【五色沼/浄土平〜東吾妻山】目が喜ぶ彩りウォーク(チングルマやホシガラスにも会えました）

2016年05月28日(土) [日帰り]

• GPS: 24:00
• 距離: 23.1km
• 登り: 717m
• 下り: 730m

コースタイム

【1】五色沼自然探勝路：所要＝3時間10分
【2】裏磐梯野鳥の森探勝路：所要＝1時間32分
【3】浄土平〜東吾妻山(含浄土平散策)：所要＝4時間04分
■所要合計＝8時間46分
　※訳あって、今回は実際の時刻の記載は控えました。
■歩いた距離：【1】約9�辧棔�2】約4�辧棔�3】約10�辧疚�23��
（途中車で移動していることもあり、標高グラフの距離は正確ではありません。）

天候

　⇒　 　⇒　

アクセス

利用交通機関：

自家用車

※猪苗代・裏磐梯方面から浄土平へのマイカーでのアクセスに使う
　磐梯吾妻道路（通称：磐梯吾妻スカイライン）については、
　現在夜間（夜間17:00〜翌7:00）通行止めで、
　土湯ゲートが鍵で閉められてしまうので、
　余裕を持って行動する必要があります。
　また、浄土平から先（福島市方面）は通行止めで抜けられません。
　十分ご注意ください。

■福島県HP（スカイライン交通情報）
　http://www.pref.fukushima.lg.jp/sec/41310a/bandaiazumaskyline.html
■福島県HP（磐梯吾妻スカイラインの通行規制状況について（5月16日掲載））
　http://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/166080.pdf

コース状況／危険箇所等

○浄土平から一切経山への直登ルートは、
　火山規制で現在通行止めです。
　したがってその先の五色沼にも行けません。
■環境省HP（国立公園 磐梯朝日国立公園 一切経山トレッキング）
　http://www.env.go.jp/park/bandai/guide/joudodaira/course/course03.html

○浄土平〜東吾妻山は、
　姥ヶ原→頂上の間（低木の中の抉られた道）に若干残雪あり、踏み抜き1回
　（ただ滑り止めは不要で、雪が全てなくなるのも時間の問題）
　頂上→影場平の間（低木の中の抉られた道）には雪はありませんが、
　滑る木の根や浮石も結構あり、油断するとコケます。ご注意の程を。

その他周辺情報

※カメラはＣＡＮＯＮの所謂ネオ一眼と、
　入門者用の小型の一眼レフを持ち歩いています。
　鳥の写真はトリミングしていません。

写真

【1】五色沼自然探勝路
≪毘沙門沼≫
ここからスタートします

【1】五色沼自然探勝路
≪毘沙門沼≫
磐梯山はまだ寝ぼけ顔

【1】五色沼自然探勝路
≪毘沙門沼周辺≫
●サワオグルマ
（沢小車）

【1】五色沼自然探勝路
≪毘沙門沼周辺≫
●タニウツギ
（谷空木）

【1】五色沼自然探勝路
≪毘沙門沼周辺≫
●マイヅルソウ
（舞鶴草）

【1】五色沼自然探勝路
≪毘沙門沼周辺≫
●ケナシヤブデマリ
（毛無藪手毬）

【1】五色沼自然探勝路
≪毘沙門沼周辺≫
●ベニバナイチヤクソウ
（紅花一薬草）

【1】五色沼自然探勝路
≪毘沙門沼周辺≫
●ツボスミレ（坪菫）
別名ニョイスミレ（如意菫 ）

【1】五色沼自然探勝路
≪深泥沼→弁天沼≫

【1】五色沼自然探勝路
≪深泥沼→弁天沼≫
■キビタキ♂（黄鶲）
「ピッコロロ、ピッコロロ」

【1】五色沼自然探勝路
≪深泥沼→弁天沼≫
■キビタキ♂（黄鶲）
囀りは結構耳にするのですが

【1】五色沼自然探勝路
≪深泥沼→弁天沼≫
■キビタキ♂（黄鶲）
漸く見つけられました

【1】五色沼自然探勝路
≪毘沙門沼≫

【1】五色沼自然探勝路
≪毘沙門沼≫

【1】五色沼自然探勝路
≪赤沼≫

【1】五色沼自然探勝路
≪赤沼≫

【1】五色沼自然探勝路
≪深泥沼≫

【1】五色沼自然探勝路
≪深泥沼≫

【1】五色沼自然探勝路
≪弁天沼≫

【1】五色沼自然探勝路
≪弁天沼≫

【1】五色沼自然探勝路
≪弁天沼≫

【1】五色沼自然探勝路
≪弁天沼≫

【1】五色沼自然探勝路
≪瑠璃沼≫

【1】五色沼自然探勝路
≪青沼≫

【1】五色沼自然探勝路
≪青沼≫

【1】五色沼自然探勝路
≪青沼≫

【1】五色沼自然探勝路
≪青沼≫

【1】五色沼自然探勝路
≪柳沼≫

【1】五色沼自然探勝路
≪青沼周辺≫
■キビタキ♂（黄鶲）
黄色いお腹の鳥を発見

【1】五色沼自然探勝路
≪青沼周辺≫
■キビタキ♂（黄鶲）
森のピッコロ奏者が演奏中

【1】五色沼自然探勝路
≪青沼周辺≫
■キビタキ♂（黄鶲）
私も口笛を吹いてみたら

【1】五色沼自然探勝路
≪青沼周辺≫
■キビタキ♂（黄鶲）
警戒されちゃったかな・・

【1】五色沼自然探勝路
≪青沼周辺≫
■キビタキ♂（黄鶲）
向きを変えてキリッ！

【1】五色沼自然探勝路
≪青沼周辺≫
■キビタキ♂（黄鶲）
再び「ピッコロ、ピッコロ」

【1】五色沼自然探勝路
≪青沼周辺≫
■キビタキ♂（黄鶲）
次は「オーシ、ツクツク」

【1】五色沼自然探勝路
≪青沼周辺≫
■キビタキ♂（黄鶲）
今度は聞き耳を立てています

【1】五色沼自然探勝路
≪青沼→柳沼≫
●クルマムグラ（車葎）
この後桧原湖を一周する

【1】五色沼自然探勝路
≪裏磐梯高原駅→五色沼入口≫
●ヒョウタンボク（瓢箪木）
予定でしたが、

【1】五色沼自然探勝路
≪裏磐梯高原駅→五色沼入口≫
エゾハルゼミの大合唱が

【1】五色沼自然探勝路
≪五色沼入口周辺≫
始まってしまい、

【1】五色沼自然探勝路
≪青沼→柳沼≫
●カキドオシ（垣通し）
鳥の囀りが全然聞こえず、

【1】五色沼自然探勝路
≪裏磐梯高原駅→五色沼入口≫
●タニウツギ（谷空木）
全く楽しくないので、

【1】五色沼自然探勝路
≪五色沼入口周辺≫
●クリンソウ（九輪草）
車道を歩いて戻りました

【1】五色沼自然探勝路
≪五色沼入口周辺≫
●クリンソウ（九輪草）
鮮やかな赤ですね。

【1】五色沼自然探勝路
≪裏磐梯高原駅→五色沼入口≫
■ハクセキレイ（白鶺鴒）
「チュチッ」と一瞬なので、鳴き顔を撮るのは意外と難しいんです

【1】五色沼自然探勝路
≪裏磐梯高原駅→五色沼入口≫
●ジョウカイボン
「ジョウカイボン科」なんて子供の頃なかったけど、最近できたらしい、勉強になりました

【2】裏磐梯野鳥の森探勝路
4月に来た時には雪で入れなかったこちらに訪問、湿原地帯を抜けると

【2】裏磐梯野鳥の森探勝路
山道になりますが、こちらも

【2】裏磐梯野鳥の森探勝路
●ズミ
（酸実）
エゾハルゼミの大合唱

【2】裏磐梯野鳥の森探勝路
●ケナシヤブデマリ
（毛無藪手毬）
鳥の囀りが聞こえません

【2】裏磐梯野鳥の森探勝路
■アカガネサルハムシ
（赤銅猿葉虫）
タマムシと同じような構造色

【2】裏磐梯野鳥の森探勝路
■サカハチチョウ（春型）
（逆八蝶）
名前の由来は逆八の字とか

【2】裏磐梯野鳥の森探勝路
■ニホンカワトンボ
（日本川蜻蛉）
細いお腹、羨ましい

【2】裏磐梯野鳥の森探勝路
■ニホンカワトンボ
（日本川蜻蛉）
これは精密ロボットだな

【2】裏磐梯野鳥の森探勝路
■ヤマキマダラヒカゲ
(山黄斑日陰蝶）
この蝶は最近よく見かけます

【2】裏磐梯野鳥の森探勝路
■メジロ
（目白）
ズミの花を食べてました

【2】裏磐梯野鳥の森探勝路
探勝路入口から桧原湖を眺望、当初はこの湖を一周すしつつここに寄る予定だったのですが・・・次の行先を考えながら歩きます。

【2】裏磐梯野鳥の森探勝路
●タニウツギ（谷空木）
ピンクに・・・

【2】裏磐梯野鳥の森探勝路
●レンゲツツジ（蓮華躑躅）
オレンジ・・・

【2】裏磐梯野鳥の森探勝路
●レンゲツツジ（蓮華躑躅）
近寄らずにはいられません

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平周辺≫
■ツバメ雛（燕）
結局、浄土平まで車で移動

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平周辺≫
■ツバメ雛（燕）
飛び回る親をきょろきょろと
目で追いかけるのが可愛い

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平周辺≫
■ツバメ（燕）
親達は巣の材料集めかな？

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平周辺≫
■ハクセキレイ（白鶺鴒）
低見の見物をする者あり

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
■カッコウ♂（郭公）
浄土平では少なくとも3羽の

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
■カッコウ♂（郭公）
「カッコウ」を聞きました。

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
でんと構える一切経山

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
煙草を燻らす一切経山

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
あっちは登山禁止

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
暫くすると登りになります

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
巨大宇宙船の発射基地か？

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
■ヤマキマダラヒカゲ
(山黄斑日陰蝶）
野鳥の森にもいましたが

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
●イワカガミ
（岩鏡）
とっても控えめですが

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
●イワカガミ
（岩鏡）
自己主張はしっかりしてます

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
●ムラサキヤシオツツジ
（紫八汐躑躅）
赤が入った紫が綺麗！

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
●ムラサキヤシオ
（紫八汐）
花びらがホワホワです

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
●ムラサキヤシオ
（紫八汐）
逆光ですが、負けじと・・・

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
●ムラサキヤシオ
（紫八汐）
ミツバツツジかと思いきや

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
●ムラサキヤシオ
（紫八汐）
よく見ると似ておらず

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
●ムラサキヤシオ
（紫八汐）
花のつき方はアカヤシオ似か

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
●ムラサキヤシオ
（紫八汐）
彩りをもらった吾妻小富士

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
●ケナシヤブデマリ
（毛無藪手毬）
次のオオカメノキとは似た者同士、こちらは枝を横に伸ばし葉の基部がくさび形〜円形

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
●オオカメノキ
（大亀の木）
枝を斜上に出し葉の基部は心臓形で花序の柄が短いらしい、勉強になりました

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
●タカネザクラ
（高嶺桜）
桜が見られるとは思わなんだ

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
おお、雪だ！

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平→鎌沼≫
白い雪渓に青い空！

【3】浄土平〜東吾妻山
≪鎌沼≫
釜沼に到着！

【3】浄土平〜東吾妻山
≪鎌沼≫
左の雪渓に乗ってみました

【3】浄土平〜東吾妻山
≪鎌沼→姥ヶ原≫
●ミツバオウレン
（三葉黄蓮）
おっ、可愛いね〜

【3】浄土平〜東吾妻山
≪鎌沼→姥ヶ原≫
●チングルマ
（珍車、稚児車）
おやっ、早くも！

【3】浄土平〜東吾妻山
≪鎌沼→姥ヶ原≫
●チングルマ
（珍車、稚児車）
よく見るととっても繊細

【3】浄土平〜東吾妻山
≪鎌沼→姥ヶ原≫
●チングルマ
（珍車、稚児車）
でも、蕾の方が多かった

【3】浄土平〜東吾妻山
≪姥ヶ原→東吾妻山≫
ハイマツ帯を抜けると・・・

【3】浄土平〜東吾妻山
≪東吾妻山頂上≫
頂上かと思ったら・・・

【3】浄土平〜東吾妻山
≪東吾妻山頂上≫
地球は丸かった、違うか

【3】浄土平〜東吾妻山
≪東吾妻山頂上≫
こちらは一切経山方面

【3】浄土平〜東吾妻山
≪東吾妻山頂上≫
西吾妻山方面

【3】浄土平〜東吾妻山
≪東吾妻山頂上≫
磐梯山方面

【3】浄土平〜東吾妻山
≪景場平≫
頂上から15分ほどで池溏のある湿原に出ます。

【3】浄土平〜東吾妻山
≪東吾妻山→景場平≫
■ルリビタキ♂（瑠璃鶲）
単純な
「ルリビタキだよ」ではなく
この日は
「ルリビィタキィだよぃ」
と聞こえました

【3】浄土平〜東吾妻山
≪姥ヶ原→東吾妻山≫
●ショウジョウバカマ
（猩々袴）
登りでは紫色の花

【3】浄土平〜東吾妻山
≪景場平≫
●ショウジョウバカマ
（猩々袴）
ここでは赤い花に会いました

【3】浄土平〜東吾妻山
≪景場平→鳥子平入口≫
■メボソムシクイ
（目細虫食）
「チョリ、チョリ、チョリ」

【3】浄土平〜東吾妻山
≪景場平→鳥子平入口≫
■メボソムシクイ
（目細虫食）
と鳴くのは君だったか

【3】浄土平〜東吾妻山
≪鳥子平入口→浄土平≫
■ホシガラス（星烏）
好物の松ぼっくりと睨めっこ

【3】浄土平〜東吾妻山
≪鳥子平入口→浄土平≫
■ホシガラス（星烏）
意外と精悍なんだね

【3】浄土平〜東吾妻山
≪鳥子平入口→浄土平≫
■ホシガラス（星烏）
「が〜が〜」「が〜が〜」

【3】浄土平〜東吾妻山
≪鳥子平入口→浄土平≫
■ホシガラス（星烏）
おっきなお目目してるのね

【3】浄土平〜東吾妻山
≪鳥子平入口→浄土平≫
■ウグイス（鶯）
「法、法華経！」あちこちから声は聞こえるのですが姿をみせてくれず、今日は初対面

【3】浄土平〜東吾妻山
≪鳥子平入口→浄土平≫
■ヒガラ（日雀）
「ビーチク」続けて聞くと、ある単語に聞こえてしまい、思わず笑ってしまいました

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平周辺≫
●ワタスゲ（綿菅）
耳かきにいいかも・・・

【3】浄土平〜東吾妻山
≪浄土平周辺≫
あれはエアーズロックか？

以下は4月に裏磐梯を訪問したときに撮った鳥達です。
1カ月半前ですが、今回も見かけたのはカワラヒワとアカゲラだけでした。
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【4/9(土)裏磐梯散策】
≪五色沼探勝路≫
■ツグミ（鶫）
冬鳥、今は日本にいません
シベリアかな

【4/9(土)裏磐梯散策】
≪中瀬沼探勝路≫
■マヒワ♂（真鶸）
冬鳥、今は日本にいません
中国北東部か

【4/9(土)裏磐梯散策】
≪五色沼探勝路≫
■アトリ♀（獦子鳥、花鶏）
冬鳥、今は日本にいません
君もシベリア方面かな

【4/9(土)裏磐梯散策】
≪中瀬沼探勝路≫
■シメ♂（鴲）
冬鳥、今は日本にいません
中国北東部かカムチャッカか

【4/9(土)裏磐梯散策】
≪五色沼探勝路≫
■カシラダカ♂（頭高）
冬鳥、今は日本にいません
君は中国東部か

【4/9(土)裏磐梯散策】
≪五色沼探勝路≫
■ヒドリガモ♂（緋鳥鴨）
冬鳥、今は日本にいません
ユーラシア大陸の北部まで飛ぶらしい

【4/9(土)裏磐梯散策】
≪五色沼探勝路≫
■オシドリ♂（鴛鴦）
漂鳥
海外に渡る者もいるらしい

【4/9(土)裏磐梯散策】
≪五色沼探勝路≫
■オオバン（大鷭）
冬鳥または留鳥
夏は北海道、本州、九州で繁殖

【4/9(土)裏磐梯散策】
≪中瀬沼探勝路≫
■カヤクグリ
（茅潜、萱潜）
漂鳥
夏はハイマツ帯等に移動

【4/9(土)裏磐梯散策】
≪五色沼探勝路≫
■カワラヒワ（河原鶸）
留鳥

【4/9(土)裏磐梯散策】
≪五色沼探勝路≫
■エナガ（柄長）
留鳥

【4/9(土)裏磐梯散策】
≪五色沼探勝路≫
■ミソサザイ（鷦鷯）
留鳥

【4/9(土)裏磐梯散策】
≪レンゲ沼周辺≫
■アカゲラ♀（赤啄木鳥）
留鳥

【4/9(土)裏磐梯散策】
≪レンゲ沼周辺≫
■アオゲラ（緑啄木鳥）
留鳥

【4/9(土)裏磐梯散策】
≪中瀬沼探勝路≫
■コゲラ♀（小啄木鳥）
留鳥

【4/9(土)裏磐梯散策】
≪中瀬沼探勝路≫
■ホオジロ♂（頬白）
留鳥

感想

yamahiro

○裏磐梯に行ってきました。
　裏磐梯というと、日本三大野鳥生息地※の一つ。
　他の2つ、富士山麓と奥日光には訪れることが多いのですが、
　こちらは何しろ東京から遠いので、滅多にいけません。
　※三大・・・には、過去軽井沢が入ったり、
　　一説によると戸隠の名前も挙がったりするようです。

○とはいえ、裏磐梯には今年の4月にも冬鳥を探しに来ているので、
　今年2度目の訪問になります。
　土曜の天気予報を見て、北に行けば行くほどよさそうだったので、
　思い切ってでかけてみました。

○そろそろ、長い距離を歩いてみたくなってきたこともあり、
　(A)五色沼自然探勝路往復＋(B)桧原湖一周、を想定。
　(A)は往復で約8�辧�(B)桧原湖自体の周囲長は47�辧�
　合計で60�匱紊鮓�込み、
　途中にある裏磐梯野鳥の森や中瀬沼などの探勝路で
　野鳥観察をしながらの行程を考えました。
　湖の周回というと、3年前に富士五湖の全ての周囲（合計約60�辧砲�
　1日で歩いたこともあるので、妄想ではありません。
　(他に78��(自宅〜久里浜)、70��(自宅〜高尾山)等もあり。)

○ところが、途中でエゾハルゼミの大合唱が始まり、
　野鳥の囀りがほとんど聞こえなくなってしまいました。
　これは昨年の奥日光でも経験しましたが、
　まさか裏磐梯も同じ状況とは迂闊にも想定していませんでした。
　シャーシャーと耳鳴りのような音が響きわたり、
　前回の女峰山で楽めた野鳥の囀りもほとんど聞けない状態で
　10時間以上歩くと考えただけで、やる気モードが払底、
　桧原湖畔を歩き始めたところで早くも挫折。
　一旦駐車場に戻って裏磐梯野鳥の森にはマイカーで移動。

○その後一瞬途方に暮れましたが、
　浄土平に向かってみることを思い立ちました。
　現地に着くと、噴火の恐れありということで、
　一切経山への直登ルートは通行止め。
　事前に情報収集していなかったので仕方がないと、
　鎌沼〜東吾妻山方面を歩いてみることにしました。

○すると、カッコウやホシガラスに加え、
　夏になると標高の高い所に移動してくる鳥達に、
　また、チングルマやミツバオウレン、ショウジョウバカマなどの
　高山植物にも早くも出会うことができました。
　更に、登山道では鮮やかな色のムラサキヤシオも登場。
　午後は晴れたこともあり、鎌沼周辺や東吾妻山頂上の景色もよく、
　広いハイマツ帯を吹き抜けるそよ風が、何と気持ちいいんでしょう。
　予想以上に楽しいひと時を過ごすことができました。

○当初考えていた長距離ウォークとは全く違う展開になってしまい
　足腰の強化には少し物足りなかった面はありましたが、
　様々な生き物、数々の好展望、いろいろな色に出会えて、
　日帰りでわざわざでかけた分のモトは十分取れました。
　感謝、感謝であります。