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Yamareco

記録ID: 8726929
全員に公開
アルパインクライミング
甲斐駒・北岳

大迷走!北岳バットレス第四尾根 他山の石としてください…

2025年09月21日(日) ~ 2025年09月22日(月)
 - 拍手
xx101 その他1人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
28:37
距離
12.2km
登り
1,921m
下り
1,920m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
1:33
休憩
0:02
合計
1:35
距離 2.9km 登り 739m 下り 17m
10:55
2
スタート地点
10:57
3
11:16
22
11:38
11:39
17
11:56
11:57
33
2日目
山行
10:07
休憩
2:41
合計
12:48
距離 9.3km 登り 1,174m 下り 1,891m
2:45
19
3:04
3:15
180
6:15
7:00
257
11:17
11:54
13
12:07
8
12:15
12:31
16
12:47
12:51
4
12:55
12:58
39
13:37
14:20
30
15:00
15:02
16
15:18
11
15:29
4
15:33
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー 自家用車
乗り合いタクシーは早い安い快適でタイミングが合えばバスを使う選択肢はない
2025年09月21日 14:49撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/21 14:49
2025年09月21日 15:18撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
9/21 15:18
2025年09月21日 17:43撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/21 17:43
2025年09月22日 04:50撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 4:50
2025年09月22日 05:04撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 5:04
2025年09月22日 05:04撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 5:04
2025年09月22日 05:04撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 5:04
2025年09月22日 06:12撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 6:12
2025年09月22日 06:12撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 6:12
2025年09月22日 06:41撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 6:41
2025年09月22日 06:41撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 6:41
2025年09月22日 06:51撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
9/22 6:51
2025年09月22日 08:30撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 8:30
2025年09月22日 08:38撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 8:38
2025年09月22日 08:38撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 8:38
2025年09月22日 09:13撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 9:13
2025年09月22日 09:34撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 9:34
2025年09月22日 09:41撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 9:41
2025年09月22日 09:53撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 9:53
2025年09月22日 09:54撮影 by  DSC-RX0, SONY
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2025年09月22日 09:54撮影 by  DSC-RX0, SONY
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2025年09月22日 11:15撮影 by  DSC-RX0, SONY
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2025年09月22日 11:17撮影 by  DSC-RX0, SONY
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2025年09月22日 11:18撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 11:18
2025年09月22日 11:18撮影 by  DSC-RX0, SONY
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2025年09月22日 11:31撮影 by  DSC-RX0, SONY
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2025年09月22日 11:33撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
9/22 11:33
2025年09月22日 12:24撮影 by  OPPO Reno7 A, OPPO
9/22 12:24
2025年09月22日 12:32撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 12:32
2025年09月22日 12:32撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 12:32
2025年09月22日 12:36撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 12:36
2025年09月22日 13:15撮影 by  DSC-RX0, SONY
9/22 13:15
撮影機器:

感想

昔話になってしまうが山岳会入会翌年の2009年に先輩に連れられて同ルートを登ったことがあった。その時も取り付きまでいろいろ迷走して大変だった。あれから16年、ふたたびこのルートに向かうが…

8月中旬、前日の偵察を済ませ取り付くもどうもおかしい。どこやここは?
…けっきょくまさかのbガリーとdガリーを間違っててピラミッドフェースを登り始めたポイ。しかしここでも間違いに気がつかずdガリーへトラバースして、dガリー内をたぶん60mくらい登って左の尾根に乗ったところでどう考えても現在地認識が間違っていることに気がつく→dガリーを60m2ピッチ半懸垂して帰る。60mロープあってよかった。
教訓:登山道からbガリー、dガリーへ向かう尾根道は隣同士だが間違えると致命的なのでここは確実に同定してから登る。具体的には大樺沢はなるべく左岸ぎりぎりを進み、水流のないb沢と水流のあるc沢の間がbガリー大滝へ向かう踏み跡のある2尾根末端だ。登山道から分かれるのは概ね標高2500m付近。踏み跡に沿って尾根を登って適当なところで右手のb沢に降りて詰めていくとbガリー大滝にどんづまる。この週はここまで。
ちなみに偵察時はc沢を越えてd沢の踏み跡(ケルン多数)を追って遡行し途中、右手の尾根(dガリーへのアプローチ踏み跡)に上がってたどり着いた岩壁をbガリー大滝と誤認したことを記しておく。。

そして今回。都内朝発で偵察は省略。
bガリー大滝までは暗闇で多少踏み跡を失いつつも問題なくたどり着く、2番手。
先行が下部岩壁を登り始めるがどうもおかしい…bガリーのどん詰まりの凹角を登っているが記憶ではこちらではない、案の定行き詰まって落っこちてたが怪我無くて(そしてその後登れたようで)なにより。
記憶にある?右壁のフレークぽいところを登ったがここもどうやら一番簡単なところではなかったようで(とはいえ犬△襪ないか)フォローのアプローチシューズだとちと面倒。(すぐ隣の薄い凹角ぽいクラック沿いが正解。取りつきにハーケン2本残置とか目印を参考にすると良さそう) 途中から右から一番簡単なクラック沿いルートと合流して後はさくさく。下部岩壁2ピッチ目終了点まで60mロープで届いてしまう。後ろを振り返るとすげー数のヘッドランプの灯りが見えた。(10パーティ近くいた?)
下部岩壁2ピッチ目終了点でそれと気がつかずさらにロープを伸ばそうとしていたら下から来た人に踏み跡行くんじゃね?と指摘を受けて踏み跡に気がつく。思い込みはよろしくないね。というわけでここでロープを畳んで踏み跡を進み左手の三尾根を越えると浮石ガラガラのc沢に入る。ここも踏み跡をたどっていくがあまり上がらず上方向へ横断するイメージ。対岸の尾根をよく観察しながら進むとヒドンスラブという岩場と有名な赤ペンキの「4」の数字が見える。ここも最初気がつかず上がりすぎて先ほどの後続の方々に教えてもらい軌道修正。上の方にスラブが見えてたんでアレかと思ったんだが全然ヒドンじゃなかったな。。
ヒドンスラブは他Pはロープ出していたが、観察した結果ロープなくてもいいかなと思いフリーで突破(掘) で、ちょいちょいと踏み跡を進むと四尾根主稜の取り付きにたどり着く(ここは覚えていた) 何とか一番手。

、とまぁここまでたどり着くのに散々なことに。正直メジャールートだから踏み跡濃いほうに行けば何とかなるだろと思ってあんまり下調べ真面目にしてなかったが、何気に迷い道の踏み跡も濃くてよく迷うということがわかった。迷わないためには下部岩壁のb沢c沢d沢とbガリーcガリーdガリー、そして2尾根3尾根4尾根の位置関係を概念として把握しておいたほうがいい。

で、本ルートはサクサク行ったのでメモ程度。(だいたいスタート7時、トップアウト10時過ぎ)
1p目 30mくらい? クラック 足ジャムバチ効き
2-3p目 62m 60mだとピラミッドフェースの頭の支点まであと2m足りないが、同じことをしている人がいるみたいでそこにハンガーボルトあり。かんたん
4-5p目 50mくらい? 三角垂壁がこのルートの核心か。マッチ箱まで
懸垂 ロープ1本で降りられる
6p目 30m 振り返ると後続がわらわら登って(渋滞して)いる。写真撮ってたらはよ登れって怒られる…
7p目 30m カンテとルンゼどちらも登れるがどっちも難しくないらしい。我々はルンゼ 枯木テラスまで
8p目 30mちょい? 前来たときは城塞ハングがあったがその後大崩壊。尾根直登は難しくなっていて、左にトラバースしてからチムニーを上がるルートになっていて、チムニー下にハンガーボルトあり。チムニーは立っているがバック&フットで登れば落ちる気はしない。残置ピトン、カムあり。

あとはロープ畳んで登山道まで詰めて山頂へ。
途中、某小屋番又聞き情報で今日は平日なので最終バスは1430などという誤情報に踊らされたりというアクシデントもあったがぶじ最終バス(1635)もあり下山。
ちなみにこの芦安駐車場〜広河原間だが、客引きが怪しく寄って来る乗り合いタクシーの方がバスより安くて速くて(タイミングさえ合えば)お得です。(人数揃えば随時出発+時刻表の時間には人数いなくても必ず出る、らしい)

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