【ビザーラお届け】1day針ノ木サーキット時計回り＋爺ヶ岳

2025年09月22日(月) [日帰り]

• GPS: 12:38
• 距離: 23.7km
• 登り: 2,502m
• 下り: 2,470m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:29
• 休憩: 2:10
• 合計: 12:39

距離 23.7km 登り 2,502m 下り 2,470m

3:32 スタート地点
3:42 扇沢駅
3:45 3:46 針ノ木登山口
4:26 4:29 大沢小屋
4:50 4:51 橋
5:08 5:17 高巻き入口
5:45 5:54 最終水場
6:27 6:35 針ノ木小屋
7:16 7:25 針ノ木岳
7:48 小スバリ岳
7:57 7:59 スバリ岳
9:01 9:21 赤沢岳
9:51 9:59 鳴沢岳
10:22 新越山荘
10:45 新越岳
10:57 岩小屋沢岳
11:39 12:22 種池山荘
12:57 12:58 爺ヶ岳南峰
13:12 13:19 爺ヶ岳中峰
13:37 13:43 爺ヶ岳南峰
14:06 種池山荘
14:16 14:17 富士見坂
14:40 水平岬
15:07 15:09 駅見岬
15:19 ケルン（柏原新道）
15:58 柏原新道登山口
16:11 扇沢駅

天候

午前中晴れ、昼前から曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢無料駐車場。連休の合間だけあって、前日20時に停めたが満車に近かった。

コース状況／危険箇所等

【ルート情報】
※ちょっとトレランですので、コースタイムはかなり巻いています
・大沢小屋まで
作業道を使用、橋はかかっていた
・針ノ木雪渓
登山道上は雪なし、渡渉2回、橋とロープあるが滑る。すべてピンクテープにて高巻き道へ誘導。最終水場は量豊富、その先のマヤクボ沢出合からが超急登
・針ノ木峠〜針ノ木岳
標高差があり、案外辛い。ザレは少ない
・針ノ木岳〜スバリ岳
一気に下り、一気に登り返し
・スバリ岳〜赤沢岳
長いが、爽快に走れる区間
・赤沢岳〜鳴沢岳
ここも結構爽快に走れる区間
・鳴沢岳〜新越山荘〜岩小屋沢岳
新越山荘に向かう下りはかなりザレていて急、新越山荘からの登り返しは、比較的緩やかで、これまでの区間に比べて人の手が入っている
・岩小屋沢岳〜種池山荘
これまでの区間よりも格段に整備されていて、とても爽快に走れる。人の往来も結構増えてくるので、配慮が必要
・種池山荘〜爺ヶ岳
よく整備されており、緩やかで登りやすい
・柏原新道
爺ヶ岳南尾根との分岐まではトラバース道で、なかなか標高が下がらない。20km近く歩いてきた足にはとても堪える。特に下部は湿っているので、滑りやすく、転倒注意

その他周辺情報

種池山荘のピザ
ピザ祭り中の10時〜12時のあいだ
7月中旬〜8月中旬と、9月中旬〜月末であることが多いよう
やっていないこともある。事前にHPで要確認
https://www.kasimayari.jp/annai.htm
大町温泉郷の薬師の湯
https://o-yakushinoyu.com/
ゆーぷる木崎湖
https://www.yupuru.com/

写真

3:30スタート。人はまばら。

作業道から大沢小屋へ。登山道からよりもかなりショートカットできる。判断できる人はこちらへ

この時期は橋がかかっているが、シーズン前やシーズン後は撤去される。渡渉の判断が必要

5時前。まだ暗い。空は満天の星

爺ヶ岳をバックに。ピザというアメをぶら下げられ、頑張る同行者

右岸（上流から下流を見て右）の高巻き道。雪渓が残っていると、直登なので楽なんだけど

増水時注意

写真の妙で分身している

このように、高巻き道はロープもちらほらあるが、基本は三点支持で登ることが大事

好転期待大

あれ登るんだよなー、いつもながら急

最終水場。気温が低く、汗もかいていないので、ここまでほとんど飲水していないが、一応補給

針ノ木峠直下

針ノ木小屋着

扇沢出発から3時間弱。やはりアメに釣られると強い

これからアサコを走る

槍方面

水晶、読売新道、薬師方面

ダイヤモンド蓮華

サーキット時計回りは、最初に最高標高点の針ノ木岳を目指すので、序盤が大変

針ノ木〜スバリのコルから劔が！

裏銀座縦走路の船窪〜不動〜南沢あたりがごっそり崩れているのがわかる

針ノ木岳着！

黒部ダムの上流側

ピザ制限（種池山荘10時〜12時）があるのに、あまりに景色が良いので、つい長居

さ、いこーか（仙道彰風）

北アらしい、荒々しい雰囲気

雲多めも、微風で暑くなく、快適

スバリ。スバルユーザーの山好きが好んで登るんだとかなんだとか

南側がごっそり雲。スバリ〜赤沢岳が最も長いピークtoピークだが、とても快適なトレイル

といっても、こんな切り立ったところもあり

立山連峰。あっちも行きたいなー

あまりに快適なトレイルなので、ちょっと先に行かせてもらった。

若い二人も頑張る。

まだまだ遠いぞピザ

振り返り、スバリ、針ノ木、針ノ木雪渓。よくあんなところに登山道をつけたよなー。感謝

扇沢があんな向こうに

赤沢岳。立山黒部アルペンルートの破砕帯のすぐ上にある山。一度行ってみたかった。あの下に穴掘っただよなー

雲多めも穏やか

徐々に雲量増加も、天候が大きく崩れそうにはない

とにかく劔三昧

後立山も三昧

鳴沢。この時点でリミットまで3時間弱。ピザタイムに間に合う目処が立つ。

一気に下って新越山荘。すごく狭い鞍部なので、もっと小さい山小屋を想像していたが、とても立派な建物。

うーん、ウン🐻

ちょっと雲が増えてきた

岩小屋沢。ピザ前最後のピーク。リミットまであと1時間。ややガスってきたが、劔は見え続けている。

オヤマリンドウ

ガスってしまったけれど、ピザが待っているので、モチベ高く歩き続ける

チングルマだらけ。2ヶ月くらい前はすごかったんだろうな

11時40分、無事に種池山荘着！

これよこれこれ〜〜〜！

炭水化物とチーズと脂をたっぷり堪能後、最後のピーク、爺ヶ岳へ。完全にまったりモード・

もう秋色が始まってきている

鹿島方面

まずは最高標高点の中峰へ。一人が遠くから来てくれた若者で、なかなか来る機会がないので

槍の穂先ポチ

中峰から南峰を

南峰へ

一時ガスっていたが、また劔のご褒美

後立山深部へ続く稜線

立山、劔の頭

南ア方面

さ、おります

ここからが長い

早く降りたいと気持ちは急くが、足はなかなか動かない

下山！！！

帰還！！！

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 行動食 飲料 ハイドレーション 地図（地形図） コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル

感想

もっち

「針ノ木サーキットやんない？」と若いお仲間2人をお誘い
もちろんエサは種池山荘のピザです笑

最初は割と自信なさげな反応だったが、やはりピザの魔力は強力で、ものすごく頑張ってくれ、計画通り、無事時間制限内に種池山荘に着、ピザにありつけました

1人は遠くからきてくれたこともあり、せっかくだからと爺ヶ岳まで足を伸ばして、鹿島や白馬の稜線も堪能してもらいました

自分自身は、この夏は仕事での低山登山がほとんどで、北アと言うと乗鞍の診療所にお届け物で伺ったくらい。このときも車で畳平まで上がった（許可証をもらっていた）ので、山歩きらしい山歩きをしていない
実質、今年初の北アだったのだが、いろいろな出来事が起こって心身のコンディション維持が難しい中、トレーニングだけはしっかり続けていたせいか、フィジカルのコンディションは非常に調子が良好でした
その上、おまけに気温、湿度ともに低めの絶好の天候だったこともあり、大きな疲れを感じることもなく、最後まで気持ちよく歩き＋時々ランでした

オッサンの道楽に付き合ってくれた若いふたりに感謝！
それとともに、若い人たちと一緒に遊んでると、やっぱり元気が出るし、心身の維持にもつながると実感しました