錦秋の北飯豊に神降臨（丸森尾根往復・朳差岳〜地神山）

2025年10月09日(木) ~ 2025年10月10日(金)

• GPS: 13:02
• 距離: 21.3km
• 登り: 2,476m
• 下り: 2,477m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:25
• 休憩: 0:56
• 合計: 8:21

距離 14.4km 登り 2,213m 下り 996m

5:19 飯豊山荘上駐車場
5:20 5:21 天狗平ロッジ
6:40 6:41 夫婦清水
7:51 7:52 丸森峰
8:32 8:37 地神北峰
8:58 頼母木山
9:11 9:37 頼母木小屋
10:05 10:06 大石山
10:42 10:48 鉾立峰
11:20 朳差小屋
11:27 朳差岳
11:36 11:38 長者平
11:48 朳差岳
11:52 12:05 朳差小屋
12:29 12:32 鉾立峰
13:06 大石山
13:41 頼母木小屋

2日目

• 山行: 4:32
• 休憩: 0:00
• 合計: 4:32

距離 6.9km 登り 312m 下り 1,529m

5:42 頼母木小屋
6:01 6:02 頼母木山
6:27 6:28 地神北峰
6:42 6:43 地神山
6:59 地神北峰
7:34 丸森峰
8:36 夫婦清水
10:14 天狗平ロッジ
10:17 飯豊山荘上駐車場

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

10/9 5:14

ヘッデンスタート。ザックが小さい…

10/9 5:37

kopalさん、ザックを換えましょう…

10/9 5:38

このくらいの重さはものともしない神はズンズン登る

10/9 6:40

夫婦清水

10/9 6:40

沢水が潤沢に

10/9 7:22

雲海…

10/9 7:48

おー、視界が！

10/9 7:48

焼けてる…

10/9 7:48

出羽神も感動！

10/9 7:48

丸森峰

10/9 7:48

ワクワク

10/9 8:24

朝日連峰側かな

10/9 8:29

神曰く「本山も見える」

10/9 8:33

地神北峰。稜線まで上がった

10/9 8:37

おーーーっ、朳差への稜線が！

10/9 8:41

新潟側の斜面の紅葉

10/9 8:44

燃えるよう…

10/9 8:52

草紅葉

10/9 8:54

ここもいい！

10/9 8:58

頼母木山

10/9 9:10

ガスが気になってきた

10/9 9:12

こじんまりしてかわいい頼母木小屋

10/9 9:17

きれいな室内。管理人さんは不在。2Fへの鉄ハシゴはオーバーハングしていて怖い…

10/9 9:26

ドンちゃんからの貢ぎ物信玄餅を食す神

10/9 9:31

左手の鉾立峰のラスボス感よ…

10/9 10:04

大石山。ここにデポしたザックがいくつか

10/9 10:15

泊まり装備を小屋にデポ。kopalの日帰り装備を背負う神

10/9 10:43

鉾立峰。マジきつかった…

10/9 10:49

朳差岳への最後の稜線

10/9 11:07

飯豊山域の登山道を整備した藤島玄氏のレリーフ。深田久弥氏とも家族ぐるみで山を歩いた

10/9 11:24

田植えの農具「朳（えぶり）」を担いだ人の姿に似た雪形が山腹に現れることからこの山名

10/9 11:24

飯豊朝日Tシャツでやったー

10/9 11:33

エブリンの少し先の池塘群

10/9 11:38

長者平というみたい

10/9 11:49

山頂側からみる朳差小屋

10/9 11:57

こちらもとてもきれいな室内

10/9 12:20

神が紅葉の絨毯を眺める。ガスがあがってきて寒くなってきた

10/9 13:41

飯豊のオアシス。小屋前に潤沢な水

10/9 13:47

神は颯爽とガスガスの門内方向へ。クマ鈴がアッという間に聞こえなくなった

10/9 17:21

避難小屋の食事ってこんなだったと思い出す

10/10 5:44

2日目の朝。ガスガス、風も強い

10/10 6:01

頼母木山。全く視界なし

10/10 6:05

荒涼とした草紅葉

10/10 6:44

地神山で下山決定。米沢のワークマンで買った黄色の風除け。ドンちゃんのストックを1本持ってきた

10/10 6:53

うぅ〜ん、残念

10/10 6:57

さぁ、ここから丸森尾根を下るよー。気合い入れるぜ

10/10 7:06

神は下りは梶川尾根より丸森尾根のほうが危ないとおっしゃった

10/10 7:19

確かにガレザレの急坂で気が抜けない

10/10 7:33

なぬっ、少し晴れてきた？

10/10 8:28

今日のエブリン。小屋が小さく見える

10/10 10:15

下りてきたら晴れてきたが、すれ違った登りは1人だけ

10/10 10:17

下りキツかった。飯豊山荘。ピロティに常時利用可の水洗トイレ(和式)あり

10/10 10:17

登山口のポスト

10/10 10:43

駐車場

10/10 12:36

飯豊山荘は湯量減少でシャワーのみ。梅花皮(かいらぎ)荘は35度の冷泉とのことで、川西町にある「まどか」へ。

ここからは神が撮影。神のザックは小さい

ガシガシ

神の言われるがまま、岩の上に立つ。膝のサポーターが痛々しい

一緒に登った会津朝日岳山頂を思い出す歓喜の瞬間！

ガーミン66iで衛星通信によりドンちゃんに軌跡が送られる

撮影機器：

OPPO Reno5 A OPPO

感想

kopalchan

“深い飯豊、遠い朝日”

東北の山々のなかでも、飯豊と朝日は別格の印象。山深くアップダウンがハード。とりわけその北部の二百名山（朳差岳、以東岳）はハードルが高い（そもそも「えぶりさしだけ」なんて読めないよね）🤔。

大阪万博閉会にあたりドンちゃんがミャクミャクダンスをしに帰省している間に、未踏の朳差岳山行を計画（二百名山だしぃ）。なんと登山前々日、出羽守くんが「その日休みになったんでせっかくだから一緒に登りたいですね」と！ここに飯豊を知り尽くした出羽「神」降臨！

【登山口〜頼母木小屋】
kopalは飯豊山荘脇の駐車場に車中前泊。翌朝着の出羽神と久しぶりの対面😄。今回は38Lザックに11.5�圓糧鯑饐�屋泊装備。初っ端から激急坂の丸森尾根を登って20分、神からのご神託。ありがたく神のご加護を得る。神は「頭気を付けて」「浮石です」との声掛け、後ろのkopalを気にしながら登ってくれる。

丸森峰まで上がると錦秋の景色に思わず「おーっ」と感動の声があがる。稜線の地神北峰まで3時間余り、頼母木小屋まで4時間弱、紅葉を目前に眼福の稜線。

【頼母木小屋から朳差岳往復】
頼母木山から先は新潟県。頼母木小屋で小屋迫装備をデポ。朳差岳手前の鉾立峰、急坂ラスボス感がえげつなく、丸森以上にここがキツかった😫。そして念願のエブリン。バンザーイ！帰りはどんどんガスが上がってきた。

ザックの負荷が最小なのに小屋へ戻る頃には脚はパンパン。一方で出羽神は朝飯前状態で颯爽と門内方向へのガスガスの稜線へ。クマ鈴の音がすごいスピードで遠ざかっていった。

【頼母木小屋泊】
小屋の目の前に潤沢な導水。この日は1Fに3組5人、2Fに2組3人（奥胎内からの方がほとんど）とスペースには余裕が。さらにテン場に4張4人。みなさん就寝早く18時には静かに…。夜中はかなり風が強く小屋内も寒かった（上下メリノウールアンダーウェアとダウン、春秋用シュラフで想定内の温度感）。

【頼母木小屋〜丸森尾根〜飯豊山荘】
山登りとはいかに想定外をなくすプロジェクトだと思っているが、今回の最大の想定外はスマホのバッテリーが足りなくなったこと。当初の計画は2泊3日で烏帽子岳まで稜線を歩く予定が、すでに初日でモバイルバッテリー（20,000mAh）が底をつき、2日目に下山を余儀なくされた。また、2日の朝もガスガス・風も冷たく稜線歩きも楽しくないので丸森尾根から下山することに。

地神山まで足を伸ばす途中、門内小屋に泊まった方とすれ違い。門内小屋は3人ですんごく寒かったとのこと。

昨日の疲れからと急坂かつガレザレの丸森尾根の下りを注意しながら下り、最後は小鹿のようなプルプルの脚に。錦秋の北飯豊の山行を終了しました。

よかったこと
・出羽神と一緒に自分史上最高級のきれいな紅葉を見られた
・仙台に住んでいたときに行けなかった飯豊連峰の北端部、朳差岳に登れた
・久しぶりの避難小屋泊（関東は泊まり前提は不可、アルプスや八ヶ岳にはほぼない）

想定外だったこと
・単独またはドンちゃんと小屋泊装備だと初日は頼母木小屋までしかいけなかったろう
・2日目、天気予報は曇り。雨は降らなかったが視界がなくかなり風も強かった
・モバイルバッテリーをもう1台持っていくべきだった（みなさん、2泊3日なら2台持っていってます？）

出羽神に導かれ、北飯豊の錦秋の絶景に感動した山行でした。飯豊の山の神様、出羽神、心から感謝。※出羽神ファンの方、画像を提供します（有料・収益はちびくまの衣替えに使われます）

山行計画にあたりたけーパパさんにもアドバイスをいただきました。ありがとうございます。

ドンちゃんにも見せたかったこの絶景。いつか必ず。

ちなみに初日のコース定数は43でした。筋肉痛で脚パンパンです…。
（うちはドンちゃんから「1日あたりコース定数40越えはNG」とお達しが出てます。）

帰りの梶川尾根が1時間40分で激下りした「神」の記録は↓。別次元です。
https://yamap.com/activities/43469900

コメント

ken

こんにちは。😄

すばらしい景観と、思わず引き込まれるような稜線ですね！👍🏻

山小屋以外は人工物が見当たらず、東北の山の大自然とスケールを感じます。

見たことのない風景で、本当に惹き込まれました。

なかなか東北までは行く機会がありませんが、いつか歩いてみたくなりますね。

気が付けば最近ずっと土日関係なく仕事ばかりで、今年はまだ紅葉登山が一度もできていません…。😭

でもkopalさんの写真で、しっかり秋を感じさせてもらいました。😊

明日も仕事ですが、月曜くらいはどこか歩きに行けたらと思っています。
ただ、天気が少しあやしいですね。😅

ちなみにモバイルバッテリーは、私は容量の大きいものを1つではなく、軽めのものを2〜3個持っていく派です。🔋

容量の確保だけでなく、水没や故障のリスク分散、重量バランスの意味でも分散でき、山行日数に応じて持って行く個数を調整しています。

kopalchan

kenさん

相変わらず忙しそうですね。お疲れさまです。ストレス溜めないために歩かないとですね😊

仙台に移ったときうちはまだ🔰で、飯豊や朝日は登れると思ってなかったんですよね。私のワカンを仙台のモンベルに買いにいって、優しい女性の店員さんに「これなら飯豊や朝日も登れますよー」って言われたドンちゃんにせがまれ、私のワカンはドンちゃんの登山靴になりました😅

飯豊も朝日も山容が重厚で、アルプスのように奥行きが深く、累積標高以上にアップダウンがキツいですが、その稜線は素晴らしいです。営業小屋はなくすべて避難小屋ですが、その分、予約に縛られないのがメリットですね。

モバイルバッテリーがリスクになることを実感しました。僕は2台スマホを持ちヤマレコも回してますが、モバイルバッテリーが小勝するとアウトでした（このルートは道間違いはないので、スマホがなくても歩けますが、緊急時に連絡できないのは困りますしね）。

Kenさんを見習って10,000mAhのを複数持つようにします。ありがとう。

nukayama

この日同じ空気を吸ってましたね。
杁差岳、頼母木小屋と静かな北飯豊、紅葉素晴らしかったです。

kopalchan

nukayamaさん

コメントありがとうございます。
きれいでしたね。苦労しないと見られない景色でした。お疲れさまでした。