ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8741861
全員に公開
沢登り
槍・穂高・乗鞍

伊藤新道+白影の滝と野湯

2025年09月25日(木) ~ 2025年09月27日(土)
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
8
2~3泊以上が適当
GPS
23:01
距離
44.4km
登り
2,292m
下り
2,452m
歩くペース
速い
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:44
休憩
2:40
合計
5:24
距離 12.4km 登り 191m 下り 43m
13:28
46
高瀬ダム湯俣登山口
14:30
20
14:50
14:51
47
15:38
16:27
8
16:35
16:42
10
山の神奥のへつり場
16:52
18:14
11
18:25
18:46
6
18:52
2日目
山行
8:51
休憩
1:40
合計
10:31
距離 13.8km 登り 1,485m 下り 348m
5:10
19
5:29
26
5:55
5:56
18
6:14
6:17
5
6:22
6:23
41
7:04
54
7:58
39
8:37
29
9:06
18
9:24
9:33
2
野湯
9:35
9:36
14
白影の滝
9:50
10:00
63
赤沢出合
11:03
134
13:17
14:31
31
15:02
12
15:14
15:15
6
15:21
20
15:41
3日目
山行
6:12
休憩
0:55
合計
7:07
距離 18.1km 登り 617m 下り 2,061m
5:41
24
6:05
12
6:17
6:18
17
6:35
6:36
19
6:55
16
7:11
7:20
29
7:49
7:50
2
7:52
7:53
12
8:05
8:18
5
8:23
26
8:49
8:50
11
9:01
10
9:11
9:14
28
9:42
9:59
4
10:03
10:04
25
10:29
14
10:43
9
10:52
17
11:09
11:11
25
11:36
15
11:51
11:53
11
12:04
9
12:13
13
12:26
13
12:48
新穂高ロープウェイ駅
天候 初日は小雨。2日め・3日めはほぼ晴れ!
過去天気図(気象庁) 2025年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
往路
信濃大町12:40発の裏銀座登山バスで七倉山荘前へ。
https://uraginzabus.com/
予約不要だが、9/29からは休日だけの運行になるので注意。

七倉山荘前からは乗合タクシーで高瀬ダムへ。登りは予約不要だがネット情報が少ないので事前に電話確認する方が確実かも。ジャンボ タクシーなら1台4000円、小型は1台2600円。これを乗車人数でざっくり割る。
https://kanko-omachi.gr.jp/news/91118/

復路
新穂高から高山行のバスで平湯温泉へ、予約不要。
平湯温泉からバスで松本へ、要予約だが、15:55発の便は乗車率2〜3割だった。
コース状況/
危険箇所等
感想欄と写真コメントと、何より以下のサイトをご参照。
https://mitsumatasanso.com/itoshindo/
https://mitsumatasanso.com/blog/
https://yamap.com/activities/41989200

なお、第五吊り橋跡から赤沢分岐までの区間について、,忘椶辰討い訝録泙任2024年の推奨ルート(クロマメ避難小屋経由)が載ったままになっているが、2025年の推奨ルートはのもの(湯俣川沿いのルート)。

全般に、水が深いまたは急な箇所の渡渉ではストックや木の棒が有効と湯俣山荘でアドバイス頂いた。両手で掴んで上流側になるべく離して刺して体重を掛ける。太めの木の棒の方がストックよりしならず、ドッシリ安定すると伺って、なるべくそうしたが、木の棒が見つからないところではストックを使用。

渓谷区間が多いので累積標高は相当過大に出ていそう。
その他周辺情報 晴嵐荘は宿泊者でなくても温泉利用可。湯俣山荘宿泊の場合は湯俣山荘から晴嵐荘に事前に電話を入れてもらう。

下山後は中崎山荘で日帰り入浴。
高瀬ダムでタクシーを降りた時は雨。伊藤新道の水位が上がってしまうだろうと重い気持ちで湯俣へ。
2025年09月25日 13:28撮影
9/25 13:28
高瀬ダムでタクシーを降りた時は雨。伊藤新道の水位が上がってしまうだろうと重い気持ちで湯俣へ。
湯俣山荘到着。「このぐらいの雨なら水位上がらないですよ」と伺って一気にテンションが上がる。右奥に小さく映っているのは晴嵐荘。
2025年09月25日 15:37撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/25 15:37
湯俣山荘到着。「このぐらいの雨なら水位上がらないですよ」と伺って一気にテンションが上がる。右奥に小さく映っているのは晴嵐荘。
夜、ジップラインに乗って晴嵐荘の日帰り入浴を利用させて頂いた。この風呂はいつまでも記憶に残りそう。
2025年09月25日 18:37撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/25 18:37
夜、ジップラインに乗って晴嵐荘の日帰り入浴を利用させて頂いた。この風呂はいつまでも記憶に残りそう。
伊藤新道遡行当日の朝。湯俣山荘の外壁に張り出されている難所の直近予想水位を確認して挑戦開始!
2025年09月26日 05:09撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 5:09
伊藤新道遡行当日の朝。湯俣山荘の外壁に張り出されている難所の直近予想水位を確認して挑戦開始!
まずはこの吊り橋で水俣沢を渡る。前日タクシーで一緒だった方たちの中には水俣沢を遡行して北鎌という人も。
2025年09月26日 05:20撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 5:20
まずはこの吊り橋で水俣沢を渡る。前日タクシーで一緒だった方たちの中には水俣沢を遡行して北鎌という人も。
山の神。無神論者の自分も今回ばかりは神頼みしたい気分だった。ここから数メートル下って河原に降りると
2025年09月26日 05:21撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 5:21
山の神。無神論者の自分も今回ばかりは神頼みしたい気分だった。ここから数メートル下って河原に降りると
早速へつり。深いところで90cmぐらい。流れが緩いし、最近ロープが張られたこともあり、それほど難しく感じなかった。
2025年09月26日 05:23撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 5:23
早速へつり。深いところで90cmぐらい。流れが緩いし、最近ロープが張られたこともあり、それほど難しく感じなかった。
硫黄芝。硫化水素を養分にする細菌で、なんと30億年前からあるらしい。
2025年09月26日 05:27撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 5:27
硫黄芝。硫化水素を養分にする細菌で、なんと30億年前からあるらしい。
左岸に渡って墳湯丘を間近で見てみた。
2025年09月26日 05:34撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 5:34
左岸に渡って墳湯丘を間近で見てみた。
右岸に戻り、巨岩をロープで高巻く。
2025年09月26日 05:49撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 5:49
右岸に戻り、巨岩をロープで高巻く。
高巻き中のへつり。右の巨岩の奥へ。
2025年09月26日 05:50撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
9/26 5:50
高巻き中のへつり。右の巨岩の奥へ。
いったん河原に降りたあと、ここから笹藪高巻き。
2025年09月26日 05:54撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 5:54
いったん河原に降りたあと、ここから笹藪高巻き。
第一吊り橋跡で左岸へ。墳湯丘を訪ねる場合の渡渉往復を除くとこれが最初の渡渉。浅めだが流れが速い。渡渉後、いくつかの巨岩をどちらから巻くかルーファイが必要。
2025年09月26日 06:03撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
9/26 6:03
第一吊り橋跡で左岸へ。墳湯丘を訪ねる場合の渡渉往復を除くとこれが最初の渡渉。浅めだが流れが速い。渡渉後、いくつかの巨岩をどちらから巻くかルーファイが必要。
ガンダム岩。ホチキスを使って登り、ホチキスを使って裏側を下る。
2025年09月26日 06:12撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
9/26 6:12
ガンダム岩。ホチキスを使って登り、ホチキスを使って裏側を下る。
ガンダム岩から下ったらこの岩に両手と胸でエイヤっと乗り上げる。両脚が浮くのでちょっと怖い。ここに乗れない場合は下の淵に降りるらしい。
2025年09月26日 06:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 6:16
ガンダム岩から下ったらこの岩に両手と胸でエイヤっと乗り上げる。両脚が浮くのでちょっと怖い。ここに乗れない場合は下の淵に降りるらしい。
1枚岩に取り付けられたホチキスを渡っていき
2025年09月26日 06:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 6:24
1枚岩に取り付けられたホチキスを渡っていき
右上に壊れた桟橋が見えたら、それは使わず右岸に2回めの渡渉。
2025年09月26日 06:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 6:28
右上に壊れた桟橋が見えたら、それは使わず右岸に2回めの渡渉。
3回目の渡渉で左岸へ。
2025年09月26日 06:34撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 6:34
3回目の渡渉で左岸へ。
なめり岩下流。4回目の渡渉で右岸へ。
2025年09月26日 06:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 6:38
なめり岩下流。4回目の渡渉で右岸へ。
これがなめり岩かな? ハトの形。
2025年09月26日 06:40撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 6:40
これがなめり岩かな? ハトの形。
なめり岩を過ぎたら5回目の渡渉で左岸へ。渡った先に笹薮高巻きの取り付きが見える。
2025年09月26日 06:44撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 6:44
なめり岩を過ぎたら5回目の渡渉で左岸へ。渡った先に笹薮高巻きの取り付きが見える。
高巻きから下ると岩壁のトラバース。オベリスク跡と呼ばれるところ。
2025年09月26日 06:54撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 6:54
高巻きから下ると岩壁のトラバース。オベリスク跡と呼ばれるところ。
クロワッサンのような岩をめがけて6回めの渡渉。右岸へ。
2025年09月26日 06:59撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 6:59
クロワッサンのような岩をめがけて6回めの渡渉。右岸へ。
二ノ沢は簡単に渡れる。ヤマレコではここが第三吊り橋跡と表示されるが間違いで、第三吊り橋跡はもう少し先。
2025年09月26日 07:02撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 7:02
二ノ沢は簡単に渡れる。ヤマレコではここが第三吊り橋跡と表示されるが間違いで、第三吊り橋跡はもう少し先。
7回めの渡渉で中州に渡る。ここは難しかった。写真左下の岩の水面下に足場を取り、なるべく奥まで行ってから体を沢に向け、写真中央下の水中の岩にエイヤっと両手を付いて(フロントブリッジの体勢)、脚を手繰り寄せて行く感じ。前の晩に湯俣山荘で頂いたアドバイスに感謝!
2025年09月26日 07:07撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 7:07
7回めの渡渉で中州に渡る。ここは難しかった。写真左下の岩の水面下に足場を取り、なるべく奥まで行ってから体を沢に向け、写真中央下の水中の岩にエイヤっと両手を付いて(フロントブリッジの体勢)、脚を手繰り寄せて行く感じ。前の晩に湯俣山荘で頂いたアドバイスに感謝!
8回めの渡渉で中州から右岸に戻る。写真右奥の方は伊藤新道11回め、今年だけで3回めだそうでビックリ!
2025年09月26日 07:13撮影
1
9/26 7:13
8回めの渡渉で中州から右岸に戻る。写真右奥の方は伊藤新道11回め、今年だけで3回めだそうでビックリ!
第三吊り橋跡で9回めの渡渉。写真右の巨岩とその1つ奥の平たい岩の間をめがけて左岸へ。虹が出ていた。渡渉後にほっとしながら大休憩。
2025年09月26日 07:14撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 7:14
第三吊り橋跡で9回めの渡渉。写真右の巨岩とその1つ奥の平たい岩の間をめがけて左岸へ。虹が出ていた。渡渉後にほっとしながら大休憩。
休憩後、10回めの渡渉で右岸へ。渡渉には慣れてきたが、体が冷えやすくなってきた。
2025年09月26日 07:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 7:43
休憩後、10回めの渡渉で右岸へ。渡渉には慣れてきたが、体が冷えやすくなってきた。
水場
2025年09月26日 07:55撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 7:55
水場
第四吊り橋跡。写真右奥から合流するのはワリモ沢。引き続き湯俣川の右岸を辿って写真左奥へ。
2025年09月26日 08:00撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 8:00
第四吊り橋跡。写真右奥から合流するのはワリモ沢。引き続き湯俣川の右岸を辿って写真左奥へ。
第四吊り橋跡から第五吊り橋跡にかけて4回ほど渡渉するが
2025年09月26日 08:10撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 8:10
第四吊り橋跡から第五吊り橋跡にかけて4回ほど渡渉するが
このあたりに来ると慣れてきて、水位も低めなので渡渉箇所の自由度が上がる。
2025年09月26日 08:11撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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9/26 8:11
このあたりに来ると慣れてきて、水位も低めなので渡渉箇所の自由度が上がる。
でも流れは速い。
2025年09月26日 08:12撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 8:12
でも流れは速い。
深くて流れの緩い箇所は湯俣ブルー。
2025年09月26日 08:17撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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9/26 8:17
深くて流れの緩い箇所は湯俣ブルー。
四段滝。
2025年09月26日 08:19撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 8:19
四段滝。
左手の岩壁がグランドキャニオンみたいになってくる(行ったことないけど)。
2025年09月26日 08:24撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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9/26 8:24
左手の岩壁がグランドキャニオンみたいになってくる(行ったことないけど)。
岩の上に第五吊り橋の跡が残っていた。
2025年09月26日 08:34撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 8:34
岩の上に第五吊り橋の跡が残っていた。
分岐標識。ここから引き続き湯俣川を辿った(それが今年のお奨めとのこと)。2024年は分岐を上(西)に登るのがお奨めだった様子。登った先には今年オープンしたクロマメ避難小屋がある。
2025年09月26日 08:38撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 8:38
分岐標識。ここから引き続き湯俣川を辿った(それが今年のお奨めとのこと)。2024年は分岐を上(西)に登るのがお奨めだった様子。登った先には今年オープンしたクロマメ避難小屋がある。
赤茶けた迫力の岩壁から滝が落ちている。
2025年09月26日 08:46撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 8:46
赤茶けた迫力の岩壁から滝が落ちている。
名前ないのかな。
2025年09月26日 08:47撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 8:47
名前ないのかな。
岩壁に沿って湯俣川が鋭くカーブ。というか、カーブしているから岩壁ができたんだろうな。
2025年09月26日 08:48撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 8:48
岩壁に沿って湯俣川が鋭くカーブ。というか、カーブしているから岩壁ができたんだろうな。
青空が濃くなってきた。
2025年09月26日 08:49撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 8:49
青空が濃くなってきた。
赤沢との合流点を過ぎると、水はさらに青く、岩は白くなった。伊藤新道ルートは赤沢だが、寄り道して湯俣川をもう少し辿ってみる。
2025年09月26日 09:08撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 9:08
赤沢との合流点を過ぎると、水はさらに青く、岩は白くなった。伊藤新道ルートは赤沢だが、寄り道して湯俣川をもう少し辿ってみる。
白と青の美しい淵・・・ここから左岸に登り
2025年09月26日 09:09撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
9/26 9:09
白と青の美しい淵・・・ここから左岸に登り
淵を見下ろしてみる。
2025年09月26日 09:12撮影
9/26 9:12
淵を見下ろしてみる。
もう一段上の淵。
2025年09月26日 09:13撮影
9/26 9:13
もう一段上の淵。
同じポイントから上流側に目を向けると、湯俣川(写真右奥)と硫黄東沢が合流している。
2025年09月26日 09:12撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 9:12
同じポイントから上流側に目を向けると、湯俣川(写真右奥)と硫黄東沢が合流している。
写真右側に映っている小滝の上で湯俣川を渡渉。流されると1〜2m落下するので緊張した。渡渉後、湯俣川と硫黄東沢の間の斜面を登ると・・・
2025年09月26日 09:17撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 9:17
写真右側に映っている小滝の上で湯俣川を渡渉。流されると1〜2m落下するので緊張した。渡渉後、湯俣川と硫黄東沢の間の斜面を登ると・・・
念願の野湯発見!
2025年09月26日 09:32撮影
1
9/26 9:32
念願の野湯発見!
38度ぐらいで程よい湯加減。嫌な顔せず写真撮ってくれたT君に感謝!
2025年09月26日 09:33撮影
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9/26 9:33
38度ぐらいで程よい湯加減。嫌な顔せず写真撮ってくれたT君に感謝!
湯上がり後(?)、硫黄東沢の河原に降りて20mほど遡行すると白影の滝! 名付け親は伊藤圭さんらしい。
2025年09月26日 09:35撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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9/26 9:35
湯上がり後(?)、硫黄東沢の河原に降りて20mほど遡行すると白影の滝! 名付け親は伊藤圭さんらしい。
白い岩壁に囲まれた神秘的な空間だった。
2025年09月26日 09:35撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 9:35
白い岩壁に囲まれた神秘的な空間だった。
湯俣川と赤沢の合流地点に戻って合流部を上から見下ろす。湯俣川から青い水、赤沢から赤い水。これを眺めながらの休憩は至福の時間。
2025年09月26日 10:03撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 10:03
湯俣川と赤沢の合流地点に戻って合流部を上から見下ろす。湯俣川から青い水、赤沢から赤い水。これを眺めながらの休憩は至福の時間。
赤沢を登り始める。
2025年09月26日 09:57撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 9:57
赤沢を登り始める。
左岸にこの矢印。上に行くとクロマメ避難小屋経由で湯岐へ戻ってしまうので左へ。
2025年09月26日 10:12撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 10:12
左岸にこの矢印。上に行くとクロマメ避難小屋経由で湯岐へ戻ってしまうので左へ。
写真左上で紅葉している木の下の岩の右縁に見える緑ロープを登ると岩の裏に目印の緑ホースがある(ややこしい表現ですみません)。
2025年09月26日 10:13撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 10:13
写真左上で紅葉している木の下の岩の右縁に見える緑ロープを登ると岩の裏に目印の緑ホースがある(ややこしい表現ですみません)。
沢の見納め。
2025年09月26日 10:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 10:16
沢の見納め。
激急登をしばし登ると突然視界が開けて硫黄尾根がどーん! 槍もちょこんと見えている。
2025年09月26日 10:25撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 10:25
激急登をしばし登ると突然視界が開けて硫黄尾根がどーん! 槍もちょこんと見えている。
標高が上がると紅葉も。その向こうには燕尾根。
2025年09月26日 10:33撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 10:33
標高が上がると紅葉も。その向こうには燕尾根。
少し前にちょこんだった槍が北鎌尾根を従えて威圧感を増す。
2025年09月26日 11:23撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
9/26 11:23
少し前にちょこんだった槍が北鎌尾根を従えて威圧感を増す。
マイヅルソウの実。
2025年09月26日 11:50撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 11:50
マイヅルソウの実。
ダケカンバのご神木というのはたぶんこれかと。
2025年09月26日 11:51撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 11:51
ダケカンバのご神木というのはたぶんこれかと。
第一庭園。標識もあった。
2025年09月26日 12:02撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 12:02
第一庭園。標識もあった。
硫黄尾根と北鎌尾根が本当に見事。
2025年09月26日 12:26撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
9/26 12:26
硫黄尾根と北鎌尾根が本当に見事。
かぶり岩
2025年09月26日 12:37撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 12:37
かぶり岩
紅葉の向こうに三俣山荘への長いトラバース道が見える。
2025年09月26日 13:07撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 13:07
紅葉の向こうに三俣山荘への長いトラバース道が見える。
一般道に合流して伊藤新道完了!
2025年09月26日 13:12撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 13:12
一般道に合流して伊藤新道完了!
三俣山荘の展望食堂からは紅葉の山腹が美しかった。
2025年09月26日 14:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 14:16
三俣山荘の展望食堂からは紅葉の山腹が美しかった。
その紅葉の山腹を携帯電波を求めながら登ってみる。振り返ると山荘越しに鷲羽岳。
2025年09月26日 14:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
1
9/26 14:43
その紅葉の山腹を携帯電波を求めながら登ってみる。振り返ると山荘越しに鷲羽岳。
どこまで登っても携帯電波がなく、なかば意地になって山頂まで来てしまった・・・この時間だけ少しガス。
2025年09月26日 15:12撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/26 15:12
どこまで登っても携帯電波がなく、なかば意地になって山頂まで来てしまった・・・この時間だけ少しガス。
ナナカマドと鷲羽、ワリモ、水晶。
2025年09月26日 15:32撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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ナナカマドと鷲羽、ワリモ、水晶。
鷲羽岳の右には真砂岳。
2025年09月26日 15:39撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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鷲羽岳の右には真砂岳。
夕焼けに染まる鷲羽岳。
2025年09月26日 17:28撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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夕焼けに染まる鷲羽岳。
翌朝、東の空がグラデーションに。
2025年09月27日 05:15撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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翌朝、東の空がグラデーションに。
三俣蓮華岳に登る途中で朝陽。右は大天井岳。
2025年09月27日 05:43撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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三俣蓮華岳に登る途中で朝陽。右は大天井岳。
この日の山頂は展望最高!
2025年09月27日 06:17撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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この日の山頂は展望最高!
槍ヶ岳方面。
2025年09月27日 09:17撮影
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槍ヶ岳方面。
笠ヶ岳方面。
2025年09月27日 09:17撮影
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笠ヶ岳方面。
この写真は結構お気に入り。
2025年09月27日 06:41撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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この写真は結構お気に入り。
双六岳到着。
2025年09月27日 07:16撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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双六岳到着。
槍ヶ岳に向かって伸びる道を気持ちよく下っていく。手前に映っている方たちは今回ほぼ同じルートで、湯俣山荘、三俣山荘、双六山頂でお会いした。
2025年09月27日 07:19撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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槍ヶ岳に向かって伸びる道を気持ちよく下っていく。手前に映っている方たちは今回ほぼ同じルートで、湯俣山荘、三俣山荘、双六山頂でお会いした。
通りがかりの若い方が撮ってくれた写真。これもお気に入り。
2025年09月27日 07:32撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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通りがかりの若い方が撮ってくれた写真。これもお気に入り。
双六小屋前からの展望。
2025年09月27日 08:15撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/27 8:15
双六小屋前からの展望。
この山々がひとつもガスらず見えてる!
2025年09月27日 08:15撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/27 8:15
この山々がひとつもガスらず見えてる!
しばらく下ると左下に鏡平が見えてきた。
2025年09月27日 09:12撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
9/27 9:12
しばらく下ると左下に鏡平が見えてきた。
まだ早いかと思っていた紅葉が結構進んでいて嬉しい誤算。
2025年09月27日 09:27撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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まだ早いかと思っていた紅葉が結構進んでいて嬉しい誤算。
色付いたナナカマドを見つける度に
2025年09月27日 09:34撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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色付いたナナカマドを見つける度に
槍と一緒に撮れないかと
2025年09月27日 09:40撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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槍と一緒に撮れないかと
頑張ってみた。
2025年09月27日 09:41撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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頑張ってみた。
そして池に映り込む槍ヶ岳。
2025年09月27日 10:04撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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そして池に映り込む槍ヶ岳。
2時間近く飛んで、わさび平小屋。トマトが新鮮で美味い!
2025年09月27日 11:53撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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2時間近く飛んで、わさび平小屋。トマトが新鮮で美味い!
新穂高にゴール!
2025年09月27日 12:48撮影 by  iPhone 13 mini, Apple
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9/27 12:48
新穂高にゴール!
撮影機器:

感想

長年憧れていた伊藤新道にT君と2人で挑戦してきた。

今年の伊藤新道はお盆前の豪雨で水位が上がり、8月末に少し落ち着いたと思いきや、9/14と9/21にそれぞれおそらく10mm・6mmぐらいの降雨があってまた水位が上がり、ネット上には撤退の記録がたくさん出ていた。

そんな情報を目にして不安を抱えながら湯俣へアプローチした9月25日、信濃大町駅に着くと小雨。バス・タクシーと乗り継いで高瀬ダムに着いてもやまず、「明日は水位上がっちゃいそうだねー」などと話しながらとりあえず湯俣山荘に着くと、支配人の野澤さんが「水位はここ2、3日で落ち着いてきました。今日ぐらいの雨なら水位が上がることはないです」とキッパリ。一気にテンションが上がって、野澤さんが神様に見えた(笑)。

とはいえ、最初2、3回の渡渉はぎこちなかった。湯俣到着夕方の下見で山の神の奥で渡渉にトライすると、あっさり水圧に負けて後ろにヨロヨロ倒れ込む(場所によっては倒れても危険がないということも学べた)。翌朝はスタッフさんのアドバイス通り、練習を兼ねてわざわざ墳湯丘まで往復してみた。この3回の渡渉で少し慣れてきて、第一吊り橋跡の本番渡渉一発目は無事成功。

◇難所と感じたポイント
今回の遡行ではガンダム岩奥の岩への乗り上げ、二ノ沢出合直後の中州への渡渉、硫黄東沢での渡渉に苦労した(それぞれ写真15・25・48)。48は帰りが特に怖かった。他のサイトで注意喚起されている山の神直後の水中へつりや第三吊り橋上流の渡渉(写真7や27)はそれほど怖く感じなかった。ただ、水位にもよるだろうし、沢の形はどんどん変わるようだし、人によって感じ方も違うと思う。

◇コース選択
第五吊り橋跡から赤沢分岐まで、自分たちはクロマメ避難小屋を経由しなかったので比較はできないものの、湯俣沢沿いのルートは迫力にあふれ、見ごたえがあった。

また、その途中、赤沢出合から寄り道したエリアはさらに印象深い。赤沢出合より下流が赤沢の影響を受けて水や岩が赤茶基調なのに対し、赤沢出合の上流は水が湯俣ブルーで岩は白い。

白影の滝と野湯まで足を伸ばすには硫黄東沢出合を渡渉する必要があるが(写真48)、そこを渡らずとも、出合ポイントのちょっとした2段滝と美しい淵を観に行くだけでも十分に価値があるように思う。

◇3日め
伊藤新道を無事踏破できたあとは、三俣蓮華岳、双六岳、双六小屋、鏡池と縦走した。このエリアは過去2、3回来たことがあるけれど、今までで一番天候に恵まれた。歩いている稜線上だけでなく、360度どの方角の山にも雲がなく、見えるべき山がすべて見渡せる。前日の伊藤新道のコンディション含め、今回は素晴らしい気象条件に恵まれた。

一緒に行ってくれたT君にも感謝。1人では挑戦に踏み切れなかった。

◇今回の装備
靴下はモンベルのライト・クリマプレン・サワークライムソックス。

スパッツはモンベルのサワークライム・スパッツ。

靴は長年履き古した非防水のトレランシューズ。沢シューズを使わないことで靴とスパッツの間にすき間ができてしまうので、靴に砂や小石が入らないよう、トレラン用のゲーターも付けた。

膝にはアマゾンで買った安い膝あて。靴を履いたまま着脱できるタイプを選んだが、結局付けたまま1日を終えた・・。

服は上下ともファイントラックのドライレイヤーウォームとラピッドラッシュを重ね着。高かったけれど、驚きの撥水性で、使ってみて悔いはない(また沢に行かないともったいない・・)。ラピッドラッシュと厚手のフラッドラッシュのどちらにするか迷ったが、今回の気候ならラピッドラッシュで良かった。持参したレインウェアは沢ではほとんど使わなかった。

3日間合計の所要時間は標準タイムの81%(休憩時間含み、寄り道除き)。

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技術レベル
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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
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体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [5日]
笠ヶ岳・水晶岳
利用交通機関:
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