好天の那須岳（三斗小屋温泉テント泊）

2016年06月03日(金) ~ 2016年06月04日(土)

• GPS: 27:50
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,274m
• 下り: 1,555m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:10
• 休憩: 1:00
• 合計: 5:10

距離 7.4km 登り 378m 下り 600m

9:40 那須ロープウェイ山頂駅
9:45 9:50 牛ヶ首山頂分岐
10:20 山頂口
10:30 10:55 那須岳
11:05 山頂口
11:05 11:10 お釜口
11:30 硫黄鉱山跡
11:45 無間地獄
11:55 12:00 牛ヶ首
12:05 姥ヶ坂
12:45 13:05 姥ヶ平
13:10 ひょうたん池
13:20 姥ヶ平
14:15 沼原分岐
14:50 三斗小屋温泉

2日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:25

距離 10.1km 登り 894m 下り 961m

7:05 三斗小屋温泉
8:20 8:25 隠居倉
8:55 9:00 熊見曽根
9:05 1900m峰
9:25 清水平
9:35 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
10:10 10:20 三本槍岳
10:45 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
10:55 清水平
11:15 1900m峰
11:20 熊見曽根
11:35 朝日の肩
11:45 朝日岳
11:55 12:00 朝日の肩
12:15 恵比寿大黒
12:30 12:35 峰の茶屋跡避難小屋
12:55 中の茶屋跡
13:10 登山指導所・登山ポスト
13:20 峠の茶屋駐車場
13:30 那須ロープウェイ山麓駅

天候

2日とも晴天、弱風。2日目は天気下り坂なのか雲が広がり始めた。

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き
JR　赤羽5:20-6:51宇都宮6:56-7:47黒磯（2,592円）
バス　黒磯8:20-9:20那須ロープウェイ（東野交通　1,250円くらい）
　　http://toya108.jp/public/_upload/type017_37_1/file/file_14620050633.pdf
ロープウェイ（20分間隔の運行。約5分で山頂駅へ）750円
　　http://toya108.jp/nrw/index.php

帰り
バス　那須ロープウェイ14:10-14:50那須湯本温泉(東野交通　860円）
高速バス　那須温泉16:00-19:15王子(JRバス関東3,390円)
　※往復料金、当日料金等で値段が変わります。
http://time.jrbuskanto.co.jp/bk040430.html#up_01

コース状況／危険箇所等

・火山ですので、ガレ場、ザレ場、浮石あります。噴気口もあります。
・牛ヶ首から三斗小屋温泉方面に下ると樹林帯に入ります。虫が多いです。
・朝日岳〜峰の茶屋跡への下りは、岩場のトラバース地帯あり。
　急坂、狭い場所にはクサリついてます。

その他周辺情報

テント泊（2,000円、４張限定のため予約必要、露天風呂・水・宿内のトイレ付）
　※露天風呂は15-17:00は女性限定、朝6:30まで入れます。
http://www.tabakoyaryokan.com

温泉：那須温泉　鹿の湯（土日は500円）
　※石鹸・シャンプー等は使えません。
http://www.shikanoyu.jp

写真

6/3 9:49

ロープウェイ使って、山頂駅へ。晴天です。

6/3 10:50

約50分で茶臼岳山頂へ。金曜日ですが、登山客多いです。

6/3 10:42

北側の稜線が素晴らしい！三倉山〜大倉山〜流石山の稜線みたいです。

6/3 11:03

三本槍〜朝日岳方面の眺め

6/3 11:07

茶臼岳頂上のお鉢を巡ってから蜂の茶屋跡方面へ下山します。

6/3 11:15

茶臼岳は噴気口も多い、岩だらけの山なので、草木は生えてません。

6/3 11:46

西側には緑が広がります。

6/3 11:50

茶臼岳で一番大きな噴気口、無間地獄。グォーと不気味な音がしました。このすぐ下を横切る登山道を通って牛ヶ首へ向かいます。

6/3 12:00

牛ヶ首方面から見た茶臼岳。左の噴煙が無間地獄。

6/3 12:29

姥ヶ平方面へ下ります。新緑が綺麗です。秋は紅葉の名所らしい。

6/3 12:59

姥ヶ平には立派なベンチが3つ4つありました。ここで茶臼岳見ながら昼飯休憩。

6/3 13:04

イワカガミが満開でした

6/3 13:13

ひょうたん池から見た逆さ茶臼

6/3 13:21

ツマトリソウ

6/3 13:24

立派なイワカガミ

6/3 14:23

チゴユリ

6/3 14:36

マイヅルソウはいたるところに咲いてました。

6/3 14:46

スミレの季節では終盤に咲くニョイスミレ（ツボスミレ）も沢山見ました。

6/3 15:16

15時前に三斗小屋温泉に到着。今日の我が家を設営。この日は4張のうち3つがアライのエアライズ（3人用）・トレックライズ（1人用、2人用）と緑色が並びました。

6/3 15:49

三斗小屋温泉の煙草屋でよく見る風景。大正・昭和初期にタイムスリップした感じで雰囲気良いです。複数で行く事あれば、ぜひ小屋泊りしたいな。

6/3 16:02

露天風呂は15〜17時が女性限定。幕営後暇なので、近くの山道を散歩。ズダヤクシュが咲いてました。

6/3 16:13

ノビネチドリ

6/3 16:46

ハクサンチドリ

6/3 16:47

サラサドウダンツツジ

6/4 2:54

3時前に起きて星撮りました。三斗小屋温泉からの天の川。右下の赤い星は火星かな？　訂正）火星→さそり座のアンタレス。一番明るい白い星は土星です。skywatcherさんありがとうございました。

6/4 2:59

北側のカシオペア方面。屋根の左上にアンドロメダ星雲発見

6/4 3:03

頭上には天の川と夏の大三角形

6/4 4:32

朝風呂

6/4 7:10

2日目行動開始。熊見曽根を通って稜線を目指します。終盤のショウジョウバカマが咲いてました。

6/4 7:19

ウラジロヨウラク

6/4 7:30

源泉地の煙

6/4 8:07

登ってきた稜線。虫多くて暑かった。

6/4 8:33

ベニバナイチヤクソウ。まだ蕾が多かったです。

6/4 8:34

タチツボスミレ

6/4 8:37

イワハタザオ。もしかしたらミヤマハタザオ？

6/4 8:37

今日の茶臼だけも良い天気。1819mのピーク、隠居倉あたりから

6/4 8:37

パノラマで。左から朝日岳、茶臼岳、南月山かな？岩・火山・緑と、特徴が違う山が仲良く並んでます。

6/4 8:49

歩いてきた稜線。ピークが隠居倉です。

6/4 8:53

もう少しで主稜線！

6/4 9:08

主稜線へ到着。三倉山への稜線も素敵な眺め

6/4 9:08

茶臼岳方面の稜線

6/4 9:12

三本槍岳までピストンします。パノラマで三本槍岳から清水平の湿原。

6/4 9:26

清水平の湿原は干乾びてます。

6/4 10:08

三本槍岳に到着。なだらかな道ですが、長くて疲れました。

6/4 10:11

尖った山が見えました。旭岳（赤崩山）でしょうか？調べてみたら登山道は無いようだ。

6/4 10:19

一番低いコルは大峠。そこから三倉山への稜線が繋がってます。大峠は江戸時代、江戸と会津を結ぶ道だったそうです。

6/4 10:41

清水湿原あたりのミツバオウレン

6/4 10:46

アズマシャクナゲも少しだけ残ってました。

6/4 10:58

コケリンドウ

6/4 11:46

今日最後のピーク、旭岳。

6/4 11:52

旭岳から見た茶臼岳

6/4 11:56

白いイワカガミ。ヒメイワカガミでしょう。

6/4 12:06

下山します。朝日岳は岩だらけの山

6/4 12:20

もう一枚

6/4 12:33

蜂の茶屋跡辺りから。山と雲の形が微妙にマッチしてました。

6/4 12:51

蜂の茶屋跡のコル

6/4 12:50

那須岳、天気も良く、期待以上に良い山でした。

6/4 13:09

峠の茶屋の駐車場辺りにはベニサラサドウダンがたくさん

6/4 13:14

峠の茶屋でアイスミルク。この後、那須温泉の鹿の湯で疲れを癒し帰宅。お疲れ様でした。

撮影機器：

E-M5 OLYMPUS IMAGING CORP.

E-PL5 OLYMPUS IMAGING CORP.

TG-1 OLYMPUS IMAGING CORP.

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ

感想

vvaren3

東京からアクセスが良い那須岳。
いつでも来れると思って後回しにしてましたが、夏山の練習を兼ねて三斗小屋温泉でテント泊してきました。
火山地帯の那須岳は、山の形も変化に富み、歩く度に景色が変わり楽しい山登りができました。
コンパクトな山々ですが稜線歩き、樹林帯、湿原、岩稜帯など色々歩けました。

秘湯中の秘湯の一つを言われる三斗小屋温泉は、テント泊客（要予約）は露天風呂だけ。
無臭白色で適度な温度で気持ち良く入れました。
3度入りましたが、特に山肌に当たる朝日を見ながらの朝湯は最高でした。

テント場はコンパクトで1日4張まで。
同泊の方々とはすぐに打ちとけ合い、酒盛りや温泉などご一緒させていただき、ありがとうございました。

次は紅葉の季節に、また三斗小屋温泉へ行きたくなりました。

コメント

skywatcher

綺麗な星の写真、堪能しました。
gutti_sikiさん、こんにちは。

良く晴れて幕営には絶好の日和でしたね。
星の写真ですが、天の川が美しい！！
最近、こんな写真を撮っていないなぁ〜　と思っています。
右下の赤い星は、さそり座のアンタレスです。火星はもう少し右で、残念ながら木に隠れていますね。　ちなみに、アンタレスの少し上にある明るい星は土星です。

夏の大三角で、デネブのすぐ左下に赤い『北アメリカ星雲』が写っています。
良く写りましたねぇ。　素晴らしいです。

三斗小屋温泉、ひなびた昭和ロマンのたたずまいがイイですねぇ〜。
行ってみたくなります。　テント？　私のはアライのオレンジ色です。

では、また。

vvaren3

Re: 綺麗な星の写真、堪能しました。
skywatcherさん、コメントありがとうございます。
三斗小屋温泉の周りは山に囲まれて、全天を見ることはできませんでしが、
光源全くないので、星の撮影には良い場所でした
北アメリカ星雲、いま星座辞典引っ張り出して確認しました。
確かにデネブの近くにうっすらと赤いシミが

skywatcherさんに前教えてもらったアンドロメダ星雲は今回確認できました
また星の件、いろいろと教えてください

orca2327

お世話になりました。
テント場でご一緒させて頂いた、トレックライズ0のorca2327です。
宴会、温泉と楽しく過ごさせて頂きました。ありがとうございました。
下山後は、こじんまりとした小鹿の湯（源泉は鹿の湯と同じだそうです。）で汗を流しました。
鹿の湯と違い、石鹸・シャンプーが使えて、穴場だそうです。帰りにご一緒した新品エアライズの方に連れて行って頂きました。

vvaren3

Re: お世話になりました。
orca2327さん、コメントありがとうございます＆お疲れ様でした！！
楽しい一夜、ありがとうございました
三斗小屋温泉、最高でしたね。
またチャンスがあれば、行きたいと思ってます

私は子鹿の湯と同じ源泉の中藤屋に最初行ったのですが、団体客が多くて断られてしまい、
鹿の湯に変更しました。

また、どこかの山でお会いできれば、お酒飲みましょう

thoughtmay

お疲れさまでした
アップ、お待ちしておりました。
同宿の6連泊野郎です。

最終夜でのみなさんとの楽しいお話が
何よりの思い出となりました。
本当にありがとうございました。
夜空の写真、保存させていただきました。
感謝です。

vvaren3

Re: お疲れさまでした
thoughtmayさんコメントありがとうございます＆お疲れ様でした。
一週間ぶりの下界はどんな感じでしょうか

こちらこそ楽しいひと時をありがとうございました。
自宅に戻ってからも、気がついたら三斗小屋の露天風呂の眺めを思い出してます
湯質も雰囲気も最高に贅沢な温泉でした。
また必ず行きたい場所になりました！