裏岩手連峰縦走 八幡平ー大深山荘泊ー小畚山ー三ツ石山ー松川温泉

- GPS
- 10:33
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 878m
- 下り
- 1,542m
コースタイム
- 山行
- 3:15
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 3:37
- 山行
- 5:04
- 休憩
- 1:47
- 合計
- 6:51
| 天候 | 1日目 曇り後晴れ 2日目 晴れ! |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
1日目 盛岡駅から自然散策バスを利用 2日目 松川温泉からバスで 花輪線大更駅、10分程度の乗り継ぎで盛岡へ |
| コース状況/ 危険箇所等 |
とてもよく整備されており快適な山道です。 所々ぬかるみや木造が破損している場所もありますが危険な場所はありません。 |
| その他周辺情報 | 大深山荘は小奇麗でトイレ臭なく超快適です。4室ありますので、10名までならゆったり、15名までなら普通の山小屋程度、詰め込んで20名程度入れます。 バス停前の松川温泉は入浴料700円。スマホ持ち込み禁止 |
写真
感想
・ 昨年は登山道閉鎖直前の岩手山から松川温泉に抜けるルートを辿りました。 その際見た裏岩手縦走コースとても魅力的に感じ、 9月の第4週の土日、2日とも天気が良さそうなので3日前に大人の休日パスを利用して出かけることにしました。行きの新幹線はなんと残席が3つしかなくギリギリセーフの感じです。
・ 盛岡駅からは八幡平散策バスを利用して岩手山レストハウスまで行きます。1700円。 高速道路を経由するので意外と早く着くかと思いきや、八幡平マウンテンホテルを経由し遠回りをして行きます。
・ バスから降りたらなんと寒い寒い、 慌ててトレーナーを着て登山を開始します。 昨年の9月の第4週の土曜日は、 大深山荘は20名程度の宿泊者がいたようです。 なるべく早く着きたいと思いつつ、それでもゆっくりと歩きたいとの葛藤に悩まされ入山しました。
・畚岳分岐付近で 4名の団体と単独の方と出会い、皆さん同じ大深山荘に泊まるとの事。 また会いましょうと言うことで畚岳に登りました。 分岐にザックをデポしたいのですが、野生動物に荒らされる心配もあるので修行のつもりでザックを背負って畚岳まで往復、しばし展望にハマる。
・ その先は大展望の稜線歩き、 時々足を止め展望を楽しんだり紅葉の中を泳いだいと、思ったよりも道も明瞭ではっきりしています。
・ 午後3時過ぎに大深山荘に到着、 さてさてドンダケ混雑してるかなと思い中に入ると私はなんと2番手でした。 大深山荘はとても小綺麗でトイレも悪臭もせずなかなか快適な山小屋です。 歩いて数分の湿原の中に水場があり、水もかなりの量が出て多分1年中枯れないと思います。 水は極めて冷たくとてもおいしい水です。 大深山荘を利用しなくても寄り道する価値はあるでしょう。
・ この日は大深山荘には12名が宿泊しました。 ちょうどいい位の人数ですね。 さっさと夕食を済ませビールを飲んでその後、4名の団体の方とちょっとお話をしました。 楽しい夜でした。
・ 翌日は朝4時ごろ目が覚めてしまい表に出ると満天の星空、 5時ごろには朝食を済ませ再び水場に行って水を汲みますが、 朝焼けも拝むことができモルゲンロートの中に包まれた簡単なお散歩でした。
・ 予定していた時間より早く出発できたので、源太ヶ岳の稜線を ピストンすることにしました。源太ヶ岳の稜線は展望がすこぶる良くアップダウンも少ないので快適に飛ばすことができます。 なんとこの時間でもうすでにトレイルランナーと出会いました。 時間があればこの稜線の寄り道はお勧めです。(天気が良ければの話)
・ 大深岳は全く展望は無いのでそのままパス、小畚山への下りと上りは展望と紅葉に包まれてしばしば足を停めます。 この辺がこのルートの登山者が最も少ない場所でしょう。
・小畚山から三ツ石山までは大展望の登山道、 紅葉を泳ぐように進んでいきます。 大深山荘での他の宿泊者と追いついたり抜かれたり、 結局松川温泉まで 適当な距離を保ち一緒のルートでした。なんかどんどん歩くのがもったいないような感じがしてしばしば足を止め展望を楽しみます。
・小畚山からは 一気に登山者の数が増え始め、三ツ石山に近づくにつれてさらに増えてきます。 画像を見ても分かるとおり、この稜線は紅葉の絨毯の中に道がついているので、三ツ石山まで来るとどうしても小畚山まで行きたくなりますね。 と言うよりこの紅葉の最盛期、しかも風のない晴天の中です。時間を許す限りとは言わず時間がなくてもやっぱり行くべきですよね。
・三ツ石山の岩の上で大深山荘の宿泊者に私の画像撮ってもらいました。 山狸は人相が良くないので自分の写真はほとんど撮らないのですが、 この天気とこの展望なのでとってもいいかなと思いました。
・三ツ石山の空いている岩の陰で、 大展望を眺めながら昼食。 不覚にも岩と岩の間の隙間が草で覆われていてその落とし穴に右足を落としました。 ちょっとすりむいただけでよかったです。
・三ツ石山からの下りはものすごい登山者の数です。たびたびすれ違い待ち、20人ぐらい一気にすれ違ったりと流石好天の紅葉の休日です三ツ石山荘のトイレも大渋滞、 ほとんどが女性なのですが、 男性トイレを使ってもこれだけの待ちと言う声が聞かれました。
三ツ石山荘からは単調な下りです。 松川温泉と松川大橋の分岐ではちょっと変化を期待して松川大橋へのルートを選択しました。 急な階段やロープ、徒渉もあってなかなか楽しめます。また車道も伐採されている場所からは岩手山や源太ヶ岳などの展望、松川地熱発電所がチラリと見えてそれはそれで良い選択だったなぁと思います。
・ 松川温泉で汗を流しバス待ちをします。 去年も同じ時間のバスを利用したのですが、かなりのお客で全員着席することができず、数人あのくねくね道を立って乗っていたのを思い出しました。 なのでお風呂を済ました後は早々にザックをバス停に置いておきます。 今回は全員着席できました。 今年は昨年よりも大きなバスが来たようです。
・ 山狸はナンチャッテ乗り鉄であり、 大人の休日パスを利用しているので花輪線の大更駅から列車を利用します。 田んぼの稲も黄色く染まり東北らしい風景を存分に楽しみました。
・ 去年も9月の第4週の土日は天候は良かったですが、今年も天候が良くラッキーでした。 東北の山はなかなかすばらしいです。来年はどこに行こうかなぁ。
・数名のトレイルランナーの方が走っていました。日本のトレイルランナーのトップ、鏑木氏もお勧めのルートです。
・ 大深山荘で一緒だった方々、いろいろお世話になりました。 また山で会いましょう!
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