記録ID: 8888066
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
光岳& 爆風の仁田岳 ❅ 聖岳まで全く届かず撤退
2025年11月01日(土) ~
2025年11月02日(日)

miio
その他1人
体力度
8
2~3泊以上が適当
- GPS
- 19:26
- 距離
- 36.3km
- 登り
- 3,048m
- 下り
- 3,044m
コースタイム
1日目
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 2:51
- 合計
- 11:03
距離 15.2km
登り 2,231m
下り 420m
| 天候 | 1日目: 晴れのちガスのち雪(風強め) 2日目: 晴れ時々曇り(爆風/体感風速20m以上) |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場手前の市道上村155号線、北又渡発電所付近で、11/15まで日曜日を除いて通行止め時間帯があるので注意 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
易老岳までは樹林の急登が続く。易老岳〜光小屋の北西側が開けた展望箇所、ゴロゴロの涸沢、水がサラサラと流れる平和な静高平、平らになると木道が小屋へと続く。易老岳〜希望峰手前までも樹林が多く風の影響は少ないが、希望峰は木がまばらで風が吹き抜ける。そこから仁田岳までは所々ハイマツ帯で風がしのげるも、ほぼ吹きっ晒し。希望峰から茶臼岳方面への道は序盤に木道があり雪で滑りやすかった。仁田池あたりくらいまで風が届かない場所があるが、茶臼岳への凹地形の登りは爆風が吹き下ろす。 |
| その他周辺情報 | かぐらの湯 800円 2025年10月にリニューアルしたばかりできれい 電波状況 :意外と繋がる場所が多かった印象。特に au。 |
写真
とても綺麗で明るい二階が冬季スペース。泊まる準備をして、冷えた体を温めるためにお湯を沸かす。ちょっと落ち着いたら水を汲みに行く。思ったより下ります。水量は細いので少し時間かかりましたが十分です。小屋締め後も水場が使えるのがとてもありがたい。
茶臼の登り始めは凹地形で爆風が吹き下ろしていた。ソロの方が戻ってきてしばらく様子をみるとのこと。私は仲間に追いつかないといけないので進むしかない。低い姿勢で少し進んでは地面にしがみついて爆風をやり過ごす。体を持っていかれるくらいだから予報通り風速20m以上あったと思う。このあと、引き返してきた仲間と合流。撤退をきめる。
撮影機器:
感想
夏に計画するもなかなか行けなかった光〜聖とその間の百高山。爆風予報の中、2泊3日の予定でスタート。光岳までは樹林も多く、そこまで風の影響は受けなかった。ただ、夕方に雪が降り始め、あっという間に地面が真っ白になった。どのくらい積もるのか少し心配しながら朝を迎える。幸い、積雪は1cm程度に収まっていたので歩行に支障は出なかった。何より今季初の霧氷や雪化粧した稜線はとても綺麗だった。ただ、稜線での爆風は予報通り20m以上はあったと思う。歩いていると体を持っていかれるので、耐風姿勢をとりながらの歩みは遅々として進まず。踏ん張る筋肉も疲れてきて、時間も体力もかかっていることを実感。撤退することに。爆風と寒さで余裕がなく、仲間を不安で危険な状況に晒してしまったのが本当に申し訳ない。
ある程度標高が下がると嘘のように穏やかで、この時期の高山の厳しさを改めて感じた。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:230人















いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する