北岳バットレス2 (Bガリー大滝~第四尾根)

- GPS
- 19:41
- 距離
- 18.3km
- 登り
- 2,278m
- 下り
- 2,249m
コースタイム
- 山行
- 4:31
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 5:20
- 山行
- 10:42
- 休憩
- 3:51
- 合計
- 14:33
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
準備してるとまたしてもガイドさんに追いつかれる。
登り返し時に先に行きたそうな雰囲気でしたが、待ってもらった。前回ビショビショで辛かったがここも乾いており落ち着いて登れました。C#0.5を1か所念のため使用。
感想
月火水で天気がよさそう(てんくらA)で木から崩れる予報、
と気が付いた時にはもう月曜日に出発できる時刻ではなく、
火水木の2泊3日、うまくいけば1泊2日の小屋泊で計画。
甲府発の登山バスは平日ダイヤだと9時発11時広河原着と遅め。
芦安までバイクでつければ芦安始発バスもあるが、そこまでする気にはならなかった。
■1日目
0700 新宿→甲府(あずさ)
0900 甲府→1100 広河原着
1330 白根御池小屋着。チェックインし取付きの偵察へ。
1400 白根御池小屋発
1500 バットレス沢出合。顕著な大岩が目印。
今回Bガリーのため枯れているバットレス沢を遡行する。
17時が小屋の夕食のため取付きまではどのみち着けない。
大岩から15分ほど上がってみるがまだまだ長そう。
大岩にロープとガチャ類をデポし小屋に戻る。
1640 白根御池小屋へ帰還。
■2日目
0130 起床
12時頃に目が覚めてからは全く眠れなかった。朝食弁当のおにぎりをいただく。
0215 白根御池小屋発
0315 バットレス沢着。デポを回収。
バットレス沢を沢筋に沿って詰め途中から左手の尾根に乗る。
草ぼうぼうの急斜面の尾根は踏み跡が分かりづらいですが、
ひたすら上に登れば大丈夫。(踏み跡をたどった方が勿論らくちん)
0415 Bガリー基部着。もっと迷うかと思ったが2時間で付いてしまった。
暗すぎてとりつきがよくわからず明るくなるまで待つ。
下から2PTが上がってきた。
左手最奥の凹角の真下にいたのですが、予習してきた感じと違う、、
案の定間違っておりもう一つ手前のルンゼ状が正しく、
慌ててスタート位置を改めました。
直後後続のガイドPTが上がってきて、あわやトップスタートが台無しになるところでした。
0500 登攀開始。
★Bガリー大滝 Ⅲ フリーソロ
念のためクライミングシューズに履き替え。
終了後左手のブッシュを越えCガリーに向かうのですが、ブッシュに入る踏み跡を見つけられるかが肝。終了点からすぐ左に一つ目の踏み跡がありましたが、
もう少し上に登った方の予習してきた風景に近しい踏み跡を選択。
アプローチシューズに履き替えました。
0530 Cガリートラバース
ざれててトラバースが危険とトポにありますが、思ったより距離が短く問題なし。
0540 ヒドゥンスラブ Ⅲ フリーソロ
アプローチシューズのまま左上。
★第4尾根
0550
●1P目 つるりとしたクラック~やさしいスラブ Ⅳ+
フリーソロ。まあまあ怖かった。クラックグローブ装着したがいらんかった。
●2P目 土のバンド~階段状の岩場 Ⅱ フリーソロ
●3P目 白い岩のクラック Ⅲ フリーソロ
●4P目 フェースからリッジ Ⅲ フリーソロ
2P-3Pは相変わらず区切りがよくわからない、、
●5P目 三角形の垂壁~緩傾斜のリッジ Ⅳ+ ロープ使用
右下が切れ落ちてるため念のためロープ確保。
前回は濡れてたので恐怖でしたが、乾いていれば手も足もあります。
登り返し時に後ろのPTのガイドさんに追いつかれたため、慌てます。
0730 マッチ箱からの懸垂下降
下まで降り切らずにチョックストーンがあるあたりに降りた方が
登り返しが楽。
●6P目 右のコーナー~カンテ上のクラック IV フリーソロ
●7P目 カンテまたは左のルンゼ状 Ⅲ+ フリーソロ
前回同様ルンゼを選択
●8P目 ナイフリッジのトラバース Ⅲ+ フリーソロ
0815 ●9P目 城塞ハング IV+ ロープ使用
準備してるとまたしてもガイドさんに追いつかれる。ここは待ってもらった。
前回ビショビショで辛かったがここも乾いており落ち着いて登れました。
C#0.5を1か所念のため使用。
体を外に出してフェイス気味にも登れる、らしいですが良くわかず。
0845 トップアウト
0930 北岳山頂
山頂でちやほやされたいのでガチャ類は山頂で解除しました。
1000 北岳山頂発
1045 北岳肩の小屋
1100 北岳肩の小屋発
1300 白根御池小屋着
小屋にデポした荷物を回収し、パッキング。カップ麺を購入し1時間ほど休憩
1415 白根御池小屋発
1620 広河原着
1640 広河原発(バス)→1820甲府着
1900 甲府発(あずさ)
■アプローチ
前回Dガリー(第五尾根支稜)から登ったが、
今回のBガリーの方が小屋からのアプローチも短く、登攀難度も易しく、抜けてからの第四尾根取り付きまでまでも短かった。
バットレス沢を見誤らなければ迷うことは無いのではと思います。
■装備について
山頂気温予報10℃であり、ミレー網長袖はオーバースペック。
登攀時は上下アミアミ無しだったが問題なかった。
アプローチ中はソフトシェルを着用。
レインウェア上下携行(不使用)
カムはC#0.3-#2を各1を携行。
使用は城塞ハングでC#0.5 1回のみ。
ヌンチャクはアルヌン120cm x 2、60cm x4、QDx6を携行したが、
確保したピッチが2ピッチだけだったので、
120cm x2、60cm x2、QDx4もあれば
充分だった。
omutuxa




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