ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8827337
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

硫黄岳・横岳周回

2025年10月16日(木) ~ 2025年10月18日(土)
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
16:16
距離
20.8km
登り
1,577m
下り
1,579m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:11
休憩
0:32
合計
3:43
距離 7.2km 登り 755m 下り 27m
9:21
17
9:38
9:39
40
10:19
2
10:21
10:32
8
10:40
49
11:29
11:49
75
13:04
2日目
山行
6:21
休憩
1:54
合計
8:15
距離 6.2km 登り 800m 下り 669m
6:47
8
7:04
109
8:53
9:06
33
9:39
9:44
23
10:07
10:22
37
10:59
11:02
22
11:24
11:48
4
11:52
17
12:09
12:11
10
12:21
12:26
6
12:32
12:42
12
12:54
13:01
11
13:12
10
13:22
13:52
70
15:02
3日目
山行
3:23
休憩
0:30
合計
3:53
距離 7.3km 登り 21m 下り 883m
6:29
58
8:53
5
8:58
9:27
2
9:29
32
10:01
10:02
12
10:14
6
10:20
2
10:22
ゴール地点
天候 1日目:曇りのち雨、2日目:晴れ(午前中は強風)、3日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
硫黄岳〜地蔵の頭は梯子場、鎖場が連続する。
地蔵尾根は急峻な箇所があり、下りは注意。
3日間の行程で八ヶ岳を歩く計画だが、初日は登山指数Cの大荒れで、中日がまずまず(登山指数B)の予報。
大荒れの中、赤岳に登るのは危険なので、初日は赤岳鉱泉で宿泊。2日目に硫黄岳に登り、横岳から赤岳へ向かうプランに変更。
3日間の行程で八ヶ岳を歩く計画だが、初日は登山指数Cの大荒れで、中日がまずまず(登山指数B)の予報。
大荒れの中、赤岳に登るのは危険なので、初日は赤岳鉱泉で宿泊。2日目に硫黄岳に登り、横岳から赤岳へ向かうプランに変更。
帰宅後、中部縦貫道(E67)で長野県を目指す。
帰宅後、中部縦貫道(E67)で長野県を目指す。
今年崩落したR158の迂回仮設道路。
帰りに崩落現場を見たがかなり酷い崩落で、復旧には数年単位でかかりそう。でもその間に中部縦貫道の未開通区間(九頭竜IC〜油坂IC)が開業(2029年春予定)すれば、仮設のまま放置される可能性も。
今年崩落したR158の迂回仮設道路。
帰りに崩落現場を見たがかなり酷い崩落で、復旧には数年単位でかかりそう。でもその間に中部縦貫道の未開通区間(九頭竜IC〜油坂IC)が開業(2029年春予定)すれば、仮設のまま放置される可能性も。
安房トンネルを抜けて長野県へ。
このだいぶ手前の中部縦貫道の飛騨清見〜高山西間を走っていたら、道路内にカモシカが仁王立ちしていてビックリした。幸運にもカモシカくんが微動だにしなかったので事なきを得たが、ぶつかっていたら大惨事になるところだった(-_-;)
安房トンネルを抜けて長野県へ。
このだいぶ手前の中部縦貫道の飛騨清見〜高山西間を走っていたら、道路内にカモシカが仁王立ちしていてビックリした。幸運にもカモシカくんが微動だにしなかったので事なきを得たが、ぶつかっていたら大惨事になるところだった(-_-;)
中央道諏訪湖SA(下り)
ここで朝まで仮眠zzz
中央道諏訪湖SA(下り)
ここで朝まで仮眠zzz
諏訪南ICで降りて、八ヶ岳ズームライン(ふるさと農道)で美濃戸口方面へ。
諏訪南ICで降りて、八ヶ岳ズームライン(ふるさと農道)で美濃戸口方面へ。
別荘地銀座の県道484を走っていく。
別荘地銀座の県道484を走っていく。
八ヶ岳山荘(美濃戸口)
八ヶ岳山荘(美濃戸口)
この先の美濃戸まで車で行けるが、前回同様ここの駐車場を利用。
この先の美濃戸まで車で行けるが、前回同様ここの駐車場を利用。
駐車料金は800円/日。
8年前より300円値上がりしていた。
駐車料金は800円/日。
8年前より300円値上がりしていた。
2泊3日の予定だが、2泊目はどうなるか分からないと伝えると、とりあえず2日分を徴収し、延長になった場合は下山後の精算で良いとのこと。
2泊3日の予定だが、2泊目はどうなるか分からないと伝えると、とりあえず2日分を徴収し、延長になった場合は下山後の精算で良いとのこと。
美濃戸登山口補導所で登山届を提出。
美濃戸登山口補導所で登山届を提出。
美濃戸口登山口
約2.6卆茲糧濃戸登山口まで林道を歩いていく。
美濃戸口登山口
約2.6卆茲糧濃戸登山口まで林道を歩いていく。
美濃戸口〜美濃戸間は公道ではなく、隘路で路面の荒れた林道が続く。
美濃戸口〜美濃戸間は公道ではなく、隘路で路面の荒れた林道が続く。
相変わらず路面の凹凸がひどい。
車高の低い一般車だと、車底を打ち付ける可能性が高いのでご注意を。万一通行される場合はスピードを控え、轍を外しながらの走行など自己責任で進入。
相変わらず路面の凹凸がひどい。
車高の低い一般車だと、車底を打ち付ける可能性が高いのでご注意を。万一通行される場合はスピードを控え、轍を外しながらの走行など自己責任で進入。
やまのこ村
赤岳山荘(美濃戸)
ここで小休止。
赤岳山荘(美濃戸)
ここで小休止。
気温は15℃。
美濃戸付近の駐車場料金は、1,000円/日のまま価格据え置き。
美濃戸付近の駐車場料金は、1,000円/日のまま価格据え置き。
美濃戸山荘
美濃戸登山口
赤岳鉱泉には北沢ルートへ。
美濃戸登山口
赤岳鉱泉には北沢ルートへ。
北沢ルートは引き続き林道歩きとなる。
北沢ルートは引き続き林道歩きとなる。
紅葉を愛でながら進んでいく。
紅葉を愛でながら進んでいく。
北八ヶ岳に勝るとも劣らない苔の森。
北八ヶ岳に勝るとも劣らない苔の森。
堰堤広場手前駐車場
ここで2度目の小休止。
堰堤広場手前駐車場
ここで2度目の小休止。
堰堤広場
北沢に架かる橋を渡って左岸へ。
ここから先は登山道になる。
北沢に架かる橋を渡って左岸へ。
ここから先は登山道になる。
川床は軒並み赤い岩で、おそらく温泉成分(含鉄泉)が付着して酸化したためだろう。
川床は軒並み赤い岩で、おそらく温泉成分(含鉄泉)が付着して酸化したためだろう。
木道や橋がしっかり整備されていて歩きやすい。
木道や橋がしっかり整備されていて歩きやすい。
赤岳鉱泉の冬の名物のアイスキャンディ。
氷点下20℃にも及ぶ厳しい冬の寒さを利用し、櫓に沢水を散水して結氷させ、アイスクライミング用の人工氷瀑を製作する。
赤岳鉱泉の冬の名物のアイスキャンディ。
氷点下20℃にも及ぶ厳しい冬の寒さを利用し、櫓に沢水を散水して結氷させ、アイスクライミング用の人工氷瀑を製作する。
本日の宿、赤岳鉱泉に到着。
本日の宿、赤岳鉱泉に到着。
赤岳鉱泉と行者小屋は、1959(昭和34)年に創業。
赤岳鉱泉と行者小屋は、1959(昭和34)年に創業。
今日の夕食は待望のステーキ。ただし確実にステーキが出るとは限らない。
今日の夕食は待望のステーキ。ただし確実にステーキが出るとは限らない。
宿代13,000円(1泊2食)を支払う。
宿代13,000円(1泊2食)を支払う。
指定されたのは下の棟の大広間(相部屋)
指定されたのは下の棟の大広間(相部屋)
優に30人以上は寝られる大スペースだが、この部屋に今日は私1人。
優に30人以上は寝られる大スペースだが、この部屋に今日は私1人。
赤岳鉱泉は傾斜地に建てられており、上の棟、下の棟が回廊状に建てられている。
赤岳鉱泉は傾斜地に建てられており、上の棟、下の棟が回廊状に建てられている。
館内は周回でき、探検しながら食堂に戻る。
館内は周回でき、探検しながら食堂に戻る。
味のあるステンドグラス製のライト。
味のあるステンドグラス製のライト。
談話室(下の棟)
ミレー(Millet)のウェアやザックが展示されている。
談話室(下の棟)
ミレー(Millet)のウェアやザックが展示されている。
階段を上って上の棟へ。
階段を上って上の棟へ。
トイレはバイオ水洗式洋便器で、ブース内も非常にキレイ。
トイレはバイオ水洗式洋便器で、ブース内も非常にキレイ。
館内の掃除が非常に行き届いていて、床がピカピカに磨かれている。
館内の掃除が非常に行き届いていて、床がピカピカに磨かれている。
談話室(上の棟)
ここはマムート(MAMMUT)のコーナーで、ロープワーク(結び方)も体験できる。
談話室(上の棟)
ここはマムート(MAMMUT)のコーナーで、ロープワーク(結び方)も体験できる。
屋内にある自炊室(小屋泊用)もキレイで広い。ガス等の火気も使用可能。
屋内にある自炊室(小屋泊用)もキレイで広い。ガス等の火気も使用可能。
赤岳鉱泉では冬靴、アイゼン、ヘルメットなどをレンタル可能。主にアイスキャンディ用で、各アイテム1日500円。
赤岳鉱泉では冬靴、アイゼン、ヘルメットなどをレンタル可能。主にアイスキャンディ用で、各アイテム1日500円。
5種類から選べるカレーライス(1,000円)をオーダー。
5種類から選べるカレーライス(1,000円)をオーダー。
小屋番のおねーさんおススメのジャワ風カレー。
玉ねぎをベースに、パイナップル、マンゴーチャツネの風味を活かしたトロピカルなビーフカレーで、おススメ通り美味しかった。
小屋番のおねーさんおススメのジャワ風カレー。
玉ねぎをベースに、パイナップル、マンゴーチャツネの風味を活かしたトロピカルなビーフカレーで、おススメ通り美味しかった。
食堂の一画にはスマホ等の充電コーナー(無料)がある。しかも電源アダプターや各種ケーブル(USB Type-B、Type-C、Lightning)まで設置してある。
食堂の一画にはスマホ等の充電コーナー(無料)がある。しかも電源アダプターや各種ケーブル(USB Type-B、Type-C、Lightning)まで設置してある。
小屋周辺は電波状況がほぼ圏外なため、無料Wi-Fiが利用可能。
小屋周辺は電波状況がほぼ圏外なため、無料Wi-Fiが利用可能。
Wi-Fiに接続し、明日(10/17)のてんくらを確認すると、稜線付近は9時頃までは風速15m/s前後の強風が吹き荒れているが、お昼頃からは強風も収まり、登山指数Aに回復する予想。
Wi-Fiに接続し、明日(10/17)のてんくらを確認すると、稜線付近は9時頃までは風速15m/s前後の強風が吹き荒れているが、お昼頃からは強風も収まり、登山指数Aに回復する予想。
明日宿泊予定の赤岳頂上山荘に電話して予約しようとするも、電話は圏外(-_-;)
公衆電話もあるが、20秒100円と高額。
急遽行者小屋に変更し予約する。
明日宿泊予定の赤岳頂上山荘に電話して予約しようとするも、電話は圏外(-_-;)
公衆電話もあるが、20秒100円と高額。
急遽行者小屋に変更し予約する。
予報通り雨が降ってきて、風も吹き始めていた。
予報通り雨が降ってきて、風も吹き始めていた。
鉱泉(約10℃)を沸かすことで、夏季営業期間中(5月下旬〜10月下旬)は入浴可能。みくりが池温泉(2410m)に次ぐ、日本で2番目の高所にある温泉だそうだ。
鉱泉(約10℃)を沸かすことで、夏季営業期間中(5月下旬〜10月下旬)は入浴可能。みくりが池温泉(2410m)に次ぐ、日本で2番目の高所にある温泉だそうだ。
玄関脇にある赤岳鉱泉山岳診療所。2021年に日本登山医学会認定の国際山岳医や国際山岳看護師などのボランティア医療チームにより発足した、八ヶ岳エリア唯一の山岳診療所で、通年開設されている日本唯一の山岳診療所。
玄関脇にある赤岳鉱泉山岳診療所。2021年に日本登山医学会認定の国際山岳医や国際山岳看護師などのボランティア医療チームにより発足した、八ヶ岳エリア唯一の山岳診療所で、通年開設されている日本唯一の山岳診療所。
そんな彼らの活動を援助する寄付(募金)のお願い。500円の寄付でチロルチョコ、1,000円でオリジナルコーヒーが返礼品になっている。
そんな彼らの活動を援助する寄付(募金)のお願い。500円の寄付でチロルチョコ、1,000円でオリジナルコーヒーが返礼品になっている。
15時になったので浴室へ。
15時になったので浴室へ。
一番風呂に入浴。
一番風呂に入浴。
新材の香りがする真新しい建屋は30年ぶりに建て替えられ、今年8月に完成。
新材の香りがする真新しい建屋は30年ぶりに建て替えられ、今年8月に完成。
ますます雨風がひどくなってきた。小屋番さんの話では、稜線では風速20m/sの暴風が吹いており、明日の午前中も強風に注意とのこと。
ますます雨風がひどくなってきた。小屋番さんの話では、稜線では風速20m/sの暴風が吹いており、明日の午前中も強風に注意とのこと。
今日の宿泊は、年配の女性と登山ガイドの男性の2人と私の3人だけのようだ(笑)
今日の宿泊は、年配の女性と登山ガイドの男性の2人と私の3人だけのようだ(笑)
定刻(18時)より少し早く、夕食が出来上がったとアナウンス。
定刻(18時)より少し早く、夕食が出来上がったとアナウンス。
分厚くて大きなステーキ肉。
分厚くて大きなステーキ肉。
野菜たっぷりのポトフ。
野菜たっぷりのポトフ。
ステーキによく合うAKADAKE KOUSEN Wheat IPA(1,000円)
ステーキによく合うAKADAKE KOUSEN Wheat IPA(1,000円)
茅野市でクラフトビールを醸造している8Peaks Brewingブランドの、赤岳鉱泉オリジナルのIPA(India Pale Ale)で、ここでしか飲めない。
茅野市でクラフトビールを醸造している8Peaks Brewingブランドの、赤岳鉱泉オリジナルのIPA(India Pale Ale)で、ここでしか飲めない。
山小屋で焼きたてのステーキが食べられるなんて、し・あ・わ・せ…
山小屋で焼きたてのステーキが食べられるなんて、し・あ・わ・せ…
ラベルは剥がせて、記念に持ち帰ることができる。
ラベルは剥がせて、記念に持ち帰ることができる。
自分の足でそこへ行き、自分の目で見るからこそ絶景になるんだよ。
自分の足でそこへ行き、自分の目で見るからこそ絶景になるんだよ。
5時過ぎに起床。
稜線が見えており、天気は良くなりそうだ。
5時過ぎに起床。
稜線が見えており、天気は良くなりそうだ。
朝食は鯵の開き、納豆、味付海苔、サラダ、フルーツ等。2人組が早立ちされたので、朝食は私1人だけ(笑)
朝食は鯵の開き、納豆、味付海苔、サラダ、フルーツ等。2人組が早立ちされたので、朝食は私1人だけ(笑)
硫黄岳登山道分岐から硫黄岳を目指す。
硫黄岳登山道分岐から硫黄岳を目指す。
赤岩尾根に取り付き、急斜面をつづら折れで登っていく。
赤岩尾根に取り付き、急斜面をつづら折れで登っていく。
急な箇所には階段が設置されている。
急な箇所には階段が設置されている。
横岳(2830m)と赤岳(2899m)
横岳(2830m)と赤岳(2899m)
赤岩の頭分岐,謀着。
50mほど先に赤岩の頭がある。
赤岩の頭分岐,謀着。
50mほど先に赤岩の頭がある。
本日1座目の赤岩の頭山頂。
本日1座目の赤岩の頭山頂。
日本百名山の蓼科山(2531m)と、昨年登った天狗岳(2646m)
日本百名山の蓼科山(2531m)と、昨年登った天狗岳(2646m)
硫黄岳山頂に向かう。
硫黄岳山頂に向かう。
赤岩の頭分岐
左に進むとオーレン小屋を経て、夏沢鉱泉に至る。
赤岩の頭分岐
左に進むとオーレン小屋を経て、夏沢鉱泉に至る。
森林限界を超えた稜線を登っていく。
森林限界を超えた稜線を登っていく。
岩に何か白いモノが。
氷だ‼
昨日の風雨で濡れた岩が、その後放射冷却現象で氷点下になり凍結したようだ。
岩に何か白いモノが。
氷だ‼
昨日の風雨で濡れた岩が、その後放射冷却現象で氷点下になり凍結したようだ。
本日2座目の硫黄岳山頂
日本百高山(第77位)にも選ばれている。
本日2座目の硫黄岳山頂
日本百高山(第77位)にも選ばれている。
東側の爆裂火口と呼ばれる断崖。
東側の爆裂火口と呼ばれる断崖。
山頂付近は東側からの風速10m/s以上の強風が吹いている。
山頂付近は東側からの風速10m/s以上の強風が吹いている。
これから向かう横岳(2830m)と八ヶ岳の盟主の赤岳(2899m)
これから向かう横岳(2830m)と八ヶ岳の盟主の赤岳(2899m)
北アルプスの槍・穂高連峰。
大キレットや槍ヶ岳(3180m)も望めた。
北アルプスの槍・穂高連峰。
大キレットや槍ヶ岳(3180m)も望めた。
中央アルプスの木曽駒ヶ岳(2956m)と空木岳(うつぎだけ)(2864m)
11年前に縦走を計画したが、悪天候で木曽駒だけで撤退したので、再度挑戦したい。
中央アルプスの木曽駒ヶ岳(2956m)と空木岳(うつぎだけ)(2864m)
11年前に縦走を計画したが、悪天候で木曽駒だけで撤退したので、再度挑戦したい。
南アルプスの甲斐駒ヶ岳(2967m)と仙丈ケ岳(3033m)
来年の干支は午なので、干支の山として甲斐駒に登ろうかな?
南アルプスの甲斐駒ヶ岳(2967m)と仙丈ケ岳(3033m)
来年の干支は午なので、干支の山として甲斐駒に登ろうかな?
眼下には昨年訪れた本沢温泉。
その先には同じく昨年登ったにゅう(2352m)
眼下には昨年訪れた本沢温泉。
その先には同じく昨年登ったにゅう(2352m)
身体を強風に煽られながらも、硫黄岳山荘へ向かう。
身体を強風に煽られながらも、硫黄岳山荘へ向かう。
大ダルミ(硫黄岳山荘)
依然として強風が吹いており、この先エスケープルートはないので、引き返すならここが最終判断地点。
大ダルミ(硫黄岳山荘)
依然として強風が吹いており、この先エスケープルートはないので、引き返すならここが最終判断地点。
ちょうど横岳側からハイカーが降りてきたので風の状況を伺ったところ、横岳周辺は硫黄岳山荘付近より幾分風が弱かったとのこと。
よし! 先に進もう!
ちょうど横岳側からハイカーが降りてきたので風の状況を伺ったところ、横岳周辺は硫黄岳山荘付近より幾分風が弱かったとのこと。
よし! 先に進もう!
帽子からヘルメットに換装。
もう30年以上使っている国宝級のシロモノです(笑)
帽子からヘルメットに換装。
もう30年以上使っている国宝級のシロモノです(笑)
よたよた登っていると、昨日同泊だった2人組とスライド。彼らは早立ち(4時)で逆コースを歩かれたそうだ。
よたよた登っていると、昨日同泊だった2人組とスライド。彼らは早立ち(4時)で逆コースを歩かれたそうだ。
前方にはこれから突入する横岳(奥ノ院)が見えてきた。
前方にはこれから突入する横岳(奥ノ院)が見えてきた。
登山道は台座ノ頭(2795m)の西側(右)を巻いている。
登山道は台座ノ頭(2795m)の西側(右)を巻いている。
先ほど得た情報通り、風は大ダルミよりだいぶ穏やかだった。
先ほど得た情報通り、風は大ダルミよりだいぶ穏やかだった。
ここは視界が開けており、360度の絶景が楽しめる。
ここは視界が開けており、360度の絶景が楽しめる。
上部はやや霞んでいたが、富士山(3776m)が望めた。
上部はやや霞んでいたが、富士山(3776m)が望めた。
北アルプスの槍ヶ岳(3180m)
北アルプスの槍ヶ岳(3180m)
昨年登った乗鞍岳(3026m)
昨年登った乗鞍岳(3026m)
噴火前に登ったきりの御嶽山(3067m)
噴火前に登ったきりの御嶽山(3067m)
いよいよ今回の山行の核心部に突入。
いよいよ今回の山行の核心部に突入。
まずはナイフリッジ状の岩を東側(左)へ迂回。
まずはナイフリッジ状の岩を東側(左)へ迂回。
回り込むと梯子を登って再び西側(右)へ。
回り込むと梯子を登って再び西側(右)へ。
落ちたら怪我じゃ済まない断崖(カニの横バイ)をトラバース。
落ちたら怪我じゃ済まない断崖(カニの横バイ)をトラバース。
今度はカニの縦バイと呼ばれる箇所を登り、再び東側の断崖へ回り込む。
今度はカニの縦バイと呼ばれる箇所を登り、再び東側の断崖へ回り込む。
回り込んだ先は鎖場と梯子の二手に分かれており、どちらに進むか悩むも、
回り込んだ先は鎖場と梯子の二手に分かれており、どちらに進むか悩むも、
直感で梯子をチョイス。
直感で梯子をチョイス。
結果からいうと、どちらを進んでもこの先で合流する。
結果からいうと、どちらを進んでもこの先で合流する。
本日3座目の横岳(奥ノ院)山頂
日本百高山(第52位)にも選定。
本日3座目の横岳(奥ノ院)山頂
日本百高山(第52位)にも選定。
行動食を摂りながら、ご夫婦と思しきハイカーと談笑。
行動食を摂りながら、ご夫婦と思しきハイカーと談笑。
ご夫婦は日帰りで南牧村側の杣添(そまぞえ)尾根ルートで登ってきたとのこと。
ご夫婦は日帰りで南牧村側の杣添(そまぞえ)尾根ルートで登ってきたとのこと。
南側には南アルプスの山並みが連なり、北岳(3193m)も望めた。
南側には南アルプスの山並みが連なり、北岳(3193m)も望めた。
今日の行程はまだまだあるので先へ進む。

奥ノ院から少し進んだ先に両側が切れ落ちて、大きな岩が立ちはだかる箇所があり、標識やマーキングがなかったので最初どう進めばいいのか分からなかったが、もしかしてと思いその大岩をよじ登ると、登山道が続いていた。
今日の行程はまだまだあるので先へ進む。

奥ノ院から少し進んだ先に両側が切れ落ちて、大きな岩が立ちはだかる箇所があり、標識やマーキングがなかったので最初どう進めばいいのか分からなかったが、もしかしてと思いその大岩をよじ登ると、登山道が続いていた。
この先もまだまだ気が抜けない岩稜帯が続く。
この先もまだまだ気が抜けない岩稜帯が続く。
本日の宿、行者小屋が見えてきた。
本日の宿、行者小屋が見えてきた。
赤岳の背後には、2年前に登った権現岳(2715m)や編笠山(2524m)
赤岳の背後には、2年前に登った権現岳(2715m)や編笠山(2524m)
4座目の横岳(無名峰)(2829m)を通過後、梯子で降下。

かつてはこの無名峰が横岳山頂とされていたが、2019(令和元)年に現在の奥ノ院の位置に変更された。
4座目の横岳(無名峰)(2829m)を通過後、梯子で降下。

かつてはこの無名峰が横岳山頂とされていたが、2019(令和元)年に現在の奥ノ院の位置に変更された。
梯子が連続するので、譲り合って通過。
梯子が連続するので、譲り合って通過。
本日5座目の横岳(三叉峰)(さんしゃみね、さんじゃほう)
本日5座目の横岳(三叉峰)(さんしゃみね、さんじゃほう)
山頂直下に杣添尾根ルート分岐があり、ご夫婦とはここでお別れ。
山頂直下に杣添尾根ルート分岐があり、ご夫婦とはここでお別れ。
三叉峰から東側(左)を巻きながら下っていく。
三叉峰から東側(左)を巻きながら下っていく。
2連の梯子はどちらを下っても良いが、右の方が降りた地点が安定している。
2連の梯子はどちらを下っても良いが、右の方が降りた地点が安定している。
今度は岩稜を右(西側)へ巻いていく。
今度は岩稜を右(西側)へ巻いていく。
北アルプスなどに比べて、〇×などのマーキングがあまりない。
北アルプスなどに比べて、〇×などのマーキングがあまりない。
本日6座目の横岳(石尊峰)(せきそんみね、せきそんほう)
本日6座目の横岳(石尊峰)(せきそんみね、せきそんほう)
石尊とは大山阿夫利(おおやまあふり)神社の石尊権現のことで、おそらく雨乞祈願として勧請されたのだろう。
石尊とは大山阿夫利(おおやまあふり)神社の石尊権現のことで、おそらく雨乞祈願として勧請されたのだろう。
石尊峰から先も岩礫の下りが続く。
石尊峰から先も岩礫の下りが続く。
右から歩いてきた石尊峰、三叉峰、そしてその奥の奥ノ院。
右から歩いてきた石尊峰、三叉峰、そしてその奥の奥ノ院。
鉾岳(ほこだけ)(2800m)は直登せず、右側(西側)に巻いて下りながらトラバース。
鉾岳(ほこだけ)(2800m)は直登せず、右側(西側)に巻いて下りながらトラバース。
少し広くなったここで小休止。
少し広くなったここで小休止。
登り返した後は、今度は左(東側)へ。
登り返した後は、今度は左(東側)へ。
ラスボス感満載の赤岳(笑)
ラスボス感満載の赤岳(笑)
日ノ岳(2800m)直下は再び核心部が出現。
日ノ岳(2800m)直下は再び核心部が出現。
斜度40度ほどの急斜面を下っていく。鎖があるのでフリクションを効かせながら慎重に下ればそれほど怖くない。
斜度40度ほどの急斜面を下っていく。鎖があるのでフリクションを効かせながら慎重に下ればそれほど怖くない。
8年前に泊まった赤岳展望荘もだいぶ近づいてきた。
8年前に泊まった赤岳展望荘もだいぶ近づいてきた。
二十三夜峰(にじゅうさんやほう)基部の最後の梯子。
二十三夜峰は十五夜や二十三夜など特定の月齢に集って祈念する月待信仰に関連し、高さ10mほどの岩峰を月待塔に見立てているものと思われる。
二十三夜峰(にじゅうさんやほう)基部の最後の梯子。
二十三夜峰は十五夜や二十三夜など特定の月齢に集って祈念する月待信仰に関連し、高さ10mほどの岩峰を月待塔に見立てているものと思われる。
ここからは地蔵ノ頭に向けての登り返し。
ここからは地蔵ノ頭に向けての登り返し。
地蔵ノ頭に到着。
この後は赤岳(2899m)に登頂し、文三郎尾根から行者小屋に下山する行程だが、亀足倍率1.3倍の大甘の行程にもかかわらず、既に計画から40分遅延。
地蔵ノ頭に到着。
この後は赤岳(2899m)に登頂し、文三郎尾根から行者小屋に下山する行程だが、亀足倍率1.3倍の大甘の行程にもかかわらず、既に計画から40分遅延。
この先、目標CT2時間50分(標準CT2時間10分)を予定しているが、計画通り順調に進んでも、行者小屋到着は16時30分。前回文三郎尾根でやらかしているので、より慎重に歩くことになると、さらに遅れる可能性が大。
この先、目標CT2時間50分(標準CT2時間10分)を予定しているが、計画通り順調に進んでも、行者小屋到着は16時30分。前回文三郎尾根でやらかしているので、より慎重に歩くことになると、さらに遅れる可能性が大。
赤岳に進むか? それともここから地蔵尾根で降りるか?
赤岳に進むか? それともここから地蔵尾根で降りるか?
”山なめんなよ”

17時以降に遅着したり、またやらかしてしまえば、カモシーに怒られそう。
”山なめんなよ”

17時以降に遅着したり、またやらかしてしまえば、カモシーに怒られそう。
熟慮の末、地蔵尾根で下ることに決定。
熟慮の末、地蔵尾根で下ることに決定。
前方を歩く若者3人組、赤岳から降りてきて地蔵尾根を下ると聞いたが、なぜか横岳方面に進んでいき、しばらくして引き返して追い越していった。
前方を歩く若者3人組、赤岳から降りてきて地蔵尾根を下ると聞いたが、なぜか横岳方面に進んでいき、しばらくして引き返して追い越していった。
前方に行者小屋を望みながら下っていく。
前方に行者小屋を望みながら下っていく。
午前中登った硫黄岳(2760m)
午前中登った硫黄岳(2760m)
お地蔵様にハイクの安全を祈願。
”おんかかかびさんまえいそわか”
お地蔵様にハイクの安全を祈願。
”おんかかかびさんまえいそわか”
地蔵尾根の核心部に差し掛かる。
地蔵尾根の核心部に差し掛かる。
斜度40度近い急斜面に、建設用足場階段と鎖場が連続する。
斜度40度近い急斜面に、建設用足場階段と鎖場が連続する。
濡れていたり、積雪していると滑り易いので、下りは特に要注意。
濡れていたり、積雪していると滑り易いので、下りは特に要注意。
核心部を抜けると、大きな岩の多いガレた道を下っていく。
核心部を抜けると、大きな岩の多いガレた道を下っていく。
地蔵尾根分岐
本日の宿、行者小屋に到着。
本日の宿、行者小屋に到着。
人気急上昇中のカモシーくんは、看板娘ならぬ看板カモシーに昇格(笑)
人気急上昇中のカモシーくんは、看板娘ならぬ看板カモシーに昇格(笑)
”山なめんなよ”や”山なめてました。”などの毒吐きボードも設置。
”山なめんなよ”や”山なめてました。”などの毒吐きボードも設置。
しばらく小屋前で談笑していたら、昨日同宿(テン泊)だった男性が降りてきた。
男性は赤岳鉱泉連泊で、今晩は小屋の夕食を召し上がるそうだ。ステーキが出るといいですね。
しばらく小屋前で談笑していたら、昨日同宿(テン泊)だった男性が降りてきた。
男性は赤岳鉱泉連泊で、今晩は小屋の夕食を召し上がるそうだ。ステーキが出るといいですね。
受付すべく小屋内へ。宿泊費13,000円(1泊2食)を支払う。ここは赤岳鉱泉と同経営。
受付すべく小屋内へ。宿泊費13,000円(1泊2食)を支払う。ここは赤岳鉱泉と同経営。
食堂(兼談話室)を通って、2階の大広間へ。
食堂(兼談話室)を通って、2階の大広間へ。
指定されたのはJブース。約3畳のブースに最大3人寝られるが、今宵はもちろん1人。
指定されたのはJブース。約3畳のブースに最大3人寝られるが、今宵はもちろん1人。
それどころか、50人近く収容可能な大広間に、他のハイカーの姿は全くなし。この後分かったが、小屋泊は昨日と同様、ご夫婦1組と私の3人だけだった(笑)
それどころか、50人近く収容可能な大広間に、他のハイカーの姿は全くなし。この後分かったが、小屋泊は昨日と同様、ご夫婦1組と私の3人だけだった(笑)
各ブース前にはコタツが設置されている。
各ブース前にはコタツが設置されている。
お茶ももちろん無料でいただける。ただしここでもボトルへの詰め替えは有料(200円)
お茶ももちろん無料でいただける。ただしここでもボトルへの詰め替えは有料(200円)
赤岳鉱泉同様、宿泊者は無料Wi-Fiが利用可能。
赤岳鉱泉同様、宿泊者は無料Wi-Fiが利用可能。
映画小屋番 KOYABAN 〜八ヶ岳に生きる〜の告知ポスター。
”小屋ヶ岳”と呼ばれるほど山小屋の多い八ヶ岳を舞台に、過酷で不便な環境の中、敢えて山を選んだ小屋番たちのドキュメンタリー映画で、企画・プロデューサーが永山由紀子、撮影・音声・監督が深澤慎也。
2026年1月9日から全国で順次公開予定。
映画小屋番 KOYABAN 〜八ヶ岳に生きる〜の告知ポスター。
”小屋ヶ岳”と呼ばれるほど山小屋の多い八ヶ岳を舞台に、過酷で不便な環境の中、敢えて山を選んだ小屋番たちのドキュメンタリー映画で、企画・プロデューサーが永山由紀子、撮影・音声・監督が深澤慎也。
2026年1月9日から全国で順次公開予定。
受付前に祀られている行者小屋番長のカモシー明神。
受付前に祀られている行者小屋番長のカモシー明神。
前回躊躇したカモシーTシャツ(4,000円)を買おうとするも、M・Lサイズは欠品中で、在庫はSサイズのみ。
前回躊躇したカモシーTシャツ(4,000円)を買おうとするも、M・Lサイズは欠品中で、在庫はSサイズのみ。
一度売切になり、緊急再入荷したにもかかわらず、再び売り切れてしまったそうだ(涙)
最悪Mサイズなら、スリムな私はなんとか着れそうだが(大ウソ)、流石にSサイズだとパツンパツンどころか、破れてしまうだろう(笑)
カモシーも”人気出すぎカモ”と驚いていた。
一度売切になり、緊急再入荷したにもかかわらず、再び売り切れてしまったそうだ(涙)
最悪Mサイズなら、スリムな私はなんとか着れそうだが(大ウソ)、流石にSサイズだとパツンパツンどころか、破れてしまうだろう(笑)
カモシーも”人気出すぎカモ”と驚いていた。
代わりにカモシーぬいぐるみにしようかと思ったが、値段はなんと4,000円!
代わりにカモシーぬいぐるみにしようかと思ったが、値段はなんと4,000円!
お値頃なカモシーピンバッヂ(600円)を購入。
サクラ、チーク、ナラといった計10種類の木材で製作されている。耐久性に優れ、世界三大銘木(ウォールナット・チーク・マホガニー)のウォールナットをチョイス。
お値頃なカモシーピンバッヂ(600円)を購入。
サクラ、チーク、ナラといった計10種類の木材で製作されている。耐久性に優れ、世界三大銘木(ウォールナット・チーク・マホガニー)のウォールナットをチョイス。
失意の中、やけ酒を購入(笑)
失意の中、やけ酒を購入(笑)
ベンチで飲みながら、テント組の方と談笑。
また小屋同泊のご夫婦は今朝、文三郎尾根で赤岳に登ろうとしたが、稜線はあまりの暴風で撤退を判断。宿泊予定の展望荘をキャンセルして、急遽行者小屋泊に変更されたそうだ。こちらも早朝は大変だったようだ。
ベンチで飲みながら、テント組の方と談笑。
また小屋同泊のご夫婦は今朝、文三郎尾根で赤岳に登ろうとしたが、稜線はあまりの暴風で撤退を判断。宿泊予定の展望荘をキャンセルして、急遽行者小屋泊に変更されたそうだ。こちらも早朝は大変だったようだ。
気温が10℃なので、屋外でのビアはチョッと肌寒い。
気温が10℃なので、屋外でのビアはチョッと肌寒い。
”山なめんなよ”

カモシーくんから叱責される(笑)
”山なめんなよ”

カモシーくんから叱責される(笑)
”山なめてました。”

頂上山荘の予約をせず、圏外で行者小屋に変更し、自分の体力では少し厳しかった行程を組んだのは、正直、山をなめていたのかもしれない。
”山なめてました。”

頂上山荘の予約をせず、圏外で行者小屋に変更し、自分の体力では少し厳しかった行程を組んだのは、正直、山をなめていたのかもしれない。
アーベントロート(夕焼け)に染まる横岳。
アーベントロート(夕焼け)に染まる横岳。
頂上山荘泊まりだったら、キレイな夕焼けが見られただろうに…
頂上山荘泊まりだったら、キレイな夕焼けが見られただろうに…
夕食はチーズインハンバーグ、ポトフ、サラダ、フルーツ等。
夕食はチーズインハンバーグ、ポトフ、サラダ、フルーツ等。
酔いが回ったせいか、夕食後はソッコーで寝落ち。
酔いが回ったせいか、夕食後はソッコーで寝落ち。
朝食は焼き魚、納豆、海苔等。
朝食は焼き魚、納豆、海苔等。
外に出てみると、雲がかかっているが、横岳の稜線はクッキリ。
外に出てみると、雲がかかっているが、横岳の稜線はクッキリ。
てんくらの予想では登山指数Cで、風速15m/s以上の暴風。
てんくらの予想では登山指数Cで、風速15m/s以上の暴風。
小屋付近の風もなく、そんな風には見えないのだが…
小屋付近の風もなく、そんな風には見えないのだが…
赤岳(2899m)の東側斜面はモルゲンロート(朝焼け)になっているようだ。
この天気なら昨日エスケープした赤岳に再挑戦できそうだが、そんな気はさらさらない。
赤岳(2899m)の東側斜面はモルゲンロート(朝焼け)になっているようだ。
この天気なら昨日エスケープした赤岳に再挑戦できそうだが、そんな気はさらさらない。
”山ガールなめんなよ”もあるんだ(笑)
裏面には”雨女なめんなよ”や”赤岳なめんなよ”などもある。
”山ガールなめんなよ”もあるんだ(笑)
裏面には”雨女なめんなよ”や”赤岳なめんなよ”などもある。
テン泊のご夫婦がちょうど出発するところ。彼らは今日、阿弥陀岳(2805m)に挑むそうだ。
テン泊のご夫婦がちょうど出発するところ。彼らは今日、阿弥陀岳(2805m)に挑むそうだ。
お世話になりました。
次回こそカモシーTシャツをGETしよう。
お世話になりました。
次回こそカモシーTシャツをGETしよう。
赤岳が”早く登ってこい!”と言ってそうだが、気のせいでしょう(笑)
赤岳が”早く登ってこい!”と言ってそうだが、気のせいでしょう(笑)
下りは南沢ルートで下山開始。
下りは南沢ルートで下山開始。
車を停めた美濃戸口までは、距離約7劼如標準CTは2時間30分。
車を停めた美濃戸口までは、距離約7劼如標準CTは2時間30分。
振り返って赤岳に一礼。
振り返って赤岳に一礼。
シラビソと苔の森。
シラビソと苔の森。
横岳(2830m)にも一礼。
横岳(2830m)にも一礼。
1本目の橋を渡る。
南沢ルートは何度も沢を渡渉していく。
1本目の橋を渡る。
南沢ルートは何度も沢を渡渉していく。
2本目の橋を通過。
2本目の橋を通過。
8年前、滑落して左膝を6針も縫う大怪我を負いながら、よくこの道を歩けたものだ。一度あることは二度あるので、十分注意して下ろう。
8年前、滑落して左膝を6針も縫う大怪我を負いながら、よくこの道を歩けたものだ。一度あることは二度あるので、十分注意して下ろう。
3本目の橋を通過。
3本目の橋を通過。
4本目の橋を通過。
4本目の橋を通過。
勝久雄彦霊神と彫られた石柱。
霊神とは八ヶ岳で修業をした行者(修験者)の神名だそうで、その方を祀っているのだろう。
勝久雄彦霊神と彫られた石柱。
霊神とは八ヶ岳で修業をした行者(修験者)の神名だそうで、その方を祀っているのだろう。
大岩の下部には赤嶽神社、大山祇命、不動明王と彫られた石碑がある。
この付近はかつて中の行者小屋があったとされる。
大岩の下部には赤嶽神社、大山祇命、不動明王と彫られた石碑がある。
この付近はかつて中の行者小屋があったとされる。
5本目の橋を通過。
5本目の橋を通過。
土曜日ということもあり、大勢のハイカーとスライド。登山口まで数えたら、152人でした。
土曜日ということもあり、大勢のハイカーとスライド。登山口まで数えたら、152人でした。
6本目の橋を通過。
前回、この橋を渡った先の段差部分でスリップして尻もちをついてしまったが、滑らないように改修されていた。
6本目の橋を通過。
前回、この橋を渡った先の段差部分でスリップして尻もちをついてしまったが、滑らないように改修されていた。
この辺りの紅葉はキレイだった。
この辺りの紅葉はキレイだった。
見覚えのある砂防ダムが見えてきた。
見覚えのある砂防ダムが見えてきた。
ここで小休止。
その後登山道は一旦沢沿いを離れ、斜面を高巻きしていく。
その後登山道は一旦沢沿いを離れ、斜面を高巻きしていく。
7本目の橋に差し掛かる。
7本目の橋に差し掛かる。
この橋はだいぶ傷んでいて、敷板が朽ちているので慎重に渡っていく。
対岸で待たれていたハイカーから、「だいぶ慎重に渡っておられましたね。」
よ:「はい、0.1tなので敷板を踏み抜かないよう気をつけました(笑)」
この橋はだいぶ傷んでいて、敷板が朽ちているので慎重に渡っていく。
対岸で待たれていたハイカーから、「だいぶ慎重に渡っておられましたね。」
よ:「はい、0.1tなので敷板を踏み抜かないよう気をつけました(笑)」
この一帯はホテイラン(布袋蘭)の群生地。
この一帯はホテイラン(布袋蘭)の群生地。
見覚えのある堰堤が見えてくると、登山口まではあと僅か。
見覚えのある堰堤が見えてくると、登山口まではあと僅か。
8本目の橋を通過。
8本目の橋を通過。
あれ? こんなにまだ先があったかな?
あれ? こんなにまだ先があったかな?
この堰堤と勘違いしていた(笑)
この堰堤と勘違いしていた(笑)
美濃戸登山口
慎重に歩いたせいか、行者小屋から2時間32分(標準CT1時間40分)
膝を負傷しながら歩いた前回(2時間11分)より遅くなってしまった。
美濃戸登山口
慎重に歩いたせいか、行者小屋から2時間32分(標準CT1時間40分)
膝を負傷しながら歩いた前回(2時間11分)より遅くなってしまった。
赤岳山荘(美濃戸)
ここで小休止していこう。
赤岳山荘(美濃戸)
ここで小休止していこう。
お腹も空いてきたので、山荘内で二度目の朝食(笑)
お腹も空いてきたので、山荘内で二度目の朝食(笑)
待っている間、店内を物色していると山バッヂを発見。
待っている間、店内を物色していると山バッヂを発見。
横岳があったので思わず購入。残念ながら硫黄岳はなかった。
横岳があったので思わず購入。残念ながら硫黄岳はなかった。
肉うどん(800円) 牛肉のほか山菜も入っており、濃いめの味付の出汁が染みる。
肉うどん(800円) 牛肉のほか山菜も入っており、濃いめの味付の出汁が染みる。
車を停めた美濃戸口までは、約2.6劼領啼司發が残っている。
車を停めた美濃戸口までは、約2.6劼領啼司發が残っている。
時折、チャレンジャーたちの車が通るので、路肩に停まってやり過ごす。
時折、チャレンジャーたちの車が通るので、路肩に停まってやり過ごす。
ラクしたいけど、この悪路を走るのはやはりためらってしまう。
ラクしたいけど、この悪路を走るのはやはりためらってしまう。
美濃戸口登山口
美濃戸から47分(標準CT50分)
美濃戸口登山口
美濃戸から47分(標準CT50分)
八ヶ岳山荘で延長分の料金(800円/日)を支払う。
八ヶ岳山荘で延長分の料金(800円/日)を支払う。
この駐車カード1枚で、コーヒーが無料でいただける。
なお残りの未使用カードの有効期限はなく、次回来店時に使用可能。
この駐車カード1枚で、コーヒーが無料でいただける。
なお残りの未使用カードの有効期限はなく、次回来店時に使用可能。
水出し珈琲はすっきりとした雑味のない味で美味しかった。
水出し珈琲はすっきりとした雑味のない味で美味しかった。
八ヶ岳の雄大な山並みを望みながら、帰宅の途に就く。
八ヶ岳の雄大な山並みを望みながら、帰宅の途に就く。
今回は準備不足もあり、赤岳には登れなかったが、無事下山できて何よりだった。またカモシー番長に逢いにいこう。
今回は準備不足もあり、赤岳には登れなかったが、無事下山できて何よりだった。またカモシー番長に逢いにいこう。
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この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
技術レベル
3/5
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無雪期ピークハント/縦走 八ヶ岳・蓼科 [2日]
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