明神岳主稜

- GPS
- 14:09
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 1,839m
- 下り
- 1,832m
コースタイム
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 6:00
- 山行
- 4:22
- 休憩
- 3:12
- 合計
- 7:34
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
明神の主稜を歩く機会が やっと来ました
とは言え 僕にとってはビバーク必須なので まず気になるのは天気
何日も前から天気予報を見てはいるものの 最終的にはギリギリの判断となりました
幸いにも快晴とは行かなさそうですが良い方に曇りなのと 計画日の後は晴れ予報と 崩れて行く心配は無さそうなので決行する事に
次に悩んだのは前穂高から下るか5峰から登るかのどちらを選ぶか
選択するに やはり気になるのは2峰の北面
フリーで登るか 懸垂下降にて下るか悩むが やはり安全を優先すると懸垂下降となる
しかしその為にはテン泊装備にロープも必要になる
それでも安全に勝るものはないので5峰から登ることに
上高地からスタートする際 飲料水を含めた5ℓと60mロープも担ぐ
7番看板から5峰までの急坂は4年前に一度登ってる為 悩む事なく ひたすらに頑張る
それでも脚が慣れるまではとにかく厳しく 何度気持ちが挫けそうになったことか
それでも何とか稜線に乗っかる
上高地では快晴だった天気がガスも一緒に上がってきて 時には真っ白な世界に
そんな中をさらに登り 久しぶりにピッケルピーク 5峰てっぺんへと辿り着く
ゆっくり休みたいところだが 出来れば少しでも進みたい気持ちもあるので すぐに先へと進むが 途中すれ違った方に この先のビバークポイントを訪ねるが やはり4峰手前までしか良さそうな所がない為
5峰を下った辺りで時間は少し早いがビバークの準備を始める
外はガスが掛かり寒いのでテントの中に居るのだが とにかく退屈で長い時間だった
夜になると風も強くなり 時に身体が動かされる程の時もあった
そんな状態なので テントの靡く音が大きく寝ることも出来ない
30分程寝ては目が覚め10分程強風での不安を感じての繰り返しで朝を迎えた
外はまだ暗いが朝食を済ませ明るくなるのをテントの中で待つ
少し明るくなり外を見るがガスで真っ白な為 再度テント内で待機
しばらくすると急に明るくなった為 テントから顔を出すと朝日が昇り4峰が綺麗に見える
急いでテントを片付け出発する
・4峰へは稜線上を歩くのみ
・3峰は直登出来なくも無さそうだが荷物が重いので岳沢側を巻く
巻始めに下り過ぎて違う稜線に行きそうになったので登り返す
巻いてる途中で稜線に上がれそうな踏み後が何となくあったので登って行くと3峰てっぺんに出た
・2峰へも岳沢側を若干巻くように進んだ
懸垂ポイントは残置ロープやスリング等が沢山あるので直ぐに分かる
懸垂下降は2回行い上部は60mロープで丁度良かったので高さ30m程
下部は15m程だったと思う
上部は途中に懸垂下降の支点があったので それを使えば30mロープでギリギリ 40mロープだと大丈夫な感じ
途中のポイントは足元悪そうなのでロープの掛け替え時に自身の確保をしっかり行う
支点をしっかり確認していないので信用出来るかは不明瞭
・主稜へは踏み後がしっかりしているので迷うことは無い
・前穂高岳までが一番分かり辛かった
稜線上を素直に行けば問題ないのだが岩場の下りが重いザックを担いでいるので少し不安を感じ ここも岳沢側を巻くのだが 少し降りすぎてしまったのかトラバースに苦戦するところや かなりザレた場所の登りになったりと大変な思いをした
前穂高岳に上がり 後は重太郎新道にて上高地まで無事に下山しました
・歩いて思ったことはハッキリとした踏み後がいくつもある為 逆に惑わされる時もあった
マーキングは全く無いのでルーファイ必須
やはりガスって視界が悪いときは道迷いや滑落の危険性が高まると感じた
tatsurou72














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