あまとみトレイル+信越トレイル+赤湯温泉♨️ 210km スルーハイク

- GPS
- --:--
- 距離
- ---km
- 登り
- ---m
- 下り
- ---m
コースタイム
- 山行
- 8:02
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 9:20
- 山行
- 9:49
- 休憩
- 1:59
- 合計
- 11:48
- 山行
- 9:56
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 10:31
- 山行
- 8:03
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 8:22
- 山行
- 10:21
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 11:18
- 山行
- 9:13
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 9:20
- 山行
- 2:54
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 3:57
- 山行
- 7:02
- 休憩
- 2:20
- 合計
- 9:22
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
あまとみトレイル→信越トレイル→赤湯温泉 約200Kmを予備日含めて9日の日程で歩いてみました。ここまで連続で長い距離装備を背負って歩いたことが無く、熊の情報もあり、不安要素はたくさんありましたが、何とか歩ききりました。
1日目 長野駅→戸隠キャンプ場
夜行バスで長野駅へ。全く寝れず。台風により雨量多く午前中辛かった。
雨のせいか、道に何回か迷ってしまう。
戸隠5社巡りもやってみる。
戸隠キャンプ場は快適。最低気温15度程度。
古いガスカートリッジを使用していたこともあり、バーナーからガス缶を外すとガスが漏れる。接続したままだと漏れてなさそうなので、接続した状態で持って行くことに。初日から台風、ガスのトラブルとなかなかついてない。
2日目 戸隠キャンプ場→笹ヶ峰→chantさん
戸隠キャンプ場を出て牧場を通過していく。なかなか気持ちい景色の中を歩く。
苗名の滝は見たかったが、吊り橋が落ちているため、ロードで迂回した。
暑い日のロードは辛い。
苗名の湯で体をほぐして、chantさんへ。とても良いオーナー、場所だった。
自転車を借りて、地元で有名な中華料理の栄華さんへ。焼きそばがおすすめということでいただく。疲れた体に染みわたる美味しさだった。
あまとみトレイル事務局の方にも会って少し伺えた。
荷物が重く、肩と腰が痛いため、マットを少しもらい、肩パッドに追加した。
荷物をもっと軽くするべきなんだろうな…水食料込みで、14キロ位。結構体のダメージが大きい。
3日目 chantさん→斑尾山→赤池
数年前にあまとみトレイルで熊に遭遇し亡くなった方がいる。あまとみトレイル事務局の方に話を伺い、今は鐘も設置して大丈夫なはずとのことで恐る恐るルート変更して通った。何もなかった。怖かったけど。
あまとみトレイルもあっという間に終了。2.5日。
歴史ある道で面白かった。雨のせいか所々、靴がぐちゃぐちゃになった。滑りやすい場所も多かった。斑尾で終わり斑尾から始まる。信越トレイルの開始。
ゲレンデを一気に下り山道に入る。よく整備されており、歩きやすいと感じた。
赤池では浄水器を使用して水の確保。熊出そうな雰囲気の場所だった。
信越トレイルを歩いている方と会う。
ストックの持ち手が劣化の為か取れてしまう。
4日目 赤池→星降るキャンプ場
大雨の中進む。大雨だとなかなか休憩できるタイミングが難しく、辛かった。
ストックの持ち手が外れているせいで、なかなか集中できない。いらついていた。
東屋があったので、やっと一息つく。荷物も足も気落ちも重い。
星降るキャンプ場はスキー場を、キャンプ場にしてる。泊まりが昨日会ったハイカーと2人だったので、受付のある室内で泊まってOKとの事だった。
温泉まで15分と聞いていたが、歩いて1時間かかった。
温泉で、なんとかならないか相談して、車で送ってもらった。ビール、ジュースの、自販機あり。室内で寝れる事、気持ち的にとても楽だっだ。
装備も乾かすことができた。ストックをダックテープで修理して使用できるようにした。
5日目 星降るキャンプ場→野々海高原キャンプ場
距離はそこまでではないが、細かいアップダウンが続く時間がかかるなかなか辛い道。途中20000mAhのモバイルバッテリーが破損している事がわかり、プチパニック。バッテリーが無いとナビができない。はっきり言って、バッテリ切れたらほぼ終わる。歩きながら、焦りながらカスタマーや泊まる場所で電源が取れるかなど確認。周りの景色を見る余裕なんて全くない。さらに、右足に若干の違和感が。まずい。
満身創痍のままテントサイト到着。
なんとシェルターがあった。悪天時などに使用して良いとの事。雨予報だったので、使わせてもらった。充電もできた。助かった。まだ継続して歩ける。
疲労困憊とはこの事だろうと実感した。
6日目 野々海高原キャンプ場→小赤沢(予定) かたくりの宿(実際)
熊怖いけど、長丁場なので3時40分発。
真っ暗の中、マジ怖い、朝が来るまで1時間30分程度生きた心地がしない。
ベアホーンを15分おき、笛を息をするかのように吹く。
いいペースで補給できるコンビニまでたどり着く。モバイルバッテリーを購入。
弁当も、エナジードリンクも補給。このコンビニでは充電はさせてもらえなかった。
買ったばっかりのモバイルバッテリーが満充電では無いと知っていたので、ちょっと残念。ルールはルールなので仕方ない。
和菓子屋さんでひとくち羊羹を購入。まさかの目の前に電源が。10分程度お願いして使わせていただいた。本当に助かった。
急ぎ過ぎたのか、気温が高く、ロードで日にさらされていたからか、熱中症でフラフラ、吐き気、痺れで途中のかたくりの宿でリタイヤ。
郵便局員さんに助けられ、かたくりの宿(休館日)にもかかわらず、連絡してくれキャンプできる事に。
足の状態も良くない。なんとかクリアしたいがどこまで行けるか不安だった。
7日目 かたくりの宿→小赤沢
熱中症での体のダメージ、足のダメージを考慮し、昨日行けなかった小赤沢まで行く事にした。そのおかげと言っては何だが、小赤沢温泉に入ることができた。
6日目に到着していたら、休館日で確実に入れなかった。
10時の開館前に到着した。隣がキャンプサイトになっており、宿泊者は1日温泉に入れる。2Fの休憩所も使用させていただける。休足日である。
温泉は見たこともない色、結晶だった。特に前日が休館日で入ったのが1番目だったこともあり、温泉の表面には結晶が浮いていた。鉄分と塩分の結晶らしい。
ゆっくり休み、翌日に備える。
8日目 小赤沢→苗場山→赤湯温泉
あまとみトレイル、信越トレイルの最終日。そして誕生日。なんて日だ。
足は若干の違和感が残るものの、歩けなくはない。熱中症のダメージもほぼなし。
苗場山山頂付近は鎖場が多く、前日の雨のせいか滑る場所が多い。8〜9合目で一気に景色が変わる。数分だが天上の楽園を満喫。その後ホワイトアウトになったがなんとか苗場山山頂に到着。
あまとみ+信越トレイル約200キロ踏破!
トラブルはいろいろあったが、なんとか対応できた。山頂ヒュッテでもちょっとした知り合いの方と話せてよかった。
ゴールしたものの、7日間を忘れるほどの悪路で赤湯温泉まで行く。あまり転ばない方だが、数回転んだ。あまとみも信越も良く整備されたトレイルだなと感じた。赤湯温泉でくつろぐ。秘湯の雰囲気♨️
9日目 赤湯温泉→帰宅
最終日雨の中撤収。最後まで怪我の無いよう、家に帰る事だけ考えて慎重に進む。
最後の最後で滑落する可能性のある場所があった。その手前で2本のストック… 1本はトレイルに1本はちょっと斜面に…これはまさかと思い、大雨で暗かったが目視。何もなかった。
気にはなったが、まずは、滑落しそうな斜面を雨の中必死に登る。何とかクリア。国道のバス停までの数分モヤモヤしていた。もっと目視した方が良かったのか。斜面を降りた方が良かったのか…
バス停に着いた。暴風雨だった。目の前に小学校があったので、行ってみる。土曜日だったが、職員の方がいて相談させてもらった。結果119に電話した。初めて通報した。状況の説明をし完了。
バスが来た時は、帰れるんだなと実感した。
その後何度か警察とのやりとりがあった。
結果は何もなかった誰もいなかった。ストックは回収。捜査終了との事。
何だか色々あったが終わったんだなと感じた。
コインランドリーで洗濯、ラーメン大盛り食べて温泉入って無事帰宅!
色々トラブルはあったが、何とか対応、クリアできた。
合計210kmのトレイル。辛かったけど楽しかった。
次はどこへ行こうか。と考え始めている。
まだ足は痛いのに。
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