三久安山(溝谷から周回)と蓮花滝の探訪

2016年05月19日(木) [日帰り]

• GPS: 05:43
• 距離: 7.5km
• 登り: 784m
• 下り: 786m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:11
• 休憩: 0:33
• 合計: 5:44

距離 7.5km 登り 784m 下り 786m

8:34 スタート地点(駐車地)
9:44 9:45 梯子登山口
10:24 10:25 主尾根(標識あり)
10:54 11:21 三久安山
12:21 12:22 展望地
13:10 13:11 林道出合
13:29 13:30 駐車地
13:54 13:55 蓮花滝
14:18 ゴール地点(駐車地)

10:54〜11:21 三久安山で昼食を取る

天候

快晴(17〜21℃)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

R29を北上し、安積橋で右折してR6に入り北上し、揖保川に架かる家原橋を渡る。まほろば温泉との分岐T字路は左へ、次を右に折れて公文川沿いを北上。千年水を通り過ぎ、、公文川に架かる橋の手前の溝谷分岐で左折して道なりに進み、溝谷集落を過ぎ、蓮花岩山林道に入る。林道入口の進入禁止の表示より奥は自己責任で進入してください。この表示のあるところからはかなりの悪路になります。4WDの車の方がいいかも。

コース状況／危険箇所等

[取り付き〜梯子登山口]と[三久安山〜林道出合]と[駐車地〜蓮花滝]のルートは標識が無いので一般向きではありません。地図、コンパスが必携。GPSもあった方がいいかも。

��[取り付き〜梯子登山口]→あまり歩かれていない支尾根
取り付きは写真の説明を参照。尾根には古い鹿除けネットが続いて、わかりにくいところはマーキングテープがある。あまり歩かれていない支尾根であるが、杣道として使われていたせいか踏み跡は残っている。迷いやすいところもあるので、地図、コンパス(またはGPS)でルートを確認しながら登る。

��[梯子登山口〜主尾根出合(標識あり)]→通常の登山道(支尾根)
このルートはガイドブック(ふるさと兵庫100山)にも紹介されていて、よく歩かれているので明瞭で、マーキングテープも多く迷うところは無い。

��[主尾根出合(標識あり)〜三久安山]→通常の登山道(主尾根)
宍粟50名山の通常の登山道で、標識、マーキングテープがあり、明瞭な登山道で、迷うことは無い。

��[三久安山〜林道出合]→あまり歩かれていない支尾根の下山道
迷いやすい支尾根があるので、地図、コンパス(またはGPS)でルートを確認しながら下山する。特に920m地点では東に伸びている支尾根に行きやすいので注意する。林道出合手前の尾根にはマーキングテープがあるのでテープを追って林道に出る。

��[駐車地〜蓮花滝]→荒れている杣道
沢の左岸を遡上する。左岸の杣道は荒れていてわかりにくくなっているところがある。途中の杣道が水害で消失してスラブになっていて滑りやすくなっているところが最も危険なところ(写真参照)。マーキングテープは無い。

その他周辺情報

近くに一宮温泉「まほろばの湯」(入浴料金600円)がある。
http://www.harima-ichinomiya.com/mahorobanoyu/
2016.5.19現在臨時休業中。5/25再開予定。

写真

図1。概念図です。図をクリックして、[元サイズ]をクリックすると拡大します。

図2。2012.6.3に歩いたときのGPSの軌跡。水色のルートは今回新たに歩いたルート。

5/19 14:52

林道には進入禁止の表示がありましたが、自己責任で蓮花滝の案内板の手前まで悪路の林道を進みました。(帰りに撮影)

5/19 8:35

蓮花滝の案内板の手前の林道脇に駐車しました。

5/19 8:41

林道を約200mほど歩いたところの林道脇から取り付きます。取り付きにはピンクのマーキングテープがあります。

5/19 8:46

取り付きから尾根までわずかな踏み跡がある杣道が続いている。この杣道をたどっていくとはっきりした尾根にでる。

5/19 9:06

尾根には古い鹿除けネットが続いていて、ところどころにマーキングテープがあります。このようなユズリハが多く見られるところもあった。ユズリハ：有毒植物。新葉が展開してから、古い葉が落ちる性質を、代をゆずると見た名。

5/19 9:26

梯子登山口近くになるとこのような大木も現れてきた。

5/19 9:30

尾根の途中から南東方向の展望。中央の谷は溝谷。

5/19 9:36

尾根の途中から北〜北東方向に、三久安山から下山予定の尾根のほとんどが見えた。

5/19 9:36

梯子登山口近くになるとこれから登る尾根(点線)が見えた。

5/19 9:40

梯子登山口の手前の広場に到着。広場奥の標識通りに少し左に進むと梯子登山口がある。

5/19 9:44

この梯子登山口から再度尾根を登っていく。

5/19 9:40

写真14〜18の花は梯子登山口の手前の広場に咲いていた花。

5/19 9:41

写真14の花のアップ。

5/19 9:42

カタバミ？

5/19 9:42

ガクウツギ？

5/19 9:44

イワニガナ

5/19 9:53

梯子登山口からの尾根には急坂もある。

5/19 9:57

急坂の尾根付近にはシャクナゲの群生がある。

5/19 9:58

木の花

5/19 10:04

左側が開けた尾根。

5/19 10:11

右下の青い線は古い鹿除けネット。前回(2012.6.3)このあたりで有刺鉄線を含む古い鹿除けネットがスパッツに引っかかりスパッツが少し破れてしまった。古い鹿除けネットには要注意。

5/19 10:20

尾根の途中から北東方向に、三久安山から下山予定の尾根の奥に藤無山が少し見えた。

5/19 10:22

主尾根手前の急坂。

5/19 10:24

主尾根にある分岐の標識に到着。右折して三久安山に向かいます。

5/19 10:30

主尾根に出ると左からの風が少しあって涼しかった。

5/19 10:31

ブナの新緑その1

5/19 10:46

音水湖登山口の分岐(標識あり)に到着。右方向の三久安山に向かいます。

5/19 10:49

ブナの新緑その2

5/19 10:52

ブナの新緑その3

5/19 10:55

頂上に到着。ここで7名の登山者と出会いました。少し早いが、ここで食事を取る。

5/19 11:22

食事後、東に延びる尾根を下りる。下山尾根は自然林になっていて雰囲気が良い。

5/19 11:22

下山尾根の様子。その2。

5/19 11:23

下山尾根から北方向に氷ノ山が見えました。

5/19 11:27

下山尾根の様子。その3。

5/19 11:31

下山尾根から北東方向に藤無山が見えました。

5/19 11:32

下山尾根の様子。その4。

5/19 11:32

藤無山

5/19 11:36

下山尾根の様子。その5。

5/19 11:38

？

5/19 12:27

次の写真43〜49は写真中央の展望地から撮りました。

5/19 12:21

展望地から北西〜南西方向の展望。

5/19 12:22

阿舎利山のアップ

5/19 12:21

展望地から南西〜南東方向の展望。

5/19 12:22

一山のアップ

5/19 12:22

暁晴山のアップ。電波塔がある中央の山が暁晴山。

5/19 12:22

展望地から南東方向の展望。南東方向にはこれから下りる尾根も見えている。

5/19 12:21

展望地から南東方向の展望のアップ。

5/19 12:26

写真42を撮った場所から登ってきた尾根(点線)が見えた。

5/19 12:44

ギンリョウソウ

5/19 12:44

ギンリョウソウを下から撮る。

5/19 12:50

このあたりから植林帯となる。

5/19 13:04

この尾根の下に蓮花岩山隧道があります。

5/19 13:08

マーキングテープのあるところから左折して、ところどころにあるテープを追っていきながら急坂を下ります。少し下っていくと林道が見えました。

5/19 13:11

矢印のように下りて林道に合流しました。

5/19 13:20

林道を約800mほど歩くと駐車地に到着しました。

5/19 14:10

早く駐車地に到着したので、近くの蓮花滝に行くことにした。駐車地のそばの沢の左岸を遡上する。道はところどころわかりにくくなっている。写真のところは特に危険なところ。以前あったと思われる杣道は水害で消失し、スラブになっていて滑りやすくなっていた。滑らないよう注意して矢印のように進む。

5/19 13:54

蓮花滝に到着。笠形山の唐滝より迫力があった。

5/19 14:19

蓮花滝の案内板。帰りに撮影した。滝の上部は足場が悪いので行きませんでした。したがって、大師堂、不動尊は確認しておりません。

5/19 14:03

ヒメレンゲ(滝の付近によく咲いている)

5/19 13:26

ヒメレンゲの花のアップ

5/19 14:04

ミズタビラコ？

5/19 14:40

タニウツギ

5/19 14:41

タニウツギの花のアップ

撮影機器：

DMC-FT2 Panasonic

TG-850 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 防寒着 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 非常食 飲料(水1Lと熱湯500mL) レジャーシート 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ 軍手 スパッツ

感想

ymgoro

1．「たくのわがまま風来記GOO」さんのブログを参考にして、溝谷から三久安山を周回しました。2012.6.3に溝谷から三久安山を周回したコースと少し違ったコースを歩きました。詳細は図2の2012.6.3のGPSの軌跡を参照してください。「たくさん」が付けられたマーキングテープに助けられました。ありがとうございました。

2．頂上からの下山尾根は何回歩いても素晴らしい。天候にも恵まれ、展望も良かった。

3．頂上で5人のパーティと2人のパーティに、また、下山後の駐車地で2人のパーティに出会った。

4．恒例となった下山後のズボンとスパッツのダニ取りで1mm以下の大きさのを4〜5匹捕まえました。ヤマヒルはいなかったが、目の下を虫に刺された。