天空の稜線歩き 阿弥陀岳〜赤岳〜横岳〜硫黄岳

2016年06月04日(土) [日帰り]

• GPS: 11:36
• 距離: 18.0km
• 登り: 1,648m
• 下り: 1,643m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:48
• 休憩: 1:48
• 合計: 11:36

距離 18.0km 登り 1,648m 下り 1,650m

4:54 赤岳山荘
5:00 美濃戸山荘
6:11 6:15 中ノ行者小屋跡
7:01 7:08 行者小屋
7:47 7:52 中岳のコル登山道水場
7:55 7:56 阿弥陀岳北稜
8:14 8:21 中岳のコル
8:43 8:58 阿弥陀岳
9:25 中岳のコル
9:41 中岳
10:02 10:03 文三郎尾根分岐
10:13 10:16 赤岳
10:20 竜頭峰
10:26 10:30 赤岳
10:35 赤岳頂上山荘
11:10 赤岳天望荘
11:22 地蔵の頭
11:42 二十三夜峰
11:55 日ノ岳
12:00 鉾岳
12:07 石尊峰
12:19 12:33 横岳（三叉峰）
12:37 12:40 無名峰
12:45 12:57 横岳（奥ノ院）
13:10 台座ノ頭
13:25 硫黄岳山荘
13:46 13:54 硫黄岳
14:08 赤岩の頭
14:46 14:48 ジョウゴ沢
14:50 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
14:54 15:15 赤岳鉱泉
15:55 15:56 堰堤広場
16:27 美濃戸山荘
16:30 ゴール地点

お風呂は樅の湯に入りました。17時からは300円に値下げするお風呂ですが、女子側は洗い場待ちの列ができたそうです。

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

前夜泊しました。朝の4時ごろ赤岳山荘のおばちゃんが料金を集めに来ます。車中泊の料金は取らず、一日1000円は良心的と言えないこともない。

写真奥の地点で北沢コースと南沢コースに分かれます。（ここまで10分程度）

登山道の脇でもなく、登山道そのものにイチヨウランが咲いています。誰かが踏まぬように小さな木の杭が刺してありますが、そのメッセージが伝わらぬ時もあるのでは・・・

そしてすぐに名物ホテイランが咲いていました。まだ薄暗いのでシャッタースピードが遅いです。妻が写ってしまいました。

川沿いを歩いて行きます。

ほとんどのコミヤカタバミは暗いので閉じています。早起きの子を撮りました。

河原に飛び出してしまいました。樹林の中の道に戻りました。

行者小屋手前のヘリポートから、八ヶ岳の核心部が見えました。妻は、おNEWのアタックザックです。

大同心、小同心ってどういう意味なんだろう？

行者小屋に到着！トイレに寄ります。

すてきな青空に私の好きな形の雲が浮かんでいました。

行者小屋から10分で赤岳に向かう文三郎尾根とお別れし、阿弥陀岳を目指します。

中岳のコルを目指し歩いて行きます。実は私この辺りで転倒し、右手首をひねりました。かなりの痛みでしばらく立てなかったくらいでした。

コルに到着！権現岳がドカーン！そして富士が！！

富士は日本一の山。

もともとそれほど重くもないザックをデポして、空荷で出発！かなりの急登だが、さっきの転倒で右手が使えないのが痛い！

人は多いし、落石もしやすそう、転倒しやすそうでこわかったです。そうそうおNEWのヘルメットを着用しました。ヘルメットした方がいいと思いますよ。

北岳と甲斐駒（御嵩さんは甲斐駒登頂中！）

加えて仙丈。千両役者揃い踏み。

中ア

権現山とギボシ

絵になります。

槍まで見えちゃった。

天狗と東天狗

プリン・・・じゃなくて蓼科山

硫黄岳は山頂より縁が自己主張する山。

横岳は歩いてみると堆積岩っぽい。

赤岳は間違えなく主峰の趣あり。

のっけからえらかったけど、阿弥陀は最高の展望だ！

さあ、降りましょう。

このカップルとは、赤岳まで抜かされたり、抜いたりでした。お互いの水分を相手のザックのポケットに入れるという賢い技を使っていました。

行者小屋は水が豊富です。

中岳から阿弥陀を振り返るとやはりなかなかの急傾斜です。

赤岳へは、最初は九十九折です。

雲が出てきました。

近くで見るとなかなか手ごわそうな感じが伝わってきます。

天空の道を行く。

九十九も大変だけど・・・

岩登りもなかなか大変だ。おまけに右手を負傷しています。

中山からの阿弥陀岳はなかなかの急斜面です。

長野県警のヘリが来ました。阿弥陀岳の途中で道を外れ動けない人がいたようです。

ヘリは何度も旋回し、救出にかなり時間がかかりました。急斜面だったので難しかったのでしょうか？

おどろおどろしい景観ですね。しっかりとした足場がありますから見た目ほど難しくはありません。

赤岳頂上小屋にはいい思い出がありません・・・

ついに着きました。百名山ゲットです。

まだ手こずっています。見ていてはらはらします。結局人を引き上げているところをはっきりと確認できませんでした。

赤岳からの阿弥陀。写真の人は×印のところを下りて行きました。危なっかしい感じでした。

ミヤマキンバイ

うーんなんでしょう.
コメバツガザクラ
（可児からの山歩きさんご教授）

赤岳頂上小屋

絶対泊まらないぞ！

赤岳展望荘を見下ろす。

まだ、先は長い。

下の方で光っているのはビニールハウスでしょうか？

オヤマノエンドウ

すれ違いの厳しいところ多々あります。

ここの小屋はバイキングと聞いてますが・・・五右衛門風呂もあるそうです。

チョウノスケソウ

どれだけ風力で電気が作れるものでしょう？

一遍泊まってみたいものです。

これでもだいぶ体重減ってきましたが、まだまだ腹が出ています。

さあ横岳制覇だ。

横岳は遠くから見るとなだらかですが、けっこうガタガタです。

振り返ると屹立する赤岳。

とうとうツクモグサが現れました。

横岳ってなめたらいけませんよ。

この辺りはとにかくオヤマノエンドウが多かったです。

砂礫地でがんばる応援したくなる花です。

葉っぱが印象的ですね。

穂高にも少し似てますね。

奇岩もあります。

周りの展望は残念なことになってきましたが、花はぐぐっと増えました。

ほんとうにきれいな花ですね。貴の中に真黄。そして緑の星形。

岩登りの練習をしている人たち。

横岳到着！

鎖やはしごをゆっくり降りて行きます。

ハクサンイチゲかな？

あそこでおにぎりたべよっと。

ここのトイレはきれいな水洗ですよ。妻は赤岳鉱泉までがまんするといいます。

ここで妻は転んで、私とは反対側の手をひねります。

硫黄岳から振り返ります。

硫黄岳の爆裂火口。何度見ても自然の驚異に驚かされます。火山のエネルギーは日常生活で見ているものとはけた違いです。

周りが白くなってきました。

ひゃー！霧だ！またか。

おおっ！大勢上がってくる。

交代しましょ。

今日歩いてきた稜線が見えます。そしてお別れです。

赤岳鉱泉まで長かったです。

トイレに行き、ここでゼリーを食べました。

正真正銘お別れです。

キバナノコマノツメ

シロバナヘビイチゴ

これもまた八ヶ岳

一箇所ショートカットできますよ。

帰ってきましたよ。

満車だった駐車場も閑散としてきました。

パノラマです。

感想

ベッカム

　気になる美濃戸口への車道ですが、プリウスでも行けました。
　阿弥陀岳の上り下りは、急斜面だけでなく落石の可能性があるためヘルメットの着用を進めます。赤岳のみならず横岳も油断大敵です。
　赤岳鉱泉から車道に出ますと一箇所ショートカットできるところがありますよ。
　

コメント

ルピモさん

御嵩発山歩き(♂)
ベッカムさんこんばんは。
甲斐駒から八ヶ岳は最後まで見えていました！
昨年もツクモグサの時期に登っていたので、もしかしてと思いながら八ヶ岳を眺めていましたよ。
最近行く方向は似ていますね！
ホテイランやオヤマノエンドウは見た事なく、行きたくなりました。
甲斐駒は全く花が無かったので、羨ましいです。
いよいよ梅雨入りですね、今週は天気が悪そうです。

ベッカム

Re: 御嵩発山歩き(♂)
妻はいつの間にか百名山中毒にかかってしまって
けっこうロング山行でもこなそうとするように変わってきました。
と言っても�邯揚�根は大変そうです。
やめておきます。
昨年�邯揚�根からやってきた青年に会いましたが
それから仙丈に行くと言って別れました。
そして我々が甲斐駒をえっちらおっちら下っていると
なんと本当に甲斐駒に再び登ってくるではありませんか。
一日に甲斐駒２回、仙丈１回
あり得ません。すごい人がいるものです。

ルピモさん

Re[2]: 御嵩発山歩き(♂)
甲斐駒山頂は強者ばかりでしたよ！
その中に黒戸尾根で甲斐駒〜仙丈ピストンが2名いました。
実際はもっと多くいると思います。
今まで登った山とは別世界の人が沢山いて、貴重な話も聞けました。
ベッカムさんダイエット中ですか？
それでは是非、黒戸尾根をお勧めします。
一時的ではありますが、めちゃくちゃ減りました！

ベッカム

Re[3]: 御嵩発山歩き(♂)
体重どころか命も減ってしまいそうな世界ですね。最近ひざが痛くなることもないのでランニングにも取り組んでみようかしら？御嵩さん、いつも刺激をありがとうございます。

やまさん

Re[4]: 御嵩発山歩き(♂)
私も黒戸尾根や早月尾根で3�埖僚鼎�減りましたよ！


1日で元に戻りましたが…(笑)

やまさん

赤岳展望荘
一度泊まったことがあります。
五右衛門風呂は入れ替え制でタイミングが良ければのんびり入れますが、タイミングが悪いと行列ができます(笑)
汗が流せて気持ちいいですが…天水なのに湯の華が浮いていました(+_+)
食事のバイキングは麓で作ってヘリで荷揚げしているようで、とても美味しいです！
談話室からは富士山もテレビも見られるし、夜は諏訪の夜景が見られるのでオススメです！

ベッカム

Re: 赤岳展望荘
バイキングって
どの程度か気になっていました。
今ダイエット中なので
しばらくは行かないでおこうと思います。（笑）
五右衛門風呂はちょっとこわいな。

ベッカム

登山後に
昔はかつ（味噌カツやソースかつ）を食べることが多かったので、体重はすぐに元通りになることが多かった。この前は蕎麦だけにしておいたらまあまあリバウンドを抑えられたように思います。信州へ行ったら「ソースかつ丼」ではなく「蕎麦」にしようかと思っています。

やまさん

Re: 登山後に
調べてみました。
早月・黒戸クラスのカロリー消費量は約7000kcalで何も食べなきゃ1kg程度の脂肪を燃焼する計算になります。
ですが、何かを食べなきゃ登れませんので脂肪の減少は半分ぐらいでしょうか？
ならば減った体重の大半が水分の損失だと思われます。

蕎麦も美味しいですが、壊れた筋細胞を修復するためには…やはり肉でしょ( ´艸｀)

ベッカム

Re[2]: 登山後に
いろいろと科学的なアドバイスありがとうございます。
いつも水の補給だけは心がけています。
肉もほどほどにはとるようにしますね。
来週人間ドックなので体重を減らしています。（笑）