荒沢岳・丹後山・魚沼駒ヶ岳

- GPS
- 26:49
- 距離
- 38.1km
- 登り
- 3,472m
- 下り
- 3,473m
コースタイム
- 山行
- 7:30
- 休憩
- 0:16
- 合計
- 7:46
- 山行
- 8:01
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 8:44
| 天候 | 金曜:快晴 土曜:曇り後晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
| アクセス | 荒沢岳登山口はいっぱいだったのでシルバーライン分岐のトイレ広場に停めた。 |
| その他周辺情報 | 丹後山避難小屋:雪囲いをセルフで脱着する。水場はあるらしいが暗くてよく分かんなかった。天水(要煮沸)も置いてある。利用料は任意で、「善意の箱」なる集金箱が置いてある。ちょうど千円札を切らしていて万札しか無かったのでありったけの小銭を入れたが、回収のことを考えると却って迷惑だったかも知れない。 |
写真
感想
当山域の呼称について:越後駒・越後三山・裏越後三山なる呼称が人口に膾炙しているが、不適当だと考える。越後は広い。頸城三山・西蒲三山・岩船駒・海谷駒・栂海新道の下駒ヶ岳らの立場はどーなるのだ。深田久弥も日本百名山の執筆にあたって採用しているように、当山域には郡名の魚沼を冠するべきではなかろうか。魚沼三山が越後国を代表する山容と標高を誇ることは間違い無いが、しかし単純に標高においては頸城三山の方が優っている。山容に至っては優劣つけ難い(ぎゃあぎゃあ)。
金曜振替休暇。4時に目覚まし掛けてたけど9時まで寝てしまう。平日だし丹後山避難小屋は誰もおらんだろうと踏み、天気も良いのでヘッデン残業することにして出発。御池から銀山平までドライブ日和なのもあって離合に気を使う。荒沢岳登山口駐車場は平日なのにいっぱいだった。
荒沢岳まで3時間切れねえかなと目論んだが、前瑤魃曚┐申蠅琶箋襪鬟汽椶辰燭薀轡礇螢丱討砲覆辰謄瀬瓩世辰拭A姻瑤虜疹譴郎燭無かったら怖くて取付けないレベル。フットホールドが遠くて小柄な人は苦戦しそうな所もある。
巻倉山で日没。兎岳の手前で桿体細胞の限界を迎え、風も出てきてのでヤッケとヘッデンを出す。星空に期待したが越後の街の灯りが強く、ウチと大差ない。兎岳からはガス。
果たして避難小屋には先客がいた。申し訳ない。外でコソコソ晩飯。小屋内0.4℃。
朝は晴れていた。外で星見。流れ星を7回ぐらい見る。変な動きをする人工衛星があると思ったら、ホタルでは無い、謎の発光する昆虫だった。
同宿の方を見送り(彼は稜線でクマに会ったそうだ。里のクルミとクリはぼちぼち食い尽くし、ブナとミズナラが凶作の中、何を目当てに上がってくるのだろう?ミヤマナラか?)、明るくなってから出発。水は2.8リットルほど担ぎ上げたが、油断して心許なくなったので小屋の天水を500cc拝借し、煮沸してラーメン風味の予備とする。美味しくなさそうなので節水しつつ行く。
昨日ヘッデンで済ませてしまった区間をよく見ようと思ったが、厚いガスに巻かれてしまった。予想より低気圧の影響が早く出たのだろうかと、諦め作業ゲーモードで進むが、どっこい檜廊下の先で天候恢復す。八海山との三山駆けもやってみたいが、駒から見る中ノ岳〜八海山のタルミは大層弛んでおり、既に心が折れそう。
駒を越えると途端にヒトが増え道も良くなり飛ばす。駒の小屋から下った水場を使えたので予備に手をつける心配は無くなった。
道行山まで良いペースで来たので、疲れたし最後はのんびり下る。そしたら犬の吠えるような声が聴こえる。クマのクゥクゥ言う鳴き声は何度も聴いたことがあるが、これは聴いたことのない音だ。臨戦態勢のクマは犬みたいな声を出すという話を思い出し、こっちも警戒して吠えながら慎重に進む。そしたら駒の下で抜かした同宿の方が追いついてきた。犬みたいな声は彼の警戒音であった。ヒト同士で警戒音を出し合っていたのだ。ウケる。以後道連れ。
白銀の湯に行ったらカメムシがいっぱいいて他所もんのお客さんがキャアキャア言っていたが、ウチよりマシだぞ。久方ぶりの越後入りで無性に生姜醤油ラーメンを食いたくなったので、長岡の青島食堂まで寄り道してから六十里越で帰る。
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hattaigo



















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