11/3雪の降る前にと、寒風吹き荒れる蕎麦粒山。多摩百山(笙ノ岩山,滝入ノ峰)を鳥屋戸尾根、棒杭尾根でニ座回収し、残り21座になりました👷

- GPS
- 10:16
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 1,452m
- 下り
- 1,254m
コースタイム
- 山行
- 9:01
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 10:14
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR電車:中央線高尾駅4時27分から、立川駅、青梅駅を経て奥多摩駅 なお、利用した立川駅の青梅線乗車ホームは、5番線でした( ゜Д゜) バス:奥多摩駅6時31分発東日原行きに乗車し、川乗橋下車 (帰路) バス:東日原17時30分発奥多摩駅行き JR電車:奥多摩駅18時17分、青梅駅、拝島駅を経て、 高尾駅到着 |
| コース状況/ 危険箇所等 |
誰一人、居なさそうなので、🐻熊避け鈴と、ラジオを付けて登山をしました。 (往路:鳥屋戸尾根〜蕎麦粒山) コースそのものが、危険個所になります。なぜなら、道迷い起こす箇所があるにも関わらず、指導標識が、登山口から、一切、所在しませんでした🌴 (1)転倒・転落を起こしそうな岩場トラバース箇所にロープが、張ってありました🌴でも、途中途中が、固定されておらず、しかも、緩みぱなしで、掴むと身体が、左右に振られて、逆に危ないので、三点確保で登りました🌴 (2)一気に登り、一気に下る笙ノ岩山は、和楽器の17本の竹を組み合わせた笙のような山なので、方向感覚がなくなりました。山コレと磁石を重ね観て、右下に見える尾根道に進むことが、できました🌴 (3)その後で、尾根が分岐する所に出ました。ところが、その場所には、頼りのピンテも、ガイドロープもありませんでした🌴 ここに限らず鳥屋戸尾根では、くれぐれも針葉樹林地帯には紛れ込まないように、都有地の広葉樹林地帯との境界を進むことを念頭に置いて進むこと🌴これが、このコースで道迷いしないためにも大切な鉄則でした🌴 もし、ここで立ち止まらないで直進してしまい、その結果、登山道から外れて進むことにでもなれば、抜き差しならぬ沢に行き当たってしまいます😢奥多摩では、登山道から外れて沢で白骨化しても、誰にも気づいては、もらえません❕このような山作業道では熊以外は、山林業の人も全く来ません😢 (蕎麦粒山〜一杯水避難小屋の区間) 急傾斜で、細いトラバースする区間がありますが、老朽化した桟橋が所在し、長年落葉が堆積しております。雨後は特に、とても滑り易いので、走って🏃、転倒転落しないためにも、スリップ注意⚠? 跨ぐような倒木を登山道脇に移動しましたので、概ね歩きやすいと思います。 (下山:一杯水避難小屋〜棒杭尾根) ハイカーが採石場に紛れ込まないための関係か指導標識が、しっかり立てられており、道迷いしたり、滑落するような危険個所はありませんでした。東日原バス停留所から天目山(三ツドッケ)への登山道として、とてもよく歩かれています🌴 一杯水避難小屋から、間もなくただ一か所、岩山を前にガイドロープが、前進を立ちふさがっていました。ところが、登山道が堆積した落葉に隠されており、岩山の左右にあるべき巻き道が、判りませんでした🌴私は、転落を恐れて直進しましたが、危険性は感じませんでした🌴 この尾根の後半は、石灰岩を掘った採掘の跡地の様で、急傾斜の山肌に取りつけられた巻き道のような狭い登山道で、足を踏み外しやすい危険箇所です🌴 登山口が近くなると、二カ所、崩れてきた石灰岩が、登山道にゴロゴロ散乱しておりました🌴この個所では、発破の振動で、落石があるのでしょう!確か、今年春先の土砂崩れで通行止めは、この個所だったのでしょうか。つまずかないように、足元に注意をしながら、素早く、この危険箇所を通過しました! トイレ🚻🚾と、水場 (登山路)トイレは、奥多摩駅の駅舎に隣接してあります。大変、良く整備されているのて、気持ちを新たに山に、登れました。川乗橋バス停留所には、トイレはありません。 (一杯水避難小屋)トイレが、あります。また、近くに水場が、あります。 (下山口)東日原バス停留所には、トイレが併設してあります。 |
写真
最近では、山が何となく熊臭い。どうやら熊の棲息区域に入ったので、ここで熊避け鈴を装着し、ラジオを鳴らしました🐻
岩手や秋田では、クマによる人身被害深刻化しています🐻
この奥多摩町でも、2025年5月11日深夜にトレラン女性が本仁田山で、消息を絶つています🐻
8月23日夕方、大丹波川「奥茶屋キャンプ場」で渓流釣り男性が、背後で落石のような音がしたあと、小グマに襲われています🐻
ここでも、熊は人間は意外と簡単に倒せると学習し始めたから、フェーズが変わったと言われてます🐻アーバンベア?
残念ですが、奥多摩地区でも、高齢化と過疎化が、進みました🧙♀️
その結果、今では、登山道を守る人が、本当にいなくなりましたね。
林の中から🐻飛びだしてきたら、退却不能。
「防御に徹する!ザックで、頭と首を守って伏せろ!ひっくり返されても、伏せろ!それで、だめなら、喰う気だから、戦闘体制に入れ!」
こういた状況なので、現場で野営は、アウトです。近い所では、一杯水避難小屋が、あります🌴
逆に、時間と場所を考えると、熊の棲息区域を無事に下山されたのでしょうか。
寒いと思ったのですが、一杯水避難小屋の温度計は8度でした。この時間なのに、小屋の扉が、開放されておりましたので、熊対策で、締めておきました。
装備
| MYアイテム |
重量:-kg
|
|---|---|
| 個人装備 |
長袖シャツ
長ズボン
毛糸の長い靴下
登山靴
グローブ
ザック
ストック
ジャケット
ヘルメット
タオル
ダウンのシュラフ
シュラフカバー
トイレットペーパー+1巻き
登山記録アプリをインストールしたスマホ
予備5
000mAhモバイルバッテリー2個
充電ケーブル
携帯ラジオ
コンパス
地図(地形図)
保険証
時計
熊避けの鈴
ホイッスル
昼ご飯
飲料( デカビタ+2本)
行動食(カロリーメイト+2箱)
非常食(ドリンクゼリー+2パックと蜂蜜300グラム)
|
感想
私も、驚いたのですが、青梅駅から奥多摩行きの電車が、紅葉行楽シーズン内というのにビックリする程に空いていたことです。
さて、蕎麦粒山の木立は、葉が落ちて、すっかり冬の装いでした。汗もかかず、水は500cc一本で足りるとは、登山するには良い時期になったと思います🌴
今回の登山には、初雪の降る前に、蕎麦粒山エリアで多摩百山二座を回収したかったです🌴今日は、天候もよく、また、山に棲む自然な熊を避けれる連休最終日しかないと、でかけましたが、想定外で楽しかったです🌴今回は、前評判を参考に、わたくしの脚力では、一杯水に宿泊することを前提に装備をしましたが、思いがけず日帰り登山をできました🌴朝、奥多摩駅に着いて拍子抜けしたのは、昨日と違って登山客が意外にも、まばらだったことでしょうか🌴
奥多摩駅から東日原に行くバスはいつだって川乗山に登るハイカーで満員。それても収まらず、増便しか、記憶がありません。なのに、みんな座れる程、いや、まばらな程、空いていたのは、意外でした。
熊の影響…
ちまたでは、🐻熊の出没を聞かない日は、ありません🌴八王子でも、市街地の犬目町で目撃されております🌴人家のある人里に棲むアーバンベアを、日本猟友会の高齢者ばかりのボランティア活動に任せないでくださいと願わずにはおれません🌴
なお、今度の登山では、ネットラジオは、音質は良いのに携帯電話が、届かなく成ると途絶えることを知りました🌴こんな時に、昔、買ったラジオが、頼もしく役立ちました🌴
(東日原バス停)
東日原バス停で、5時の電車に乗車して、インバウンド観光で中国から天祖山に登りに来た中国人ご婦人5名組(3人は川乗橋付近まで徒歩)にお会いしました🌴『大多摩30座』で登りに来たという。遠く中国の方にも、登ってこそ「○○〇座」達成とばかり、モチベーション向上になっていることを、伺い知りました🌴
外国人の方が、『大多摩30座』に挑戦しているのは不思議な感じです🌴ぜひ、本日お読みいただきました皆様のお力で、「大多摩30座」に次ぎ、都県を跨ぐ「大奥秩父30座」山リストの選定を関係5都県にお願いできないものでしょうか🌴その前に『奥秩父3座』、『東アルプス・奥秩父10座』選定ありでしょうか?
(蕎麦粒山)
蕎麦粒山を前にする巻き道入口で、婦人警察官のような雰囲気の二人組の方とクロスしました🌴どこへ行くのかと尋ねられて、東日原と答えました。『遠いから、大変だわ』
何でしょうね?
時間と場所を考えると、無事に下山されるのかな?大丈夫かいなと、お二人のことが、心配されました🌴連休最終日、本日、登山中にお会いしたのは、意外にもこのお二人だけでした。熊に出会わなかったのは、なによりでした🌴
(往路)
登山路に歩いた鳥屋戸尾根の登山口を、"奥多摩駅の駐車場に車を停め、川苔山から古里駅に下りる"方に教えていただきました🌴
また、登山路に標識らしいものが、一切ありません。その登山路の中間地点に、前方に尾根筋がY字になった場所が、ありました🌴この場所近辺にはピンテやガイドロープもなく、進行方向が分かりませんでした🌴直進でなく、左前方に怪しみながら、植林と広葉樹林の境界を選んで大正解でした🌴少々、面食らっていたので、写真は、ありません。登山道に飛び出した、枝の切断面を目印として、見つけて下さい。
残念ながら、一杯水小屋宿泊のつもりでしたので、荷を軽くするため、ピンテさえも、持参なし。次回は、ガイドロープとピンテで、その個所で、道迷いしないよう養生をしたいと思います🌴
(下山路)
ところで、下山路に歩いた棒杭尾根は、指導標識が、多いのですが、岩山を前に立ちふさがるガイドロープには、参りました🌴降り積もった枯れ葉の中、巻き道を見つけられませんでした🌴
登山口では、バス停までの道が、判らず地元の方に教えていただきました。「左に行って、右に進むでした!」
慌ただしかった登山記録を、最後までお読みいただき、ありがとうございました🌴
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この記録に関連する登山ルート
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Takaosan fukujuso











