秋天の涸沢・穂高を巡る

2025年10月12日(日) ~ 2025年10月13日(月)

• GPS: 14:44
• 距離: 26.5km
• 登り: 1,978m
• 下り: 1,985m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:44
• 休憩: 0:50
• 合計: 5:34

距離 16.1km 登り 879m 下り 83m

5:23 上高地バスターミナル
5:26 5:27 カッパトイレ
5:34 小梨平
6:05 6:06 明神館
6:09 6:10 徳本口
6:42 6:43 徳沢公衆トイレ
6:55 新村橋
7:33 7:46 横尾
8:03 横尾岩小屋跡
8:37 8:38 本谷橋
9:14 9:15 大崩落地
9:36 9:37 Sガレ
10:14 涸沢
10:20 10:49 涸沢小屋
10:52 10:53 涸沢
10:57 涸沢ヒュッテ

2日目

• 山行: 6:29
• 休憩: 1:51
• 合計: 8:20

距離 10.4km 登り 1,099m 下り 1,902m

6:24 涸沢ヒュッテ
6:26 涸沢
6:31 6:32 涸沢小屋
6:54 6:55 パノラマ分岐
7:15 7:22 ザイテングラート取付点
8:02 8:14 穂高岳山荘
8:55 8:56 穂高岳
9:04 9:11 南稜の頭
10:03 10:15 紀美子平
10:36 10:45 前穂高岳
11:04 11:13 紀美子平
11:18 11:25 雷鳥広場
11:40 11:51 岳沢パノラマ
12:03 12:09 カモシカの立場
12:40 13:07 岳沢小屋
13:50 見晴台
13:56 岳沢風穴
14:24 岳沢湿原・岳沢登山口
14:32 14:33 日本山岳会上高地山岳研究所
14:37 河童橋
14:43 上高地バスターミナル
14:44 ゴール地点

☆涸沢ヒュッテの特徴
　・新館（受付・食堂）、本館、別館、トイレ、水場、売店が別棟になっていて、（特に雨の日は）行き来が面倒かな。
　・館内は専用のWi-Fiが飛んでいて、とても快適。外来者向けには山小屋Wi-Fiもありました。
　・水は、汲み放題。
　・スマホやモバイルバッテリーの充電は、新館・受付前でのみ可能（本館、別館では充電できない）。100円。
　・天井が低いので、背の高い人は要注意。
　・売店のおでんは、タイミングが悪ければ昼前でも食べられない時があるので要注意。涸あげ、3個で600円？と思った。
　・トイレに下りるところが喫煙所になっていて、不快。臭うものをまとめた感じでしょうか？トイレのブースは多いと感じた。
　・特に朝、水場で念入りに顔を洗っている人が多く、大混雑。顔拭きシートや歯磨きシートを持ってくれば良いのにと思った。
　・夕食、朝食ともに、可もなく不可もなし。ご飯とお味噌汁はスタッフがよそってくれるのはありがたい。
　・ヤマタンでの予約は、午前8時の開始と共に数秒で完売御礼。予約を取るには、かなりのコツが必要。繁忙期は2000円加算なので、一泊二食で16000円。

天候

基本的に晴れ、時々曇り、ほぼ無風

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

○さわんどの市営駐車場は、第三P→第二P→第四Pの順番で埋まっていきます。
　2025.10.12は、三連休中日で唯一の晴れ予報ということもあり、午前4時30分くらいで全部埋まったようです。
　なお、市営第一Pは現在大型バス待機場所になっているようで、原則普通車は入れないようです（※最終的には、入れているかもしれません）。

○私は、前日午後2時半頃に市営第二Pへ駐車。
　理由は、24時間使用可能なトイレがあることと、目の前に24時間入浴可能な「ともしび　さわんど温泉」があったからです。さわんどBTまで、徒歩5分程度ですし、帰りは降車専用の「さわんど足湯公園」で降りれるので、全然問題無かったです。
　また足湯近辺にフリーWi-Fiが飛んでいますが、私はなぜか接続出来ませんでした。
　駐車料金は1日800円×3日の2400円でした。

○市営第三P内にはトイレが無く、ナショナルゲートパークに出向く必要があります。休前日は24時間トイレ使用可能とのことでした（※平日は夜間閉鎖）

○さわんど・上高地間のバスチケットは、当日分からしか購入できません（＝前日にあらかじめ購入することはできない）。

○大混雑予想の日ということもあり、午前4時30分に券売機が使用可能になり（通常は始発の10分前程度に券売機が使用可能になるとのこと）、3台フル稼働で、職員さんが付きっきりでうまくさばいていました。

○私は、時刻表では午前5時発の始発・3台目のバスに乗り込めました。始発向けのバスは4台来て、乗り込み次第発車。私は、午前4時45分発の3台目に乗れた。
　タクシーも有効ですが、今は予約できないようで、タクシー待ちの大行列が出来ていました。かえってバスの方が早かったです。

○さわんど・上高地間のバスは路線バスですが、茶嵐・さわんど岩見平で待っている客はスルーしていました。やはり、始発のさわんどBTから乗るのが一番早いと感じました（※前日にさわんど大橋停留所のアルピコ社員さんと会話しましたが、さわんどBTの客が最優先です、と教えていただきました）。

○釜トンネルは通常午前5時に開門ですが、5時前に開門しているらしく夜行バスも含む多くの観光バスが既に入っていました。

コース状況／危険箇所等

●毎度思うが、横尾までの標準CT3時間がダルくてしょうが無い。
●横尾から涸沢までは、不定形のゴロが多く狭くて歩きづらいうえに、山行ペースが混在していることに加え、ツアー客もいたりして、もうカオス状態。精神的に疲れた。特に、クラツーは嫌い。
●涸沢から穂高岳山荘までのザイテングラードは、事故多発地帯なのでかなりビビっていたが、ユックリ・丁寧に進めば、大丈夫だった。ただし、すれ違い箇所が多くないので、万が一大勢のツアー客と当たったら、怖いかも。
●穂高岳山荘から奥穂山頂は、最初ハシゴがあったけど直ぐに終わり、意外にあっけなかった。そして奥穂山頂までが結構遠い。
●奥穂から前穂（＝吊り尾根）は、集中力をキープし、マーキングをよく見て慎重に進めば、問題なし。ただし、雨の日やガスがかかっているときは行きたくない。
●前穂の登頂が、かなりキツかった。一般登山道なら鎖やステップが欲しい。マーキングをあまり信用しないように。
●紀美子平から岳沢小屋（＝重太郎新道）は、きついの一言。多分、ザイテンよりキツイ。ただ人が少ないので、こちらから奥穂に登るのもアリだと思う。
●岳沢小屋から岳沢登山口は、ちゃんと整備されていて、快適の一言。とても歩きやすい☆
●岳沢登山口から河童橋は、観光客と混ざるし、道も絡み合うので意外に、真っ直ぐ行けないかも。

☆信州山のグレーディング☆
https://www.pref.nagano.lg.jp/kankoki/sangyo/kanko/documents/yamanogure-dexingu_matrix-20210405.pdf
�け�穂高岳（上高地）＜涸沢＞ 7-C
㊶前穂高岳（上高地）＜重太郎新道＞ 4-D

その他周辺情報

信州上高地 旅人の宿 ともしび
https://onsenyamagoya-tomoshibi.com/

写真

10/11 14:55

早く到着し時間があるので、ナショナルゲートパークを確認しにきた。

10/11 15:04

1番停留所から、上高地行きがでるのね。

10/11 15:05

案内所。
吹きさらしなので、暑くて寒そう。。。

10/11 15:06

立派なトイレ。
休前日は24時間使用可能とのこと。

10/11 15:08

この券売機はクレジットカードも使えます。

10/11 15:08

タッチパネル式。

10/11 15:12

市営第二P（+足湯）に近接の沢渡公衆トイレ。
ココは毎日24時間使用可能。

10/11 15:14

足湯。

10/11 15:13

足湯。

10/11 16:53

市営第二P前の「ともしび」です。昔ながらの酒屋さんみたい。ここでは、カップ麺やジュース・お酒が購入できます。
また24時間温泉が入浴可能。

10/11 16:55

市営第二Pの入口

10/11 16:55

市営第二Pの注意書き

10/11 16:56

市営第二Pの注意書き

10/11 18:23

沢渡公衆トイレ。
広くて綺麗。

10/12 3:54

さて、当日。
午前3時50分に来た段階で、既に第一コーナーを回っていた(^^;)
大体170〜190人目くらい。
午前4時半で、列は中庭にとぐろを巻いていた。

10/12 4:42

午前5時発にあわせて、バスが4台来た。
私は3台目に滑り込み☆

10/12 4:46

午前4時45分、さわんどバスターミナル発。

10/12 5:17

午前5時15分頃、上高地バスターミナルに到着。
混雑する日だからか、午前5時前に釜トンネルが開いた！！

10/12 5:27

まだ、真っ暗な状態で、スタート。
河童橋付近です。

10/12 5:49

生ぬるい風が吹いて暑い。
ようやく、日が出てきた。

10/12 6:02

熊ベル

10/12 6:05

明神館。
既に賑やか＆既に歩きがダルい

10/12 6:09

クラシックルートの分岐。

10/12 7:19

良いねぇ

10/12 7:29

良いねぇ

10/12 7:32

横尾の登山ゲート。
試行だろうけど、ここだけでやっていても、意味があるのかな？と思った。
実際、山行期間中に遭難者・死亡者が出ていましたし。

10/12 7:45

横尾の橋を渡って、涸沢方面に向かいます。

10/12 7:51

屏風の頭？

10/12 7:56

歩きづらい

10/12 8:22

10/12 8:38

本谷橋。
絶好の休憩ポイント。

10/12 8:41

天気が良くなってきた。

10/12 9:46

凄い渋滞。
ようやく鯉のぼりが見えた。

10/12 9:55

10/12 9:56

東天井岳がひょこり

10/12 10:00

ガスがかかってきた

10/12 10:01

前日の雨で落葉していますが、ぎり間に合ったかな。

10/12 10:04

ヒュッテと小屋の分岐。

10/12 10:11

北尾根かな？

10/12 10:11

涸沢ヒュッテは大賑わい

10/12 10:12

どれが前穂なのか、分からない。。。

10/12 10:24

楽しみにしていたジョッキパフェは9月で終わりとのこと(;_・)
オレオソフト？だったかな。
美味しかった。。。

10/12 10:38

良い眺め。

10/12 10:53

11時前なのに、もうコンパネが数少ない。

10/12 11:15

涸沢ヒュッテに移動し、まずは定番のおでん（1000円）と生ビール（1000円）。
つい先ほど、オレオソフトを食べたばっかりですが。

10/12 11:38

売店はこんなに並んでいます(^^;)

10/12 12:34

受付し、私は本館を割り当て。

10/12 12:27

10/12 11:49

私の部屋。
新館、本館、別館、そしてトイレ棟に分かれています。
新館はカイコ部屋のようでした。

10/12 12:28

本館の部屋割り。

10/12 11:45

夕食、朝食は、2回転。
原則早めの時間は団体様のようでした。

10/12 12:28

10/12 12:34

水場。

10/12 12:35

別館。多分、団体様用。

10/12 12:35

別館の部屋割り。

10/12 15:56

一眠りして、ぶらぶら。
天気が芳しくないですが、寒くはない。

10/12 15:59

10/12 16:18

売店の価格表。

10/12 16:21

右側が乾燥エリア。
夕方から暖房を付けていたので、暖かい。
Wi-Fi完備！！（※PWは消しています）

10/12 17:28

そろそろ夕ご飯なので、新館へ移動。
トイレ、食堂、受付、水場が全部別々で移動する必要があるので、ちょっと面倒。晴れていて、良かった。

10/12 17:28

昔のギアを飾っています。

10/12 17:30

食堂を上から。

10/12 17:50

夕飯。
特に、茄子の味噌汁が美味しかった。
ご飯と味噌汁は、スタッフがよそってくれます。

10/12 18:28

iPhone17でナイトモードでの撮影

10/13 0:35

iPhone17でナイトモードでの撮影

10/13 5:26

iPhone17でナイトモードでの撮影

10/13 5:57

朝食。ガッツリ食べます。

10/13 6:25

天気予報が変わり、晴れになった！！

10/13 6:31

さぁ、奥穂を目指して、ザイテングラードを進みます。

10/13 6:54

パノラマへの分岐。
下から見ると分からなかったが、上からはハッキリと分かる。

10/13 7:10

トラバース

10/13 7:17

ここから、ザイテンなんだ。

10/13 7:30

oh......

10/13 8:03

1時間40分くらいで穂高岳山荘に到着。
まだ人が少なかったこともあり、サクッと来られた。

10/13 8:04

売店のメニュー

10/13 8:05

コーラ600円です。
涸沢ヒュッテでは500円でしたが、さすがに値段が上がる。

10/13 8:09

少し休憩して、奥穂を目指します☆

10/13 8:33

涸沢岳と笠ヶ岳が見えます。

10/13 8:35

奥穂の祠かな？

10/13 8:44

奥穂へのビクトリーロード。

10/13 8:44

ジャンダルム。
4人居る、凄いなー。

10/13 8:50

ジャンダルム方面。

10/13 8:50

10/13 8:57

奥穂の祠
ホントせまい。

10/13 9:02

前穂に向かいます。
南稜ノ頭。

10/13 9:19

すげ〜

10/13 9:39

遠くに、乗鞍が見える。

10/13 9:46

振り返って、南稜ノ頭。

10/13 9:58

ここは危ないゾーン。

10/13 10:01

紀美子平まで来ました。
ザックをデポして前穂に向かいます。

10/13 10:32

ひぃひぃ言いながら、前穂のビクトリーロート。

10/13 10:36

前穂高、登頂！！

10/13 10:38

山頂は広い。
写真奥は、おそらく北尾根からのケルンかと。

10/13 11:08

ここ危険、マジで滑る。
重太郎新道は、雨の時には来たくないな。

10/13 11:15

ほう？！

10/13 11:19

雷鳥広場から、吊り尾根を望みます。

10/13 11:33

ようやく、ハイマツエリアに。

10/13 11:40

「岳沢パノラマ」ですが、残念ながら、何も見えない。

10/13 11:42

ひぃ！！

10/13 11:58

ハシゴ2連。
きついなぁ。

10/13 12:03

10/13 12:34

ようやく岳沢テン場まで来た。
キツかった〜〜〜

10/13 12:46

岳沢小屋。
ここから下部は紅葉が見頃。
※涸沢より、ずっと綺麗だった。

10/13 12:55

お昼ご飯。
ナポリタン1500円とコーラ400円
ランチ営業は13時までだったので、間に合って良かった。

10/13 13:28

ずつと、石畳。
とても、とても歩きやすい。
岳沢小屋から岳沢登山道入口までは、ホントに歩きやすかった。

10/13 14:24

着いた〜〜〜☆

10/13 14:35

河童橋から。

10/13 14:36

あの山を縦走してきた思うと、感慨深い。

10/13 14:38

河童橋は大賑わい。

撮影機器：

iPhone 17 Apple

感想

やむ

●台風22号が早めに過ぎ去ったと思ったら、台風23号の影響で三連休の天候が不安定に。しかし、ありがたいことに、特に10/13は雨予報から好天に変わりました。お陰で、2日間とも天気に恵まれました。
　コースは、岳沢→奥穂→涸沢、横尾→涸沢→奥穂と最後まで迷いましたが、涸沢→奥穂にして良かったです。
●涸沢のモルゲン、アーベンは見られませんでしたが、次回以降の楽しみにします。
●涸沢は、登山者の観光地ですし（槍ヶ岳や燕でも、そう思ったが）、「涸沢の紅葉」は、ブランディング・イメージ戦略の賜だと思いました。
●涸沢ヒュッテでの売店付近のテラスで、テン泊の方が夜中まで大きい声で酒盛りしており、さすがにどうかと思った。
●初日北穂ピストンも予定していたが、上高地〜横尾〜涸沢の周囲のめちゃくちゃなペースの影響もあってか体調がおかしくなり断念。北穂コーヒーでマッタリしたかったなぁ。残念。
●上高地は、入るのも出るのも、大変難儀。特に繁忙期は駐車場に入れるのも大変。行きは午前4時前から並ぶし、帰りは偶然上高地BT14:45発に並ばず滑り込めたが、その後は河童橋まで列が伸びたみたい。駐車出来なかった方が上がれず、プラチナチケットの涸沢ヒュッテを当日キャンセルしたそう。

☆YAMAPにもアップしています。
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