたがいよいよ山道に入って行きます。　五日間の旅のスタートですね。

4/30 9:48

青根ヶ峰も奥駈道の一部らしいので巻かずに登っていきます。

4/30 9:52

青根ヶ峰。

4/30 11:12

道の様子。　良い天気。

4/30 11:20

足摺茶屋跡。　避難小屋ではないので中には入れません。

4/30 11:23

道の様子。　良い雰囲気。

4/30 11:45

林道を横切る所にテント適地発見。

4/30 11:57

二蔵宿小屋。

4/30 12:20

4/30 11:58

中はこんなもん。　10人位でしょうか。

4/30 13:08

大天井ヶ岳の手前の茶屋跡がまたテント適地。

4/30 13:22

大天井ヶ岳〜　休んでいる暇がないのですぐに次へ進みます。

4/30 14:06

五番関。

4/30 14:06

女人結界門。　「女」の字は女人禁制に反発する勢力により破壊されていす。

4/30 14:08

4/30 14:42

道の様子。

4/30 15:01

ちょっとだけ岩場もありました。

4/30 15:26

洞辻茶屋が見えてきました。

4/30 15:26

洞辻茶屋。

4/30 15:27

まだ営業している様子はありませんでしたが無事ビールを買うことができました。　5月2日からやるとか言っていた気がしますが5月2日に何があるかまでは知りません・・・

4/30 15:31

4/30 15:39

また似たような茶屋、陀羅助茶屋が見えてきました。　ここも人が居ましたがまだ営業はしていない様子。

4/30 15:48

道の様子。　山上ヶ岳へ続く道は良く整備されています。

4/30 15:59

4/30 16:02

何やらありますがこの時はわかりませんでした。　後にネットで調べると鐘掛岩という所へ向かうらしい。

4/30 16:05

4/30 16:04

下をのぞき込むと何かありますが、ここですかね。　

4/30 16:13

いよいよ門をくぐります。

4/30 16:20

西ノ覗。　

4/30 16:21

4/30 16:22

山上ヶ岳といえば縄で崖に吊るされるやつですが、多分鎖もあるしここでしょうかね。　

4/30 16:33

先へ進むと宿坊が見えてきました。　デカくてキレイで、相当儲かってる様子。

4/30 16:35

前足が一本無いワンコが出迎えに来てくれました。

4/30 16:39

4/30 16:41

大峰山寺に到着しました。

4/30 16:41

4/30 16:42

大峰山寺の裏手が広場になっていて、

4/30 16:43

そこが山上ヶ岳の山頂になっています。　その奥がさらに高いようだが。。

4/30 16:45

ここですね。　奥に見える岩が一番高い所である様子ですが三角点もあるしこの辺にしといてやる。

4/30 16:56

大峰山寺を超えて先へ進みます。　この辺の雰囲気好き。

4/30 17:33

小笹ノ宿避難小屋の周りのテント適地にやっと到着。　明るいうちに着けて良かった。

4/30 17:35

小笹ノ宿ちっちゃ！

4/30 17:34

テント張れる所は広範囲に広がります。　最終的に30ほどのテントでパンパンになっていたので張れる所を求めてさまよい、端のデコデコの所に何とか張りました。

5/1 5:39

二日目。
　
今日も天気が良さそうですが、、、　昨日の疲れがあってまずしんどい。　そして水場の状況がわからないので次に宿泊予定の楊子ヶ宿小屋で使う予定の水も含めて5リットルの水、そしてまだ残る5日分の食料。。。　足取りが重い。　

5/1 6:31

5/1 6:42

大普賢岳。

5/1 6:45

これから歩く山々が良く見えます。　あれが弥山と八経ヶ岳でしょう。

5/1 6:45

5/1 6:59

大普賢岳から少し進んで水太覗からの眺め。

5/1 7:59

稚子泊という所。　山と高原地図にテントマークは有りませんがテント適地です。

5/1 8:09

道の様子。

5/1 9:28

行者還避難小屋近くの水場、枯れることがあるらしい。　小屋から五分とありましたが北から歩いてきた場合は通り道にあります。

5/1 9:27

水量チェック！　やや細いが十分！

5/1 9:36

行者還避難小屋。

5/1 9:37

立派で広い小屋でした。　こちら大部屋。

5/1 9:37

そして小部屋。　トイレが建物内なのでややにほいます。。

5/1 9:56

道の様子。　春ですねぇ。

5/1 11:42

弁天の森。

5/1 13:08

弥山の手前で長い上り坂に入ります。　ザックが重くて休み休み、かなりゆっくりと進んでゆきます。

5/1 13:18

もうすぐや。。

5/1 13:36

弥山に着いた〜　大変立派な小屋です。

5/1 13:36

トイレも立派。

5/1 13:42

小屋の前がテント地になっていますがそれ以外にもテント地はあります。

5/1 13:47

「準備中」となっていますがピンポンを押すと出てきて対応してくれました。　ここでビールを3本補給してさらにザックが重くなっていきます。

5/1 13:56

弥山から見える八経ヶ岳。　わりと遠いですな。

5/1 13:58

弥山のテン場。　木の陰など他にも点在しています。

5/1 14:28

百名山の八経ヶ岳〜　百名山の名前は大峰山ですがそんな名前の山は無い様子。

5/1 14:49

お隣、明星ヶ岳。　ここはあまり人が来ないみたいで踏み跡が薄い。

5/1 14:51

眺めは良好。　これから歩く山々が見えます。　たぶんアレが釈迦ヶ岳。　今日はその手前の楊子ヶ宿小屋でテン泊です。

5/1 14:51

5/1 15:39

おそらく山と高原地図にある危険マークの場所。　写真ではよくわかりませんが崩壊しています。

5/1 16:31

船ノ峠。　船底の形をしていています。

5/1 16:33

そして船ノ峠のすぐ先にも平らな所。

5/1 16:57

さらにちょっと先に平らな所。　山と高原地図に「迷平」と書いてあって、それなのか船ノ平が対象かわかりませんがキャンプ適地マークがあります。　しかしテントを張った跡は見つかりませんでした。　

5/1 17:05

今日の宿泊予定地、楊子ヶ宿小屋に到着。　小笹の宿に続き、ココも小屋・テン場ともに満員でした。

5/1 17:06

小屋の様子。

5/1 17:30

水を汲みに行ったらシカディアーに遭遇！

5/1 17:33

水場に到着。

5/1 17:34

水量チェック！　細いが何とか使える。　ここまで担いできた3リットルの水が無駄に終わった瞬間です。。

5/2 5:14

三日目。
　
朝のお天気は微妙。

5/2 6:10

鳥の水。

5/2 6:12

水量チェック！　細いが十分！　枯れることが多いのでアテにしていませんでしたがしっかりと出ていました。

5/2 6:30

孔雀岳のちょっとさきの孔雀ノ覗からの眺め。　朝からなかなかの眺め。

5/2 6:41

道の様子。　これから向かう釈迦ヶ岳が見えています。

5/2 7:47

釈迦ヶ岳〜

5/2 7:50

5/2 7:50

来た道を振り返る。　あの真ん中辺のヘコんだ所が楊子ヶ宿ですかね。

5/2 8:22

深仙小屋が見えてきました。

5/2 8:28

5/2 8:29

小屋の近くに散らばるテント適地。　数が多くなるとあまり良い場所には張れなさそうです。　混むこともあまりないかもしれませんが。

5/2 8:30

小屋の中。　バッテリーを使って照明もつくみたいです。

5/2 9:01

壁に貼ってあったものをとりあえず全部載せてみます。

5/2 9:02

5/2 9:02

5/2 9:03

5/2 9:03

5/2 9:03

5/2 9:39

太古の辻。　「南」奥駈道に突入したらしい。

5/2 10:35

道の様子。　しばらくこんな気持ちの良い道が続きます。

5/2 11:44

地蔵岳〜

5/2 13:17

道の様子が変わってきた。

5/2 13:23

二枚歯！

5/2 13:24

山と高原地図が「大峰南部」に切り替わった！

5/2 13:48

5/2 13:51

5/2 14:25

5/2 14:28

持経ノ宿に到着。

5/2 14:29

5/2 15:29

中の様子。

5/2 14:29

だそうですが平治ノ宿は水出ていました。

5/2 14:44

水場に到着。

5/2 14:44

水の勢いが強すぎて汲みにくいパターン。。

5/2 16:31

今日の宿泊地、平治ノ宿に到着。　小笹・楊子と激混みだったのでテントを張れるか心配していましたがまさかの誰もいない！　最終的に小屋に3人、テント2張りになりましたが。

5/2 16:32

誰もいない〜

5/2 16:32

5/3 5:54

四日目。

朝から真っ白。　ずっと晴れていたのでこういう空気は今回の山行で初めてです。

5/3 8:17

行仙岳〜

5/3 8:30

道の様子。

5/3 8:37

行仙宿山小屋。　何かしらの人が居て何かしらの作業をしていました。　これからビールや食料が買えるようになるのかも？

5/3 8:37

5/3 8:38

5/3 10:03

笠捨山はすっかりとガスの中ですね。

5/3 10:29

笠捨山〜

5/3 10:56

葛川辻。　ここから先は道が点線になります。

5/3 11:15

なんだ点線になっても何も変わらんじゃないか。

5/3 11:28

っと思ったら始まった。。　ロープと鎖の連続です。

5/3 11:48

地蔵岳を超えてすぐの所にある危険マークのある場所。　難易度はちょっと高く、今回の山行で一番難し所だと思います。　ここから先は難しい所はありません。

5/3 14:07

塔ノ谷峠。　キャンプ適地マークがありますがこんな様子でテントは難しいと思います。

5/3 14:38

5/3 16:22

世界遺産の記念碑。　この辺で車道に出たり並走したりが多くなります。

5/3 16:40

玉置山〜　もうすぐ今日の宿泊地玉置神社に到着します。

5/3 17:06

到着。　駐車場にある売店のおっちゃんが「あそこに張ったらエエ」と言ってくれたのがトイレ横の浄化槽の上、駐車禁止になっている所です。　オフィシャルでは無いでしょうがここに張る限り怒られることはなさそうです。

5/4 7:51

五日目。
　
いよいよ最終日です。　昨晩は大雨と強風で大変な夜でしたが一夜明けると良い天気になりました。

5/4 7:51

駐車場にある売店。　ここに気の良いおっちゃんがいました。

5/4 8:00

駐車場から神社まで移動しますがそれが異様に長い・・・

5/4 8:07

玉置神社。

5/4 8:08

上の写真のすぐ近くが奥駈道です。

5/4 8:08

あと15.1kmでゴールだ！

5/4 8:11

道の様子。

5/4 8:29

玉置辻。　P3台とありますがテントも張れそう。

5/4 8:31

5/4 8:32

地図に「玉置山から来た場合未舗装の林道に入る」と書かれている所。　なぜか案内が無いので未舗装の林道を進みましょう。

5/4 8:46

あと12.9km！

5/4 9:39

いよいよ人里が見えてきました。

5/4 9:39

5/4 9:50

大森山〜

5/4 10:33

10kmを切った！　と思ったらこの道標はこの先見なくなってしまった。。。

5/4 11:01

近づいてきました。

5/4 11:01

5/4 13:03

道の様子。

5/4 13:08

5/4 15:03

来た！　見えた！

5/4 15:03

ゴールの大鳥居〜

5/4 15:16

七越峰〜

5/4 15:17

あと3km！

5/4 15:55

急坂を下るとそこは、、、

5/4 15:58

河原〜　大鳥居はすぐそこ！

5/4 16:09

渡渉地点を探して迷い中・・

5/4 16:14

これ無理だなきっと。　普段の状況がわからんし。　昨日大雨降ったし。　諦めます。

5/4 16:16

石がデカくて疲れます。

5/4 16:27

橋を渡っていよいよゴールへ。

5/4 16:40

懐かし街並み。

5/4 16:45

いよいよです。　足はヘロヘロです。。

5/4 16:48

5/4 16:52

キターーー！　ゴーーーーール！！

5/4 16:56

熊野本宮大社にも寄りました。

5/4 17:06

5/4 17:13

5/4 17:58

この日の最後はクアハウス熊野本宮のキャンプ場でテント泊＆お風呂で翌日バスに乗って新宮駅まで移動しました。

撮影機器：

Canon IXY 630 Canon

装備

備考

　
・ジェットボイルのガス管は二つ使いきった
・スマホとウォークマンの充電は20,000ｍAhでは足りなかった
・GW辺りはまだ高いところは寒いので念のため銀マットを持っていこう
・トレッキングシューズは失敗、登山靴で行けば良かった
・水場が少ない場合はカロリーメイトに頼ろう
　

感想

緑茶派

2年前の小辺路完歩以来何時か行こうと思っていた大峰奥駈道に念願かなって行ってきました。　ずいぶん前からGWは休みます宣言をしていたかいがありました。

一日目。
前泊した大阪の安宿から一番の電車に乗って吉野の駅に降り立つと似たような格好の人がおよそ7人。　駅からテクテクと金峯神社を目指して歩きますがやはりザックが重くのしかかります。　途中に水場が無いため4リットルの水、満タンの食料。　初日はほぼ登りっぱなしということもあってかなり足に来ました。

二日目。
昨日は標高差1000mを超える登りがあったため朝から足が重く、なかなか足が進みません。　今日は弥山・楊子ヶ宿の水場の状況がわからないため今日の行動中の分に加えて宿泊地・楊子ヶ宿に着いてからの水、明日の後半までの行動中の水と目いっぱい6リットル担ぎ、かつ食料もまだまだ残っているため登りが地獄のようでした。　特に弥山手前の登りがきつくて五日間のうちこの二日目が一番の難所でした。

三日目。
枯れやすいと言われる宿泊地・楊子ヶ宿の水場がしっかり出ていたので次の鳥の水やそのあとも出ているだろうという楽観的な予想で行ったら無事に歩けました。　というか疲労と筋肉痛でもう重い荷物を背負うのは無理で、さらにこの日は日中25度まで気温が上がりなりの汗をかきました。

四日目。
今回で初めてのガス＆曇り。　正直助かりました。　道中眺望の良い所が少なく水場の少ないこの道では曇りが一番の好天かもしれません。　この日も道中水場がなく4リットルほどの水を背負っていましたが食料も少なくなってきて、また筋肉痛も解消して足の重さにも慣れてきて黙々と歩くことができました。

五日目。
いよいよ最終日。　目覚ましをかけないで起きると周りはすっかり明るくなっていましたが最終日は距離も短いのでそれで良しです。　昨日の夜は暴風雨に見舞われましたが朝にはすっかりと天気は回復し、厳しくも楽しかった今回の山行も最後は気持ちよく歩くことができました。　熊野川を渡る勝手がわからず橋を遠回りしてしまいましたが無事また熊野大社にたどり着くことができました。


大峯奥駈道、基本尾根伝いに歩くのでネックになるのが水ですね。　水場は少なく、枯れやすく、あっても往復15分とか30分とか普段から鍛えてたくさん担げるようになっておくしかないかもわかりません。

長期縦走はビールの補給も大事やね、大変お疲れ様でした。
　

コメント

wattan

楊枝の小屋
楊枝の小屋の前の写真に写っている後ろ姿は、私です。
奥掛け完歩おめでとうございます。今年のGWは比較的天候が良くてラッキーでしたね。