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Yamareco

記録ID: 87763
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

【小4次男と】横岳&硫黄岳 杣添尾根からの強行軍で大反省

2010年07月17日(土) [日帰り]
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子連れ登山 fgfg その他1人
GPS
--:--
距離
11.9km
登り
1,084m
下り
1,235m

コースタイム

駐車場6:57-10:42三叉峰-11:23横岳-12:17硫黄岳山荘12:42-13:10硫黄岳-14:48本沢温泉15:15-16:31本沢温泉入口
天候 曇 眺望は殆どなし 下山と同時に雨
過去天気図(気象庁) 2010年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
●往路
杣添尾根は八ヶ岳高原ロッジのある八ヶ岳高原海の口自然郷の中に登山口があります。
中央高速の須玉ICから国道141を真直ぐ。あるいは長坂ICから無料化された清里高原道路を通って清里で国道141に行くのが良いと思います。
野辺山駅に行く信号を通過してしばらく行くと、八ヶ岳高原ロッジの看板がありますので左折。しばらくすると別荘地の中の道路に入りますが、注意していると登山口の看板がありますのでそれに従って進むと、10台弱停められる駐車場があります。

当日は、長坂ICで降りるところをボーっとして運転していて気づかず小淵沢ICで降りました。早くもビハインド。
仕方がなく八ヶ岳高原ラインから清里を通過して現地に向かいました。

なお、帰りに野辺山駅から乗ったタクシーの運転手さんが使った道は、まず国道141を清里方面に反対に進み、滝沢牧場への道に右折してすぐに左折して八ヶ岳方面に道なりに進み、行き当たると大きく左折すると別荘地方面につきます。
野辺山駅からですと距離が一番近いのでタクシーはこの道を使うそうです。
国道141で清里から来ると、蕎麦のふるさとやSLランドを過ぎて野辺山駅へ曲がるための信号の方に向かって、大きく右カーブするところがありますが、直進(左折)する道が滝沢牧場の入口になります。
※間違えやすいですし。タクシーでワンメーター位しか変わらないので、あくまで参考に、、、、

●復路
本沢温泉入口から小海駅までタクシー。約6000円でした。
林道ゲートの次の駐車スペースから電話しましたので、下山した数分後にタクシーが来ました。
タクシー会社の電話番号が分からなくても、下山口に看板が出ています。
駅周辺で食事をしたかったので小海駅まで行きましたが、松原湖駅か海尻駅までにすれば1500円は節約できます。
小海駅→野辺山駅は小海線。野辺山から駐車場まではタクシー。ここも駅前にタクシー会社の看板有。運転手さんの話では、朝に2回登山客を乗せてきたとのことで、駐車場は満杯で路肩駐車が沢山あったとのこと。
石楠花のシーズンはものすごく混むそうです。
コース状況/
危険箇所等
カニの横ばいもありましたが、基本的には慎重に進めば危険ではありません。
●杣添尾根
最初は別荘地の中を進む。前日の雨で濡れた笹等が道を塞いでおりスパッツをしなかったことを後悔。すぐ横に林道が見えるところもあり、可能であればそちらを通りたいところ。
三叉峰まで3/4は眺望ナシ。雨上がりは滑りやすいので注意。
●稜線
カニの横ばいはもっと危険なところだと思っていたが、もし足を滑らせてもすぐ下に道があるのでたいしたことはないです。
それより佐久側から諏訪側に移る周辺の方が緊張しました。
硫黄岳の登りはガスがない限りは迷うことはないでしょう。迷ったらケルンが頼りになります。
●硫黄岳から
ザレているところは滑りやすいので注意。途中、崖沿いの道が崩落の危険があるため迂回路が出来ていました。
夏沢峠からは歩きやすい道が続きます。本沢温泉からは車道のない林道歩きになります。
さあ、出発

※時計が12時間進んでいます。
2010年07月17日 18:57撮影 by  DSC-H1, SONY
7/17 18:57
さあ、出発

※時計が12時間進んでいます。
樹林帯の中をひたすら登ります。
2010年07月17日 19:40撮影 by  DSC-H1, SONY
7/17 19:40
樹林帯の中をひたすら登ります。
2010年07月17日 22:16撮影 by  DSC-H1, SONY
7/17 22:16
やっと視界が開けてきました
2010年07月17日 22:24撮影 by  DSC-H1, SONY
7/17 22:24
やっと視界が開けてきました
やっと稜線に出ました。
2010年07月17日 22:42撮影 by  DSC-H1, SONY
7/17 22:42
やっと稜線に出ました。
危険ではありません
2010年07月17日 23:18撮影 by  DSC-H1, SONY
7/17 23:18
危険ではありません
横岳山頂
次男は人生最高地点到着です
2010年07月17日 23:25撮影 by  DSC-H1, SONY
7/17 23:25
横岳山頂
次男は人生最高地点到着です
怖くありません
2010年07月17日 23:36撮影 by  DSC-H1, SONY
7/17 23:36
怖くありません
2010年07月17日 23:36撮影 by  DSC-H1, SONY
7/17 23:36
2010年07月17日 23:37撮影 by  DSC-H1, SONY
7/17 23:37
身長がないので時間がかかります。
2010年07月17日 23:41撮影 by  DSC-H1, SONY
7/17 23:41
身長がないので時間がかかります。
2010年07月17日 23:41撮影 by  DSC-H1, SONY
7/17 23:41
2010年07月17日 23:44撮影 by  DSC-H1, SONY
7/17 23:44
コマクサ。
2010年07月18日 00:02撮影 by  DSC-H1, SONY
7/18 0:02
コマクサ。
大同心でしょうか。てっぺんに人影が
2010年07月18日 00:03撮影 by  DSC-H1, SONY
7/18 0:03
大同心でしょうか。てっぺんに人影が
硫黄岳山荘到着
2010年07月18日 00:17撮影 by  DSC-H1, SONY
7/18 0:17
硫黄岳山荘到着
ジャガリコです
2010年07月18日 00:37撮影 by  DSC-H1, SONY
7/18 0:37
ジャガリコです
爆裂火口も霧で良く見えません
2010年07月18日 01:11撮影 by  DSC-H1, SONY
7/18 1:11
爆裂火口も霧で良く見えません
本沢温泉到着。
ここは昨年次男が初めて泊まったところです
2010年07月18日 02:48撮影 by  DSC-H1, SONY
7/18 2:48
本沢温泉到着。
ここは昨年次男が初めて泊まったところです
無事下山
2010年07月18日 04:31撮影 by  DSC-H1, SONY
7/18 4:31
無事下山
撮影機器:

感想

初夏の記録です。
2010年2回目の山行。
八ヶ岳に行くことは決めていましたが、どこに登るかはぎりぎりに決めました。
天狗と硫黄岳は昨年の登りましたので、本当は赤岳に行きたいところですが、日帰りなのでそれはちょっと無理。
そこで比較的稜線に近い杣添尾根に注目。お盆あたりに赤岳にチャレンジしようと考えていたので、その隣の横岳に登ることにしました。
前述の通り、中央道を長坂ICで乗り損ねて時間をロス。最初からビハインドです。

駐車場には5台ぐらい。
登山口から入ります。最初は別荘の脇を通っていきますが、結構笹等が伸びていて前日の雨の影響で結構洋服が塗れてしまいました。
右を見ると別荘地内の道路が見えるのですが、この先合流できるのか分からないので、結局そのまま行きました。
途中水が流れている堰堤の上を歩きます。大人なら大丈夫なのですが、子供だと靴底の厚みがないので濡れてしまう可能性があるので、ササッとわたる必要があります。
その後は眺望がない樹林帯をひたすら登ります。前日の雨で水溜りや泥濘も多く、また木の根や岩も滑り易いく、さらに次男の身長位の段差も数回あり、次男はかなり苦労していました。
石楠花は既にシーズンを終わっていましたが、ほんの少しだけ花が残っており、癒され慰められ励まされながら登りました。
三時間半を超えたあたりからやっと視界が開け、目指す稜線が見えてきます。しかしガスが出ており三叉峰以外は良く見えませんでした。

3時間45分で稜線到着して大休止。
その後とりあえず横岳(奥の院)を目指して進みました。
途中梯子や鎖もありましたが、慎重に進めば大丈夫。次男もクリアできました。
11:24に横岳に着いて今後どうするかを思案。
当初は杣添尾根を戻ろうと思いましたが、次男の身長を超える段差を滑りやすい中下りるのは気が進みません。水溜りや泥濘が多いのも萎えます。硫黄岳は昨年秋に本沢温泉から来ているので、道の具合も分かります。
結局硫黄岳〜夏沢峠〜本沢温泉の経路で下りることにしました。本当は稲子湯に出てバスで小海駅に行きたいのですが、最終は16:10なので登山道は迂回するので時間がかかり間に合いません。かなりの出費を覚悟して出発!!(涙)

硫黄岳小屋に着いて一休み。ここで三叉峰で会話した単独の女性と再会。その方は今日は硫黄岳小屋に泊まるとのことですが、当方が下山すると伝えるとビックリされていました。確かに下山するのは17時を大きく越えそうなので強引な計画変更だったかもしれません。

さあ、下山です(といっても硫黄岳を登らないといけません)。十分休んだはずですがここの登りでグッタリ。休み休みでやっとこさ頂上に着きましたが、ガスが出て爆裂火口が全く見えません。モチベーションが下がりまくりますが進まなければいけないのでスタート。
夏沢峠を経て14:48に本沢温泉に到着。ここは次男が初めて山で宿泊したところです。ここまで来れば林道をコースタイムで1:50。ホッと一息つき、ここでもなんだかんだで半時間は休みました。

その後は林道の緩やかな下りをひたすら進むだけ。
ここからは次男の下りパワーが炸裂。何度もゆっくり歩くように頼みますが数分するとトップスピードに(涙)
物凄いスピードで歩く小学高学年の子供が二人いたのですが、それもあっさり抜き去り、結局CTを大幅に短縮して登山口に16:30に到着。途中で呼んだタクシーが来たと同時に雨が降り出しましたが殆ど濡れることがなくラッキーでした。

小海駅までは約6000円。東京と違ってもの凄く速くメーターが進むのでドキドキしてしまいました。小海駅前のお店で食事をしてから小海線に乗車。野辺山駅からタクシーで車を回収しました。

今回の山行は反省点が多いです。思いつくだけでも
○道を間違えて出発が遅れてしまったが計画通り出発。
○前日が雨なのに樹林帯で急坂の杣添尾根を進んだので、下りるのを躊躇して計画変更。
○CTでは下山が18時を越えてもおかしくないのに、次男の健脚に頼って下山。その結果出費も大。

子連れ登山の計画を立てる際には、もっと余裕を持つとともに、計画変更も安全サイドに立つべきだと反省した山行でした

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