ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 8869910
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

小屋閉め直前のオーレン小屋へ

2025年10月28日(火) ~ 2025年10月29日(水)
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
09:50
距離
12.3km
登り
1,172m
下り
1,172m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:30
休憩
1:05
合計
4:35
距離 5.7km 登り 688m 下り 292m
10:37
10:45
57
11:42
12:30
15
13:10
23
13:33
13:42
25
14:07
20
2日目
山行
4:07
休憩
0:58
合計
5:05
距離 6.6km 登り 485m 下り 880m
7:13
19
8:41
8:54
29
9:23
9:44
45
10:29
0
10:29
0
10:29
10:41
24
11:05
11:11
36
11:47
11:53
25
12:18
0
12:18
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2025年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
予約できる山小屋
オーレン小屋
時間調整で中央道諏訪湖SA(上り)で朝まで仮眠zzz
時間調整で中央道諏訪湖SA(上り)で朝まで仮眠zzz
麓の天気は晴れで、諏訪湖がキレイに見える。
麓の天気は晴れで、諏訪湖がキレイに見える。
諏訪ICまで走行。岡谷JCT〜諏訪IC間は、工事による片側対面通行規制中なので注意。
諏訪ICまで走行。岡谷JCT〜諏訪IC間は、工事による片側対面通行規制中なので注意。
メルヘン街道(R299)から縄文の道で、昨年訪れた尖石史跡公園方面へ。
メルヘン街道(R299)から縄文の道で、昨年訪れた尖石史跡公園方面へ。
雄大な八ヶ岳連峰を望みながら進んでいく。
雄大な八ヶ岳連峰を望みながら進んでいく。
両サイドは高級別荘地の三井の森。
両サイドは高級別荘地の三井の森。
ここの分岐は唐沢鉱泉(右)へ。
ここの分岐は唐沢鉱泉(右)へ。
唐沢鉱泉・夏沢鉱泉分岐
オーレン小屋には右へ。
唐沢鉱泉・夏沢鉱泉分岐
オーレン小屋には右へ。
山の神(大山祇神社)
山の神大山祇神(おおやまつみのかみ)を祀っており、ハイクの安全を祈願。
山の神(大山祇神社)
山の神大山祇神(おおやまつみのかみ)を祀っており、ハイクの安全を祈願。
ここからは未舗装の隘路を走っていく。
ここからは未舗装の隘路を走っていく。
林道沿いは紅葉が真っ盛り。
林道沿いは紅葉が真っ盛り。
桜平駐車場(下)
約70台駐車可能だが、登山口(ゲート)まで3.5劼發△襦
桜平駐車場(下)
約70台駐車可能だが、登山口(ゲート)まで3.5劼發△襦
さすがに3.5劼睛省に歩きたくないので先に進む。
さすがに3.5劼睛省に歩きたくないので先に進む。
桜平駐車場(中)
約60台駐車可能で、仮設トイレも設置されている。
桜平駐車場(中)
約60台駐車可能で、仮設トイレも設置されている。
桜平ゲート
駐車場(上)は左に150mほど登った先に3段に分かれており、最大20台駐車可能。
桜平ゲート
駐車場(上)は左に150mほど登った先に3段に分かれており、最大20台駐車可能。
桜平駐車場(上)
9割方埋まっていたが、かろうじて駐車することができた。
桜平駐車場(上)
9割方埋まっていたが、かろうじて駐車することができた。
桜平ゲート(硫黄岳桜平登山口)
ここには登山ポストはなく、登山届はこの先の夏沢鉱泉での提出となる。
桜平ゲート(硫黄岳桜平登山口)
ここには登山ポストはなく、登山届はこの先の夏沢鉱泉での提出となる。
ゲートから先も林道(一般車通行禁止)が続いている。
ゲートから先も林道(一般車通行禁止)が続いている。
何気にイヤらしい傾斜が続く。
何気にイヤらしい傾斜が続く。
鳴岩川の支流の夏沢沿いを進んでいく。
鳴岩川の支流の夏沢沿いを進んでいく。
ダケカンバと苔の森。
ダケカンバと苔の森。
この一帯は安らぎの緑(東岳国有林)というそうだ。
この一帯は安らぎの緑(東岳国有林)というそうだ。
泉野ルート合流点
茅野市泉野集落から続く旧街道だそうだ。
泉野ルート合流点
茅野市泉野集落から続く旧街道だそうだ。
沢沿いに建物が見えてきた。どうやら夏沢鉱泉の水力発電施設のようだ。
沢沿いに建物が見えてきた。どうやら夏沢鉱泉の水力発電施設のようだ。
夏沢鉱泉
硫黄岳山荘グループの山小屋で、通年営業。
夏沢鉱泉
硫黄岳山荘グループの山小屋で、通年営業。
鉱泉(単純二酸化炭素泉)に入浴でき、日本で6番目の高所にある温泉で、八ヶ岳エリアでは赤岳鉱泉(2220m)、本沢温泉(2150m)に次ぐ第3位。
宿泊者は茅野駅から桜平ゲートまで無料送迎サービスがあり、冬期は途中から雪上車を利用することもあるそうだ。
鉱泉(単純二酸化炭素泉)に入浴でき、日本で6番目の高所にある温泉で、八ヶ岳エリアでは赤岳鉱泉(2220m)、本沢温泉(2150m)に次ぐ第3位。
宿泊者は茅野駅から桜平ゲートまで無料送迎サービスがあり、冬期は途中から雪上車を利用することもあるそうだ。
登山ポストに登山届を提出。
登山ポストに登山届を提出。
外気温はなんと、1℃!
でも体感的には10℃前後の感覚で、そんなに寒く感じない。
外気温はなんと、1℃!
でも体感的には10℃前後の感覚で、そんなに寒く感じない。
夏沢鉱泉から先は登山道になるが、道幅は依然として広い。
夏沢鉱泉から先は登山道になるが、道幅は依然として広い。
夏沢鉱泉水力発電受水槽
夏沢鉱泉水力発電受水槽
珍しく?前を歩くご夫婦に道を譲られる。
珍しく?前を歩くご夫婦に道を譲られる。
登山道上に散乱している霜柱の塊が、昨夜の冷え込みを物語っている。
登山道上に散乱している霜柱の塊が、昨夜の冷え込みを物語っている。
こちらはオーレン小屋の水力発電施設。
こちらはオーレン小屋の水力発電施設。
オーレン小屋では電気の99%を、自家水力発電で賄っているそうだ。
オーレン小屋では電気の99%を、自家水力発電で賄っているそうだ。
前方に硫黄岳(2760m)が見えてきた。
前方に硫黄岳(2760m)が見えてきた。
正午近いのに、まだ霜柱が溶けずに残っている(-_-;)
正午近いのに、まだ霜柱が溶けずに残っている(-_-;)
オーレン小屋
今年度は11/2で小屋閉めなので、有休をとって急遽やってきた(笑)
オーレン小屋
今年度は11/2で小屋閉めなので、有休をとって急遽やってきた(笑)
水資源が豊富なため、天然の湧水を薪で沸かしたお風呂がいただける。
水資源が豊富なため、天然の湧水を薪で沸かしたお風呂がいただける。
お昼は人気1のボルシチにしようと決めてある。
お昼は人気1のボルシチにしようと決めてある。
氏名を告げ、宿泊者カードに記入。
今回Yamatan・やまたんで予約したので、料金(1泊2食:13,000円)は既に支払済(クレカ払い)
氏名を告げ、宿泊者カードに記入。
今回Yamatan・やまたんで予約したので、料金(1泊2食:13,000円)は既に支払済(クレカ払い)
ボルシチセット(1,300円)
単品は1,000円
ボルシチセット(1,300円)
単品は1,000円
柔らかく煮込まれた牛肉に、キャベツ、ニンジン、ジャガイモのたっぷりの野菜。
柔らかく煮込まれた牛肉に、キャベツ、ニンジン、ジャガイモのたっぷりの野菜。
ライス(金芽米)かパン(古代米入り寒天パン)が選べ、ライスをチョイス。
ライス(金芽米)かパン(古代米入り寒天パン)が選べ、ライスをチョイス。
夏沢源頭の豊富な水量から普段は小屋利用者以外でも無料の水が汲めるのだが、低温による水道管凍結防止のため利用不能。
夏沢源頭の豊富な水量から普段は小屋利用者以外でも無料の水が汲めるのだが、低温による水道管凍結防止のため利用不能。
水が欲しい場合、沢水を煮沸して利用とのこと。
水が欲しい場合、沢水を煮沸して利用とのこと。
ネパールやチベットなどで見かける五色の祈りの旗(タルチョー)
オーレン小屋では30年前からネパールの子供たちを支援しているそうだ。
ネパールやチベットなどで見かける五色の祈りの旗(タルチョー)
オーレン小屋では30年前からネパールの子供たちを支援しているそうだ。
時間はまだ12時台で、このまま小屋に沈没するのはもったいない。メインザックをデポして、軽く1座登ってこよう。
時間はまだ12時台で、このまま小屋に沈没するのはもったいない。メインザックをデポして、軽く1座登ってこよう。
夏沢だけかんば(岳樺)キャンプ場の中を通っていく。最大約100張可能で、1人2,000円/日。
夏沢だけかんば(岳樺)キャンプ場の中を通っていく。最大約100張可能で、1人2,000円/日。
まずはシラビソ林の中を緩やかに登っていく。
まずはシラビソ林の中を緩やかに登っていく。
もうとっくに正午を過ぎているが、登山道脇には霜柱。
もうとっくに正午を過ぎているが、登山道脇には霜柱。
硫黄岳・峰の松目分岐
峰の松目には右へ。
硫黄岳・峰の松目分岐
峰の松目には右へ。
長いものでは10儷瓩ぅ皀里發△辰拭
長いものでは10儷瓩ぅ皀里發△辰拭
峰の松目山頂が見えてきた。八ヶ岳エリアではかなり知名度が低い山だが、八ヶ岳伝説にかかわる重要な山で、狭義の八ヶ岳(阿弥陀岳、赤岳、横岳、硫黄岳、峰の松目、西岳、権現岳、編笠山)の1峰とされる。
峰の松目山頂が見えてきた。八ヶ岳エリアではかなり知名度が低い山だが、八ヶ岳伝説にかかわる重要な山で、狭義の八ヶ岳(阿弥陀岳、赤岳、横岳、硫黄岳、峰の松目、西岳、権現岳、編笠山)の1峰とされる。
硫黄岳・峰の松目分岐
峰の松目は右で、左に進むと赤岩の頭(2656m)に至る。
硫黄岳・峰の松目分岐
峰の松目は右で、左に進むと赤岩の頭(2656m)に至る。
山頂に向けての急登に差し掛かる。
山頂に向けての急登に差し掛かる。
巻道には倒木で塞がれた箇所がある。
巻道には倒木で塞がれた箇所がある。
峰の松目(みねのまつめ)山頂
標識があるだけで、登山道はここで行き止まり。
峰の松目(みねのまつめ)山頂
標識があるだけで、登山道はここで行き止まり。
木々に囲まれて眺望はゼロなので、とっとと下山開始。
木々に囲まれて眺望はゼロなので、とっとと下山開始。
前方に先々週登った赤岩の頭(2656m)や硫黄岳(2760m)が望めた。
前方に先々週登った赤岩の頭(2656m)や硫黄岳(2760m)が望めた。
硫黄岳・峰の松目分岐
赤岩の頭方面に進もうかと思ったが、標準CT1時間40分で歩いたとしても、小屋戻りは16時過ぎになる恐れがあるのでピストンすることに。
硫黄岳・峰の松目分岐
赤岩の頭方面に進もうかと思ったが、標準CT1時間40分で歩いたとしても、小屋戻りは16時過ぎになる恐れがあるのでピストンすることに。
オーレン小屋
小屋前では何やら人だかり。多数の撮影機材を持っており、伺ったところ某公共放送の撮影クルーで、彼らも今晩宿泊されるそうだ。
小屋前では何やら人だかり。多数の撮影機材を持っており、伺ったところ某公共放送の撮影クルーで、彼らも今晩宿泊されるそうだ。
小屋に入り、荷ほどきするべく指定された部屋へ。
小屋に入り、荷ほどきするべく指定された部屋へ。
私の部屋は本館2階の天狗岳の間。
私の部屋は本館2階の天狗岳の間。
この部屋に先客の男性と2人だけ。本日の宿泊者は硫黄岳の間に女性2人、横岳の間に撮影クルー(約10人)だけのようだ。
この部屋に先客の男性と2人だけ。本日の宿泊者は硫黄岳の間に女性2人、横岳の間に撮影クルー(約10人)だけのようだ。
小屋番さんから館内の説明を受ける。
小屋番さんから館内の説明を受ける。
トイレはバイオ式水洗トイレ。
トイレはバイオ式水洗トイレ。
本日の入浴時間は15〜17時。
本来は男女別風呂になっているが、本日は撮影のため男性風呂が貸切になっているため、女性風呂を交替で利用して欲しいとのこと。
本日の入浴時間は15〜17時。
本来は男女別風呂になっているが、本日は撮影のため男性風呂が貸切になっているため、女性風呂を交替で利用して欲しいとのこと。
廊下の壁にはネパール関連の写真が掲示されている。
廊下の壁にはネパール関連の写真が掲示されている。
本館の食堂。
本日の夕食は17時からで、明日の朝食は6時から。
本日の夕食は17時からで、明日の朝食は6時から。
現在塩素殺菌の機械が調整中のため、小屋内の飲用水の提供も停止中。宿泊者限定で、煮沸済の湯ざましを無料提供中(水:200mlまで、お湯:500mlまで)
現在塩素殺菌の機械が調整中のため、小屋内の飲用水の提供も停止中。宿泊者限定で、煮沸済の湯ざましを無料提供中(水:200mlまで、お湯:500mlまで)
山おやじの歩荷酒(各種1,000円)
山おやじ(小屋主)と小屋番さんが、地元長野県の地酒(一升瓶)を歩荷(ぼっか)で運んでおられるそうだ。
山おやじの歩荷酒(各種1,000円)
山おやじ(小屋主)と小屋番さんが、地元長野県の地酒(一升瓶)を歩荷(ぼっか)で運んでおられるそうだ。
茅野市でクラフトビールを醸造している8Peaks Brewing。YaiYai PaleAle(ヤイヤイペールエール)とMeta Wheat Ale(メタウィートエール)が置いてあるようだ。
茅野市でクラフトビールを醸造している8Peaks Brewing。YaiYai PaleAle(ヤイヤイペールエール)とMeta Wheat Ale(メタウィートエール)が置いてあるようだ。
中央には薪ストーブがあり、コタツも設置されている。
中央には薪ストーブがあり、コタツも設置されている。
天井の重厚感のあるライトもいい味を出している。
天井の重厚感のあるライトもいい味を出している。
アミノバイタル(試供品)が宿泊者に配布中(1人2袋まで)
アミノバイタル(試供品)が宿泊者に配布中(1人2袋まで)
またオーレン小屋でも無料Wi-Fiが利用可能。SSIDのStarlinkにアクセスすれば、パスワードなしで利用できる。
またオーレン小屋でも無料Wi-Fiが利用可能。SSIDのStarlinkにアクセスすれば、パスワードなしで利用できる。
売店も覗いてみる。
売店も覗いてみる。
休日は八ヶ岳にいます Tシャツ(4,000円)
休日は八ヶ岳にいます Tシャツ(4,000円)
山バッヂも13種類と多種。
山バッヂも13種類と多種。
前回GETできなかった硫黄岳山バッヂ(600円)を購入。
前回GETできなかった硫黄岳山バッヂ(600円)を購入。
15時になったので同室の男性とお風呂へ。
15時になったので同室の男性とお風呂へ。
浴槽は最大3人が同時に入れる広さ。ただし大きな窓があるので、洗い場に立つと外から丸見えなのが難点(笑)
浴槽は最大3人が同時に入れる広さ。ただし大きな窓があるので、洗い場に立つと外から丸見えなのが難点(笑)
バクテリアで雑菌を分解させるので、石鹸・シャンプー類は使用不可。
バクテリアで雑菌を分解させるので、石鹸・シャンプー類は使用不可。
風呂上がりのビール(600円)
風呂上がりのビール(600円)
外のベンチで飲みながら、テン泊の方と談笑。40代ぐらいの男性は、登山に魅了されて今年諏訪に移住され、今年初めてのテン泊だが、テントマットを忘れてしまったそうだ。
外のベンチで飲みながら、テン泊の方と談笑。40代ぐらいの男性は、登山に魅了されて今年諏訪に移住され、今年初めてのテン泊だが、テントマットを忘れてしまったそうだ。
百葉箱内の温度計は0.6℃。凍●しないでね(笑)
百葉箱内の温度計は0.6℃。凍●しないでね(笑)
八ヶ岳の伝説の看板。
赤岳の神様、磐長姫(いわながひめ)と、富士山の神様、木花咲耶姫(このはさくやひめ)の姉妹神の喧嘩が元で、八ヶ岳は富士山より低くなり、八ツの峰に分かれたと伝えられる。
八ヶ岳の伝説の看板。
赤岳の神様、磐長姫(いわながひめ)と、富士山の神様、木花咲耶姫(このはさくやひめ)の姉妹神の喧嘩が元で、八ヶ岳は富士山より低くなり、八ツの峰に分かれたと伝えられる。
ビールで身体が冷えてきたので、薪ストーブで暖を取る。
ビールで身体が冷えてきたので、薪ストーブで暖を取る。
談話室では出演者のイケメンの男性がディレクターと打ち合わせ中。
プロアイスクライマーの門田ギハードさんという方で、アイスクライミング年間世界ランキング日本人歴代最高位(第8位)に輝いている。
2021年には立山ハンノキ滝冬季ソロ登攀、今年2025年には白山百四丈滝初登攀も達成されているそうだ。
談話室では出演者のイケメンの男性がディレクターと打ち合わせ中。
プロアイスクライマーの門田ギハードさんという方で、アイスクライミング年間世界ランキング日本人歴代最高位(第8位)に輝いている。
2021年には立山ハンノキ滝冬季ソロ登攀、今年2025年には白山百四丈滝初登攀も達成されているそうだ。
今回の撮影は、普段はガチガチのハードクライムをされているギハードさんが、”小屋ヶ岳”とも称される八ヶ岳エリアの温泉山小屋を巡りながら、ゆったり登山を満喫されるという内容だそうで、昨日が本沢温泉で、今日が天狗岳からオーレン小屋、明日が硫黄岳から赤岳鉱泉の予定だそうだ。
放送日時は未定だが、年末もしくは年始にNHK BSで放送予定とのこと。
今回の撮影は、普段はガチガチのハードクライムをされているギハードさんが、”小屋ヶ岳”とも称される八ヶ岳エリアの温泉山小屋を巡りながら、ゆったり登山を満喫されるという内容だそうで、昨日が本沢温泉で、今日が天狗岳からオーレン小屋、明日が硫黄岳から赤岳鉱泉の予定だそうだ。
放送日時は未定だが、年末もしくは年始にNHK BSで放送予定とのこと。
アーベントロート(夕焼け)に染まる硫黄岳。明日も予報通り晴れそうだ。
アーベントロート(夕焼け)に染まる硫黄岳。明日も予報通り晴れそうだ。
17時になり食堂へ。
17時になり食堂へ。
席につく前に、山おやじの歩荷酒(1,000円)をオーダー。選んだのは豊香(ほうか)の純米無濾過生原酒。
席につく前に、山おやじの歩荷酒(1,000円)をオーダー。選んだのは豊香(ほうか)の純米無濾過生原酒。
酒の王神渡(みわたり)で有名な岡谷市の豊島屋(としまや)の限定流通商品で、生原酒ならではのフルーティーなフレッシュさに加え、無濾過純米ならではの滓絡み(おりがらみ)の米の旨味がありつつ、口当たりの良さとキレがある。
酒の王神渡(みわたり)で有名な岡谷市の豊島屋(としまや)の限定流通商品で、生原酒ならではのフルーティーなフレッシュさに加え、無濾過純米ならではの滓絡み(おりがらみ)の米の旨味がありつつ、口当たりの良さとキレがある。
おねーさんがもっきりスタイルで、”つるつるいっぱい”に入れてくれた(笑)

”つるつるいっぱい”は福井弁で、表面張力で溢れそうなほどいっぱいの意味。
また”もっきり”は升の中にグラスを置き、こぼれるくらい日本酒を注ぐスタイルで、”盛り切り”が転じたとされる。
おねーさんがもっきりスタイルで、”つるつるいっぱい”に入れてくれた(笑)

”つるつるいっぱい”は福井弁で、表面張力で溢れそうなほどいっぱいの意味。
また”もっきり”は升の中にグラスを置き、こぼれるくらい日本酒を注ぐスタイルで、”盛り切り”が転じたとされる。
メイン料理は桜鍋(馬肉のすき焼き)
元々はまかない料理や常連さん向けの隠れメニューだったが、口コミで広がりレギュラーメニューに昇格。美味しさの秘密はおかみさんが作られている秘伝の割り下で、奉書鍋の中に、新鮮な馬肉とニンジン、タマネギ、キノコ、春菊などの野菜が入っている。なお連泊の場合は、馬肉のしゃぶしゃぶに変更。
メイン料理は桜鍋(馬肉のすき焼き)
元々はまかない料理や常連さん向けの隠れメニューだったが、口コミで広がりレギュラーメニューに昇格。美味しさの秘密はおかみさんが作られている秘伝の割り下で、奉書鍋の中に、新鮮な馬肉とニンジン、タマネギ、キノコ、春菊などの野菜が入っている。なお連泊の場合は、馬肉のしゃぶしゃぶに変更。
もう1つのメインは、季節の天ぷら。
オーナーの畑で栽培された朝摘み有機野菜を使用。
もう1つのメインは、季節の天ぷら。
オーナーの畑で栽培された朝摘み有機野菜を使用。
デザートは水まんじゅうと、山小屋とは思えない充実ぶり。
デザートは水まんじゅうと、山小屋とは思えない充実ぶり。
ご飯はもちろん、硫黄岳盛り(笑)
ご飯はもちろん、硫黄岳盛り(笑)
談話室ではギハードさんの夕食風景を撮影中。
談話室ではギハードさんの夕食風景を撮影中。
酔いもあってか、18時前には寝落ちしてしまったzzz
酔いもあってか、18時前には寝落ちしてしまったzzz
5時30分に起床。
硫黄岳山頂(2760m)がくっきり見えており、予報通り晴天になりそう。
硫黄岳山頂(2760m)がくっきり見えており、予報通り晴天になりそう。
現在の気温を確認すると、
-6.1℃。
現在の気温を確認すると、
-6.1℃。
談話室は薪ストーブのおかげで9℃と暖かい。
室内も氷点下だったようで、部屋干ししていたタオルが凍っていた(-_-;)
談話室は薪ストーブのおかげで9℃と暖かい。
室内も氷点下だったようで、部屋干ししていたタオルが凍っていた(-_-;)
6時になり食堂へ。
6時になり食堂へ。
メニューは塩焼鯖、玉子焼、ソーセージ、煮物、サラダ等。温かい味噌汁が身体に沁みる。
メニューは塩焼鯖、玉子焼、ソーセージ、煮物、サラダ等。温かい味噌汁が身体に沁みる。
7時までにチェックアウトしないといけないので、準備を済ませ小屋の外へ。先ほどより0.3℃気温上昇(笑)
7時までにチェックアウトしないといけないので、準備を済ませ小屋の外へ。先ほどより0.3℃気温上昇(笑)
硫黄岳には赤岩の頭経由と夏沢峠経由の2ルートがあるが、前者をチョイス。ザックは小屋にデポできるが、鍛錬の為フル装備でハイク開始。
硫黄岳には赤岩の頭経由と夏沢峠経由の2ルートがあるが、前者をチョイス。ザックは小屋にデポできるが、鍛錬の為フル装備でハイク開始。
テン場に張った氷が昨夜の冷え込みを物語っている。ザックの前に掛けているタオルもパリパリ(笑)
テン場に張った氷が昨夜の冷え込みを物語っている。ザックの前に掛けているタオルもパリパリ(笑)
霜柱も昨日以上(-_-;)
霜柱も昨日以上(-_-;)
硫黄岳・峰の松目分岐
今日は硫黄岳に向かうべく左へ。
硫黄岳・峰の松目分岐
今日は硫黄岳に向かうべく左へ。
進んだ先の霜柱は一段と凄く、長いモノだと10僂曚匹發△辰拭
進んだ先の霜柱は一段と凄く、長いモノだと10僂曚匹發△辰拭
シラビソやコメツガの林間をよたよた登っていく。
シラビソやコメツガの林間をよたよた登っていく。
前方が開けてきた。
前方が開けてきた。
赤岩の頭急坂手前トラバース
稜線に直登せず、トラバース気味に登っていく。
赤岩の頭急坂手前トラバース
稜線に直登せず、トラバース気味に登っていく。
赤岩の頭分岐
程なく昨日談笑したテン泊の男性も登ってこられた。凍●されていなくて良かったです(笑)
赤岩の頭分岐
程なく昨日談笑したテン泊の男性も登ってこられた。凍●されていなくて良かったです(笑)
背後(西)にあるのが、赤岩の頭(標高2656m)
背後(西)にあるのが、赤岩の頭(標高2656m)
予報通りの快晴で、北アルプスが一望。
予報通りの快晴で、北アルプスが一望。
槍ヶ岳(3180m)や奥穂高岳(3190m)もハッキリ視認。
槍ヶ岳(3180m)や奥穂高岳(3190m)もハッキリ視認。
昨日登った峰の松目(2567m)の先には乗鞍岳(3026m)
昨日登った峰の松目(2567m)の先には乗鞍岳(3026m)
御嶽山(3067m)
中央アルプスの木曽駒ヶ岳(2956m)
中央アルプスの木曽駒ヶ岳(2956m)
南側には先々週登った横岳(2830m)と、八ヶ岳の盟主の赤岳(2899m)
南側には先々週登った横岳(2830m)と、八ヶ岳の盟主の赤岳(2899m)
小休止後、硫黄岳山頂に向かう。
小休止後、硫黄岳山頂に向かう。
昨日林道でお会いしたご夫婦とスライド。昨夜泊った硫黄岳山荘の最低気温は-8℃だったそうだ。
昨日林道でお会いしたご夫婦とスライド。昨夜泊った硫黄岳山荘の最低気温は-8℃だったそうだ。
眼下にはオーレン小屋が。
眼下にはオーレン小屋が。
あの溶岩塊を越えれば山頂。
あの溶岩塊を越えれば山頂。
今月2度目の登頂の硫黄岳山頂
1
今月2度目の登頂の硫黄岳山頂
左から横岳(2830m)、赤岳(2899m)、中岳(2700m)、阿弥陀岳(2805m)
左から横岳(2830m)、赤岳(2899m)、中岳(2700m)、阿弥陀岳(2805m)
東側の爆裂火口と呼ばれる断崖。
東側の爆裂火口と呼ばれる断崖。
阿弥陀岳の背後には、南アルプスの甲斐駒ヶ岳(2967m)と仙丈ケ岳(3033m)
阿弥陀岳の背後には、南アルプスの甲斐駒ヶ岳(2967m)と仙丈ケ岳(3033m)
中央アルプスの木曽駒ヶ岳(2956m)と空木岳(うつぎだけ)(2864m)
中央アルプスの木曽駒ヶ岳(2956m)と空木岳(うつぎだけ)(2864m)
前回は少し雲がかかっていた北アルプスもバッチリ!
前回は少し雲がかかっていた北アルプスもバッチリ!
奥穂高岳(3190m)や槍ヶ岳(3180m)もハッキリと視認。
奥穂高岳(3190m)や槍ヶ岳(3180m)もハッキリと視認。
乗鞍岳(3026m)
御嶽山(3067m)
北側には蓼科山(2531m)や天狗岳(2646m)
北側には蓼科山(2531m)や天狗岳(2646m)
今日の風は弱く、年に数回あるかないかの絶好の登山日和。
今日の風は弱く、年に数回あるかないかの絶好の登山日和。
立山(3003m)、剱岳(2999m)などの立山連峰はすっかり雪化粧。
立山(3003m)、剱岳(2999m)などの立山連峰はすっかり雪化粧。
今年登った鹿島槍ヶ岳(2889m)などの後立山連峰も望めた。
今年登った鹿島槍ヶ岳(2889m)などの後立山連峰も望めた。
名残惜しいが下山開始。
名残惜しいが下山開始。
雄大な北八ヶ岳エリアを望みながら下っていく。ただしガレた路面なので、絶景に気を取られて転倒しないよう注意。
雄大な北八ヶ岳エリアを望みながら下っていく。ただしガレた路面なので、絶景に気を取られて転倒しないよう注意。
昨年登った東天狗岳(2640m)とにゅう(2352m)
昨年登った東天狗岳(2640m)とにゅう(2352m)
夏沢峠側から見る爆裂火口は、一段と迫力がある。
夏沢峠側から見る爆裂火口は、一段と迫力がある。
左手の眼下にはこれから目指すオーレン小屋。
左手の眼下にはこれから目指すオーレン小屋。
こんな好天日に登られて本当にラッキー。
こんな好天日に登られて本当にラッキー。
でもあと1週間もすれば、雪化粧するのだろう。
でもあと1週間もすれば、雪化粧するのだろう。
眼下に夏沢峠が見えてきた。
眼下に夏沢峠が見えてきた。
この付近は瓦状の浮石が多く、足の置場に注意しながら下っていく。
この付近は瓦状の浮石が多く、足の置場に注意しながら下っていく。
前方にギハードさんたち撮影御一行が見えてきた。今日は硫黄岳に登頂後、赤岳鉱泉に泊まるそうだ。放送、絶対見ます!
前方にギハードさんたち撮影御一行が見えてきた。今日は硫黄岳に登頂後、赤岳鉱泉に泊まるそうだ。放送、絶対見ます!
夏沢峠直前のこの場所は、崩落が激しいので迂回路へ。
夏沢峠直前のこの場所は、崩落が激しいので迂回路へ。
夏沢峠
ここにはやまびこ荘(本沢温泉グループ)と、ヒュッテ夏沢(八ヶ岳山荘グループ)の2つの山小屋があるが、どちらも休業中。
夏沢峠
ここにはやまびこ荘(本沢温泉グループ)と、ヒュッテ夏沢(八ヶ岳山荘グループ)の2つの山小屋があるが、どちらも休業中。
右(東)に下ると昨年泊まった本沢温泉に至る。
右(東)に下ると昨年泊まった本沢温泉に至る。
赤岩の頭で見かけた若者5人組が、本沢温泉側に下ろうとしていたので声を掛ける。
やはり桜平に降りる予定だそうで、危うく反対側に降りるところだった(笑)
赤岩の頭で見かけた若者5人組が、本沢温泉側に下ろうとしていたので声を掛ける。
やはり桜平に降りる予定だそうで、危うく反対側に降りるところだった(笑)
天狗岳まで足を伸ばす考えも浮かぶも、オーレン小屋に下山。
天狗岳まで足を伸ばす考えも浮かぶも、オーレン小屋に下山。
緩やかにシラビソ林を下っていく。
緩やかにシラビソ林を下っていく。
ただし所々、金網で岩石を囲った部分があり、スリップしやすいので注意。
ただし所々、金網で岩石を囲った部分があり、スリップしやすいので注意。
沢には立派な橋が架けられている。ありがとうございます。
沢には立派な橋が架けられている。ありがとうございます。
祈りの旗(タルチョー)が見えてきた。
祈りの旗(タルチョー)が見えてきた。
登山道脇のロープには粋な注意看板。
登山道脇のロープには粋な注意看板。
オーレン小屋
硫黄岳直前でスライドしたご夫婦も、ちょうど降りてこられたようだ。
オーレン小屋
硫黄岳直前でスライドしたご夫婦も、ちょうど降りてこられたようだ。
現在の気温は1.8℃。出発時(-5.8℃)から6℃も高く、だいぶ暖かい。
現在の気温は1.8℃。出発時(-5.8℃)から6℃も高く、だいぶ暖かい。
小休止後、下山再開。
お世話になりました。また是非泊まりにきます!
小休止後、下山再開。
お世話になりました。また是非泊まりにきます!
林間を軽快に下っていく。
林間を軽快に下っていく。
平日だが、登ってくるハイカーと結構すれ違う。黙々と登ってくるハイカーたちに、「山頂は風もほとんどなく、360度の絶景が広がっていますよ!」と伝えると、皆笑顔に変わる(笑)
平日だが、登ってくるハイカーと結構すれ違う。黙々と登ってくるハイカーたちに、「山頂は風もほとんどなく、360度の絶景が広がっていますよ!」と伝えると、皆笑顔に変わる(笑)
流水が凍って一面アイスリンク状態になった個所も。
流水が凍って一面アイスリンク状態になった個所も。
夏沢鉱泉
夏沢鉱泉付近もかなり冷え込んだ様子。
夏沢鉱泉付近もかなり冷え込んだ様子。
峰の松目の山バッヂが売っていたので思わず購入。根石岳や大同心、登山系YouTuber(かほ)とのコラボものなど、結構レアなバッヂも販売している。
峰の松目の山バッヂが売っていたので思わず購入。根石岳や大同心、登山系YouTuber(かほ)とのコラボものなど、結構レアなバッヂも販売している。
日帰り入浴(1,000円)しようかと思ったが、この先も林道歩きがあるのでパス。
日帰り入浴(1,000円)しようかと思ったが、この先も林道歩きがあるのでパス。
通年営業されているので、積雪期に泊まりにこようかな?
通年営業されているので、積雪期に泊まりにこようかな?
下りも苔の森に癒されながら下っていく。
下りも苔の森に癒されながら下っていく。
下っていると、年配の女性2人組が登ってきた。どちらまで?と尋ねると、硫黄岳山荘泊まりとのこと。標準CTで歩いても3時間30分はかかるので、小屋到着は16時前後。少し遅くない?
心の中でカモシーの如く、”山なめんなよ”と叫ぶ(笑)
下っていると、年配の女性2人組が登ってきた。どちらまで?と尋ねると、硫黄岳山荘泊まりとのこと。標準CTで歩いても3時間30分はかかるので、小屋到着は16時前後。少し遅くない?
心の中でカモシーの如く、”山なめんなよ”と叫ぶ(笑)
登りの際は気付かなかった滝。夏沢扇滝というらしい。
登りの際は気付かなかった滝。夏沢扇滝というらしい。
桜平ゲート(硫黄岳桜平登山口)
桜平ゲート(硫黄岳桜平登山口)
車を停めた上の駐車場まで最後の登り(-_-;)
車を停めた上の駐車場まで最後の登り(-_-;)
今日も駐車場はほぼ満車だった。
今日も駐車場はほぼ満車だった。
やはり八ヶ岳はイイ‼
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やはり八ヶ岳はイイ‼

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 ザック サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) ヘッドランプ 予備電池 GPS 携帯 タオル ストック カメラ
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