記録ID: 8834402
全員に公開
ハイキング
日光・那須・筑波
皇海山(松木沢より)*国境平⛺️
2025年10月18日(土) ~
2025年10月19日(日)

taromii
その他1人
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 55:54
- 距離
- 55.1km
- 登り
- 3,307m
- 下り
- 3,305m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:41
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 11:19
距離 12.8km
登り 1,021m
下り 141m
6:08
1分
スタート地点
17:27
宿泊地
2日目
- 山行
- 13:22
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 13:22
距離 14.9km
登り 622m
下り 1,514m
4:05
802分
宿泊地
17:27
宿泊地
3日目
- 山行
- 11:01
- 休憩
- 0:56
- 合計
- 11:57
距離 12.7km
登り 1,032m
下り 141m
4:04
90分
宿泊地
16:01
レコが2倍に記録されました。実際は全ての数値の1/2です。1日目と3日目表示のコースタイムが合っています。
実際には
体力度 6
歩行距離 25.6辧 [濱冑弦盧后1652m
1日目の↑978m ↓131m
2日目の↑662m ↓1510m の計画です
実際には
体力度 6
歩行距離 25.6辧 [濱冑弦盧后1652m
1日目の↑978m ↓131m
2日目の↑662m ↓1510m の計画です
| 天候 | 18日:晴れのち曇り 19日:晴れのち曇り |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・25台程のキャパ。スタート時10台程駐車。日中は公園への観光客の利用もある様子。 ・トイレはなし(公園内にはあり、夜間は使えない情報がありますが、未確認) *「大畑沢緑の砂防ゾーン駐車場」で仮眠💤 ・公衆トイレと、工事現場用簡易トイレがあります |
| コース状況/ 危険箇所等 |
[銅親水公園〜ゲート] ・採砂場や治山工事現場を眺めながら舗装道を進む。 ・左側に新設の道が現れるがNG、そのまま右側を行く。 ・土の林道に変わる [ゲート〜標高950m] ・左岸につけられた、廃道となっている林道を進む。山側から崩落した土砂や岩、生育した植物が林道を塞いでいる中を進む。土砂で押し流されたガードレールが残っていたりして、元林道の面影があるので迷うことはない。 ・4号堰堤を過ぎ、林道もなくなったところで広河原に降りていく。 [松木川*〜6号ダム] ・広河原の左岸から、左手にウメコバ沢を眺めながら、右手の「めぐり廊下」を回り込んだところで、渡渉が必要となり、沢用靴に履き替えた。 ・前方の6号ダムを見ながら右岸を行く。左岸には重機が放置されている。 ・6号ダムを越えるのは、左岸にロープとホッチキスがあり難しくはない。ただロープで登る方は足場が高いため、体が小さいと大きなザックを背負ってはかなり難しい。ザックはロープで引き上げたり、と2人で力をあわせて登った。 [松木川*〜ニゴリ沢出合] ・左岸、右岸と渡渉しながら沢に沿って進む。時々高巻きを促すリボンがあったが、その通りでないと思うところもあった。 ・今回は深くても膝上の水量で、45圓梁里流される危険を感じることはなかった。沢の中の石はぬめっているものが多く、渡渉時には注意。 ・淵は左岸に高巻き道がある。その後1卍でニゴリ沢出合。 [ニゴリ沢] ・この先難しい渡渉はないので、ニゴリ沢出合で登山靴に履き替える。明確な踏み跡はないので、沢を確認しながら、つかず離れずで遡上していく。 [モミジ尾根] ・標高1250mで栃木の山でお馴染みの黄色と赤のマークやリボン、ケルンが現れる。ここから標高差200mの急登を登る。取り付きははっきりしないが、尾根状地九十九折りに踏み跡がある。栃木マークを見つけながらいくのがコツ。踏み跡を辿れるとかなり、楽。浮石が多いので、ラックしないよう注意。 ・チェーンスパイクを持参したが、使わなかった。 ・標高1450mで急登が終わると雰囲気の良い広尾根を行く。踏み跡があるが、薮を抜ける時は外さないよう注意。 ・最後に急坂を頑張れば稜線に出る。 [〜皇海山] ・尾根取り付き〜標高1850mあたりの樹林内は栃木マーク多数 ・石楠花など常葉樹林が密になってくると栃木マークは少なくなるので、踏み跡をロストしないよう注意 [稜線の水場💦] 山レコのみんなの足跡を頼りに、稜線から急坂を標高差50m程下る。今回の水量は底石を濡らす程度で、取れないことはないが、汲むには困難。私はニゴリ沢で汲んで登った。 [テントサイト⛺️] ・P1636で⛺️。草地で小高く気持ちの良い場所だった。 ・日向山とのコルもテント適地だが、こちらは樹林に囲まれた砂地だった。 [電波📶] ・銅親水公園の🅿️では電波一本。地図のダウンロードは難しいかも ・皇海山1800mあたり以上は入り易い ・それ以外は入らず |
写真
松木集落跡を通ります。
江戸時代後期には37世帯170人が住む農業と養蚕で栄え山奥の豊かな村でしたが、足尾銅山が近代的な鉱山として稼働してからは、亜硫酸ガスの煙害と森の過剰な伐採から、土壌が流れ硬い岩のむき出た、無残な姿になったそうです
江戸時代後期には37世帯170人が住む農業と養蚕で栄え山奥の豊かな村でしたが、足尾銅山が近代的な鉱山として稼働してからは、亜硫酸ガスの煙害と森の過剰な伐採から、土壌が流れ硬い岩のむき出た、無残な姿になったそうです
装備
| 個人装備 |
ℓザック
2-3人用テント(ニモ)
テントマット
エアマット
夏用シュラフ
シュラフカバー(ビビ)
薄手ダウン
ダウンパンツ
テントシューズ
フリース
薄手テムレス
スリーシーズン用パンツ
半袖Tシャツ二枚重ね
薄手長袖
|
|---|---|
| 備考 | *21時のテント内の気温10℃ ・薄手タイツ、ウール長袖、テントシューズは使用せず ・夏用シュラフ、ビビ、半袖Tシャツ、薄手長袖、スリーシーズン用パンツで問題なく眠れた *ザック重量:出発時14.5圈槐颪衢竸緤箋💦3 *💦水消費(2日間): 4ℓ *下山時曇り、風あり、気温15°(冷えた) 🏠1:00→🚗→3:30🅿️💤6:05→🥾→16:00🅿️16:20→🚗→20:30 🚗鹿浜橋→大田薮塚 2810円(夜間割) 大田薮塚→板橋本町 3380円(休日割) |
感想
マイナールートなんて全然無理な赤ちゃん登山者の頃から、気になっていたルート。皇海山に登るならこのルート、国境平でのテン泊⛺️ってどんなだろうか。。と憧れていた地を訪れることがようやく叶い、感無量です。
沢遡上、ルーファイは弱々メンタルの私にはソロでは到底無理。同行してくれる人が見つからず、お蔵入りになりそうだったところ、今回誘いに乗ってくれたKさんには、心から感謝しかありません。
長年想像は膨らませてきたけれど、歩いてみると変化に富んだ面白いルートでした。荒れた林道歩き→登山靴を脱いでの沢筋歩き→激急登→からの癒される稜線→ステキな稜線テン泊⛺️→暗闇を迷走しながらの皇海山登頂。。
私にとっての一番の肝は、なんちゃって沢用靴を履いての慣れていない沢筋歩き。難しいことはない沢とわかってはいても、マイルートを見極めながら頭フル回転で歩き続けるのは神経が疲れました😆。でも、選んだルートがドンピシャだった時の快感は、たまらないですね〜❤️。
その上時間が読めないルートで時間がおしていた緊張があったのか、水を汲んで重いはずのザックも(学生時代以来の15埀曚)、今思い出しても重かった思い出がない。。火事場のバカ力だったのか😅。その分テントを立てた途端に動けなくなる、という初めての体験。限界を知れて良かったカモ。
2日間誰にも会うことない静かな山を歩き、導いてくれるものがほぼない今回の山行(GPSには導いてもらいっぱなしでしたが。。)は考えることが多く、ずっしりと達成感がある山行になりました。
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コメント
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このルートを大昔に歩いたので、懐かしく読みました。関東ではほとんど無い、ロープを使わずに沢から登れるルート、貴重だと思います。皇海山はここからがベストだと個人的には思います。
沢の清涼感が伝わってきます。紅葉も綺麗でベストの時期でしたね。また行ってみたくなりました。
調べたら16年も前でした。。。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-48749.html
コメント有難うございます。
16年前に歩かれていたのですね。それもほぼ一日で周回とは、さすがTriglavさんです。。
沢筋歩きとマイナールート歩きが初心者には丁度よい難易度で、趣のある皇海山登山ルートだとおもいました。
16年前とは荒れた林道とか、稜線の笹の茂り具合とか変わっているのではないかと、気になるところです。
アサレンさんからtaromiiさんも皇海山行かれたと聞き覗きにきましたが、やーーっぱり普通じゃないトコ歩いてる〜🤣こんなルートあるんですね!ほんと凄いです✨
ログ見ながら私も冒険気分味わわせて頂きました。お疲れ様でした👍
コメント有難うございます!。
一週間違いだったのですね。日帰り修験者ルートもなかなかエグそうですよね😆。
松木川は沢初心者向け🔰だったので、沢に入るまでのアクセスは長いですが、夏に遡上遊び(沢登りの危険がないです)をするには持ってこいだと思いました。是非😊
最近、歳をとったら感受性低くなって😅、冒険要素ないと達成感が感じられなくなりマズいことになっています。中高年遭難者だけにはならない様に気をつけないと。。です。
若かりし頃散々岩登りに通ったのでいくつもの堰堤ができていて驚いたものです。
あの公園の大きな堰堤もありませんでした。
沢から離れると獣臭が凄くちょっと怖かったです。
私は同じ道を戻るのが嫌で庚申残経由で帰りました。
いいルートですよね。
コメントありがとうございます。
結構な山の奥にも堰堤があるのは、登山しているとあるあるで、自然が壊されている事を思うと残念に思いますが、下流の住民の方の為には、山の急峻な日本には仕方ないのだと感じています。
今の松木川周辺の様子も随分変わっているのですね。
やはり周回が魅力的ですが、私達は体力に自信がなくてピストンにしました。庚申の方もいつか歩いてみたいと思っています。
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