上ノ廊下パックラフトからの黒部横断

yoru1988jp
その他1人 - GPS
- 31:59
- 距離
- 38.3km
- 登り
- 2,088m
- 下り
- 2,062m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 5:59
- 山行
- 3:02
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 3:24
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 6:12
| 天候 | 25日 雨昼から強く 26日 朝雨のち晴れ 27日 晴れ 28日 晴れのち夜に雨 |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年09月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー 自家用車
翌朝タクシーで折立まで タクシー代は有料道路含め22000円! |
写真
黒部川源流付近では25日昼頃から強く降っていたが、宇奈月ダムでは流入が少し増えた程度であった。
装備
| 個人装備 |
パックラフト
パドル
ヘルメット
PFD
セミドライorドライスーツ
ネオプレンソックス3mm
バーストエイド
スローバッグ
バーストエイド(アクアシール
ダクトテープ
補修パッチ)
|
|---|---|
| 共同装備 |
タープ
予備パドル
フローティングロープ
|
感想
文章は完了・GOPROで動画取ったので、10月末くらいを目途に動画UP予定
大学の同期と去年から計画していたパックラフトでの黒部川・上ノ廊下ダウンリバー
youtubeに素敵の動画が載ってる(モリシャンアドベンチャーさんの動画)ので行ってみたいなと思っていたが、去年は天気予報が悪く、四国川下りに転戦
今年はだいぶ前から予定を合わせて日程も余裕を持っての参戦(山中4日+予備日1日半)結果的には4日目で川下りからのCT13時間の針ノ木峠越えを完遂し4日間の山行となった。
0日目
扇沢に車をデポして公共交通機関にて富山方面へ移動
1日目
折立までタクシーにて移動(この時期バスは土日のみ運行)
折立から登山開始、川下り装備の詰まったザックを担いで雨の降る中、太郎平を越えて薬師沢付近まで行動 昼頃から雨も強くなり水量はみるみる上昇
明日大丈夫かなぁ?
2日目
朝起きると水量を落ち着いてるようだったが、そこからまた大雨で水量が増えた。
幸い出発のときには止んできていたので、増水の薬師沢をパックラフトで下降
薬師沢のボート下降は初記録なんじゃないのか?
濁ったパワフルな水をこなしてしばらく行くと黒部川に出合った。
薬師沢小屋にて少し休憩したあと、いよいよ上ノ廊下下降に入るが、依然パワフルだ!
なんとかこなしながら、スカウティングしながら進むが降っているというより流されているといった方が正しいような状態w
特に登山道が離れるB沢合流地点のすぐ下にある瀬が落ち込みと水量が凄かったので
早めの幕営 明日水量が落ち着くことを願う
3日目、昨日から見るからに水量は減り、濁りも取れている。
これなら下れそうだ。早朝の気温5℃くらいの中、川下りの準備をするのは精神力が必要だ。
昨日見た落ち込みを水量的には行けそうだったが、流れの先がアンダーカットになって危ないのでポーテージして一段したから出発
途中でH氏のラフトのフロアがゴリゴリ削られ穴がどんどん広がっていくので、慌てて緊急オペ
アクアシール使って1時間ほど接着
湯たんぽ作戦で温めたから使えるくらいの接着になり先へ進む 日も出てきて暖かくなってきた。
昨日の水のやばさとは打って変わって、天気良くて水が綺麗で渓谷美が凄くて最高だった。
翌日も良かったけども水のグリーンさと快適な瀬も多くて景色もよく個人的にはこの日がハイライトだったかも
広河原着 14時前だが、日中になんとか張り合わせたH氏のフロア補修が剥がれたのでボート補修も兼ねて本日も早めの幕営
本日も天気良し、夜は結露で色んなものが濡れてくる。風吹くと寒い
4日目
この日も晴れたので朝は寒かった。寒がりな私はモンベル#3+カバーでさらに中にダウンを着てちょうど良かった。
スタートして割とすぐの廊下沢の出合あたりからの瀬の連続(ゴーロの瀬・仮称)は先が見ずらく流れに岩がもろ当たっているとこもあるので数十mのポーテージした。
その先もスカウティング交えて、楽しく進む
いくつか危ないところはあったが、ポーテージや転覆しながら越えていく
本日も補修や空気補充しながらだが、かなり良いペースで進み気付いたら黒部湖に着いていた笑
増水や補修や諸々アクシデントはあったけど、生きて辿り着けて良かったー笑
針ノ木谷にて休憩しつつ装備一式を乾かす 天気良くて良かった。
それを再びパッキングして登山モード 既に昼12時になろうというのにここからコースタイム13時間の針ノ木峠越え、、、体や精神が持つだろうか?笑
まぁ、途中でへばったらそこが本日のビバーク地になるということで笑
岩壁やキノコや植物などに癒されながら、ジリジリ標高を稼ぎ、針ノ木峠に17時頃に着く
下山時は針ノ木峠超えるあたりから自分を鼓舞しながら歩き
大沢小屋から先は鼓舞とうよりも、口を動かしていないと気持ちが持たなかった笑
やっと着いた扇沢、車の中に積んでいたチャリを外付けにして、荷物放り込んで大町市街へ
薬師の湯で汗を流し、おうぎやラーメンでたらふく食べて就寝
長い一日お疲れさまでした。
【使用したパックラフト・装備】
私:2014年頃に購入したアルパカラフトのYakのクルーザーデッキでカーゴフライ(ジッパー付き)のものを使用 付属していたインナーチューブ2本にだいたいの荷物を収納できた。
【加工】.侫蹈△坊蠅魍けセルフベイラー仕様に ▲織ぅ瀬Ε鵑鯆媛辰掘⊆作サイストラップ取付 フロアチューブとしてエアーマットを丈を詰め加工し使用
ぅ丱奪レストのバルブが途中でパカッと裂けたので、防水バッグをバックレスト代わりに使用(調子良かった)
パドルはAnfobio smash (4pで195〜215僂糧楼呂把汗芦椎宗
H氏:アルパカラフトのgnarwhal(ナーワル)
カーゴフライ(ジッパー)付きで、オープンデッキのセルフベイラー仕様。サイストラップも付いており、ホワイトウォーターよりのモデルと思われる。
インナーチューブの付属はなく、防水バッグをそのままチューブ内へ(固定せず)
バウバック装着
パドルはマーシャス フリーアジャスタブル・パックラフト4P(黒いカーボンモデル・軽い)
<他の各自装備>
PFDはクイックリリースバックル付きのモデル
10〜15mのスローバッグ
スリング×2、カラビナ×2(緊急時の簡易ハーネスや支点)
バーストエイド(ダクトテープや補修パッチ、接着剤:アクアシールやシームグリップWP)
リバーナイフ(私は未携行だったが、所持していた方が良い)
<共同>
15mのフローティングロープ(緊急時の懸垂下降など)
予備パドル マーシャスの STD アジャスタブル パックラフト4P(青いやつ コスパ最強)※予備パドルは持っていると心強い
補修用の生地(アルパカラフトに付属していたもの)
改善点:2人合わせて10か所以上穴あき補修をしたので、補修用のパッチは予め何個か作っておくと作業が早い(雨天でも補修のためボートを乾かせる策があると良い。乾いた布の用意、簡易的なタープして、そのしたで電動ポンプの風を送るなど)
【動画】
転覆集 塀蘰)
転覆集◆2日目&3日目)
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する



いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する