道志山塊北主脈縦走

- GPS
- 12:36
- 距離
- 30.7km
- 登り
- 2,694m
- 下り
- 2,478m
コースタイム
- 山行
- 8:37
- 休憩
- 0:26
- 合計
- 9:03
| 過去天気図(気象庁) | 2025年10月の天気図 |
|---|---|
| アクセス |
写真
感想
道志山塊北主脈
・特に決まった名称はないようだ。
・秀麗富嶽十二景の山々から見えていて気になっていた尾根。
・序盤から終盤まで満遍なく熊糞あり。通しで少なくとも20は見た。終盤のうんち3種盛りには感動して思わず写真を撮った。
・動物による地面の掘り返しも終始大量にあった。これは季節柄なのか通年なのか。
・どこでビバークするかを明確に決めていなかったが、「熊さんお邪魔します」の精神は結局どこでも変わらない。
・強いていえば菜畑山が一番良さそうだった。平らで眺望もあり。
・朝日山は眺望はないが、平らで広々していた。距離的にもちょうど良さげ。ただ動物の往来が多そう。
・標高グラフで見る通り、西から東へ向かった方が体力的に楽。
・トレランやスピードハイクならちょうどよい日帰りルートだが、路面があまりよくないのが難点。
・この尾根はそれぞれのピークから降りる際に、間違えた尾根に進んでしまうことがなければ、道迷いはほぼしないと思う。
・ヒトには出会っていない。真っ黒い哺乳類が30mほど前を逃げていくのが見えたが、たぶんあれは真っ黒いカモシカ。
・道中にトイレはない。水場もない。
・エスケープルートは多数あるが、降りたところでバスの時間に合わせるのが難しいと思う。
序盤(奥牧野BS~御牧戸山)
・登山口から獣害対策用の柵までは、蜘蛛の巣が大量だった。下草もたくさんあり時期によってはヒルも大量にいそうな雰囲気。
・その後、一般登山道にしては少し荒れ気味だが道は明瞭。危ない箇所にはお助けロープあり。
・金剛山を過ぎたあたりで早くも熊糞発見。
・井戸沢の頭直下はドングリころころ。踏んでは滑るを繰り返す。
・池ノ上~金美波峠分岐までの急登が大変。角度も大変だが、登りであってもズルズル滑るザレ加減。フカフカしているのも原因。
・登り終えてから少し進んだ先の露岩からの眺望はそのご褒美。
中盤(御牧戸山~菜畑山)
・このパートが個人的には一番好みだった。落ち着いていて、でも少しワイルドで、低山だけれど懐深い感じがした。
・左手に木々の隙間から堂々とした大室山が覗く尾根。
・少しワイルドな牛ノ寝通りという感じ。とても気持ちよかった。紅葉はまだ少し先になるがその頃にまた来たい。
・やがて少しワイルドな(奥多摩にある)笹尾根という感じの雰囲気になる。
・赤鞍ヶ岳(ウラビタタキ)周辺からはとても気持ちの良いブナ林。
・ウバガ岩からの眺望がすばらしい。南方面と、そしてこれから進む方面と。
終盤(菜畑山~谷村町駅)
・左手に見える御正体山の存在感が大きい尾根。
・二十六夜山までは、今回歩いた中では一番、人が踏み入っているパート。
・だが例えば二十六夜山の山頂手前20mほどの地点に新しめの熊糞があったりして気は抜けない。
・この山の山頂には立派なコナラがあったので納得。
・二十六夜山から西へ進路を取ると、のっけから急降下。熊の足跡と一緒にフカフカ道を下る。
・この先、引野田方面との分岐までは、足跡は不明瞭だが尾根は明瞭。
・引野田方面と分岐してからは、ヤマレコのGPS&コンパス機能がたいへん役に立った。プチピークからどこへ進めばいいのかの判断が付きにくいので。
・等高線が詰まっているところは基本、岩場。ルーファイ能力と運動神経が試される。
・岩場ゾーンが過ぎてからは、里山雑木林ゾーン。藪漕ぎもある。葉や枝や蜘蛛の巣が頭から足元まで総攻撃を仕掛けてくる。
その他
・下山後は、王道の(?)「芭蕉月待ちの湯」や「より道の湯」ではない、谷村町駅そばの「泰安温泉」へ。サウナと生薬湯で疲れを癒した。
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