高瀬ダムでタクシーを降りた時は雨。伊藤新道の水位が上がってしまうだろうと重い気持ちで湯俣へ。
2025年09月25日 13:28撮影
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9/25 13:28
高瀬ダムでタクシーを降りた時は雨。伊藤新道の水位が上がってしまうだろうと重い気持ちで湯俣へ。
湯俣山荘到着。「このぐらいの雨なら水位上がらないですよ」と伺って一気にテンションが上がる。右奥に小さく映っているのは晴嵐荘。
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9/25 15:37
湯俣山荘到着。「このぐらいの雨なら水位上がらないですよ」と伺って一気にテンションが上がる。右奥に小さく映っているのは晴嵐荘。
夜、ジップラインに乗って晴嵐荘の日帰り入浴を利用させて頂いた。この風呂はいつまでも記憶に残りそう。
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9/25 18:37
夜、ジップラインに乗って晴嵐荘の日帰り入浴を利用させて頂いた。この風呂はいつまでも記憶に残りそう。
伊藤新道遡行当日の朝。湯俣山荘の外壁に張り出されている難所の直近予想水位を確認して挑戦開始!
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9/26 5:09
伊藤新道遡行当日の朝。湯俣山荘の外壁に張り出されている難所の直近予想水位を確認して挑戦開始!
まずはこの吊り橋で水俣沢を渡る。前日タクシーで一緒だった方たちの中には水俣沢を遡行して北鎌という人も。
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9/26 5:20
まずはこの吊り橋で水俣沢を渡る。前日タクシーで一緒だった方たちの中には水俣沢を遡行して北鎌という人も。
山の神。無神論者の自分も今回ばかりは神頼みしたい気分だった。ここから数メートル下って河原に降りると
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9/26 5:21
山の神。無神論者の自分も今回ばかりは神頼みしたい気分だった。ここから数メートル下って河原に降りると
早速へつり。深いところで90cmぐらい。流れが緩いし、最近ロープが張られたこともあり、それほど難しく感じなかった。
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9/26 5:23
早速へつり。深いところで90cmぐらい。流れが緩いし、最近ロープが張られたこともあり、それほど難しく感じなかった。
硫黄芝。硫化水素を養分にする細菌で、なんと30億年前からあるらしい。
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9/26 5:27
硫黄芝。硫化水素を養分にする細菌で、なんと30億年前からあるらしい。
左岸に渡って墳湯丘を間近で見てみた。
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左岸に渡って墳湯丘を間近で見てみた。
右岸に戻り、巨岩をロープで高巻く。
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右岸に戻り、巨岩をロープで高巻く。
高巻き中のへつり。右の巨岩の奥へ。
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高巻き中のへつり。右の巨岩の奥へ。
いったん河原に降りたあと、ここから笹藪高巻き。
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9/26 5:54
いったん河原に降りたあと、ここから笹藪高巻き。
第一吊り橋跡で左岸へ。墳湯丘を訪ねる場合の渡渉往復を除くとこれが最初の渡渉。浅めだが流れが速い。渡渉後、いくつかの巨岩をどちらから巻くかルーファイが必要。
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9/26 6:03
第一吊り橋跡で左岸へ。墳湯丘を訪ねる場合の渡渉往復を除くとこれが最初の渡渉。浅めだが流れが速い。渡渉後、いくつかの巨岩をどちらから巻くかルーファイが必要。
ガンダム岩。ホチキスを使って登り、ホチキスを使って裏側を下る。
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9/26 6:12
ガンダム岩。ホチキスを使って登り、ホチキスを使って裏側を下る。
ガンダム岩から下ったらこの岩に両手と胸でエイヤっと乗り上げる。両脚が浮くのでちょっと怖い。ここに乗れない場合は下の淵に降りるらしい。
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9/26 6:16
ガンダム岩から下ったらこの岩に両手と胸でエイヤっと乗り上げる。両脚が浮くのでちょっと怖い。ここに乗れない場合は下の淵に降りるらしい。
1枚岩に取り付けられたホチキスを渡っていき
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9/26 6:24
1枚岩に取り付けられたホチキスを渡っていき
右上に壊れた桟橋が見えたら、それは使わず右岸に2回めの渡渉。
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右上に壊れた桟橋が見えたら、それは使わず右岸に2回めの渡渉。
3回目の渡渉で左岸へ。
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3回目の渡渉で左岸へ。
なめり岩下流。4回目の渡渉で右岸へ。
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なめり岩下流。4回目の渡渉で右岸へ。
これがなめり岩かな? ハトの形。
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9/26 6:40
これがなめり岩かな? ハトの形。
なめり岩を過ぎたら5回目の渡渉で左岸へ。渡った先に笹薮高巻きの取り付きが見える。
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なめり岩を過ぎたら5回目の渡渉で左岸へ。渡った先に笹薮高巻きの取り付きが見える。
高巻きから下ると岩壁のトラバース。オベリスク跡と呼ばれるところ。
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9/26 6:54
高巻きから下ると岩壁のトラバース。オベリスク跡と呼ばれるところ。
クロワッサンのような岩をめがけて6回めの渡渉。右岸へ。
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クロワッサンのような岩をめがけて6回めの渡渉。右岸へ。
二ノ沢は簡単に渡れる。ヤマレコではここが第三吊り橋跡と表示されるが間違いで、第三吊り橋跡はもう少し先。
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9/26 7:02
二ノ沢は簡単に渡れる。ヤマレコではここが第三吊り橋跡と表示されるが間違いで、第三吊り橋跡はもう少し先。
7回めの渡渉で中州に渡る。ここは難しかった。写真左下の岩の水面下に足場を取り、なるべく奥まで行ってから体を沢に向け、写真中央下の水中の岩にエイヤっと両手を付いて(フロントブリッジの体勢)、脚を手繰り寄せて行く感じ。前の晩に湯俣山荘で頂いたアドバイスに感謝!
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9/26 7:07
7回めの渡渉で中州に渡る。ここは難しかった。写真左下の岩の水面下に足場を取り、なるべく奥まで行ってから体を沢に向け、写真中央下の水中の岩にエイヤっと両手を付いて(フロントブリッジの体勢)、脚を手繰り寄せて行く感じ。前の晩に湯俣山荘で頂いたアドバイスに感謝!
8回めの渡渉で中州から右岸に戻る。写真右奥の方は伊藤新道11回め、今年だけで3回めだそうでビックリ!
2025年09月26日 07:13撮影
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9/26 7:13
8回めの渡渉で中州から右岸に戻る。写真右奥の方は伊藤新道11回め、今年だけで3回めだそうでビックリ!
第三吊り橋跡で9回めの渡渉。写真右の巨岩とその1つ奥の平たい岩の間をめがけて左岸へ。虹が出ていた。渡渉後にほっとしながら大休憩。
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9/26 7:14
第三吊り橋跡で9回めの渡渉。写真右の巨岩とその1つ奥の平たい岩の間をめがけて左岸へ。虹が出ていた。渡渉後にほっとしながら大休憩。
休憩後、10回めの渡渉で右岸へ。渡渉には慣れてきたが、体が冷えやすくなってきた。
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9/26 7:43
休憩後、10回めの渡渉で右岸へ。渡渉には慣れてきたが、体が冷えやすくなってきた。
水場
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9/26 7:55
水場
第四吊り橋跡。写真右奥から合流するのはワリモ沢。引き続き湯俣川の右岸を辿って写真左奥へ。
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9/26 8:00
第四吊り橋跡。写真右奥から合流するのはワリモ沢。引き続き湯俣川の右岸を辿って写真左奥へ。
第四吊り橋跡から第五吊り橋跡にかけて4回ほど渡渉するが
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9/26 8:10
第四吊り橋跡から第五吊り橋跡にかけて4回ほど渡渉するが
このあたりに来ると慣れてきて、水位も低めなので渡渉箇所の自由度が上がる。
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9/26 8:11
このあたりに来ると慣れてきて、水位も低めなので渡渉箇所の自由度が上がる。
でも流れは速い。
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でも流れは速い。
深くて流れの緩い箇所は湯俣ブルー。
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9/26 8:17
深くて流れの緩い箇所は湯俣ブルー。
四段滝。
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四段滝。
左手の岩壁がグランドキャニオンみたいになってくる(行ったことないけど)。
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9/26 8:24
左手の岩壁がグランドキャニオンみたいになってくる(行ったことないけど)。
岩の上に第五吊り橋の跡が残っていた。
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9/26 8:34
岩の上に第五吊り橋の跡が残っていた。
分岐標識。ここから引き続き湯俣川を辿った(それが今年のお奨めとのこと)。2024年は分岐を上(西)に登るのがお奨めだった様子。登った先には今年オープンしたクロマメ避難小屋がある。
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9/26 8:38
分岐標識。ここから引き続き湯俣川を辿った(それが今年のお奨めとのこと)。2024年は分岐を上(西)に登るのがお奨めだった様子。登った先には今年オープンしたクロマメ避難小屋がある。
赤茶けた迫力の岩壁から滝が落ちている。
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9/26 8:46
赤茶けた迫力の岩壁から滝が落ちている。
名前ないのかな。
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9/26 8:47
名前ないのかな。
岩壁に沿って湯俣川が鋭くカーブ。というか、カーブしているから岩壁ができたんだろうな。
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岩壁に沿って湯俣川が鋭くカーブ。というか、カーブしているから岩壁ができたんだろうな。
青空が濃くなってきた。
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9/26 8:49
青空が濃くなってきた。
赤沢との合流点を過ぎると、水はさらに青く、岩は白くなった。伊藤新道ルートは赤沢だが、寄り道して湯俣川をもう少し辿ってみる。
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赤沢との合流点を過ぎると、水はさらに青く、岩は白くなった。伊藤新道ルートは赤沢だが、寄り道して湯俣川をもう少し辿ってみる。
白と青の美しい淵・・・ここから左岸に登り
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9/26 9:09
白と青の美しい淵・・・ここから左岸に登り
淵を見下ろしてみる。
2025年09月26日 09:12撮影
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淵を見下ろしてみる。
もう一段上の淵。
2025年09月26日 09:13撮影
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9/26 9:13
もう一段上の淵。
同じポイントから上流側に目を向けると、湯俣川(写真右奥)と硫黄東沢が合流している。
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9/26 9:12
同じポイントから上流側に目を向けると、湯俣川(写真右奥)と硫黄東沢が合流している。
写真右側に映っている小滝の上で湯俣川を渡渉。流されると1〜2m落下するので緊張した。渡渉後、湯俣川と硫黄東沢の間の斜面を登ると・・・
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9/26 9:17
写真右側に映っている小滝の上で湯俣川を渡渉。流されると1〜2m落下するので緊張した。渡渉後、湯俣川と硫黄東沢の間の斜面を登ると・・・
念願の野湯発見!
2025年09月26日 09:32撮影
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9/26 9:32
念願の野湯発見!
38度ぐらいで程よい湯加減。嫌な顔せず写真撮ってくれたT君に感謝!
2025年09月26日 09:33撮影
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9/26 9:33
38度ぐらいで程よい湯加減。嫌な顔せず写真撮ってくれたT君に感謝!
湯上がり後(?)、硫黄東沢の河原に降りて20mほど遡行すると白影の滝! 名付け親は伊藤圭さんらしい。
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9/26 9:35
湯上がり後(?)、硫黄東沢の河原に降りて20mほど遡行すると白影の滝! 名付け親は伊藤圭さんらしい。
白い岩壁に囲まれた神秘的な空間だった。
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9/26 9:35
白い岩壁に囲まれた神秘的な空間だった。
湯俣川と赤沢の合流地点に戻って合流部を上から見下ろす。湯俣川から青い水、赤沢から赤い水。これを眺めながらの休憩は至福の時間。
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9/26 10:03
湯俣川と赤沢の合流地点に戻って合流部を上から見下ろす。湯俣川から青い水、赤沢から赤い水。これを眺めながらの休憩は至福の時間。
赤沢を登り始める。
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9/26 9:57
赤沢を登り始める。
左岸にこの矢印。上に行くとクロマメ避難小屋経由で湯岐へ戻ってしまうので左へ。
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9/26 10:12
左岸にこの矢印。上に行くとクロマメ避難小屋経由で湯岐へ戻ってしまうので左へ。
写真左上で紅葉している木の下の岩の右縁に見える緑ロープを登ると岩の裏に目印の緑ホースがある(ややこしい表現ですみません)。
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9/26 10:13
写真左上で紅葉している木の下の岩の右縁に見える緑ロープを登ると岩の裏に目印の緑ホースがある(ややこしい表現ですみません)。
沢の見納め。
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9/26 10:16
沢の見納め。
激急登をしばし登ると突然視界が開けて硫黄尾根がどーん! 槍もちょこんと見えている。
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9/26 10:25
激急登をしばし登ると突然視界が開けて硫黄尾根がどーん! 槍もちょこんと見えている。
標高が上がると紅葉も。その向こうには燕尾根。
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9/26 10:33
標高が上がると紅葉も。その向こうには燕尾根。
少し前にちょこんだった槍が北鎌尾根を従えて威圧感を増す。
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9/26 11:23
少し前にちょこんだった槍が北鎌尾根を従えて威圧感を増す。
マイヅルソウの実。
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9/26 11:50
マイヅルソウの実。
ダケカンバのご神木というのはたぶんこれかと。
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9/26 11:51
ダケカンバのご神木というのはたぶんこれかと。
第一庭園。標識もあった。
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9/26 12:02
第一庭園。標識もあった。
硫黄尾根と北鎌尾根が本当に見事。
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9/26 12:26
硫黄尾根と北鎌尾根が本当に見事。
かぶり岩
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9/26 12:37
かぶり岩
紅葉の向こうに三俣山荘への長いトラバース道が見える。
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9/26 13:07
紅葉の向こうに三俣山荘への長いトラバース道が見える。
一般道に合流して伊藤新道完了!
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9/26 13:12
一般道に合流して伊藤新道完了!
三俣山荘の展望食堂からは紅葉の山腹が美しかった。
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9/26 14:16
三俣山荘の展望食堂からは紅葉の山腹が美しかった。
その紅葉の山腹を携帯電波を求めながら登ってみる。振り返ると山荘越しに鷲羽岳。
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9/26 14:43
その紅葉の山腹を携帯電波を求めながら登ってみる。振り返ると山荘越しに鷲羽岳。
どこまで登っても携帯電波がなく、なかば意地になって山頂まで来てしまった・・・この時間だけ少しガス。
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9/26 15:12
どこまで登っても携帯電波がなく、なかば意地になって山頂まで来てしまった・・・この時間だけ少しガス。
ナナカマドと鷲羽、ワリモ、水晶。
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9/26 15:32
ナナカマドと鷲羽、ワリモ、水晶。
鷲羽岳の右には真砂岳。
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9/26 15:39
鷲羽岳の右には真砂岳。
夕焼けに染まる鷲羽岳。
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9/26 17:28
夕焼けに染まる鷲羽岳。
翌朝、東の空がグラデーションに。
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9/27 5:15
翌朝、東の空がグラデーションに。
三俣蓮華岳に登る途中で朝陽。右は大天井岳。
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三俣蓮華岳に登る途中で朝陽。右は大天井岳。
この日の山頂は展望最高!
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この日の山頂は展望最高!
槍ヶ岳方面。
2025年09月27日 09:17撮影
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9/27 9:17
槍ヶ岳方面。
笠ヶ岳方面。
2025年09月27日 09:17撮影
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笠ヶ岳方面。
この写真は結構お気に入り。
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9/27 6:41
この写真は結構お気に入り。
双六岳到着。
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9/27 7:16
双六岳到着。
槍ヶ岳に向かって伸びる道を気持ちよく下っていく。手前に映っている方たちは今回ほぼ同じルートで、湯俣山荘、三俣山荘、双六山頂でお会いした。
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9/27 7:19
槍ヶ岳に向かって伸びる道を気持ちよく下っていく。手前に映っている方たちは今回ほぼ同じルートで、湯俣山荘、三俣山荘、双六山頂でお会いした。
通りがかりの若い方が撮ってくれた写真。これもお気に入り。
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通りがかりの若い方が撮ってくれた写真。これもお気に入り。
双六小屋前からの展望。
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9/27 8:15
双六小屋前からの展望。
この山々がひとつもガスらず見えてる!
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この山々がひとつもガスらず見えてる!
しばらく下ると左下に鏡平が見えてきた。
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しばらく下ると左下に鏡平が見えてきた。
まだ早いかと思っていた紅葉が結構進んでいて嬉しい誤算。
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9/27 9:27
まだ早いかと思っていた紅葉が結構進んでいて嬉しい誤算。
色付いたナナカマドを見つける度に
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9/27 9:34
色付いたナナカマドを見つける度に
槍と一緒に撮れないかと
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槍と一緒に撮れないかと
頑張ってみた。
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頑張ってみた。
そして池に映り込む槍ヶ岳。
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9/27 10:04
そして池に映り込む槍ヶ岳。
2時間近く飛んで、わさび平小屋。トマトが新鮮で美味い!
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9/27 11:53
2時間近く飛んで、わさび平小屋。トマトが新鮮で美味い!
新穂高にゴール!
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新穂高にゴール!
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