鶏冠山

keizi666
その他2人 - GPS
- 11:09
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,633m
- 下り
- 1,621m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:53
| 天候 | 1日目晴れ、2日目雪のち晴れ |
|---|---|
| 過去天気図(気象庁) | 2025年11月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
| コース状況/ 危険箇所等 |
出だしは急登、岩稜帯は転滑落のリスクがあるため万人にはおすすめしないが、クライミングをしてる人にとっては問題がない程度。リスク度は人によります。 |
写真
装備
| 個人装備 |
ザック
手袋
簡易ハーネス
ヘルメット
確保器
シンプルアッセンダー
ホイッスル
ストック
レインウェア
サングラス
ヘッドライト
モバイルバッテリー
ケーブル
手ぬぐい・タオル
防寒
飲み水
昼食x2
行動食x2
結束バンド・針金
ナイフ
財布
鍵など
エコバッグ
歯ブラシ
着替え
夕食と朝食の食材
食器
個人マット
寝袋
|
|---|---|
| 共同装備 |
ロープ(8mm30m)
ファーストエイドキット
テント
火器
カラビナ4枚
スリング4本(60cm
120cm)
|
感想
なんとなく知っていて、そのうち登ろうかなと思ってた鶏冠山に誘われたので行ってきました。甲武信小屋でテント泊の1泊2日。甲武信小屋のテント場は予約が必要なので、事前に電話して予約しておきましょう。予約しておくと良い場所に張らせてもらえます。
鶏冠山といえば上部の岩場ですが、テント泊だと問題になるのが前後の登り。木賊山まで累計標高1500m(累計200mの下りがある)を登るわけで、装備を軽くしていく必要があります。でないとバテます。装備の軽量化が鍵です。と言って必須装備を省くわけにはいかないのだけど。
今回は3人パーティーで、全員ある程度クライミングをしているというメンバー。全員鶏冠山は初めてなので、一応多少の登攀装備を持っていきました。ヘルメット、8mm30mのセミスタティックロープ、簡易ハーネス、確保器、カラビナとスリングなど。
それらを使ったのは第3岩峰。他の山行記録の通り基部を左から登って、右にトラバースしてあとは直登。ロープを使うのなら、ビレイヤーは左に回り込まずに基部中央にある木のあたりでビレイするとよいでしょう。途中に中間支点として4本のハーケンと紫色のスリングが付いた確保支点があります。アルパインヌンチャクを3,4本持っていくとより安全に登れます。10m弱登るとリングボルトとハーケンにスリングが付いた確保支点があるので、そこでセカンド以降を確保するとよいです。
登攀グレードを付けるなら、クラシックグレードで2.5級、デシマルで5.5か5.6、ボルダリングで6.5級くらい。クライミングとしては簡単な部類で、普通にクライミングをしているクライマーにとっては「まず落ちない」程度のものです。全員クライマーなら全員フリーソロでもいいくらい。今回は折角持っていったし初めてのルートだし、ということでロープを使いました。ロープを使ったことによるタイムロスは10分程度かと思います。
クライミング未経験で高さが怖くて動けなくなってしまうとか、リーチが短すぎてホールドに手が届かないという人はロープ無しでは登らないほうがよいと思います。登りたいならクライミング経験者と行って、ロープで確保してもらってください。または、クライミングの練習をして、インドアジムでリードなら5.9、ボルダリングなら5級を安定して落ちずに登れれば、ここも安心して登れると思います。
第3岩峰以降は、ヤセ尾根や急下降などいろいろありますが、全体的にはしゃくなげの枝が張り出した狭い道に難儀しました。視界も悪く、正しいルートから外れがちになります。ピンクテープが豊富に貼られているので、それをよく探しながら、GPSの軌跡もよく確認しながら歩くとよいです(事前に他人のログを入れておくとよいです。私はジオグラフィカの開発者なんで、ジオグラフィカに計画を入れていきました)。
ということで、なんやかんやで8時スタート、16時に甲武信小屋で8時間掛かりました。
翌日は徳ちゃん新道で下山。雪がまぁまぁな強さで降り出したので、甲武信ヶ岳の山頂には行かずさっさと下山しました。鶏冠山を短くまとめると「急登のち岩稜のちしゃくなげ、クライマーにとってはなんでもない簡単な岩登り、ハイカーにとってはリスクがある岩峰」という感じです。











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