幌尻岳

2025年09月29日(月) ~ 2025年09月30日(火)

• GPS: 13:57
• 距離: 30.4km
• 登り: 2,307m
• 下り: 2,303m

コースタイム

1日目

• 山行: 8:21
• 休憩: 1:31
• 合計: 9:52

距離 19.9km 登り 2,016m 下り 1,546m

5:13 第2ゲート
5:44 奥幌尻橋
6:53 北海道電力取水施設
8:52 9:44 幌尻山荘
10:47 11:17 命の水
12:25 大岩
12:29 振内・新冠コース分岐
12:44 12:51 幌尻岳
12:56 12:57 振内・新冠コース分岐
14:10 14:11 命の水
15:05 幌尻山荘

2日目

• 山行: 3:52
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:52

距離 10.5km 登り 290m 下り 757m

4:23 幌尻山荘
6:37 北海道電力取水施設
7:45 奥幌尻橋
8:15 第2ゲート

天候

29日　曇り（小雨予報でした）　　30日　快晴

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車 飛行機

9月28日（日）
成田空港まで
自宅最寄駅　6：31発
上野駅　7：02着　

京成上野駅　7：27発　京成本線　特急にて
成田空港駅（第1ターミナル）　8：53着

飛行機
ピーチ航空 MM567便
成田10:40→ 新千歳12:30　　

レンタカー　
カースタレンタカー　新千歳空港店　0123-66-9153
　13：30発
　↓経由地
　↓　☆ モンベル苫小牧店　熊スプレーをレンタル
　↓　☆ メガスポーツ 苫小牧店 ガスカートリッジを購入
↓ ☆ 小樽なると屋 で昼食 若鶏定食
　↓　☆ セイコーマート振内店で買い出し
とよぬか山荘　　15：30着

※レンタカー店→35分23km→モンベル苫小牧店→約1時間30分88km→とよぬか山荘


宿泊 とよぬか山荘
北海道ひだか観光ナビ https://share.google/4HOl2CmHQ5YThCnc1

9月29日（月）
バス
とよぬか山荘　4：00発
第2ゲート　5：00着

宿泊
幌尻山荘
幌尻岳施設予約システム＜平取（額平）コース＞ https://share.google/BUBIs0DKR99RxUIY4


9月30日（火）
バス
第2ゲート　9：30発予定
(予約の乗客が早く揃ったため、予定よりも早く出発！）
とよぬか山荘　10：30着予定

レンタカー　
とよぬか山荘　10：45発
　経由地
　↓☆びらとり温泉 ゆから
　↓☆モンベル苫小牧店　熊スプレーを　返却　
　カースタレンタカー　新千歳空港店　13：00着
ガスカードリッジも引き取ってくれました
新千歳空港　
　　☆　松尾ジンギスカン 新千歳店
うまい。 うまい。
飛行機　
ジェットスター航空GK112便

コース状況／危険箇所等

林道↔渡渉&沢歩き↔山道
沢はピンテを手繰りながら

その他周辺情報

・カースタレンタカー　新千歳空港店　0123-66-9153
・イオンモール苫小牧店
モンベル苫小牧店　熊スプレーをレンタル
メガスポーツ 苫小牧店 ガスカートリッジを購入
小樽なると屋
・セイコーマート 振内店
・びらとり温泉 ゆから https://share.google/EUI3T0b5g0sE4qylK
・松尾ジンギスカン 新千歳店

写真

9/28 7:24

LCCなんです！格安なんです、成田空港なんです！
京成上野駅から、課金なしの特急で行きます
スカイライナーじゃないぜ

9/28 8:57

国内線への通路
Oh.Silent…

9/28 10:17

ピーチちゃん！

9/28 13:02

新千歳空港には約30年ぶり〜

9/28 14:18

イオン苫小牧・小樽なると屋苫小牧店で腹ごしらえです
食べ応えアリ！

9/28 14:44

mont-bell苫小牧店
熊避けスプレーをレンタルです

9/28 17:08

とよぬか山荘着、御世話になります
今シーズン最後の宿泊受付日です
本日8名の宿泊でした

9/28 17:39

我等素泊まりです、夕食はセコマのカツ丼で。
セコマの弁当は美味いなあ
作戦会議「明日は午後少し雨かもな…(;_:)」

9/28 20:12

元々校舎です、なんだかワクワクしますな
おやすみなさいzzz

9/29 3:55

おはようございます、毛布１枚で快眠っす
朝4時発のバス、思ったよりも寒くないよ

9/29 5:03

運転手さんの「みなさん、お気をつけて！」の声とともにバスは帰ります、鹿だらけの狭い夜道をありがとうございました。警告標識も物々しいです
でも、やるしかないっしょ(・・;)

9/29 5:43

林道を行きます、奥幌尻橋を渡ります
紅葉始まってます

9/29 6:13

長い林道歩きですねぇ
滅多に来ない北の大地なので飽きませんケドね

9/29 6:37

無数のいい感じの沢が流れ込んできます

9/29 6:55

ようやく「北電取水施設」です
同じバスで来た方々は、道中でほぼ顔見知りになります ^^)
皆さん「山慣れ」している方々ばかりでした

9/29 7:07

普通の山道も終わり、沢沿いのへつりを進むとついに「最初の渡渉」地点です

9/29 7:18

沢に入る準備をします〜

9/29 7:19

冷たいっす(>_<)
こんな素足なのはウチらだけ、アハハ

膝少し上くらいの水量の沢をGO！

9/29 7:33

天気は曇り、水位はそんなに高くない、ラッキー！
おそらく16回の渡渉しました、撮影したいけど、スマホ水没怖くて全然撮れず〜

9/29 7:46

容赦なく滝沢が注ぎ込みます
紅葉はゆっくりすすんでますね( ^^)

9/29 9:39

幌尻山荘着！かの有名なブルーシートだ〜
小屋の寸前まで渡渉！途中で「茶色い滑る岩」で転倒、右半身ずぶ濡れ…。
小屋番さんの説明が、非常にわかりやすい〜
本日今季営業最終日、ビールは売り切れでしたよ(*´з`)

9/29 10:13

荷解き、着替えを速やかに行ない、幌尻岳にアタック開始です。序盤は、やや急登です

9/29 10:22

登るにつれ、紅葉の色づきは増していきます、綺麗ですねえ

9/29 10:43

尾根に上がるとハンサムな戸蔦別山

9/29 11:14

「命の泉」はルートから3分ほど下った地点
絶えずに水が流れています

9/29 11:03

ここで昼食
セイコーマートの「ねぎ塩カルビラーメン」で

9/29 11:36

「大岩」ポイントまで来ました
「北カール」を左から回り込みます
風の通り道なのか、この近辺からすごい強風でした

9/29 12:06

北へ反転する地点
戸蔦別山と北カールが素晴らしい

9/29 12:17

右（南東）に幌尻湖

9/29 12:17

最終盤のハイマツ帯
ナキウサギの声が響きます

9/29 12:27

私「あ、エゾリスか！？」
YAMAPたくたく氏「いや、シマリスだな」
私「なんだ、我が町大宮の彼か！」

9/29 12:37

そしてついに山頂です！
感無量です〜

9/29 12:42

山頂標識裏には説明板
ふむふむ(・・)

9/29 12:42

北側の眺望
やはり戸蔦別山がハンサム

9/29 12:42

しばらく、景色を堪能…

9/29 12:42

南西側
はるか遠くに平野が見える

9/29 12:47

頂上東面真下の東カール
羆、居そうな…

9/29 12:50

さてさて、名残惜しいですが下山します〜

9/29 12:57

ホシガラス＆シマリス
皆さんのテリトリーにお邪魔しました(^^;

9/29 14:23

色づいてきた樹林帯を小屋へ下山します

9/30 5:15

下山日の朝、未明の小屋発でした。ようやく明るくなってきました
前日夕方に「未明の渡渉は暗いから一緒に行きましょう！」と福井県からお越しの2人組様にお声かけいただきまして、途中まで4人でルートファインディング。たいへん心強かった＆楽しかったです、感謝申し上げます( ^^)

9/30 6:01

水の冷たさにも慣れてきたぞ〜

9/30 7:24

最終日は快晴
気持ち良い山歩きです

9/30 8:33

無事にバス乗り場まで下山！予定より大分早く着きました。
無印の「かぼちゃバームクーヘン」と温かいコーヒーで遅めの朝食を

9/30 10:05

とよぬか山荘は小屋閉め中。
売店で唯一残っていたLサイズのTシャツを購入、この赤色は平取町特産のトマトの色かな？
「Tシャツ姿で小屋閉め作業なんで記憶にないですよ」とのこと。全然半袖の陽気です

9/30 10:10

とよぬか山荘を後にします。

9/30 11:17

「びらとり温泉　ゆから」
安くて、綺麗で、お湯もイイ!(^^)!

9/30 14:27

新千歳空港はレストランも充実ですが、結局のところ、我々の北海道山旅の〆はココ、7月の道東と同じ「松尾ジンギスカン」で決まり！

9/30 13:46

う、美味いなあ…
肉が柔らかく、臭みなく、タレと野菜もハーモニー
ビールにも、ごはんにも、うどんにも合う…
やはり北の大地の最高の下山メシだな

9/30 15:27

さよなら北海道！

9/30 17:05

帰路はジェットスターでした
到着成田第3ターミナル着〜お疲れ様です(*_*)

撮影機器：

Galaxy A55 5G samsung

感想

mt_terioskid

友人（I氏改めYAMAPたくたく氏）が幌尻岳に行くというので、便乗しての山旅。４月からソロで行くべく予約していたところを、すべて取り消して、５月になってから2人で行くように予約を取りしなおしてくれて、友人には感謝しかありません（おそらく私は単独では行かなかった…）。

百名山「最難関」とされている要素は、私にとっては大きく3つありました…
�　嵋攷�山荘」の予約が取れない
（友人はゴールデンウィーク頃に予約してくれたが、すでに小屋営業最終日しか空いてない…）
��天候によりバスが運休する（晴れていても沢の状況でバスが出ない）
��バスで第二ゲートまで行っても、沢の水が高くて自分の技術的に前進できない=撤退の可能性がある
さらに、今では�ぁ峽Г僚亳宗廚癲�

結果として
前日まで雨の予報は「曇り時々晴れ」になり、9月の最終日で懸念された秋の北海道の寒さも蓋を開ければ異常もいえる暖かさ、沢の状況も水位はやや低め、とすべてがラッキーに進みました。
パターンは「林道歩き⇔渡渉の沢歩き⇔山道歩き」。やはり「渡渉・沢歩き」がクローズアップされる道中だと思います。山道歩きは（一部急登もあるも）快適といえるレベルでしょう。

このコースは、バスの便が極めて限られるので、同じバスで来た方々は、道中でほぼ顔見知りになります 。皆さん「山慣れ」している方々ばかりでした。
前日夕方の小屋番さんのバス便確認の点呼時に「未明の渡渉は暗いから一緒に行きましょう！」と福井県からお越しの2人組様にお声かけいただきまして、途中まで4人でルートファインディング。たいへん心強かった＆楽しかったです、感謝申し上げます( ^^)
沢登りの基本「渡渉は上流を向き、できるだけカニ歩きで」「苔のついた茶色い石は踏むな」なと、アドバイスをくれた友人にも感謝です。

山頂から見える連なる山々やカール地形はとても素晴らしく、北海道の自然と奥深さに浸ることができました。

去年くらいまでは「まさか行けるわけないよな」と嘯いていた幌尻岳、無事に登頂できて感謝感無量です〜