〖動画付〗嵐山〜嵯峨野(紅葉狩り)
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.0km
- 登り
- 59m
- 下り
- 30m
コースタイム
天候 | 晴れ。14時台は、太陽に雲が掛かる時間が長め。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
嵐電・嵐山駅(http://randen.keifuku.co.jp/map/13.html) JR・嵯峨嵐山駅(http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0610704) 嵐電・御室仁和寺駅(http://randen.keifuku.co.jp/map/17.html) 嵐電・妙心寺駅(http://randen.keifuku.co.jp/map/18.html) JR・花園駅(http://www.jr-odekake.net/eki/top.php?id=0610703) |
コース状況/ 危険箇所等 |
道が狭く、車の往来に注意する以外は、特に問題ありません。 ☆天龍寺(http://www.tenryuji.com/) 拝観料:500円 ☆清涼寺[嵯峨釈迦堂](http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B8%85%E5%87%89%E5%AF%BA) ☆大覚寺(http://www.daikakuji.or.jp/) 拝観料:500円 拝観料(祇王寺との共通券):600円 紅葉時期は大沢池への立ち入りも有料となるようです。 ☆仁和寺(http://www.ninnaji.or.jp/) 拝観料→http://www.ninnaji.or.jp/visit.html#visit2 ☆妙心寺(http://www.myoshinji.or.jp/) 拝観料→http://www.myoshinji.or.jp/guide/index.html |
写真
感想
京都の西の観光地・嵐山から、東へ東へと進んでいく、紅葉紀行…をしたくて歩き始めてはみたものの、結局あまり進めなかった感がありますが。まぁそれは、天気と写真を撮る時間次第ということで仕方ありません。少し寄り道のようになってはしまいますが、嵐山駅から、まずは嵐峡へと向かいました。
単に、この辺りの風景が気に入ったというだけですが、京都市内、しかも別に山奥に行ったわけでもないのに深い谷に入ったように感じられる、そんな場所です。最奥部は、石段を登っていくと大悲閣・千光寺があります。そこは確か、拝観料を400円、紅葉や桜のシーズンには600円を取っています。ここには、角倉了以がまつられているそうです。この人の名前…京都市内の小学校に通っていれば、社会の授業で出てきたはずです。保津峡(大堰川・桂川)の水運を開削したことで、京都の歴史で習ったのを記憶しています。夏はいい避暑地です。貴船や鞍馬まで行かなくても、結構涼めてしまうので、私としてはお気に入りです。自転車さえあれば、片道1時間もかけずに来れてしまうようなところなので。嵐峡は、渡月橋から、まぁ上流へ1kmくらいは進むことができます。軽自動車が1台やっと通れるくらいの道幅で、もちろん時には関係の車も通りますので注意が必要です。
嵐峡に寄って満足、さて、本来の行程に戻ります。ものすごい人通りになっている渡月橋を5分ほどかけて牛歩状態で渡り、そこから真っ直ぐ北へ北へと進んで行きます。嵐電の駅を過ぎ、天龍寺を過ぎ、JRの踏切を越えて、丸太町通りも過ぎると、突き当たりにお寺があります。清涼寺です。ここのお寺は、境内の空間が非常に広いです。空の空間が空くので気持ちよい感じがします。東側や北側の奥のほうには、かえでやいちょうが色づいています。なかなかいい感じです。この場所から西へ進路をとると二尊院、東へ進路をとると大覚寺(門前)そして広沢池へと続きます。私は東へと進路をとります。
大覚寺へは、市バスや京都バスも走っているので、門前の路地にはバスが行きかいます。住宅街で道は広くはないので、大型バスの通行には歩行の際、注意が必要です。大覚寺から東へ進路をとると、畑の中を進むことになります。この辺りは、歴史的景観保全地区に指定されており、京都市内ながら、非常にのどかな風景が広がります。
道を歩いていると、目の前に金色の毛を纏った生き物が。少なくとも私はこれまでに見たことのない生き物でした。カメラを構えようとしたら、猛スピードで納屋に突っ込んで隠れてしまいました。しばらく、お互いの動きを探りつつ、けれどもその生き物は出てこない。カメラを構えたまま10分くらいだろうか、ず〜っと粘っていましたが、ついぞ出てこず、あきらめて先に進むことにしました。数歩進んで後ろを振り返り…すると、きょろきょろと辺りを見回して出てくるではありませんか。道に出たところで、再びカメラを構えて、ズームをかけると、その音に気がついたのか、一目散に用水路へダイブ。私もあわてて覗き込みます。しかし、見当たりません。用水路に分かれ道のようなものは見当たらないので、いったいどこに行ったのだろうかと目を凝らしていると、いました。用水路に接続している塩ビパイプのなかからひょっこり顔を出しました。結局、その後にらめっこしていても出てくることはなく、車がやってきたので、そこでゲームセット。少しの写真を撮るのが精一杯でした。
もう少しばかり東へ進むと広沢池にたどり着きます。北にある山も結構色づいてきていて、南側から撮影すると、そばにあるもみじとあわせて、秋らしい色が撮れました。
さらに東へ進んでいくと、仁和寺があります。まぁ、少々広沢池からは遠いですが。おそらく、目の前は通ったことがあるはずですが、意識したことはありませんでした。この場所は、花園駅のホームから望むことができます。太陽がかげってきたので、仁和寺に深入りすることもなく、妙心寺へと舵を切ります。先ほどまで歩いていた道をまっすぐ進むと、龍安寺や鹿苑寺へ行くことができますが、右に折れ、嵐電の駅へと向かっていくと、北野線を越えた先に妙心寺の北門があります。ここは、いくつもの小さなお寺が集合しているところです。みんなまとめて妙心寺ということなんでしょうか。普通に自転車も走っていますので、ちょっと気をつけて歩きましょう。境内は生活道路でもあるわけです。中では、境内を案内するツアーなどもやっています。この日は、どうも昼以降の太陽があまりよろしくなかったので、あっさりと断念し、ここから花園駅へエスケープ、続きは次回持ち越しとなりました。
○嵐峡
去年初めてここまで足を踏み入れて、ここの魅力にとりつかれたといったら大げさですが、あれだけ多くの人たちが嵐山を訪れているのにもかかわらず、意外にこの場所は人が多くないので、静かにのんびり楽しめる空間です。夏は左岸に比べて圧倒的に右岸のほうが涼しく、避暑に最適かもしれません。地形の関係から、右岸の斜面には午前中のごくわずかしか日が当たらないと思います。渡月橋の写真でもそうですが、10時になると、もう陰の中です。
△ 嵐峡ウォーキング
○清涼寺
渡月橋の道をまっすぐ北へ進んでいくと突き当たるのがこのお寺です。中は結構大きな空間ですね。紅葉も赤くきれいなのですが、少ないながらもイチョウもあります。イチョウの葉は、踏んでしまうと残念なことになってしまうので、美しい落葉の絨毯が見られることは、非常にありがたいことですね。
○大覚寺
ここも紅葉がきれいだそうですね。東のお隣は大沢池、通常期は勝手に出入りできるような感じでしたが、この時期は臨時小屋を建てて入場料を取ってます。500円だったかな?祇王寺との共通券だと600円と書いてあった気がします。紅葉前の時期に行きましたが、周回コースを回っていると、塔と紅葉をあわせたくなる場所や、池とあわせたり舟とあわせたり…そういうことがしたくなる場所がいくつもありました。
○嵯峨野歴史的景観保全地区
大沢池と広沢池の間は、長閑な田園風景が広がります。秋には彼岸花も咲きますし、コスモス畑もありました。とにかくこの場所、京都市内の盆地にあるにもかかわらず、非常に気持ちのいい空間です。嵐山駅からはそこそこ遠いですが、好きな空間のひとつです。
○広沢池
この一帯ではもっとも大きな池です。広すぎず、狭すぎず、そして周りもいいですね。北側の後背部にそびえる山々も、この季節は色づき美しさに彩を添えます。鳥も羽を休めにやってきます。長閑な風景とあいまって、ちょっと京都ではないような気分にさせられます。
○仁和寺・妙心寺
世界文化遺産でもある寺院がそこかしこにある地区でもあります。仁和寺はなんだか敷居が高そう?妙心寺は、開門中は北門と南門の間を自由に行き来できます。ちょっとこの辺りを歩いていた時間帯は、太陽があまり出ていなかったこともあり、深入りを断念。内部の雰囲気はいいのですが、門前は道路や客待ちタクシーそして電線など、普通の街が展開しています。そこが、嵐山とはちょっと違うのかもしれませんね。
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