明神岳主稜

- GPS
- 19:27
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,841m
- 下り
- 1,839m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 11:17
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 7:57
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
小梨平でテント泊。夜中にもの凄い暴風雨。テントから逃げてトイレで一夜を明かした人までいた。
風穴下からバリエーションに入る。
踏み跡程度の樹林帯の急登を登っていく。時々分かりにくい。赤テープの場所も一部あり。かなり上まで上がらないと視界が開けない。
5峰は遠目から観察して登れそうなラインを登ったが、ザレザレの急登で蟻地獄状態だった。下を振り返ると6人くらいのパーティがテントを設営しているのが見える。まだ早いが一旦ここで野営するのかな?ここまでの急登は辛いからね。
5峰から4峰まではわりと分かりやすい踏み跡あり。3峰は巻いて行くつもりだったが、山頂がすぐ近そうだったのでザックを降ろして空荷で岩登りして往復した。しかし思ったより遠かった。
それからザックを背負って巻き道を探したが、途中からルートが分からなくなったのでまた空荷になって偵察うろうろ。どうにか踏み跡らしきラインにたどり着く。
2峰頂上直下に懸垂下降支点あり。スリングがぐちゃぐちゃになって、何がどう繋がっているのか、何の意味があるのか分からないバックアップがあって謎である。近くに捨てられた古いスリングが多数あり、いくつかはゴミとして回収した。
1ピッチ目は20mくらいかな。途中にも岩にスリングを巻いた懸垂下降支点があった。
2ピッチ目は15mくらいだろうか。クライムダウン出来なくもないが荷物を背負ってるので懸垂したほうが無難だ。
下降した地点に小さいテントが無理矢理張れなくもないスペースがあったが、岩の下で気持ち悪いので空荷で主峰に上がって偵察したところ山頂に一張り分整地されたテン場が見つかったのでそこに張ることにした。先客がいなくて良かった。
翌朝夜明けを撮影しながらテントを畳んで出発。
主峰からのクライムダウンは要注意。その後のコルの通過は快適。明神沢の下に岳沢小屋が見える。
登り返して奥明神沢のコルに降りるのがまた危険。一部残置ロープがあるが、外皮が破れてるので信用できない。ヤバめの箇所があったのでまたロープを出す。カラビナは残置するつもりだったが、下降してみると意外にホールドが沢山あったので、後で空荷で登り返して回収。
登り返しはルーファイ必須。どこを歩いても最終的には辿り着けるだろうが、間違うと行き詰まったりハイマツなどもあり苦労しそうだ。全体に左に巻いて行く感じだった。
やっと前穂高の山頂直下の登山道に合流。その後は辛い辛い重太郎新道を下っていく苦行の始まりだ。
個人メモ
服装
一日目Tシャツ、ロンT、稜線ではカッパを羽織る。
テント泊
稜線では気温1度予想なのに夏用シュラフだったのでモンベルフリースにユニクロダウンジャケットを着て、下は冬要タイツを履いた。それでも寒かった。
※体力度5になってますが、ロープと水が大量にいるので荷物が重く、実際はかなり体力必要です。
※夏山想定で水は6リットル持って行きましたが、気温が低くく、あまり飲まなかったので山頂で2リットル以上捨てました。
@きのまる














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